無意識の恋   作:ミズヤ

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 はい!どうもみなさん!ミズヤです!

 みなさん投稿が遅れてしまいすみません!

 前回ついに異変スタート!

 内容は、体が操られて人を襲ってしまうと言う物

 それでは本編行きましょう!

 では!

 第50話スタート


第50話 仲間

sede 音恩

 

音恩「龍生さん…」

 

龍生「よう!久々だな!」

 

成腎「何のようだ!まさか、俺と戦おうなんて言わないよな?」

 

龍生「どうだろうな!」

 

 そうして龍生さんは思いっきり弾幕を放った。

 

成腎「親に勝てるとでも思っているのか!」

 

龍生「!くっそ!」

 

 龍生さんが動けなくなっていった。

 

 その時、僕の方を向いてニヤッとした。

 

 そう言うことか…

 

成腎「死ぬがよい!」

 

音恩「死ぬのはお前だ!」

 

 そうして

 

音恩「操作《操り人形》」

 

 成腎を操った。

 

成腎「あ、ぐ、くそー!」

 

音恩「今だ!龍生さん!」

 

龍生「これが今の俺の最大火力!冷徹《冷たい心(コールド・ハート)》」

 

 冷気のように冷たい風が吹き、更に心をもって行動しているかのようにすべての弾幕が成腎に向かっていく。

 

 ドカーン

 

音恩「やったか?」

 

成腎「ふぅ…危なかった…よくもやってくれたな!」

 

 瞬時にやってしまったと気づいた。

 

 やつが怒ってしまった。

 

成腎「ふはははは!停止《止まる世界》」

 

 その瞬間、周りの時が止まったかの様にピッタリと動きが止まった。

 

龍生「動け…る!」

 

音恩「え!何で!僕でさえ動けないのに!」

 

龍生「これは、催眠術の類いだ!脳内に直接送り込んで心に何かしらの影響を与えてるんだろう!」

 

音恩「催眠術?」

 

龍生「そうだ!こいつは自分で動きを止められるとか言ってるけど本当は、【催眠術で心を操れる程度の能力】だったんだ!」

 

音恩「心?じゃあ何で動けるんですか?」

 

龍生「俺には心は無いから…」

 

 心がない?どういうことだ?

 

 聞かない方が良いことなのかな?

 

龍生「しかし俺の最強のスペルを耐えられたよ!不味いよ!」

 

成腎「これが力の差だ!」

 

龍生「しかし、親父の能力も俺に効かないようだが?」

 

成腎「俺の攻撃がまだ終わってないよ!頑張ってね!」

 

 その瞬間、この場に居る人全員の上から弾幕が降ってきた。

 

音恩「もう…ダメだ…」

 

 俺達は動けない…そこに弾幕が…絶対絶命じゃあ無いですか!

 

 その時、

 

「夢府《二重決壊》」

 

 結界がはられた。

 

音恩「霊夢さん!魔理沙さん!こいしさん!…あれ?真さんは?」

 

こいし「真なら、少し準備してから来るって!」

 

霊夢「早速決めるわよ!《夢想天生》」

 

 そして、霊夢さんが無敵になった。

 

成腎「耐久スペルですか…面倒ですね…」

 

魔理沙「もう一丁!魔砲《ファイナルマスタースパーク》」

 

 そして魔理沙は極太のレーザーを放った。

 

成腎「これは、これは!こうなったら!」

 

 体が勝手に!

 

音恩「二人ともすみません!」

 

 俺は、レーザーと弾幕を操ってしまった。

 

 そして、それらが向かう先は

 

こいし「え?」

 

音恩「こいし!避けろ!」

 

龍生「これは間に合わない!」

 

成腎「まずはお前だ!」

 

 その時

 

 レーザーと弾幕が相殺された。

 

 厳密には切られたの方が正しい。

 

真「…」

 

こいし「真!」

 

 真はゆっくりと成腎の方に寄っていく。

 

真「桜花《剣舞》」

 

 その瞬間、まるで踊っているかのようなつかみどころの無い動きで成腎に斬りかかっていった。

 

成腎「ほう…またあなたですか!」

 

真「俺はな!お前のようなやつらがどんなことをしようとも、ただ邪魔するだけだ!」

 

 そして真さんはだけどと付け足して。

 

真「俺は今ブチギレています!

 

理由は!

 

1つ!

 

 自分の手を汚さずに人を殺ろうとしたこと!

 

1つ!

 

 俺の仲間の力で殺ろうとしたこと!

 

1つ!

 

 俺の大切な人を傷つけようとしたことだ!」

 

成腎「なんだそれ?ヒーローにでもなったつもりか?」

 

真「なれんなら、なってやろうじゃねーか!本当のヒーローに!」

 

 真さんはやはり凄い!

 

 今まで色んな事を経験して強くなってるんだろうな!

 

成腎「だが、お前には効くだろう!停止《止まる世界》」

 

 まずい!これを食らったらさすがの真さんでも!

 

真「今何かしたか?」

 

成腎「貴様!なぜ効かない!」

 

真「とうの本人は気づいていないようだが俺、無意識だから!」

 

成腎「無意識…だと!」

 

真「無意識は心系の能力は無効化出来る!」

 

 ああ…こいしさんはただ単に、気づいてないだけなのね…

 

真「あと龍生!一人で行くなんてみずくさいぞ!確かにお前は昔から一匹狼だ!すぐ一人で突っ走る!だがな!今のお前には横を走って一緒に戦ってくれる仲間が居る!お前は、もう…独りじゃ無いんだ!」

 

龍生「俺には、仲間が居るのか?」

 

真「ああ!仲間が居る!だから!一緒に頑張ろうぜ!」

 

龍生「…俺には仲間が居る…一緒に戦ってくれる仲間が居る…」

 

 そしたら、龍生さんは涙を流した。

 

龍生「…やってやろうじゃねーか!仲間を助けるために!仲間と一緒に!俺は独りじゃない!」

 

 その瞬間、龍生さんの目に光が戻ったような気がした。

 

龍生「親父!俺は…いや…俺達はお前を倒す!」

 

成腎「戯けが!親より優れた子供がどこに居る!」

 

龍生「お前をもう一度殺してやるよ…親父!」

 

 

 

sede 真

 

 ついに、龍生の心が戻った。

 

真「俺達が!天へ送り戻してやるよ!」

 

龍生「真」

 

真「なんだ?」

 

龍生「仲間って温かいな!」

 

真「だな!すごく心強い!」

 

成腎「この一撃で終わらせる!崩壊《致命的な世界(デッドリー・ワールド)

 

 そうして過去最大級にどデカイ弾幕が放たれた。

 

龍生「俺の覚醒モードなめんなよ!仲間《僕はもう独りじゃ無い》」

 

 そうして、小さいが集団で固まった弾幕が放たれた。

 

龍生「真、出来るか?」

 

真「何をだ!」

 

龍生「俺に合わせろ!」

 

真「了解!」

 

 そしたら龍生はいつ作ったんだか分からないスペルを取り出した。

 

龍生「友情《最強のコンビ》」

 

 その瞬間、どう動けば良いのかすぐに分かった。

 

 龍生が弾幕を放ち、

 

 俺が、その弾幕を剣に纏って斬りつける。

 

 そして、デカイ弾幕の目の前に来た。

 

 迫力が凄い

 

 でも、俺は歩みをやめない。

 

真「おらー!」

 

 そして、弾幕を一刀両断した。

 

 そして、

 

成腎「うわー!」

 

 ぐさっ!

 

 それは、心臓を一突きだった。

 

真「終わった…」

 

龍生「やったな真!」

 

 ものすごい笑顔の龍生が寄ってきた。

 

真「ああ…だけど疲れた…休ませてくれ!」

 

 そうして意識を手放した。




 はい!第50話終了

 ついに、第50話来ました!

 そして、早いですが、今回の異変はそろそろ終わりです!

 それでは!

 今回はここまで!

 次回もよろしくお願いします!

 ではでは!

 さようなら!

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