『ありがとう』をキミに   作:ナイルダ

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今回は江ノ島と苗木達からいったん離れて、とある人物のお話です。
オリジナル設定、オリジナルキャラの要素を含みますので、ご注意を。
それでは本編(閑話休題)です。


Episode0 始りのキボウ

ーー???視点ーー

 

私は幼き頃から〝数多の才能〟を持っていた。

 

成長するにつれその〝才能〟はさらに幅を広げていく。

 

気付けば私は何をしても誰よりも秀でていた。

 

そして辺りを見渡せば……

 

 

 

 

 

〝私は独りだった〟

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

私はごく一般的な家庭に生まれた。

両親は共働きで、家に帰っても私はいつも独りだった。

特に親しい友人もおらず、することも無い。

そんな私に、両親は本をよく買い与えた。

初めは何の変哲も無い絵本だった。

しかし、私にはそれが酷く〝つまらない〟モノに思えた。

私はもっと難しい本を要求した。

どうやら両親は知らなかったらしい……私が暇な時間に見ていた『広辞苑』やら『漢和辞典』、『英和辞典』などの内容を既に〝全て暗記〟していることを……。

難しい漢字が羅列されている本も読めれば、英語で書かれている本も理解できた。

 

 

***

 

 

暫くして、両親は私の〝異常性〟に気付いたようだ。

2人はたいそう喜んでいた。

そうして〝天才〟だの〝神童〟だのと言っていた。

 

それから私は様々な習い事に連れて行かれた。

最初はどれも純粋に楽しかった。

私は短時間で何もかもを吸収し、さらにそれを昇華させることもできた。

何をやっても誰よりも上手にできた。

コンクールに出れば一番を取り、大会に出れば優勝した。

周りの人間は全員私を褒め称えた。

例外なく賞賛した。

両親もそうだった。

私は嬉しかったのだろう。

あまり相手をしてもらえない両親も、賞を取った時はたとえ忙しかろうと相手をしてくれた。

だから私は習い事を続けたのだろう。

 

 

***

 

 

しかし、成長するにつれ私を取り巻く環境は少しずつ歪んでいく。

教室に行けば、〝賞賛〟や〝羨望〟だった周りの声が〝嫉妬〟や〝嫌味〟に変わっていった。

さらに、私は多くのメディアにも露出していた。

 

 

天才中学生、世界記録更新!!

 

神童〝???〟の描いた絵画が一億円で落札!!

 

〝???〟、世界的権威と夢の共演!!

 

 

そんな私の周りには、常に人だかりが出来ていた。

だが私は理解していた。

それはただの〝興味本位〟なだけ。

私の能力や私の残す結果にあやかりたいだけの有象無象だと。

 

そして、私の中で決定的に〝何か〟が壊れたのは両親の離婚だった。

 

私の家庭は、私が取ってくる賞金などのおかげで大分楽になった。

すると、母は仕事を辞めた。

そして、私のすること成すことに常に口を出すようになった。

 

 

「次はあのコンクールに出なさい。」「この大会の準備は出来ているの?」「この前、先生が褒めていたわ。その調子よ。」「周りの人間のことなんて気にしなくていいのよ、あなたは特別なんだから。」「…どうしてこのコンクールに応募しなかったの…?」「…どうして私の言うことを聞かないのッ!?話を聞きなさいッ!!」「ーーーーー!!」「ーーーーッ!?」「ーーー…。」「ーー。」「ー…。」「…。」

 

 

私は父に相談した。

〝習い事を辞めたい〟と…。

父はそれを承諾してくれた。

しかし、母は違った。

家庭は私の教育方針により大いに荒れた。

 

そして、父は家を出て行った。

母には〝狂気〟が宿っていた。

私は理解した…母を変えたのは私だ。

私の〝才能〟が全てを変えてしまったのだと。

 

 

 

『こんな〝才能〟など…無ければよかった。』

 

 

 

私は心の底からそう思った。

そして、私は〝心を閉ざした〟。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

いつの間にか私は成人していた。

 

考えることが面倒になった私は、母の言う通りに生きていた。

有名進学校に行き、海外の超難関大学を主席で卒業した。

そして言われるままに見合いをし、その女の家に婿入りした。

 

どうやらどこぞのご令嬢らしいが、そんなことはどうでもいい。

私は〝その女〟に何の感情も抱かなかった。

期待をするだけ無駄であると、私はどうしようも無く理解していた。

海外に出ても、私に並ぶような人間はいなかった。

そう、私はどこにいようと〝独り〟なのだ…。

だから〝その女〟にも興味はない。

私が稼いだ金をいくら使おうが、何に使おうが好きにすればいい。

 

私は若くして会社を立ち上げ、その会社は私の〝才能〟によってみるみるうちに成長していった。

そして気付けば、三十路辺りには一生かけても使い切れない程の金が手元にあった。

世界に名だたる企業のトップとして、常に働いていた。

 

別に苦痛は無かった……私はもう、何も感じないから。

 

家にも帰らなかった……私はどこにいようと、独りだから。

 

 

 

〝才能〟のせいで何もかもがつまらなかった。

失敗もなければ挫折もない。

努力をしなくても多大な結果が手元に残る。

周りの人間は、ただ私についてくるだけだった。

私についてくれば、成功が約束されていたも同然だったから。

思い返してみれば、私は誰かと意見を交わしたことがない。

私は正しく、そして成功してきたから。

 

 

***

 

 

そしてある時、私は偶々社内でこんな会話を聞いた。

 

「はぁ、〝???〟さんって何考えてるかわからないよな…。」

 

「全くだな…。俺達が何を言っても『ツマラナイ』しか言わないし、それに自分の意見しか採用しないし…。」

 

「ぶっちゃけ、俺達要らないよな!」

 

「でもまぁ、おいしい飯をただで食えるようなもんだ…、楽だからいいよな!」

 

「だな!」

 

そう言うと、2人は笑いながらその場を去った。

 

その会話を聞いて、私は……やはり何も感じなかった。

もはや〝他人〟が何を言おうと〝私の心は動かない〟。

 

 

***

 

 

そうやって機械的な日々を送っていた私に〝転機〟が訪れた。

 

 

〝母が亡くなった〟

 

 

私は何も思わなかった。

しかし、少しだけ心が軽くなった気がした。

 

葬儀は全て〝あの女〟に任せ、私は何もしなかった。

何か言ってくるかと思えば、何も言ってこなかった。

 

ふと思い返してみる。

私がたまに家に帰っても、何も言わずに食事を用意し、風呂を沸かす。

形だけとは言え、結婚してこのかた会話をした覚えが無かった。

 

そして、偶々気が向いたので更に観察することにした。

私の〝眼〟を持ってすれば、大抵のことが見るだけでわかる…。

 

その結果、私は彼女に〝少しの興味を抱いた〟。

 

他に男を作っているかと思えば、そうでは無い。

何かブランド物を買っているかと思えば、そうでも無い。

では、何をしているのか…。

それは家を見てみればわかった。

 

 

〝少し不格好な手芸品や、安っぽいオルガン〟

 

 

どうやら浪費家ではないらしい。

しかしどういうことなのか…。

彼女には私の金を自由に使えと言ってあるはずだ。

欲が無いのか…?

それともそれを私が伝え損ねていたか…?

 

〝母の呪縛〟が解けた今、私は他人を冷静に観察できた。

 

そして私には彼女が、今まで見たどの人間とも違って見えた。

今まで私が見てきた人間は、誰もが私の生み出す利益しか見ていなかった。

端っから私には勝てないと思い、私と競おうという人間はいなかった。

 

そこで、この女。

私と競おうとはしていないが、金や名声に全く興味が無いらしい。

私は尋ねることにした。

 

そして口を開く。

 

 

(いつぶりだろうか…自らの意思を持って誰かと話をするのは…。)

 

 

「……おい…。」

 

「……ッ!!い、出流様!いかがなさいましたか?」

 

随分と驚いているようだ。

まあ、無理もない。

私が婿入りしてこのかた、もう何年も喋っていないのだから。

 

「お前は普段、何をしているのだ?」

 

「わ、わたくしですか?そ、そうですね…手芸や楽器の練習などをしております…。あ、あと内職やパートを少し…。」

 

(やはりか…。それよりも内職?パート?金なら有り余っているだろうに…。)

 

「なぜ内職などしている…。

私の金を使っていいと言ってあったはずだが…。

それとも、私が伝えていなかったか?」

 

「と、とんでもございません!勿論存じております!

生活費などは、出流様がお稼ぎになったお金を使わせていただいております。

た、ただ…わたくしの趣味に使う分は、わたくし自身で稼ごうかと…。」

 

やはり、彼女は私が知っている人間達とは少し違うらしい。

なぜ自ら面倒な道を選ぶのか…。

 

「なぜ私の金を使わない…、なぜわざわざ苦労する方を選ぶ…?」

 

「え、えぇと…わたくしの家、〝神座家〟ではかく在るべしと厳しい躾を受けてきました…。

ですので…わたくしには自由がありませんでした…。

当然、世間を見ることも叶わなかったのです…。」

 

(…経緯や内容は違えど、彼女にも〝自由〟は無かった様だな…。)

 

出流は少しの共感を覚える。

自らも母による抑圧された生活を送っていた。

それを思いだし少し心が曇る。

 

「ですので…まぁ…、そのぉ~…ただ単にやってみたかっただけなんです…。」

 

彼女は照れくさそうに答える。

 

(違った…。大した理由など無かった…。)

 

事態を複雑に捉えていた出流だったが、盛大な肩透かしを喰らう。

これが…〝神座出流〟が人生で初めて裏をかかれた(?)瞬間であった。

 

 

 

「そ、それよりも…出流様…。どうかなさったのですか?」

 

今度は彼女の方から質問が飛んでくる。

 

「…何でも無い…、偶々だ…。偶然誰かと話をしてみたい気分になったのだ…。」

 

「そうですか…偶々ですか…。」

 

彼女はそう言うと、優しく笑った。

その笑顔に、出流の心が急に波打つ。

 

(…ッ!なんだ…今のは…。)

 

出流には〝それ〟が何なのかわからなかった。

しかし、長きにわたり閉ざし続けた〝出流の心〟には、確かに…何かが起ころうとしていた。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

出流は母が亡くなってからも、結局代わり映えのしない無機質な生活を続けていた。

ただし、変わったことが1つだけあった。

それは……

 

〝家に帰り、妻である〝神座ひかり〟とよく会話をするようになったこと〟

 

……である。

彼女は、その日起きたことをとても楽しそうに話した。

出流にとっての〝ツマラナイ世界〟は、どうやら彼女にとっては光り輝いて見えているらしい。

そんな彼女の話を聞くのが、いつの間にか出流にとっての楽しみになっていた。

 

そして、出流は少しずつ変わっていった。

と、言うより…幼き日の美しき感情を取り戻していった。

 

〝神座ひかり〟は〝出流の冷え切った心〟を少しずつ暖め、溶かしていく。

 

 

 

 

 

後に神座出流はこう語る……

 

『私の妻…〝神座ひかり〟こそ、〝希望〟の正しき在り方だ。』

 

……と。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

ーー???視点ーー → ーー出流視点ーー

 

出流はひかりの優しさに触れていく内に、心の奥に確かな〝希望〟を抱くようになっていた。

 

〝ツマラナイ世界〟

 

もしそれが出流の心を完全に支配してしまったのなら、彼は〝絶望〟へと身を堕としていただろう。

 

何も感じない世界。

起こりうる事態は全て予想通り。

失敗がなく面白味もない。

圧倒的な才能故の絶対的な孤独。

暗闇の中にただ独りの冷たい世界。

 

そんな〝出流の世界〟は〝神座ひかり〟との出会いによって180°変わった。

 

暗く冷たい世界は、明るく暖かな世界へと変貌を遂げたのだった。

 

 

***

 

 

そんなある日、出流は風の噂を耳にする。

 

 

 

天才高校生、圧巻の演技で見事金メダル獲得!!

 

世界王者まさかの敗北!新チャンピオンは17歳!!

 

まさに神童!!神座出流の再来かッ!!

 

 

 

出流の心に、懐かしい感情が湧き上がる。

 

〝他者と競うことの喜び〟

〝上を目指すことの楽しさ〟

 

出流は久しく忘れていた。

自分と並ぶ存在など、世界中を捜せどいなかった。

どこを見渡しても〝つまらない世界〟しかなかった。

そんな思い込みが、出流の感情に蓋をしていた。

 

しかしこの時、再び湧き上がった。

 

 

***

 

 

このところ熱心に調べ物をしていた出流に、ひかりが話しかける。

 

「出流様…どうかなさったのですか?」

 

ひかりの声により、出流の意識は現実に戻ってくる。

 

「いや…、ちょっとな…。」

 

出流は部下に調べさせた情報をまとめていた。

世界各地に点在する、若き才能達の情報を…。

 

そして出流は確信する……

 

 

〝この人材達は、特定の分野ではあるが私と対等になれる〟

 

 

……と。

 

ひかりにより輝きを与えられた出流の世界にも、やはり対等と呼べる存在はいなかった。

出流は心の奥底で願っていた。

 

対等と呼べる存在が現れることを……

そして、自分に〝敗北〟と〝挫折〟を与えてくれることを……

 

 

 

暫く資料を読み漁っていた出流は、ひかりの食事ができたという声で我に返る。

そして、暖かな料理が用意されているテーブルへと向かった。

 

 

***

 

 

食事の席にて、ひかりは先程の疑問を再び出流へと向けた。

 

「先程もそうですが…このところ何を調べていらっしゃるのですか?」

 

出流は思ったことをありのままに話した。

 

「巷で〝超高校級〟と呼ばれる人間が、様々な記録を打ち立てているらしい。」

 

唐突な話題であったが、ひかりの食いつきは良かった。

 

「それでしたら、わたくしも存じ上げておりますッ!

なんでも出流様に勝るとも劣らずの才能を持っているらしいですよ!」

 

「ああ…、私自身そう思った…。

あれらは磨けばまばゆい程の光を放つ〝希望〟となれる存在だ。」

 

「まぁ!〝世界の希望〟と呼ばれている出流様にそのような評価をいただくだなんて!」

 

「その呼び方はよしてくれと言っているだろう…。

私はそんな大層な存在ではないよ…。」

 

「そんなことはありませんッ!

出流様はわたくしの誇りでもあるのですからッ!!」

 

「ありがとう…。

でも…、私はひかりが居てくれたからこそ輝くことが出来たんだ…。

キミのおかげだ…感謝しているよ…。」

 

「い、出流様…光栄ですわ。」

 

ひかりが照れくさそうに微笑むと、出流は若干体温が上がり、目を逸らす。

 

「…んんッ!ま、まあ…そういうことだ…。ただ単に気になっただけだ…。

私と競えるかもしれない相手を初めて見つけたのだから…。」

 

出流がそう言うと、ひかりは複雑な表情を見せる。

 

「しかし、出流様は〝才能〟を嫌ってらっしゃるのでは?」

 

「そう…だな…。〝才能〟を使った先にあった世界は…、とても冷たいモノだった。

競う相手のいない孤独な世界だったよ…。」

 

「でしたら…、今話題になっている〝あの子達〟もそのような辛い現実に行き着いてしまうのでしょうか…。」

 

「…ッ!」

 

 

 

出流は思案する…。

 

〝希望〟となれる存在が、このまま行けば私の歩んだ道を辿るのか…?

 

私は偶々ひかりと出会い、世界に〝絶望〟せずに済んだ…。

 

だが、彼等が〝ひかりの様な存在〟に出会えなければどうなる…?

 

そして何より、出流はひかりの哀しそうな顔を見たくなかった。

そして、出流は決断する。

 

「〝次世代の希望〟を途絶えさせる訳にはいかないな…!」

 

「……ッ!…出流様ッ!!」

 

「この私が決めたのだ…必ず成功させる…!」

 

 

***

 

 

ひかりの明るい表情に一安心した出流は、どうすればいいかと思考を巡らせる。

暫く考えていると、ひかりが思いついたように声を上げた。

 

「あっ!〝学校〟なんていうのはどうでしょうか!?

〝才能を持っている子供達〟を集めて、みんなでお勉強するんですッ!」

 

「成る程な…、面白いかもしれない…。

突出した才能は一般のコミュニティでは異物その物…。

だがそれを1カ所に集めてしまえば…、それこそが普通の世界になる…。

孤独を感じなくても済むかも知れない…。」

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

それから、出流の行動は迅速且つ的確であった。

今まで築いてきた世界中のありとあらゆる人脈を…、そして有り余っていた資金を躊躇うこと無く学校建設につぎ込んだ。

そして、完成した学園こそが……

 

 

〝私立希望ヶ峰学園〟

 

 

……であった。

 

 

 

 

 

〝世界の希望〟と呼ばれた〝神座出流〟が創り……、

 

学園長を務めるその学園が世界にその名を轟かせ……、

 

巨大な組織として発展するのに……、

 

 

 

さほどの時間はかからなかった。

 

 

 




ーーウサミよりーー

ミナサン!こんにちはでちゅ!
今回は、人物紹介を行いまちゅよ!


以下ウサミファイルより抜粋


○神座出流(カムクライズル)

・一般的な家庭に生まれる。
・幼少期より類い稀なる才能を発揮し、様々な記録を打ち立てる。
・圧倒的な才能故に、孤独な生活を送る。
・家族との確執もあり、心を閉ざす。
・母親の言うとおりの生活を送り、〝神座家〟に婿入りする。
・若くして莫大な財産を築き上げる。
・母の死を契機にひかりと打ち解ける。
・ひかりに心を開いた後、更なる活躍を見せ、〝世界の希望〟と呼ばれる。
・〝絶望〟から救ってくれたひかりに返しきれない恩を感じる。
・ひかりには頭が上がらない。
・ひかりのアイデアを元に、〝私立希望ヶ峰学園〟を創設。
・〝私立希望ヶ峰学園〟の〝初代学園長〟を務める。

○神座ひかり(カムクラヒカリ)

・由緒正しき名家〝神座家〟の一人娘として生まれる。
・幼き頃から厳しい躾の元、生活を送る。
・何でも出来る出流とは正反対で、とても不器用。
・料理などの家事は得意。
・結婚当初、出流のことは尊敬する人物や憧れの存在として見ていた。
・のほほんとした性格で、結婚後も割と普通に生活していた。
・母が亡くなるまで心を閉ざしていた出流に対して、様々な策を講じたが出流の表情は崩れなかった。しかし、めげることもなかった。
・出流が心を開いた後、その性格故に出流をよく振り回した。
・世界で唯一〝神座出流〟を動揺させることができる人物。
・〝私立希望ヶ峰学園〟の原案を提示した。(本人曰く、ただの思いつきであった。)


それではミナサン!また今度も会いに来てくだちゃいね!

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