無意識の恋   作:ミズヤ

26 / 100
 はい!どうもみなさん!ミズヤです!

 いつも通り自己満足で、書いていきます!

 前回、西行妖の能力をもろに受けて閉まった真!

 そして、怒れる龍生

 さて、どうなるのか!

 それでは本編行きましょう!

 では!

 第26話スタート


第26話 真と龍生の能力

sede こいし

 

こいし「あ、あ、あ、う、嘘だよね?真…起きて!目を覚ましてよ!」

西行妖「お前に構ってる暇はない!」

龍生「そうは、いかねーわ!あいつは俺の大切な親友だからな!」

 

 何かあっちで話しているが、私には一切何の音も聞こえなくなっていた。

 

西行妖「次は、そこのお嬢さんだ!」

 

 そう言って私に、弾幕を放つ。

 

龍生「くそ!間に合わねー!」

 

 私は諦めていたその時、

 

~お前は、俺が何としても死なせない!確かに守れないかもしれない!だが、お前だけは、死なせない!~

 

 そう聞こえた気がした。

 

 そして目を閉じた。

 

 だけれども、弾幕があたる気配すら感じない。

 

「ぐは!ごは!」

 

 目を開けるとそこには、真がいて、私の壁になっていた。

 

こいし「真!死んだんじゃ!」

真「おいおい!勝手に殺すなや!」

 

 とりあえず、ほっとひと安心!だけどどうやって生き延びたんだろう?

 

龍生「まーたその能力に救われたな!」

 

 能力?

 

真「ああ…今回ばかりは助けられた」

龍生「【致命傷を受けない程度の能力】だっけ?」

真「ああ!」

 

 致命傷を受けない?

 

西行妖「まて!これは致命傷を負わす能力じゃあ無い!強制的に殺す能力だ!」

真「俺の能力の説明を簡単にすると、俊殺されないようにする能力だ!その能力は、殺す能力!だから能力の判定に引っ掛かったんだろうな!だけれども、ダメージが蓄積したらさすがに死ぬけどな!」

 

 真はさらに、そしてと加えて、

 

真「もう1つ、【都合の良い状況を作り出す程度の能力】もある。こっちのお陰で、意識を今取り戻し、こいしを助けれたと言う訳だ!」

 

 

 

sede 真

 

 ふぅ…一事は焦った!

 

 でも、こいしが無事ならそれで良いかな?

 

 ん?龍生?

 

 あいつなら自己防衛位自分で出来るわ!

 

龍生「じゃあ!真が言ったんだし俺も言おうかな?俺の能力は、【常に冷静である程度の能力】と【穴を開ける程度の能力】だ!」

こいし「つまりどう言うこと?」

真「穴を開けるは、文字通り!だけれども、その能力は、心にも穴を開けられると言う特徴があるな!そして問題は、1つ目…こいし!龍生のイメージってどんな感じだ?」

 

 と、聞いたら。

 

こいし「陽気な人かな?」

真「それは、仮の姿!あいつは、ああやって言葉を濁しているが、本来は、[冷徹沈着][無関心][無心]そして、[無感情]…まあ俺に対しては大分感情を持って接しているみたいだが…怒っても、あんな風に眈々と喋るんだ!まぁそれらすべてに過去が関係しているんだけどね…」

 

 そう言うと、こいしは信じられないと言う顔をしていた。

 

こいし「因みにどんな?」

真「俺も詳しく聞いた訳じゃ無いが、あいつは小さい頃から、両親に虐待を受けていたらしい…あいつの両親のストレスの逃げ場があいつだったんだな…それで[冷徹沈着]になったらしい」

こいし「…」

真「そして、あいつの逃げ場は、学校って言う教育機関だけだったらしい…そしてある日、いじめを受けたらしい…それからどんどん広がり、最終的に町全体で、いじめ(物理)を受け続けたらしい。それで[無関心]になったらしい」

こいし「…」

 

 こいしは悲しそうな表情をしていた。

 

真「そして、そんなやつでも、友達は居たんだな!家にも学校にも居場所が無いから…しかし、ある日そんな友達もいじめてきて、最終的には、町から追い出されたらしい。それで[無心]になったらしい」

こいし「…」

真「そして、それらがあったせいで、あいつは、疑心暗鬼になってしまい、心に穴が開いて、大切なものでも無くしたかのようになり、感情を捨てて[無感情]になったらしい…それから、俺の住んでいた町に来て俺と出会ったって感じだ…」

こいし「かなり、辛い過去だね…」

 

 俺も心を開いてくれるまで、たいへんだったんだからな!

 

 そんなこんなで今の龍生が出来た。

 

 今の龍生は、何も考えずに従う…まるで感情を持たないロボットの様に…




 はい!第26話終了

 いやー辛いですね…

 まさかあの龍生さんが感情を持たない人物だったとは…

 次回は、一応、西行妖戦を終わらせたいですね!これだけで、50分は経っている計算です!

 今回はここまで!

 次回もよろしくお願いします!

 ではでは!

 さようなら!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。