将来の夢はマダオ。 作:ら!
IF 黒魔女さんが通る‼
黒魔女さんが通る‼ とは
小学5年生のオカルト好き少女、黒鳥千代子(チョコ)のもとに、紫苑メグ、一路舞、春野百合という三人の少女が訪ね、彼女たちは美男子、三条ショウが誰のことを一番好きなのかを知るために、チョコにキューピットさんでショウの本命を教えてもらおうとした。しかし、チョコは花粉症で鼻づまりのせいで「キューピットさん、キューピットさん、南の窓からお入りください」というごく普通の呪文を「ギュービッドざん、ギュービッドざん、南の窓がらお入りぐだざい」と唱えてしまう。そして、呼び出されたのはなんと性悪でおやじギャグ好きな、黒革コートに身を包んだ色白の美人黒魔女、ギュービッドだった。
彼女は王立魔女学校出身のインストラクター黒魔女で、チョコは黒魔女修行をさせられるハメになってしまう。そしてチョコは黒魔女修行に励むようになった。
take1
五年一組のクラスメイトはかなり個性的である。その中の久我春日もまた異才を放っていた。チョコこと、黒鳥千代子は手違いで黒魔女になったが、春日もなんやかんやで黒魔女になった。
そんな春日のインストラクター黒魔女は銀時である。
「春日、人生を楽しく生きるコツは童心を忘れねーことだよ。
さあ、ジャンプをもってくるんだ。話はそれからだ」
銀時は日々グダグタとお説教じみたことを言い、なんやかんやで黒魔女修行は脱線していた。銀時から命じられた少年ジャ⚪プを購入するためにチョコと本屋で会うのは日常になりつつある。
take2
五年一組のクラスメイトはかなり個性的である。その中の久我春日もまた異才を放っていた。チョコこと、黒鳥千代子も手違いで黒魔女になったが、春日もなんやかんやで黒魔女になった。
「あの人、ヅラだよな」
春日が小さな声で言った。公園のベンチで人間に紛れ込んでいたヅラが反論した。
「ヅラじゃない、桂だ!」
それから、訳のわからない「攘夷がjoy」というラップを覚えさせられ、いつのまにやら黒魔女(過激な革命派)に勧誘された。
春日は知らない。桂は魔法界でテロリストとして指名手配されていることを。
take3
五年一組のクラスメイトはかなり個性的である。その中の久我春日もまた異才を放っていた。チョコこと、黒鳥千代子も手違いで黒魔女になったが、春日もなんやかんやで黒魔女になった。
「俺は昔、スナイパーというアダ名で呼ばれていたらいいのになぁ。」
きょうもバズーカをぶっ飛ばし、春日の部屋の壁は木端微塵になくなった。
春日は沖田をサディスティック星からやってきた宇宙人ではないかと疑っている。