最終的に残ったのは、オビト班(7班)、ガイ班、我愛羅達の班、私達の班の4組だけであった。
予選は無し、1ヶ月後の本戦で12名のトーナメント戦が行われる。
くじを引き、試合の組み合わせが決まる。
第一試合
我愛羅VSうずまきモエギ
第二試合
波風ナルトVS春野サクラ
第三試合
テマリVSうちはサスケ
第四試合
日向ネジVSカンクロウ
第五試合
ロック・リーVS白
第六試合
テンテンVS長十郎
あれ…シカテマフラグ折っちゃった…?
確かに挑んできた相手の中に猪鹿蝶がいたが…。
っていうより、雲隠れ開催なのに誰も残っていないとはこれ如何に。
…狩ったのは私達なのだが。
やっぱり人柱力が班員にいると強いよな…むしろ全員生身で戦って残ったガイ班がやばい。
取り敢えず初戦から仲間同士で潰し合いにならずに済んだ。
再不斬が予選通過の報告の鷹を飛ばし、これから1ヶ月の修行は別々に行う事も増える事を私達に告げた。
----------------------------------------------------------------------
「牛鬼、新技の開発を行います。」
『そうだな、アイツらの度肝を抜くような…派手で高火力の…』
「やりすぎるとオーバーキルで死んじゃうから、威力を調節出来たらいいなとは思う。」
『死んだらダメなのか?』
「人柱力だからね。殺すと里のパワーバランスがゴニョゴニョで大変だから。」
それはともかく、あのオートでの絶対防御は厄介だ。
原作では…サスケの千鳥で貫かれていたが…原作崩壊がある今、それよりも固くなっている可能性もある。
そう言えば、私のチャクラ性質って…どうなってるんだろ。
木遁が使えるので土遁、水遁、風遁の三つは確定だ。紙を買えなかった為、詳しく調べることが出来なかったのだ。
「…牛鬼、買い物行くわよ。」
『へいへい。』
----------------------------------------------------------------------
「あ、あれ…牛鬼えもん、どういうこと?」
『牛鬼えもんってなんだよ…もう一度やってみ?』
もう一度チャクラを紙に流せば、シワになって焦げて湿って切れて崩れてしまった。
「つまり…どういうことだってばよ…」
『全部使えるってこった。』
「…ヒャッハー!神には出会えなかったがチートはあったぜ!もっと早く知りたかった!」
『…元々のスペックがチートなんじゃ…いや、何でもねぇ。』
修行が楽しく、あっという間に1ヶ月の時間は過ぎていった。
あ、ちなみに氷遁も使えました、はい。
って言うより血継限界の○○遁は全て使える感じ?
…今の所氷遁はシャーベットを作る事にしか使ってねぇがな!
これも