無意識の恋   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです

 久々の投稿です!同時にもうひとつも投稿してあるのでそちらもご覧下さい!

 それでは本編行きましょう!

 では!

 第51話スタート


第51話 宴会

sede 真

 

 真っ暗だ、何も見えない

 

 その暗闇の中にうっすらと映像が流れる。

 

 それはおれと俺の母さんの映像

 

 楽しく暮らしていた頃の映像

 

 その時突然辺りが血に染まり、血溜まりの上には母さんが居る。

 

 そして急に母さんが倒れる。

 

 そして、俺は母さんに飛び付く

 

真「逝かないでよ母さん!俺一人残して逝かないで!」

 

 そして不意に気配を感じて顔を上げるとそこには、

 

 俺に銃を向けている顔にマスクをしている男が居た

 

 頭にZと書かれた帽子を被って、眼鏡をしている。

 

 そして男は俺にこう言う。

 

「あばよ」

 

 その瞬間、バァンと言う音が鳴り響く。

 

真「うわあ!」

 

こいし「わー!」

 

 俺はその衝撃で大声を発しながら、起き上がった。こいしまで驚かしてしまったらしい。

 

真「ゆ、夢か…」

 

こいし「お、驚かさないでよ!もう…ところでうなされていたけど大丈夫?」

 

真「ああ!大丈夫だ!」

 

 本当はあまり大丈夫ではない、常人が見ると精神崩壊してしまいそうな夢だった。

 それはまるで俺の過去を追体験しているかの様だった。

 

こいし「全然大丈夫じゃない!泣いてるでしょ!」

 

真「それは…」

 

こいし「私は真の彼女なんだから、もっと頼ってくれて良いんだよ!」

 

 その時急に倒されて頭の下に柔らかいものが…

 

 ってこれは膝枕!

 

こいし「辛いことが合ったら言って」

 

真「…」

 

こいし「私は、真の…彼氏の力になりたくて!」

 

 その瞬間感情が溢れ出した。

 

真「ひぐっ!辛かった!本当に!ひぐっ!あいつが居なかったら今頃どうなっていたか…ひぐっ!」

 

 俺は彼女に泣きついた。

 

 俺はカッコ悪い、勇気も無いし、あいつらの方が何倍も強い。

 

 俺はこのメンバーに必要があるのか?と考えたことも合った。

 

 俺には何が出来る!

 大切な人を守れる!

 

こいし「落ち着いた?」

 

真「ああ…ありがとな!聞いてくれて!少し気がスッキリした!」

 

こいし「よかった!辛くなったらいつでも言ってね!」

 

 その時後ろから寒気を感じた。

 

龍生「お!ラブラブだな!しかしまこっちゃんが泣きつくのを久し振りに見たよ!」

 

真「いつから聞いていた!」

 

龍生「確か、ゆ、夢か…って所から!」

 

 最初っからじゃ無いですか!

 

真「なにしに来た!」

 

龍生「少し様子を見に来たんだが、予想以上に良いのが見れたな!」

 

 消したい!こいつごとこいつの記憶を抹消して差し上げたい!

 

こいし「龍生!それはもう!ラブラブだからね!」

 

龍生「そうか!」

 

 このメンバーは一人一人かけがえのない仲間

 誰一人として欠けてはいけない存在と言う事をあらためてしみじみと感じた。

 

 そうだ!誰一人として欠けてはいけない存在なのだ。

 

龍生「そう言えば!宴会の招待状が届いていたぞ!皆で行こうぜ!」

 

真「ああ!」

 

 この異変はこいつの大きな出来事になったことだろう。

 

 

博麗神社

 

龍生「お!旨そうな匂い!」

 

霊夢「あ!あんたたち遅いわよ!待たせてるんじゃ無いわよ!」

 

真「何で待ってたんだ!」

 

霊夢「それはあんたたちが主役だからよ!」

 

 どうやら、今回の異変解決にもっとも貢献したのは俺らと言う考えらしく、龍生と俺が主役の様だ。

 全く迷惑な話だ!俺は、コミュ症のせいで人前に出るのが苦手な上に、この大人数!ヤバイわ!

 

 そして博麗神社の中に入っていった。

 

 そして入ってすぐに宴会場の一番前に行った。そこには

 

音恩「あ!真さん!」

 

鈴音「私も居るよ!」

 

 あー!確かにこの二人もかなりの大活躍だったもんな!この二人も主役に抜擢されたのか!

 

 って、主役の半数がコミュ症なんだけど!ヤバくね!

 

真「俺達が主役って不安要素しか無いんだけど!」

 

龍生「確かに、まこっちゃんとおん君はコミュ症だもんね!俺が行ってくるよ!」

 

 そしたら、龍生は一歩前に踏み出した。

 

龍生「えー、みなさん!異変解決!おめでとうございます!」

 

龍生「今回の異変はかなり厄介なものでした!」

 

龍生「正直俺も焦って間違った行動をしていた時もありました!」

 

龍生「メンバーの事を考えずに勝手に先走って!」

 

龍生「そんな俺に仲間の大切さを教えてくれたのか真君でした!」

 

 へー!今回はまこっちゃんじゃ無いんだな!

 

龍生「正直真君が居なかったら勝てたかどうかも分からないレベルでした!」

 

龍生「仲間との共闘、その大切さが良くわかりました!」

 

龍生「そんな感じで、異変解決を祝って!」

 

『乾杯』

 

 俺らには、かけがえのない友が居る、仲間が居る、そして大切な人も!

 それらはひとつでも欠けたら脆く崩れ去ってしまう。

 

 ジェンガの要領だ!ひとつでもとったら強度が減って崩れやすくなる。

 

 龍生の問題は解決したが、まだまだ問題は山積みだ!

 

 それらを解決していくことが今後の課題だ。

 

 俺らの物語はまだ始まったばかり。

 

 一人一人の力はあまり強くないけれど、力を会わせれば乗り越えられない壁はない。

 

龍生「おいおい!まこっちゃん!どんだけアルコール度数が高いのを飲んでんだ!」

 

真「俺は酒はめっぽう強いからな!最初飲まされたときは焦った!」

 

音恩「いやいや!強いって言うレベルじゃ無いような…」

 

鈴音「そこを突っ込んだら敗けだと思うわ!」

 

 そんな感じで彼らの一日は過ぎていった。

 

 第肆章終了




 はい!第51話終了

 久し振りに書きました!いやー楽しいですね!

 それでは!

 今回はここまで!

 次回もよろしくお願いします!

 ではでは!

 さようなら!

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