やはり俺とこのダンジョンは間違っている   作:ばーたるゃん

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今回はハチマンはずっとギルド内です


比企谷八幡と異世界文字

 そんなこんなで俺は冒険者になることになったのであった...

 

 

 そう、俺は冒険者になる羽目になってしまった、なぜだろう なぜかしら...

 

 

「ハチマン、ここがギルドだよ、まぁ知ってるか」

 

 

「あぁ、知ってるっていっても知ったのはついさっきだがな」

 

 

そう、午前中リリルカに大体のことは教えてもらったのだ、施設だけだけどね

 

 

「それじゃあ行こうか、ハチマン!」

 

 

「中は...意外と混んでないんだな」

 

 

「この時間帯だと、大体の冒険者は潜ってる最中だからね」

 

 

「ふーん、なぁべr「おや?この時間に珍しいね、ベル君」

 

 

「あ、エイナさん!今日はちょっと諸事情で...」

 

 

「そっかぁー、で、君は何用かな?」

 

 

「へ?あ、ひゃい!じ、実は冒険者になりたいと思って...」

 

 

「そういうことか、それじゃこっちへ来て!」

 

 

「それじゃ、ハチマン、僕はここで待ってるから」

 

 

 えぇ!?ついてきてくれないの?なんていいだせるはずもなく、そのままこの女性についていく、すると、むこうから話しかけてきた

 

 

「えぇっと...君、名前は?」

 

 

「比企谷八幡です」

 

 

「ハチマン君か、珍しい名前だね」

 

 

 やっぱり俺の名前はこの世界ではおかしいのか...?あっ、むこうでもそうでしたね、材...なんとかくんもやばそうですね

 

 

「それじゃ、この書類に...ってどうしたの?そんなに汗かいて...大丈夫?」

 

 

 まずい、俺、こっちの世界の文字読めないじゃん、いままで他人任せだったから読み書きできないゾイ☆

 

 

「いえ、あ、はい、ちょっと調子が悪いかなー、っと思います」

 

 

「...目が泳いでるよ?」

 

 

 どうにかせねば...

 

 

「もしかして字がかけないの?」

 

 

「い、いえそんなことない......そうです...」

 

 

「そうかぁ、じゃあ今は質問に答えてくれるだけでいいよ」

 

 

 たすかった、よな...?恥ずかしい!字がかけないなんて!...帰ったらベルにでも頼むか...

 

 

 

~数分後~

 

 

「よし!登録に必要な書類はできたよ!」

 

 

 やっと終わったか...異様に長い気がした数分間だったな...

 

 

「あ、ハチマン、もう終わったの?」

 

 

 ベルが駆け寄ってきた、うん、こいつは性格、見た目からして、兎みたいなやつだな

 

 

「あぁ、それじゃ帰るk「ハチマン君、君は帰れないよ?」

 

 

「え?な、なんでですか?」

 

 

「君には簡単な文字の読み書きくらいはできるようにならないとね」

 

 

 俺は知っていた...呼び止められた時点でな...しかし脱出できなかった... やれやれだぜ...

 

 

「えぇっ!?ハチマン文字読めなかったの!?ごめん、気づかなくて...」

 

 

「いや、ベル、これは俺の落ち度だ、気にするな」

 

 

「そういうわけにはいかないよ、一緒にいたのに気づけなかったのは僕のせいだし...」

 

 

 こいつはとことん『優しい』やつだな...でも、すまんな、ベル

 

 

「今日は帰っててくれ、俺は後で帰るから、ほら、神様も待ってるだろ」

 

 

「そっか...わかったよ、先に帰ってるね。」

 

 

「あぁ、じゃあな」

 

 

 これから学習タイムなんだろうな... 国語テスト3位の俺にはなんてことない! そんなわけないけどな

 

 

「それじゃあハチマン君、こっち来ようか」

 

 

「はい...」

 

 

 こうして俺の異世界文字の勉強タイムが始まったのであった...




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