今回は真と魔理沙を戦わせてみました。
それではどうぞ!
side真
俺達は霊夢達の『いつもの』を見ていた。
相手の力は未知数だし、作戦を立てることは不可。
だからと言って
真「なんで俺相手に訓練してるんだ!」
魔理沙「実践相手が居るならば有効活用しない手は無いだろ?」
そんな…まぁ、俺も間接的に修行の一環として出来るから良いけど
そして、俺は今、香霖堂で念のために買った木刀で戦っていた。
と言うか、かなり自主的に刃こぼれさせた。
余り模擬戦なんかには丁度いいかな?と思って
魔理沙「良いのか?真剣を使わなくて、お前の武器は真剣だろ?」
真「良いのか?俺が真剣を使ったらお前が怪我するどころじゃ済まなくなるぞ」
魔理沙「何を!」
恋府《マスタースパーク》
そして魔理沙のミニ八卦炉から太いレーザーが出てきた。
さすがに魔理沙のマスタースパークは木刀じゃ切れないので大きく交わす。
しかし、木刀でスペルを使ったら木刀が木っ端微塵になってしまうから使えない。(今使っているのは2代目木刀)
魔理沙「読み通りだ!食らえ!」
恋心《ダブルスパーク》
そして俺の逃げた方向にもマスタースパークが飛んできた。
そして俺はすぐさまに2本目を交わせる態勢では無かったのでもろに食らってしまった。
真「いてて…」
魔理沙「その能力、本当にうざいな」
うん。俺も思う。
絶対に敵にこんな能力持ち居たら嫌だもんな。
そして俺は頬をパンっと叩いて気合いを入れる。
魔理沙「ふん!今のお前では私には勝てないんだぜ」
言ってくれるじゃねーか。
こうなったらあれをやってやる!
真「脆い剣を代償に発動する技」
狙撃《スナイパー》
そして俺は木刀を投げつけた。
魔理沙は慌ててかわしたが、木刀が当たった所で爆発が起こり、魔理沙が吹き飛ばされる。
そして爆発したことにより、木刀は木っ端微塵になり、境内にクレーターを作ってしまった。
魔理沙「すごい威力だ」
そして、俺は武器を失った…
魔理沙「真剣で戦えよ」
真「いいや、今のをかわされたら魔理沙の勝ちにするつもりだったし、いいよ魔理沙の勝ちで」
俺はそこまで勝ちにこだわらないからな。
魔理沙「それじゃ、私の腹の虫が収まらねぇ」
はぁ…めんどくさい。
真「今ので勝ちで良いって言ってんだから良いだろ」
魔理沙「じゃあ、これをお前が受けきれた方が勝ちで良いぜ」
真「分かった」
魔理沙「その代わり、お前も本気でやるんだぜ」
真「【神成り】」
そして紬が刀になる。
そう言えば、対人で使った事はまだ無かったな。
まぁ、これを対人戦で使ったと言えるかと言うと怪しいもんだが。
真「さぁ、来い!」
魔理沙「行くぜ!」
魔砲《ファイナルマスタースパーク》
そしてドでかいレーザーが魔理沙のミニ八卦炉から飛び出した。
そしたら周りの皆(妖夢以外)は驚いていた。
霊夢「魔理沙!」
こいし「まずいよ!これは真でもただじゃ済まないよ!」
と、騒いでいる。
そんなにすごい技なのだろうか?
紬『すごいねあの子。魔力の容量が大きいよ』
へー!そりゃすごいな。
真「じゃあ俺も…霊力斬」
そして俺は霊力を【神成り】に込めて思いっきり霊力斬を放つ。
そして霊力斬とファイナルマスタースパークがぶつかりあった瞬間大爆発が怒った。
そして俺達は煙に飲み込まれた。
そして、数秒経ち煙が晴れる。
そしたら皆が驚いた表情でこちらを見てくる。
魔理沙「おいおい…嘘だろ?俺のとっておきだぞ?」
霊夢「魔理沙!一人称戻ってる!」
そして、魔理沙はハッとなり、とにかくと言ってから喋り出した。
魔理沙「どうやって私のとっておきを耐えたんだ?」
真「霊力斬を放っただけだ。紬」
そして俺は紬の名前を呼んでもとに戻す。
霊夢「とりあえず、明日はもう争奪戦だから遊んでる暇は無いわよ」
そして、霊夢がそう言ったことによりそれぞれ技を磨きあげたり、瞑想して、霊力量を増やしたりしだした。
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side音恩
一方音恩達は?
ふぅ…何とか帰ってこれた…って言うか、かなり面倒くさい事になってしまった。
これで僕が選抜されてしまったら…まぁ、負けることは無いと思うけど、僕には攻撃手段と言う攻撃手段が無い。
霊夢さん達なら弾幕、姉ちゃんは体術、龍生さんは弾幕、真さんは剣、僕は???これと言って決まっていない。
これはかなり致命的なのでは無いでしょうか?
確かに操るのは強いけど、攻撃が出来なかったら宝の持ち腐れだ。
スペカもたいして強いのは無いし。
まぁ、後で考えるとしよう。
とりあえず、フランちゃんの部屋に行くか。
僕はこのくらいにフランちゃんの部屋に行くことが日課になっている。
僕が部屋に行くとものすごくフランちゃんは喜んでくれる。
だから毎日行っているのだ。
そして僕はフランちゃんの部屋の扉の前に立ってコンコンとノックする。
すると中からいいよー!と言う声が聞こえてくる。
音恩「お邪魔します。フランちゃん来た…よ?姉ちゃん何でここに?」
鈴音「少し、用があって、ねん君はさっきまでどこに行っていたの?」
音恩「そ!それは…」
そして僕はそっと下がって急いで扉を閉めて逃げる。
鈴音「あ!ちょっと!音恩!」
そして僕は慌てて逃げ出す。
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side音恩
次の日
夕方
僕はあのあと、しっかりと姉ちゃんを降りきることが出来た。
なぜ逃げ出したのかは僕でも分からない。
そして今は携帯ゲームをしていた。
ん?どうやっているかって?それは霊力を使って充電をしているのだ。
鈴音「ねん君!」
そう言いながら姉ちゃんが部屋に入ってきた。
音恩「どうした!」
鈴音「この記事はどういうこと?何で関係者の欄に載っているの?」
音恩「それは…たまたま行ったら巻き込まれました」
鈴音「ふーん…ねん君がたまたま行って巻き込まれるような事ってあるの?」
鋭いです!ものすごく
さすが長年一緒に居た姉がなだけある。
音恩「とにかく、僕は巻き込まれただけだ!それに、選抜されなかったし、見物するだけだから」
鈴音「まぁ、良いわ。ねん君が危なくないなら」
そして姉ちゃんは僕の部屋から出ていった。
そしてその数日間は部屋に籠っていた。
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side真
今日は博霊神社争奪戦の当日
そして俺達は観戦しに行く準備をしている。
こいし「楽しみ!」
こいしは結構呑気だ。
負けたらあの博霊神社が無くなってしまうと言うのに…
龍生「紬ちゃんは服はその一着しか無いの?」
紬「うん。無いんだよね」
龍生「なら真、買ってやってくれ」
真「何でそこで俺に振る」
そこまで言ったなら『俺が買ってやる』でいいだろ。
龍生「だってお前は紬のご主人様なんだろ?」
一理あるな
真「分かった。今度買ってやる」
紬「え?良いの!ありがとう!」
それをこいしが見てきている。
こいし「ぐぬぬぬぬ」
さとり「すっかりこいしはジェラシーね」
そして会場へと向かった。
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会場
そこには既に紅魔組が居た。
音恩「あ、真さんも来たんだ」
真「おう、音恩も来たんだな。来たなら霊夢に見つからないようにしろよ。ものすごく怒ってたから」
音恩「あ、うん。分かった」
そして時間になりアナウンスが流れる。
『それでは!まもなく博霊神社争奪戦が始まります!選手のみなさんは準備してください』
そして会場はざわつく
龍生「なぁ、真はあのあと、更に強くなれたのか?」
真「一応、心強い師匠も居るし」
『それでは始めます!では、自己紹介から行きたいと思います。私が司会進行を勤めます。いつも清く正しい射命丸 文です』
「そして、無理矢理やらされた犬走 椛です」
文はかなりノリノリで司会進行をしているが、椛はと言うと、一日で新聞を書かされて更に舞台設計までさせられて更に司会進行だもんな…そりゃ期限も悪くなる。
『それでは第一試合の選手を紹介していきたいと思います』
そして妖夢と、相手側の…幼女?が出てきた。
『博霊チーム側は冥界にある白玉楼の庭師、半人半霊の魂魄 妖夢!』
そしたら妖夢は苦笑いしながら周りに手を振っている。
『次に、守矢神社チーム側は、守矢神社のよう……神様、
そして、両者中央で向かい合う。
そして、
『第一試合、魂魄 妖夢対洩矢 諏訪子。始め!』
はい!第67話終了
次回は妖夢vs諏訪子です。
それでは!
さようなら