やはり俺とこのダンジョンは間違っている 作:ばーたるゃん
アニメにない回も出来るよう読んで行きたいとおもいます
そう、見つけたのだ、大きさ、形的に理想の防具を。
早速エイナさんに見せようと思って振り向いたら、すぐそばにいた、俺のステルスヒッキーを使っただと...?
「ハチマン君、決めたの?」
「はい、これなんですけど」
そういって見つけた防具を渡すと
「君とベル君は似ている箇所が多いねぇ...」
「どういうことですか?」
「これも、ベル君のも、このヴェルフ・クロッゾという人がつくった防具なんだよ」
単なる偶然...にしてはおかしいと思ったが、後でベルと話してみようと考えて、その思考を止めた
「それじゃ、防具はこれでよしとして、つぎは武器だね、どんなのを使いたいんだい?」
どんなのって...よくみるのは、片手直剣とかだよな
「片手直剣とかですかね」
「片手直剣か、まぁいままで武器をもったことがないならそれがいいよ!探しに行こう!」
やはりこれが一般的みたいだな、ゲームでもデフォ武器だったりするし、こういうところがゲームみたいだと感じてしまう理由なのだろう
「この防具で半分くらい使ったから、これと同じぐらいの値段じゃないと買えませんよ」
「武器は防具よりも作っている人が多いから結構安く買えると思うよ」
確かにそうかもな、ほかのとこより安いほうが売れるだろうしな、多分
「ほら、これなんかどう?」
そういって差し出してきたのは、刀身50cmくらいの剣だ、手にとってみる。想像以上に重い、振ることぐらいはできそうな重さだ
「...エイナさん、重さって大体どのくらいのものが使いやすいですか?」
「今のハチマン君なら振れたらいいぐらいかな」
一般的にはこれがベストってことか、どうすっかな、値段は...まぁ、そこそこだな
「まだハチマン君は冒険者なりたてだし、これから自分に合うのを探していけばいいよ」
「そうですか、じゃあこれにします」
「そっか、重さは大丈夫なの?」
「はい、じゃ、買ってくるんで、こんなとこから出ましょう」
ここ鉄くさいんだよな...ほら、なんかいやじゃん。このにおい、俺はいやだ
~バベル前~
「エイナさん、今日はありがとうございました、それじゃ、俺は帰るんで」
「うん、それじゃあまた今度ね、一応今日からダンジョンは潜れるんだよ、君」
「そうなんですか?じゃあこれからいってみますかね」
「そっか、がんばりなよ!あ、でも三階層よりは絶対降りちゃだめだよ」
「忠告ありがとうございます、でも、もともとそんなに降りる気ないですよ」
そういうと俺はダンジョンの入り口へと歩いた、期待と恐怖を感じて...
次回からようやく戦闘シーンを入れていきます