鉄兜提督がブラック鎮守府に着任しました   作:幻在

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罪を背負え

鎮守府近海。

 

そこで、五十鈴は地図を見ながら今回の作戦の決行場所の確認を行っていた。

「・・・・ここで良いわよね?」

誰に言うでもなく、そう言う五十鈴。

「隼鷹、敵影は?」

「今の所ねーよ」

「鳥海」

「こっちも問題はありません」

「摩耶」

「こっちも問題ない。このまま続ける」

「よろしく。海風、朝潮、周囲の状況を報告!」

「敵の姿はありません。雲の動きにも異常はありません」

「こっちも同じです」

「よし、今の所は順調ね。提督」

五十鈴は鎮守府にいるであろう提督に電信を送る。

『どうだ?』

「今の所問題無し。このまま敵を待ち構えるわ」

『そうか』

特に何も言わない提督。

それにちょっとした不満を感じる五十鈴。

「・・・それだけ?」

『む?』

「いや褒めるとかないの?」

『そういうものなのか?』

「どんな環境で育ったのよ・・・・」

『意見を許されぬ・・・』

「あーはいはい良いわ良いわよ。聞いたこっちが悪かった」

『そうか』

結局自分から打ち切ってしまった五十鈴。

「あの、朝潮」

「海風さん?どうかしました?」

「いえ、鳥海さんと摩耶さんの様子がおかしいような気がして・・・・」

「ああ、そういえば」

先ほどから浮かない顔をしている摩耶と鳥海。

執務室を出て行ったあとに何があったのだろうか?

それを知る由などないのだが。

「どうします?一応、特殊回線使って他の艦娘と個人で話せる裏技知ってますけど・・・」

「なんでそんなもの知ってるんですか・・・」

「提督に聞かれたらいけない事を話したい事があったから・・・・」

「ああ、そうですか・・・・」

どこかいたずらっ子の様に笑う海風に苦笑するしかない朝潮であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ・・・予定より少し遅れているな」

「そうですね」

作戦が始まって数刻。

到達予定時間より遅れている事実に、提督は特に違和感を感じるでもなく、淡々と言う。

それに何気ない言葉を発して、大淀がそれに同意する。

「特に問題がある訳じゃないですし、心配する必要はないんじゃないのでしょうか?」

「分かっている」

「そうですか」

ふと、大淀はしばし逡巡し、口を開く。

「摩耶さんの事、提督はどう思いますか?」

「何をだ?」

「砲撃、特に、対空兵装が使えなくなった事についてです」

「その事か」

提督は納得する。

「どうにかして貰わなければ困る」

「まあそうですよね・・・・私が言ってるのはその原因です」

「興味ない」

「まあ聞いてください」

好きにしろ、とでも言うように背もたれに深く背中をしずめる。

「彼女たちのいた第一鎮守府で、ある作戦が行われたようです。圧倒的火力を持って陸性深海棲艦を撃滅せよ、という作戦です」

「飛行場姫か」

「お、知ってましたか」

流石です、と褒める大淀。

だが提督はそれに答える事はしない。

「その作戦で、そこの提督は面白半分に重巡四隻、航空戦艦二隻の編成で出撃した様です」

「高雄型と扶桑型の組み合わせだろう?なんでも二隻沈んだらしいな」

「ええ」

大淀は、こういう事はあらかじめ分かっていたかのように薄い反応を見せる。

「そこで摩耶さんは、二人の姉を守れなかったそうです」

「だろうな。対空に特化している摩耶が自信のある対空戦闘で味方を守れなかったんだ。それで自信喪失するのも無理もない」

「その為の今回の出撃でしょう?わざわざ窮地に陥らせて荒治療で無理矢理、兵装を使えるようにする。その為に、敵に()()()()f()l()a()g()s()h()i()p()()()事を知らせなかったんでしょう?」

「そうだ」

「本当、酷い事しますよね。貴方は」

「ふん」

興味無さげにふんぞり返る提督。

「でも、もし誰かが沈んだら・・・・」

「それは無い」

自信満々に即答する。

「・・・その根拠は?」

「前にこの方法で戦場で引金を引けた奴がいた」

「戦場?」

気になる単語が出てきたものの、この提督に聞いても適当にあしらわれるだろう。

それも気付く事なく。

ただ、気に喰わない事と言えば、他人の気持ちは知ろうとしないくせに過去の戦績には目を通している。

その結果からその心情を察する事も出来るだろうに。

そういう所がなんともムカつくのだ。

「そんな事より、そろそろ敵が来るはずだ。備えろ」

「了解しました」

大淀は自らに搭載された通信能力で艦隊に通信を送る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「敵艦見ユ!」

鳥海がそう叫ぶ。

その瞬間、皆に緊張が走る。

「編成は!?」

「編成は、駆逐イ級が二隻、駆逐ロ級が一隻、軽巡ヘ級が一隻、空母ヌ級が一隻、それと・・・・ヲ級flagship!?」

『な!?』

全員が驚愕する。

思い出してみると、提督は敵艦隊の編成を言っていなかった。

そもそもすでにその存在が確認されているのなら編成ぐらいは知っていて当然の筈だ。

「あの提督・・・・」

すぐさま提督の意図を察する五十鈴。

とりわけ、摩耶のトラウマ克服のためにわざと編成を隠していたのだ。

 

なんと鬼畜な事か。

 

だが五十鈴の行動は早かった。

「隼鷹!こうなったら先手必勝よ!戦闘機を発艦!敵艦載機が発艦したらすぐに撃ち落として!」

「お、おう!」

「鳥海は射程を活かして先制攻撃!海風と朝潮は私と一緒に鳥海が撃ち漏らした敵を落とすわよ!」

「分かりました!」

「「了解!」」

「摩耶!貴方はここに来る敵艦載機を撃ち落として!良い!?」

「あ、ああ・・・・」

摩耶の返事は曖昧であるも、それを気にしている様子はない。

五十鈴に至っては、今回の作戦で提督がこの様に言われている。

 

『作戦は伝えたが、その場の判断はお前に任せる』

 

=で言えば、作戦を多少変えてもいいし、撤退の判断もしても良いという事。

と、そんな都合の良い考えを持っている五十鈴も五十鈴だが、鬼畜にもヲ級、それもflagshipの存在を隠していた提督も提督だ。

文句は言わせない。

が、ここは提督に()()する事にする。

「隼鷹」

「ん?」

発艦作業を終えた隼鷹の元へ五十鈴が近寄り、耳に口を寄せる。

「危険だけど出来るだけ敵艦載機を出来る限り通して」

「ほ~う、つまり・・・」

「荒治療になるけど摩耶のためよ。じゃないと今後こんな事が続けられるかもしれないしね」

「了解。あとでしっかり鳥海に殴られろよ?」

「それは貴方もでしょう?」

「おいおいそりゃあないぜ?」

軽口を叩き合い、それぞれ持ち場をつく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほど、予想外な事を言われてから、心臓の動悸が収まらない。

いや、それ以上に酷くなっている。

なんとか落ち着けようとするも、なかなかに落ち着く気配を見せない。

そもそもあの時とは違うのに何を恐れる必要があるんだ?相手はヲ級。()()()じゃない。数なんてあの時よりもずっと少ない。そう、少ない。少ないから問題ない。落とせないなんて事なんて・・・

「わりぃ、何機か通した!」

「!?」

心臓が跳ね上がる。

来る、敵が、爆弾を、魚雷を持って、沈めに来る。

 

沈められる。

 

「摩耶!」

五十鈴の叱咤で現実に引き戻される摩耶。

「来るわよ!」

「あ、ああ・・・・」

とにかく兵装を展開する。

空を見上げる。

そこには、思った以上に多い数の敵の異形の艦載機。

 

撃ち落とせるのか?

 

そんな不安が、摩耶を包んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「状況は著しくありません」

「どうやら対空を全て摩耶に任せたようだな」

執務室で、両肘を机につき、組んだ手に顎を当て、そう呟く提督。

「正直予想外でした。まさか五十鈴が提督の意図に乗るなんて・・・」

「それはそれで好都合だ。そのまま克服できればなお良い」

「それで沈んだら元も子も無いですよ?」

「案ずるな。誰も沈まん」

「その根拠は?」

「沈んだら奴らに勝てん」

「そこですか」

もはやおなじみの返事に呆れるしかない大淀。

というか、二人しかいないこの執務室の空気があまりにも和んでいる。

とても作戦中の司令部とは思えない。

「とりあえず、吉報を待つ事にしましょう」

「そうだな」

そう話を切り上げるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあ・・・はあ・・・・」

状況は最悪だ。少なくとも、後方にて何も出来ない摩耶にはそう思われていた。

「うわ!?」

朝潮のすぐそばに爆弾が落ち、爆発が起きる。

高い水柱があがる。

「く、これ不味くないですか!?」

「まさか一発も撃てないなんて・・・・」

五十鈴はイ級に砲撃しながらそう苦い顔をする。

状況を簡潔に言うとこうだ。

 

摩耶に対空任せたら一発も撃てないので完全に制空権を取られた。

 

本当に摩耶は一発も対空砲どころか機銃の一発も撃てなかったのだ。

それによって、ヲ級flagshipの第二鎮守府の()()()()()空母並みの運用能力で隼鷹の直掩機が次々に落とされているのだ。

よって、敵艦載機の攻撃を一方的に受けている訳なのである。

ただ、攻撃されまくっている間も敵は何隻か沈めた。

あとは、どういう訳かかなり遠い所で高みの見物をしているヲ級だ。

 

が、そこに辿り着くまでが問題だ。

 

「くぅ!?敵の艦載機の攻撃が激しすぎて上手く近づけない」

「下手すりゃあ轟沈だなぁおい!」

海風が冷や汗を流しながら、隼鷹が笑いながらもわりと真剣に攻撃を回避し続けている。

隙を見て撃ち落とせばいいのだが、その度に攻撃が集中するのでとてもじゃないが連携の取れない今、反撃する事など出来ない。

唯一、この状況を打開できる存在は摩耶を除いて他にいない。

だがその肝心の摩耶が対空砲火が出来ないとなると、流石に手段が激減する。

提督に何かお告げ(アドバイス)でも貰うか?

「いやいやあの提督の事よ。まともな答えなんてくれる訳ない」

あの提督がどういう人物なのか。

それはすでに知れた周知の事実。

まともな返答など期待するだけ無駄。

「やはり摩耶に頼るしかないか・・・」

五十鈴は必至に敵の攻撃をかわしながら、摩耶が再起する事を祈る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方の摩耶はといえば、その場で立ち尽くし、茫然としていた。

理由は明白。

足が竦んだ。

敵の航空機を見た瞬間、脳裏に『あの時』の光景がよぎったのだ。

空を埋め尽くすほどの敵の艦載機。

それに対し、唯一対空戦闘に長けた摩耶が、全てを撃ち落とさんとした。

大切な『姉妹艦』を守る為に、全力で空に向かって機銃や対空砲、三式弾など、全てを撃ち尽くした。

だが、空に向かって放った全てを撃ち落とす結界の唯一の綻びに、敵は入り込んで、二人の姉を撃ち貫いた。

その瞬間は、今でも覚えている。

「どうしろっていうんだ・・・」

上空で動く黒い敵。

その姿を見るだけで、あの頃の光景が目に映り、動けなくなる。

 

自分のせいで姉さんたちは沈んだ。

 

あれほど尊敬していた姉さんたちがまともに戦えなかったのは、全て自分が空を制圧出来なかったから。

 

 

 

自分が『役立たず』だから。

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()が撃てない状態で、もはや海の上に置いてあるだけの動く置物同然。

それ故に、恰好の的だ。

「摩耶!」

鳥海が叫ぶ。

気付けば、いつの間にか敵の爆撃機がこちらに迫ってきていた。

「しまっ・・・」

どうにか回避する。

すぐそばで水柱が立つ。

その衝撃でよろめき、転ぶ。

「あだ!?」

尻もちをつく。

そこで上空を見上げる。

「あ・・・・」

直上降下で迫ってくる一機の敵爆撃機。

流石に避けるどころか態勢を立て直す時間すらない。

 

万事休す。

 

その瞬間、摩耶に覆いかぶさる何かがあった。

「ちょ、鳥海!?」

鳥海だ。

「何してんだ!?速くどけ!」

「嫌よ」

摩耶が叫ぶも、鳥海は冷静に返した。

それに絶句する摩耶。

次の瞬間、一発の爆弾が鳥海を討つ。

「ああッ!?」

鳥海が苦悶の声を挙げる。

「鳥海!」

ぐったりと摩耶に倒れ込む鳥海。

背中からは煙が立ち上っている。

どうにか障壁で防ぎきれたようだが、衣服の一部が吹き飛び、背中の一部が火傷を負っている。

ただ、摩耶は何も言えず、鳥海の背中から空へと視線を移す。

今度は確実に沈める為に複数の爆撃機が集まり始めている。

 

まずい。

 

まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい――――――まずい!

 

このままでは自分はともかく鳥海が轟沈()んでしまう。

どうにかしなければ、どうにかしなければ――――

 

 

 

 

 

アタシが?

 

 

 

 

 

高雄姉さんや愛宕姉さんを守れなかったアタシが?

 

どうやって守るっていうんだ?

 

アタシは対空砲撃できないんだぞ。

 

そんな状態でどうやって戦えっていうんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『―――――過去などどうでもいいだろう?』

 

 

「!?」

提督の声が聞こえた。

それは無線。

それも自分一人に向けた固有通信。

『今見るべきは鳥海が沈もうとしている『現実』。姉が沈んだとか言う『過去』ではない』

ただ茫然と、その言葉を聞く摩耶。

『過去の事が原因で信用を失うのは当たり前だ。信用の度合いなど、いつだって突かれれば簡単に崩れ落ちる砂の山と同じだ。だがそれが原因でいつまでも過去に囚われて良い道理にはならんだろう?』

提督は言う。

『繰り返す気か?』

息が、詰まる。

『お前がそこに立っているのは繰り返すためか?』

言い返せない。

『俺は違う』

提督は語る。

『少なくとも俺がここに立っている理由はそんな事を繰り返すためにこの立場にいる訳では無い』

右腕が、動く。

『過去の過ちは()()()()()()。過去の功績は()()()()()。必要なのは『罪』であり『心情』ではない。『心情』は『今』必要なものだ』

体が動く。

『『罪』は償うものだ。隠すものでは無い。許しを乞え。頭を下げろ。前へ進め。後ろを見るな。力を信じ、己を信じろ』

上空に集まる敵に照準を合わせる。

『お前は『兵器』だ。だが同時に『化け物』でもある。そして『人間』だ。心あるもの全てが『生物』であり何かを壊して生きている『兵器』だ。そして、その二つを持つ故に『化け物』だ。それを恐れるな』

敵が集まるのを待つ。

『お前がなるべきはお前が望むお前自身だ。他人を自分と重ねるな。全ての人間が平等などと考えるな。お前はお前でいろ。それこそが『摩耶(お前)』という存在(お前)だ』

右腕が、引金を引く事を、僅かに拒否し、そこから先を行かせない。

『案ずるな』

提督の声が耳に響く。

 

『俺も同じだ。罪を背負え』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、空にいた艦載機が全て堕ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な!?」

それに目を見開く五十鈴。

撃ったのは自分ではない。

敵が摩耶と鳥海の上空に集結しているのは分かっていた。

流石にこれ以上は危ないと思い、対空戦闘をしようとしていた途端、空にいた敵の黒い艦載機が全て撃ち落とされた。

こんな芸当が出来る存在。

それは、それを一度見た五十鈴しか、その人物以外、知らない。

「やっと克服したのね・・・・・」

呆れた表情で、その犯人を見る。

そこには、空を睨み付けて対空兵装から煙を出して、ぐったりとする鳥海を抱えている、摩耶の姿があった。

「さあ来い艦載機共、アタシが一匹残らず駆逐してやんよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・分かりました。そのまま帰投してください」

「結果は?」

「勝利です。摩耶さんの対空砲火のお陰で、ヲ級の攻撃を全て封殺。その甲斐あってか、五十鈴、朝潮、海風の雷撃で轟沈させたようです」

「被害は?」

「摩耶さん以外が小破以下のダメージを受けています。ただ鳥海さんだけが大破しています」

「報告は摩耶に任せて他は全て入渠させろ」

「分かりました」

そう承諾し、大淀は通信を送った。

「それにしても、ああいう場面であんな事を言うなんて、提督は優しい人ですね」

「俺が?」

「ええ」

大淀は柔らかく笑う。

「前々から思っていましたけど、掃除を自分でやろうとする所とか、食事を作るとか」

「まさかな」

提督は否定する。

「俺はそういう人間じゃない」

「そういう事にしておきます」

意味深な笑みでそう微笑み、大淀は扉に向かって歩きだす。

「では、私はこれから艦隊を迎えに行きます。提督はどうぞごゆっくり、そこで寛いでください」

「そうさせてもらおう」

そう言って退室していく大淀。

提督一人になった執務室。

ふと提督は、自分の右手に視線を落とす。

「・・・・・・優しい、人、か・・・・」

 

 

 

 

 

『お兄ちゃん!』

 

 

 

 

 

 

ふとよぎる、無邪気に笑顔見せてくる、()()()()の妹の笑顔。

提督は、一人静かに、()()()()

 

 

 

()()()()()()()()()()()()。そんな事実を、隠すかの様に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは七年前。

艦娘が現れた、直前の時間軸の中で。

 

男は、守りたかった最後の笑顔を、殺した。

 

 

 

 

 

 


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