『ありがとう』をキミに   作:ナイルダ

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ここからはシリアスのみになるかと思います。
それと、オリジナル設定を多分に含んでいきますのでご注意を。


chapter3・4 明かされるケイカク

ーーセレス視点ーー

 

現在、希望ヶ峰学園ではchapter4の撮影が学級裁判へと移行していた。

 

「お疲れ様でしたわ、大神さん。」

 

「うむ…、朝日奈のことが心配ではあるが…。」

 

「苗木君や霧切さんもいますし、大丈夫だと思いますわ…。」

 

大神は学園の外に移動し、既に退場している78期生達と合流する。

そこには戦刃以外の既に退場したメンバーが揃っていた。

 

「そう言えばみなさん…、今後のシナリオをご存じの方はいらっしゃいますか?

わたくし達はもう撮影に参加出来ませんし、〝他者の台本を見てはいけない〟というルールは既に無効かと…。」

 

セレスは辺りを見回すが、誰もが否定の意を示す。

 

「成る程…。と言うことは、江ノ島さんの想定通りのメンバーがここにいるというわけですか…。」

 

セレスは自分の役割を果たし、今回の撮影を振り返る。

 

(江ノ島さんの言う通り、この映画撮影がわたくし達の仲を深めるためのものなのか…。

わたくしも空気に当てられて深く考えませんでしたが…、彼女には前科があります…。

まあ、学園もミライ機関も注意を払っているでしょうし…、今のわたくしに出来ることはありませんわね。)

 

セレスは思考を手放し、学級裁判を映しているモニターへと意識を向けた。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

ーー???視点ーー

 

少女はchapter3・4の撮影中、モノクマが利用する通路を〝大きなカバン〟を背負い、移動していた。

なにやら複数のマークがついた学園の見取り図を片手に、彼女は〝カバンから取り出したモノ〟をマークが付いた場所に設置していく。

彼女の身体能力を持ってしてもかなりの時間を要したその作業は、chapter4の学級裁判の最中にようやく終わりを迎えた。

 

 

(私がコレを学園中に設置した以上、〝計画〟は後戻り出来なくなる。

本当は…、こんなことしたくなかったんだけどな…。

もっと別の方法は無かったのかな…。)

 

 

彼女は妹へと想いを馳せる。

暫く哀しい表情を見せていた彼女だが、気持ちを切り替え学園の外へと移動を始めた。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

ーー苗木視点ーー

 

(今回も無事に終わったな…。朝日奈さんが凄い気迫だったけど…。)

 

学級裁判は終わり、自殺であった大神に代わり不二咲の遺したアルターエゴが処刑された。

今まで通りならばここでアナウンスが入り、生き残ったメンバーが学園の外へと移動する。

しかし、どういう訳かアナウンスがいつまで経っても流れない。

正面玄関の巨大な扉の前で待機する苗木達の表情は次第に曇っていく。

 

「どうしたんだろう?まだ続いてるってことなのかな?」

 

「何かトラブルがあったのかも知れないわね…。」

 

「超高校級が作ったシステムだぞ…。誤作動するとは思えんがな…。」

 

「えぇ!出られないの!?今すぐドーナツを補給したいのに~…。」

 

 

苗木達は仕方なく雑談していたが、不意に校内放送が流れる。

 

 

「学園内にいる生徒は次の指示があるまで自室にて待機していてください。繰り返します…ーーー。」

 

一方的に告げられた指示に、不満を漏らしながらも生徒達は自室に移動した。

 

(なんだろう…。何か嫌な予感がするよ…。)

 

そんな苗木の不安は見事に的中してしまう。

 

 

 

〝江ノ島盾子の計画〟は、既に音を立てて動き始めていた……

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

ーー江ノ島視点ーー

 

「はーあ…ここまで長かったなぁ…。

ようやく〝計画〟を次の段階に移せるわね…。

いい加減…撮影ごっこにも飽きたし…。

……うぷぷ。

それじゃあ始めようか…〝絶望の続き〟を…ね。」

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

ーー舞園視点ーー

 

 

学級裁判が終わった頃、学園の外にいたスタッフ達は慌ただしい様子を見せていた。

 

「何かあったのかなぁ…?」

 

「なにやら様子がおかしいですわね…。」

 

しかし、混乱した現場は突然の校外放送によって静寂に包まれる。

 

「あー、あー。マイクテスッ…マイクテスッ…!」

 

学園外に設置されているモニターには、江ノ島の姿が映し出される。

それは、学園のシステムが乗っ取られた事を意味していた。

 

「うぷぷ…揃いも揃って怖い顔をしているねぇ…うぷぷ!」

 

ミライ機関のスタッフ達とは対照的に、画面の向こうの江ノ島は満面の笑みを浮かべている。

 

「プロローグの撮影の時にも言ったけど…、そっちの音声は拾えて無いから。」

 

そう言うと江ノ島は、外のスタッフ達にはお構いなしに言葉を紡ぐ。

 

 

 

「学園長…あなたは知っているはずです…。

この学園のセットが〝シェルター化計画〟になぞらえられている事を。

希望ヶ峰学園と各国政府の上層部のみが知る〝非常事態対策マニュアル〟。

そこに書かれている〝未来に希望を残すため〟の〝シェルター化計画〟…。

その計画と…、この状況が酷似していることを学園長…、あなたは感づいているはずです。

ならばこの状況にも察しが付いているのでは…?

 

 

現在の学園とこの映画の内容が…〝人類史上最大最悪の絶望的事件〟の続きを再現していることに…ッ!

 

 

あの時…アタシの計画が苗木に邪魔されてなかったら…、世界は今頃転覆しているでしょう。

そして学園は…絶望的な世界で〝希望〟を未来に残すべく、〝シェルター化計画〟を推し進めた。

シェルターと化した学園に残された78期生…。

その中には当然アタシもいる…。

世界で唯一の〝希望〟を守るシェルターは、紛れ込んだ〝絶望〟によって牢獄へと変わるはずだった。

まぁ、その計画は頓挫した訳だけど…。

でも…またこうして再現された…、〝絶望の続き〟がね…。」

 

 

 

江ノ島が今回の陰謀を話す中、大神はついに痺れを切らす。

 

「ご託はいいのだ…。貴様…中にいる朝日奈に何をする気だ………ッ!!」

 

「お、大神さん…落ち着いてください!まだ何かが起きた訳ではありませんよ!」

 

舞園の言葉は、頭に血が上った大神の耳には届かない。

そして、彼女は正面玄関の扉を破壊するべく歩み出す。

しかし、それを遮る人物が一人…。

 

 

***

 

 

「大神さん…、それ以上近づかないで…。」

 

そこに現れたのは戦刃だった。

戦刃は大神と扉との中間に立ちはだかる。

 

「戦刃…貴様も共犯ということか…ッ!」

 

常人ならば気絶してもおかしくない大神の怒気にも、戦刃は怯まない。

 

「そうだね…、私が盾子ちゃんの計画に手を貸しているのは事実だよ…。」

 

「ならば…。」

 

大神は再び扉に向かい歩き出す。

しかし、戦刃が取り出した〝何かのスイッチ〟を見やると足を止める。

 

「なんのつもりだ…。」

 

「もう一度言うよ…、動かないで…。

動けばこのスイッチを押さなくちゃいけなくなるから…。

だからお願い…動かないで…。」

 

戦刃はそれを押すことを躊躇ってる様にも見えた。

 

「それを押したらどうなる…。」

 

大神の問いに戦刃は、真っ直ぐと視線を交わし答える。

 

「この学園は完全に倒壊するよ…、大量の爆弾によってね…。」

 

戦刃はchapter3と4の撮影が行われている最中、学園が倒壊するように計算された場所に爆弾を仕掛けていた。

これは、大神やミライ機関が江ノ島の計画を阻止する動きを牽制する為であった。

 

「どうやら…嘘ではないらしいな…。」

 

大神は戦刃の覚悟を察し、真実を話していると判断した。

 

「ありがとう…大神さん…。私もこのスイッチを押したくないから…。」

 

言動が一致していない戦刃に、舞園が問いを投げかける。

 

「戦刃さん…あなたは江ノ島さんの企みに手を貸していると言いましたけど…あなたは今、〝超高校級の絶望〟としてそこに立っているんですか…?」

 

舞園の問いに戦刃は複雑な表情を浮かべる。

 

「私は〝超高校級の軍人〟だよ…。

そして…、〝江ノ島盾子の姉〟として…今ここにいる…。

私は…、何があっても盾子ちゃんの味方だから…。

たとえ世界中が敵になったとしても…ッ!」

 

そこには強い意志が見て取れた。

そして、舞園が次の質問をしようとしたとき、江ノ島が再び話始める。

 

「お姉ちゃんはそのまま大神を止めておいてよね…。

あぁ、それと…、お姉ちゃんが持ってる起爆スイッチだけど、当然アタシの手元にもあるから…。

だから妙なことはしない方がいいよ。

アタシは躊躇いなく押す…自分が死ぬことになってもね…。」

 

その声は酷く冷淡であった。

そこには〝死に対する恐怖〟がない。

〝絶望〟に染まってるが故の言葉の重みに、戦刃は哀しい表情を見せる。

 

「まぁ、お姉ちゃんは予防策ってこと…。

明確な敵が目の前にいないと、緊張感がなくなるだろ?

ま、要するにアタシがアンタ達に要求することは、何もするなってことだけ。

そこで黙ってみてな…〝絶望〟が勝つか、〝希望〟が勝つのかをね…ッ!」

 

何も出来ずにいるミライ機関のスタッフ。

そんな彼らは、江ノ島の次の言葉に動揺を隠せない。

 

 

 

「知っての通り、学園内の映像は録画されています。

そして…アタシは既にこれまでの映像を編集して、それを持っています。

〝希望〟がコロシアイをする映像をね…。

そして、これから行われる〝絶望〟と〝希望〟の勝負に…〝絶望〟が勝ったとき、この映像は世界中に配信される手はずになっています。

 

 

〝そして…その映像を見た世界中の絶望達は、再び始めるのです…〝人類史上最大最悪の絶望的事件〟の続きをね…。〟」

 

 

 

これこそが〝江ノ島の計画〟であった。

世界中を絶望に染め上げる…、それこそが計画の根底にあるはずだった…。

 

しかし江ノ島は〝理解〟していた……自らの心の奥底に眠る願望を。

江ノ島は確かめずにはいられなかった……幼き日に見た憧れが、真実なのかどうかを。

 

人生で〝たった2回〟だけ〝敗北〟を味わった彼女は、自らに〝心の弱さ〟があることに苦笑する。

そして同時に期待する…敗北を味わわせた人間が〝真実〟を教えてくれるのではないのかと。

故に江ノ島は見届ける。

 

〝希望〟と〝絶望〟

 

そのどちらがこの世界を支配する〝真実〟たり得るのかを。

 

 

***

 

 

江ノ島のその言葉に学園の外はどよめきが広がる。

 

「うぷぷ…随分と間抜けな顔が並んでいるね…。

もしかして、世界中の〝絶望〟を駆逐できたとでも思っていたの?

アタシもある程度情報を渡したけどさ…手駒を全てアンタ等にくれてやったと、本当にそう思っていた訳?」

 

江ノ島は〝人類史上最大最悪の絶望的事件〟の黒幕として、ミライ機関から事情聴取を受けていた。

これは江ノ島が洗脳した人物を取り押さえるためであった。

ここで、江ノ島は真実を話した……ミライ機関を信用させる為に。

しかし、知りうる情報を全て話した訳ではなかった。

 

「未だ世界中に眠る〝絶望〟は、希望同士が殺し合う〝この映像〟を見て再び動き出す…。

うぷぷ…〝人類史上最大最悪の絶望的事件の再来〟ってことさ…うぷぷぷぷ…。

でも今度は止まらないないよ…世界は堕ちるところまで堕ちる…。

そして〝絶望〟こそが世界を支配する。

〝絶望〟こそが…〝真実〟になる。」

 

 

周囲がざわめいている中、舞園は落ち着いていた。

そして江ノ島が発した次の言葉も、自らの中で咀嚼する。

 

 

 

「さて、じゃあ…これからのことだけど、さっきも言った通りアンタ等はそこでおとなしく見てな…。

で、学園内にいる連中で映画の続きをしてもらう訳だけど…。

今度は茶番じゃない…〝本当のコロシアイ〟が行われます。

裁判の果てにあるのは〝本当の死〟…。

〝人形〟なんて…もう用意されてないからね…。

しかし今の状況で始めても…、中の連中はコロシアイなんてしない。

じゃあ、どうするか……

 

 

〝霧切達には実際に、この学園で過ごした記憶をなくしてもらう。

そして、この映画撮影のシナリオを上から刷り込む…。〟

 

 

つまり…、78期生に友情はなかったし…本当に殺し合いが起こったものだと思い込む…。

とっくに準備は整っているから…、じゃあもう始めようか…。

〝絶望〟と〝希望〟…命懸けの〝コロシアイ〟をね…。」

 

 

 

江ノ島がそう言い残すと、モニターは暗転する。

そして、学園の外は静寂に包まれる。

誰もが言葉を無くした空間で、唯一動けたのは戦刃であった。

 

「みんな…謝っても許されることじゃないのはわかってる…。

でも…ごめんね…、こんなことなってしまって…。

みんなを2回も裏切った…。

私と盾子ちゃんの信用がもうないってことはわかってる…。

でも…これは最後のお願い…。

どうか…この計画を邪魔しないでください…ッ!」

 

そう言うと戦刃は深々と頭を下げた。

周囲が反応に困る中、舞園が戦刃に話しかける。

 

「戦刃さん…、江ノ島さんが言っていたように、本当に殺し合いが始まるんですか…?」

 

「うん…。でも、〝記憶を失うのは苗木君以外の5人〟…。」

 

「苗木君の記憶はなくさないんですか?」

 

「盾子ちゃんは〝超高校級の希望〟…〝今の苗木君〟と決着を付けることを望んでいるみたいだからね…。」

 

舞園はそれを聞くと、なにやら思考の海に潜る。

再び静寂に包まれるが、不二咲が疑問を口にする。

 

「で、でもぉ…苗木君の記憶があるのなら…、コロシアイは起きないんじゃ…。」

 

「いいえ…。この状況なら、苗木君の行動は制限されてしまいますわ…。」

 

「ど、どういうことぉ…?」

 

「6人中…1人だけがおかしなことを言えば、疑われるのはその1人…。

たとえ言っていることが真実だとしても…ですわ…。」

 

「成る程な…。記憶が無ければ、真実も意味を無くしてしまうのか…。」

 

事態を飲み込み、周囲は騒がしくなり始める。

そんな中、舞園が再び戦刃へと問う。

 

「chapter2の撮影の時、江ノ島さんは不二咲君の人形を用意していませんでしたよね?」

 

「…気付いてたの?」

 

「少し違和感がありましたから…。

でも、それが本当なら戦刃さんが殺人を阻止したってことですよね?

それはどうしてなんですか?

戦刃さんは…この計画に対して全面協力というわけではないように、私は思います。」

 

「うん…、というか…盾子ちゃんと私では見てるものが違うんだ…。」

 

「それはどういうことですか…?」

 

戦刃はその質問に、哀しそうに答えた。

 

「盾子ちゃんがこの計画の先に見ているのは〝絶望〟だと思う。

でも、私がこの計画の先に見ているものは〝希望〟なんだ…。

盾子ちゃんの心の奥には…確かに〝希望〟があるんだ…ッ!

これは…この計画は…、盾子ちゃんが変わることが出来る最後のチャンス…。

だから私は苗木君に懸けたんだ…。

盾子ちゃんを変えることのできる人はきっと…苗木君だけだから…。」

 

戦刃の目には、覚悟が見て取れた。

舞園もそれをしっかりと受け止める。

 

「わかりました…。私も苗木君を信じています。」

 

舞園はそう言うと、クラスメイト達の方を向く。

 

「この勝負は、江ノ島さんの〝絶望〟と苗木君の〝希望〟…、そのどちらが強いか…ということになります。

ですから…、私も苗木君に懸けます…!

苗木君はどんな〝絶望〟にも負けませんッ!」

 

それを聞いた生徒達は落ち着きを取り戻し、賛成の色を示す。

 

「みなさん!私達は、私達が出来ることをしましょう!

何も出来なかったあの時とは違うんです!」

 

 

 

 

 

江ノ島盾子の最後の計画は、ジェットコースターの如く轟音を響かせ加速していく。

〝絶望〟を乗せたソレが行き着く先は何処なのか…それは誰にもわからない。

 

 

 

 

 




ーーウサミよりーー

今回、あちしはお休みでちゅ!でも安心してくだちゃい!
天の声さんから説明がありまちゅよ!


ーー以下ウサミに代わり天の声ーー

今回は、今までちらほらと出てきた〝江ノ島の計画〟が明らかになりました。
ここではその〝計画〟をまとめようかと思います。

・苗木、江ノ島を除く学園内の生徒の記憶を上書きする。

・学園入学時から現在までの記憶が無くなり、撮影してきた内容を上書き。
→これにより、学園内の状況が苗木と江ノ島を除いて完全に原作と同じになると考えて欲しいです。映画撮影が本物のコロシアイに成り代わります。

・今までの撮影を編集した映像を持っている。

・その映像は希望同士の殺し合いで、それを見た絶望達があの事件の続きを始める。
→この映像は余分な場面がカットされているので、こちらも原作の内容と完全一致します。原作で言うところの〝生中継〟が〝録画された映像〟に代わるだけだと考えて欲しいです。
今までOKが出された撮影は原作の内容と同じであると脳内補完して貰っていたのはこのためです。

・絶望が勝つか、希望が勝つか。

・絶望が勝てば、上記の手順で人類史上最大最悪の絶望的事件の続きが始まる。
→絶望が勝つ(江ノ島が勝つ)条件は、苗木の敗北となります。苗木が絶望するか、死亡するか。
反対に、希望が勝つ(苗木が勝つ)条件は、江ノ島の敗北です。江ノ島が希望を抱くか、死亡するか。


最後にここまでの大きな流れをおさらいします。

・人類史上最大最悪の絶望的事件は苗木の活躍により未遂に終わる。(ある程度の被害は出た)
 
・半年程過ぎてから江ノ島が映画撮影を提案。(江ノ島のシナリオは上記の事件の続きを再現したものであった)

・撮影が行われる。(細かいところは違うが原作と同じ内容)

・chapter4の完了と共に江ノ島、戦刃が学園を占拠。(学園内は苗木、江ノ島を除き原作と完全一致)

・chapter5より本物のコロシアイが始まる。


大体このような感じとなっております。
あらすじにある通り江ノ島に着目しておりますが、彼女は何を見て何を選ぶのか…ーーー

それでは、今後ともよろしくお願いします。

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