無意識の恋   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 今回は主人公の方も進められたら良いなと思ってます。

 それではどうぞ!


第58話 悪夢!?幻想郷の未来!?

sede霊夢

 

 とりあえず、あの青白巫女に断りをいれるためには探さなくてはならないんだけど…

 

 あれ? 私、あいつの神社、知らなくない?

 

 それにしても、この間のは何か裏がありそうな気がするのよね。

 

 とりあえず

 

霊夢「そこに居るんでしょ?紫」

 

紫「あら、いつから気がついていたのかしら?」

 

 そしたら急に目の前に紫が現れる。

 

 最初から気がついていたためそんなに驚かないけど。

 

霊夢「所で、何のよう?」

 

紫「霊夢、あなたは結界が揺らいだのに気がついたかしら?」

 

霊夢「当たり前よ」

 

 実は数日前、外の世界と幻想郷を隔離(かくり)する博霊大結界が揺らいだのである。

 

 つまりは

 

霊夢「外から誰かがやって来たわね」

 

紫「そう言うことね。あと、あなたの友達、魔理沙とか言ったかしら?その子、一人で妖怪の山に行ったわよ」

 

 っ、あいつ

 

霊夢「行ってくるわ」

 

 そして私は妖怪の山に向けて飛び出した。

 

紫「さてと、残りの二組の様子はどうかしらね?」

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

sede真

 

 胸騒ぎがする。何か嫌な予感が…

 

【お、おい、霊夢、魔理沙、妖夢?、咲夜】

 

【龍生、音恩、鈴音、こいし】

 

 

 死ぬな…死なないでくれ!

 

 

 また俺を一人にしないでくれ

 

 

 皆が俺の前で血を流し倒れている。

 

 博麗神社の境内(けいだい)で戦っている。

 

 そして、今はもう、俺しか立っていない。

 

 いや、ここはもう、博麗神社と言うべきでは無いな、ここは〇〇(ピー)神社と言うべきだな。

 

 博麗神社では無くなったことにより博麗大結界が作動しなくなり外の世界、ではなく別の次元へとつながり化け物どもが溢れんばかりに沸いて出てくる。

 

 今は博麗大結界は化け物製造機と()していた。

 

 そして、俺の知っている面子だけではなく、あと3人居る。

 

【すみません…私たちのせいで】

 

 そう言ってきたのは青白い霊夢に似た巫女服を来た女の子。

 

 そして、その子も気を失い、そして俺も…

 

真「うわーーーー」

 

 俺は大声を発しながら上体を起こす。

 

 そして皆が俺の悲鳴を聞き付けてやって来る。

 

こいし「真!大丈夫!?」

 

 一番にやって来たのはこいしだった。

 

真「ゆ…め…だったのか…」

 

 俺は心のそこから安堵(あんど)する。

 

 今日はついていない。夢で一気にsan値削られたよ。

 

 でも、あれがただの夢とは思えないほどリアリティーがあった。

 

 もしかして…

 

龍生「大丈夫か?まこっちゃん、すごい量汗をかいてるけど」

 

真「ああ、マジで精神崩壊しそうな夢だったよ…」

 

さとり「どんな夢だったんですか?」

 

真「どんなって…まぁ、別に夢の事なんて良いだろ?」

 

 こんな悲惨(ひさん)な夢、話せるわけねーだろ。

 

 でも、もし、今の夢が正夢だったら…背筋がゾッとする。

 

真「ちょっくら博麗神社に行ってくる。ついてくんなよ」

 

 そして俺は窓から飛び立つ

 

こいし「少し、今日の真、ピリピリしてる」

 

龍生「あいつと長い付き合いだが、あの顔はあいつの母さんを無くした時と同じ顔だ」

 

さとり「少し、心配ね」

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

sede音恩

 

【姉…ちゃん…助け…て】

 

 僕は姉ちゃんに助けを求めるも姉ちゃんは僕の目の前で倒れる。

 

 僕の目の前では青白の霊夢さんと似た巫女服を来た女の子と真さんが勇敢にも目の前に居る化け物と対峙(たいじ)している。

 

 霊夢さん、魔理沙さん、咲夜さん、横に魂が浮いている人、龍生さん、姉ちゃん、こいしさんはもうすでに息は無いと考えるのが自然だろう。

 

【もう…だめ…】

 

 意識が薄らいでいく中、最後に目にしたのは博麗神社が焼け野原になった光景だった。

 

 そして気がついたら僕達は全滅していた。

 

音恩「は!」

 

 ゆ、夢だったのか?

 

 やけにリアリティーがある夢だったんだよな…嫌な予感がする。

 

 もし、これが本当だとしたら…考えたくも無いな。

 

 正夢にならないよう祈るしかない。

 

 いや、あそこは博麗神社だけど夢では違う神社になってたな。

 

 何だったっけ?

 

 とにかく、嫌な予感がする。

 

 この世界が崩れ行くと言う神からのお()げなのだろうか?

 

 こんな夢を見たら行動せざる終えないな。

 

 俺は外にあまり出たくないが体を無理矢理動かし外出の準備を整える。

 

 姉ちゃんには言うべきなのだろうか?

 

 いや、もし本当ならば咲夜さんと姉ちゃんには生きてほしい。

 

 それに変に心配をかける必要も無いだろう。

 

 俺は皆に気づかれないよう紅魔館から抜け出し博麗神社に向かった。

 

レミリア「ふふっ、そう言うことね…頑張りなさい」

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

sede冥界

 

幽々子「妖夢~お腹空いた~」

 

 幽々子はいつものように妖夢に食事の催促(さいそく)をする。

 

 そして妖夢は庭で修行をしながら幽々子に話しかける。

 

妖夢「幽々子様?さっき食べましたよね?いったい何食食べる気ですか?」

 

幽々子「分かったわ…じゃあ冷蔵庫にあったプリンでも食べるかしらね」

 

 妖夢は黙って修行に戻る。

 

 そしたら妖夢は驚いた顔で幽々子を止める。

 

妖夢「幽々子様!それ私のプリンですよ!修行の後に食べようと大切に取っておいたプリンですよ!って私の話を聞きながら食べようとしないで下さい!」

 

 幽々子は妖夢の話など知ったことかと言わんばかりにプリンを一口で食べる。

 

妖夢「ぷ、プリン~私のプリン~」

 

 妖夢はガックシと肩を下げる。

 

 その時

 

紫「お邪魔するわ」

 

 紫が目の前に現れた。

 

妖夢「ゆ、紫様!」

 

幽々子「紫?どうしたの?」

 

紫「実はね、妖夢、貴女に用があるのよ」

 

 紫は妖夢に用がありやって来たようだ。

 

 そして、紫は用件を話し出す。

 

紫「妖夢、貴女霊夢の手伝いをしてくれないかしら?」

 

 そう、紫の用件は霊夢の博麗神社死守を手伝えと言うものだった。

 

妖夢「なるほど、そう言うことでしたか…私もこの世界好きですし、行きますよ」

 

 そして妖夢は元気を取り戻し立ち上がる。

 

妖夢「では、行ってきます」

 

 そして妖夢は現世に向かう。

 

幽々子「何か嫌な予感がするのよね」

 

紫「奇遇(きぐう)ね。私もよ」

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

sede魔理沙

 

魔理沙「お!見えてきたぜ!妖怪の山!」

 

 妖怪の山の木々は秋になると色づきとても色とりどりで綺麗になるのだ。

 

 そしてなんといっても妖怪の山には色んな種族の妖怪が住んでいる。

 

 天狗(てんぐ)河童(かっぱ)、神

 

 中でも天狗が妖怪の山のリーダーに君臨(くんりん)している。

 

 その時

 

文「あやややや!魔理沙さんじゃ無いですか?」

 

 私の目の前に文が現れた。

 

魔理沙「ん?文か、どうしたんだ?そんなに慌てて」

 

文「それが、山頂に急に神社が現れまして、山の妖怪達が不安がってるのでちょっと霊夢さんに調べてもらおうかなと」

 

 なるほど、この山の山頂に怪しい神社が急に現れたと

 

 もしかしたら、アリスの言っていた転移魔術に関係あるかも知れないな。

 

魔理沙「じゃあ、私が行ってきてやるぜ!」

 

文「危ないですよ?妖怪の山には気が荒い妖怪も沢山居ますし魔理沙さんだけでは心配ですよ」

 

 ふ、問題ないぜ。

 

魔理沙「この私を誰だと思ってるんだぜ?私は幾度(いくど)となく異変を解決してきた実績の持ち主なんだぜ」

 

 私はどや顔で文に向かってそう言う。

 

 そしたら文は笑いながらこう言ってきた。

 

文「そうでしたね!一応魔理沙さんも異変を解決したことが何度もありましたもんね」

 

 一応ってなんだよ!

 

文「わかりました。気を付けて下さい!」

 

魔理沙「おう!」

 

 そして私は妖怪の山に入っていく。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

sede霊夢

 

 魔理沙…本当に一人で行くとはね…

 

 恐らくだけど、魔理沙が向かったと言う妖怪の山に行けばすべてが解決すると思うのよね。

 

 しかし、魔理沙だけだと心配ね…妖怪の山には気が荒い妖怪も居るから…早く追い付かないと。

 

 でも、実は魔理沙の箒の方が速いのよね。

 

 まぁ、その代わり止まれないこともあるらしいけどね。

 

 その時

 

霊夢「ん?あれは…文かしら?」

 

 妖怪の山の前に例の文屋が居た。

 

 そしたら文の方もこちらに気がついたみたいだ。

 

文「あややややや、霊夢さんじゃ無いですか!」

 

霊夢「文じゃない。こんなところでどうしたの?」

 

文「それが、今魔理沙さんが妖怪の山に入って行ったんですがやはり心配で…」

 

 確かに、魔理沙はとっても強いけど、ここの天狗は襲われたら私でも厳しいから魔理沙が襲われたらと言うのは考えたくない。

 

 それに、天狗だけじゃない。他にも狂暴な妖怪は沢山居る。魔理沙だけじゃ危険すぎる。

 

霊夢「すぐに追うわ」

 

文「さっすが霊夢さん!追うなら忠告しておきますね!白い犬耳を生やした白い天狗には気を付けて下さい!彼女は千里眼を持ってるので無駄かも知れませんが、今は大天狗様に命令されて襲ってくるかも知れません。彼女は天狗の中でもかなり強いですから。霊夢さんでも勝てるかどうか…」

 

 そんなにヤバイ奴がこの妖怪の山には居るの?

 

 それなら尚更(なおさら)早く追い付かないと、奇襲でもされたら厳しいわね。

 

霊夢「分かったわ!早く追わないと大変な事になるってことも把握したわ」

 

 そして私は妖怪の山に入っていく。

 

文「気を付けて下さい」




 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 最近、真さんたちがやってこなくてホットしています。

 次回は霊夢と魔理沙の妖怪の山と真・音恩・妖夢の話です。

 それでは!

 さようなら

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