艦隊これくしょん 艦娘たちと提督の話   作:しゅーがく

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・提督

 日本皇国海軍海軍部鎮守府群の各鎮守府に着任している人物の総称。現在着任している提督は1人。

 本来は並行世界に存在しているゲームプレイヤーのことを指している。海軍本部と妖精たちが作り出した『提督を呼ぶ力』によって、この世界に現界しているのは主人公のみ。物語開始時点では端島鎮守府にも提督の席に座る人物はいるが、純粋な提督ではなく、特設された新たな鎮守府運営の先駆けと新概念の戦術思考を蓄積するための試験将校という扱いになっている。

 

 

 

・艦娘

 東京湾防衛戦終盤、当時の日本皇国海軍の艦隊が文字通り全滅した時に突如として現れた存在。日本皇国とは協力関係にあり、実際は日本皇国海軍に所属していない傭兵扱いでもある。

表向きでは『特殊能力を有した人間の少女たち』としているが、実際は歳を取ることはない上に、艤装を身に纏っている時には身体が強靭になる。

 年齢は身体的な成長度合いなどを鑑みて、適性の年齢が与えられる。これによって国の法律に縛ることも同時に行っている(例;金剛は19歳、赤城は20歳、吹雪は13歳)。

 戦闘の際には艤装を艦船の状態にしたのち、乗り込んで艦長的な役割を果たす。艤装を身に纏っている時には、手足のように全てを動かす。

 艦娘の中には特異的な個体も存在しており、特殊能力を有している(例:金剛、身体能力の向上)。

 艦娘たちは『自らが進水・着任する鎮守府には提督が居ない』ということを先天知識として持っており、建造・ドロップ後には所属鎮守府に提督が居るという淡い期待を持っているが、基本的にはその期待を真正面から打ち砕かれる。そのため、提督が直接指揮をしている鎮守府の存在は『0%』と信じて疑わない。だが例外が存在するため、再びすがるような気持ちで期待することもある。

 横須賀鎮守府所属以外の艦娘は基本的に組織戦闘を行うが、時より不可解な行動を取ることもある。その為、提督が着任して以来は国防・攻勢戦力として判断されていない。

国内に存在している鎮守府の大半が機能しているが、稀に補給物資が滞ったりしていることもあり、大量に艦娘の餓死死体が発見されることもある。その為、大本営の判断により、遠方から半強制的に艦娘の局地密集集落の形勢が行われている(作中には登場しない)。

 

 

 

・妖精

 東京湾防衛線終盤、艦娘と同時に現れた存在。二等身の体を持っているが、その本質は士官・下士官・士のそれと同じ。艦娘に使役する兵隊ともいえる。個人個人に名前は与えられているが、基本的に役職名で判別されることが多い。人間には姿を隠してきているが、主人公着任時(約2年間)から認識されている。

 技術力が進んでおり、現在の最新技術のもっと先を行っている。日本皇国軍の戦闘機を研究しアップデートパッケージを作り出したり、図面や外観から艦載機を開発する等々をしている。

 深海棲艦には通常兵器はその威力を発揮しないが、妖精の手に渡ったものは全てそれ相応の攻撃力を持つ。

 

 

 

・イレギュラー

 提督と深海棲艦との戦争で生じる、その言葉通りの状況のこと。これまでは戦術や攻撃方法、装備を更新して戦って来ていたが、それが深海棲艦側に反映される。大型戦略爆撃機が存在しないが、それを配備して戦線に投入すると深海棲艦側にも大型戦略爆撃機が配備される。その数はこちらが用意した数よりもはるかに多く出てくる。

 これを考慮しつつ、深海棲艦と戦う必要があると提督は大本営に報告を上げている。

 この事象は人為的に起こっていると判断されており、誰がどのようにして何のために行っているのかは分かっていない。

 

 

 

・提督を呼ぶ力

 ある特異的な条件をクリアした鎮守府に与えられる力。現在は使用が不可能になっている。これによって提督は2年前に転移させられてきている。この力が物語の軸となるものになる。

特異的な条件とは、開設して間もない鎮守府に於いて一定数のレア艦・レア装備を保有するこが出来た鎮守府にのみ、力が与えられることになっていた。忌まわしき海軍本部の遺産。

ちなみに横須賀鎮守府は開設2週間で条件をクリアし、提督を呼び出すことに成功している。

 

 

 

・海軍本部

 現在その組織は無くなっているが、以前は大本営海軍部と各鎮守府との間に板挟みになっていた前線司令部のようなもの。艦娘を隔離し、代理戦争へと世論を仕向けた元凶。

この組織によって殺された艦娘は数知れず、艦娘が人間を怖がってしまう一番の原因を作った張本人。本作開始前に大本営主導の鎮圧作戦にて文字通り全滅したとされている。

 

 

 

・提督への執着

 主人公の提督に対する横須賀鎮守府所属の艦娘たちの過剰な保護欲。第六感みたいなもの。

 基本的に艦娘はそれまでの経緯から、一部を除いて日本皇国軍人やその他民間人を嫌う傾向がある。それらによるテリトリーへの侵入、提督への攻撃・口撃に敏感に反応し攻撃的になる。ほとんどの場合は原因の排除に走り、理性的に行動しなくなる。それを止められるのは、保護欲の対象である提督だけとなっている。

 これらを持ち合わせている艦娘の中でも特異的な性質を持つ者もおり、その能力は生身でも人間が渡り合うことはできない。怪力・千里眼・諜報の3つの能力が確認されているが、他にもあると考えられている。

 

 

 

・番犬艦隊

 横須賀鎮守府艦隊司令部に非正規で設置された艦隊。基本的に艦娘でも発言力の高い艦娘によって有事、大規模作戦にて多くの艦娘が出払う時に提督の身辺警護を行う艦娘を指名して集めた艦隊。

艤装を身に纏い、提督を輪形陣で囲むことを基本とし、お手洗い・風呂の時以外は片時も離れることを許されない。強い艦娘で無くてもいいとされているのは、基本的に提督に危害を加えるのは人間であることのため。相手に対し、艤装にある対空機銃で攻撃することもある。

 

 

 

・特務

 赤城にのみ課せられた特殊任務の略。基本的には航空戦術の考案、艦載機の大規模改造案の作成、他の航空隊への教導隊としての参加などが行われている。それ以外にも予定外の建造や開発なども行うことがある。

特務を受けるにはかなりの知識が必要とされており、鎮守府資料室に所蔵されている『戦術指南書』を理解、配備されている艦載機の基本構造や有用性、弱点など全てを把握している必要がある。そのために、赤城のみというよりも赤城にしかできない任務となっている。だが加賀も特務を受けるために勉強中であったりもする。

 

 

 

・戦術指南書

 各鎮守府資料室に所蔵されている、これまでの艦娘たちによって蓄積された戦術データやありとあらゆる艤装・装備の解説が書かれている本。各ジャンルに分かれており、それぞれが辞書並みの厚さがある。全40編、40冊ある。

全編を読破しているのは赤城、夕立、時雨のみとなっている。

 

 

 

・日本皇国海軍横須賀鎮守府艦隊司令部 通称:横須賀鎮守府

 日本皇国国防の要であり、最後の砦。物語開始時点で日本皇国最大級の軍事施設。主人公が指揮を執る拠点でもある。

艦娘たち約200名と運用する際に必要な各種資源の貯蔵、内外周辺の治安を守る門兵と呼ばれる警備部約1000人の戦闘員や事務を行っている非戦闘員約80名、艦娘用の施設である酒保を運営する約700名が務めている。戦闘員は敷地内にある寮で生活していたり、それ以外の者も周辺に家を持っている。

 日本皇国軍および三権の代行を司る国家の中枢によって横須賀鎮守府敷地内には特例が敷かれており、法律に適応する特殊な地として指定されている。治外法権が適応されており、日本皇国憲法(前日本国憲法改訂)によって守られている。無法地帯とも言えるが、おそらく国内で一番治安の良い地域であるとも言える。

 敷地内の至る所に防衛火器が設置されており、常に稼働状態にある。有事の際にこれを以て迎撃に当たるが、牽制や威嚇にしかならない。

ただし沿岸部に設置されている要塞砲は十二分に攻撃手段として利用できる。

 

 

 

・日本皇国軍

 かつては自衛隊を名乗っていたが、深海棲艦の発生により憲法改正や国家体制の変遷によって今の形になった。三軍体制(陸海空)を敷いており、現在最も兵力・装備が充実しているのは陸軍。海軍は艦娘との協力体制に入る前に艦艇を全て失っており、陸上戦力しか残っていない。空軍は深海棲艦の艦載機の迎撃・空中戦を行っているため、損耗があるが現在も戦っている。

 基本的に志願制ではあるが、軍法によって予備役軍人が多く存在している。有事の際には召集を掛け、戦闘態勢に入ることができる。

現在軍に籍を置いているのは約30万人。深海棲艦との戦闘で男性軍人は恐ろしく減っているため、全体の6割が女性軍人。

 陸軍が一方的に海軍を敵視している節が見受けられるが、そこまで問題視されていない。

 

 

 

・日本皇国陸軍

 日本皇国軍の大部分を構成している軍。主装備は小銃、戦車、自走砲、大砲、地対地・地対空・地対艦ミサイル、戦闘・輸送ヘリ等々。

 日本国内各地に駐屯地、基地があり、それぞれで担当地域の治安維持や寡兵、訓練を行っている。深海棲艦との戦争初期~中期までは離島防衛も行っていたが、帰還率が著しく低かった。このため、日本国内の男女比が若干偏っている。

 かつての大日本帝国陸軍、陸上自衛隊の時の良いところを集めに集めて体制を整えているため、士気・練度共に高い。

 第三方面軍第一連隊は陸軍内でも有名で、戦争中期に立案された小笠原諸島絶対防衛線にて西ノ島に駐屯。深海棲艦による大規模攻勢の際に、友軍残党を逃がすために西ノ島で孤軍奮闘をしている。このこともあり、陸軍は海軍に親しみを持つ一方で、深海棲艦に対して無気力であることを棚に上げて憎んでいるところもある。

 

 

 

・日本皇国海軍

 横須賀鎮守府等を保有する制海権保持のための軍。現在は兵自体がかなり少ない状態ではあるが、年間軍事費のおよそ6割を海軍が使っている。

 日本各地に点在する軍港等を艦娘たちに貸している状態であり、海軍でありながら海上戦力はほとんど保有していない状況。現在は横須賀海軍工廠に停泊している『かさばね型汎用護衛艦』3隻のみとなっている。主に海軍兵力の大部分が憲兵・海兵によって構成されている。

 一度は全ての戦闘艦を失っているが、現在は横須賀鎮守府の働きによる化石資源・鉱物資源の安定供給ルートのために、独自で保有する戦闘艦を量産中である。

 

 

 

・日本皇国空軍

 最も深海棲艦との戦闘を繰り返している軍。任務は領空の警戒等ではあるが、もっぱら深海棲艦の艦載機の迎撃が主任務になっている。そのため、横須賀鎮守府以外で最も深海棲艦との戦闘経験のある軍であると言える。

 装備は航空自衛隊の時の戦闘機を継承しており、更新も行っていない。ただ、F-4Jは全て退役している。

 航空教導団という対深海棲艦のエキスパート部隊が存在しているが、アグレッサー部隊のためにスクランブルはあまりない。その上、横須賀鎮守府防衛の命令が下っているため、最も深海棲艦による侵犯のあった北海道の新千歳基地から、羽田基地に異動している。

 

 

 

・大本営

 日本皇国軍総司令部とも云う。三軍全ての最上位に立つ、軍の頭脳。優秀な三軍の将官が集まっている他、陸海軍の憲兵隊が侵入者の取締を行っている。

 

 

 

・端島鎮守府

 横須賀鎮守府による海域奪還が行われていく中、頼らずに自らで資源を確保するために設置された鎮守府。かつて軍艦島と呼ばれていた島を改装して、海上の要塞としても機能する。

こちらは提督とは違い、元からこの世界に存在していた人間の軍人が提督として着任しており、艦娘も命令を素直に受けている。

 

 

 

・空軍羽田基地

 日本皇国軍の要請により設置された、横須賀鎮守府直掩部隊駐屯地。空軍の航空教導団が現在駐屯している。

 

 

 

・航空教導団

 羽田基地に駐屯する日本皇国空軍戦闘パイロットの最高峰が集められた部隊。アグレッサー部隊とも呼ぶ。

名称は他の航空隊の教導などを主任務としているように思われるが、基本的には深海棲艦の艦載機との航空戦及び艦隊への牽制を主任務としている。全国的に見ても、航空教導団のキルレシオは頭1つ飛び出ているどころの騒ぎではない程、深海棲艦艦載機との戦闘に慣れている部隊。

装備品はF-2、F-15J。国内でも状態の良い機体が集められている。

 現在は横須賀鎮守府の直掩部隊として活動しているが、基本的に出番はない。

 

 

 

・日本皇国

 深海棲艦による地球上の制海権奪取によって、米軍の度重なる敗戦により、現状からの脱出を図る国民の声が多数挙がる。その結果、日本国より天皇主権の君主制(天皇制)国家として国号を変更。その結果、日本皇国となった。

 物語開始時点、地球上で唯一深海棲艦に対して対等に戦っている国家の一つ。協力関係にある艦娘たちの恩恵によるもので、国内の食料自給率は安定しており、化石資源等以外の供給は問題なくなされている。化石資源の供給は、横須賀鎮守府艦隊司令部から払い下げられたものか、端島鎮守府が回収したものを供給している。平時よりも供給量が少ないため、ガソリンや鉄鋼の値段が異常に高くなっている。

 国内に有する兵力はおよそ30万。そのほとんどを陸軍が占めている。

 

 

 

・日本皇国海軍横須賀鎮守府航空隊

 横須賀鎮守府に設置されている航空隊。主に艦載機等を陸上運用するために設置されているものではあるが、艦載されない艦載機を運用しつつも、近海哨戒・迎撃戦を主任務としている。災害時には支援物資輸送等も引き受けている国内最大級の航空基地。

ありとあらゆる任務を引き受けることの出来るよう、航空機の種類は多くまた数も揃えている。

 名前から分かるように横須賀鎮守府隷下にある基地なので、その最上位決定権は提督にしか存在しておらず、大本営や天皇陛下からの勅命も無視するが、提督不在の際の有事に関しては海軍部長官:新瑞と天皇陛下による決定代行を受けることが義務付けられている。

 部隊認識に関しては、大まかには番号で識別しているが、部隊呼称に関してはそれぞれで決まった単語が宛がわれていることが多い。

基本、3桁で構成されている部隊番号でその部隊の特性を分けている。

3桁目:航空機の種類

一:艦上戦闘機―――艦これにて実装されている艦載機&独自設定により存在している艦載機:雷電改(雷電三二型)、Bf109T改二(T型からモーターカノンや各種装備・発動機の換装を行っている特別仕様)、Fw190T改二(Bf109T改二と同様。D型から艦載用に改造されたものも含む)

二:艦上爆撃機―――艦これにて実装されている艦載機&独自設定により存在している艦載機:Ju87D(D-3、D-5)

三:艦上攻撃機―――艦これにて実装されている艦載機

四:艦上偵察機―――艦これにて実装されている艦載機&独自設定により使われている艦載機:零戦二一・五二型

五:陸上単発戦闘機―――艦これにて実装されている戦闘機&独自設定により使われている戦闘機:一式戦闘機三型乙、三式戦闘機一型乙・丙、四式戦闘機一型甲(量産型)・乙、五式戦闘機

六:陸上双発戦闘機―――独自設定により使われている陸上双発戦闘機:二式複座戦闘機甲、乙、丙型

七:陸上爆撃・攻撃機―――独自設定により使われている陸上爆撃・攻撃機一式陸上攻撃機二二・三四型、富嶽(爆撃型)、B-25J

八:水上戦闘機―――艦これにて実装されている水上戦闘機

九:水上爆撃機―――艦これにて実装されている水上爆撃機&独自設定により使われている水上爆撃機:二式大艇一二型

2、1桁目:隊を分ける番号

 装備されている航空機等々は提督の進言により、史実とは異なる点があるものもある。無茶な改造がなされている航空機も少数存在しているため、実戦部隊に関しては戦闘に耐えうることが証明されているもののみが投入されている。

 

 

 

・一般配備

 航空母艦に配備されている艦載機群を航空隊とし、そこに通常配備されている艦載機を一般配備と呼ぶ。

基本的には艦上戦闘機、艦上爆撃機、艦上攻撃機、艦上偵察機で構成されているが、一部、特殊な装備を持っている航空母艦でしか運用できないものもいくつか存在している(例:Bf-109T改二、Fw-190T改二、Ju-87各種)。その為、これらと分けるために一般配備という分け方が為されるようなった。その他は特別配備(ドイツ機配備)と呼ばれている。

 また、ドイツ機に関してはその性能や運用特性、装備等々が一般配備とはかけ離れており、一般配備のみしかできない航空隊や空母の艦娘からはかなり羨ましがられている。時には貸してほしいと頼む艦娘もいるが、運用できるわけがない。

 

 

 

・アメリカ軍

 かつては『世界の警察』と言われていたアメリカの国軍。物語開始時点では、深海棲艦との激しい攻防戦によって保有する艦艇のほとんどを失っている。前々作にて唯一残っていた戦前建造の原子力空母ジョン・F・ケネディも西海岸を作戦行動中、深海棲艦の魚雷攻撃にて撃沈している。

それからというもの、戦時建造されたお世辞にも性能の良いとは言えない艦艇を生み出し、海軍力を付けていっている。その中には記念艦から徴用された近代化改修のなされたアイオワも存在している。

 それまでの国家方針で国内の治安安定の強化を務めていたため、現大統領の命令により、再び制海権奪回に乗り出している。

 4軍構成されているが、海兵隊は規模を縮小されているため、軍としての機能を果たせていない。陸軍は国内の治安維持武装警察扱いになっている。海軍は日本皇国海軍と同様に、軍事費の大部分を使っている。空軍もまた然り。

 海軍内部には腐った部分が多く、命令無視・独断専行等々が多発している。その為、軍上層部の安定化を図っており、半ば粛清に近い行為が大統領の命令によりFBIが行っている。

 

 

 

・アルフォンシーノ要塞

 北方海域にアメリカ軍が建造した半球状鉄筋コンクリート製巨大要塞。1つの島を丸々覆っているこの要塞は、深海棲艦の侵攻開始直後から建造開始がなされて完成した陸海空軍合同の唯一の外地にある基地。その大きさ・形状からオーパーツ扱いされているが、おそらく国内でパーツを作り、現地で組み立てを行ったものだとされている。

 要塞の武装のほとんどは陸軍砲兵隊が装備しているM110 203mm榴弾砲で構成されており、最大口径砲ではあるが、深海棲艦には威嚇程度にしかならない。内部にはサイロもあるが、稼働状態にはない。

 要塞に駐屯している部隊は歩兵が主で、基本的に個人が選択して志願した兵でしか構成されていない。その為士気は高く、犯罪発生率が0%に近い。

起きる犯罪のほとんどは窃盗ではあるが、殺人は起きない。

 舟艇用の開閉弁があるが、基本的に閉じたままになっており、物資等々は空輸にて行われている。ただし滑走路がないため、ヘリでのみ輸送が行われている。

 

 

 

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・強行偵察艦隊(2017/08/09)

 提督が指定している艦娘によって編成されている特別艦隊。基本的には解体されている状態であるが、必要に応じて編成、出撃命令が下される。

主な任務内容は攻略前の海域への予定航路の確認、敵情の確認、深海棲艦の数・編成・脅威度の調査を行う。やっていることは『威力偵察』のそれとはほとんど変わりない。

 編成は軽巡球磨、多摩、駆逐艦磯波が指定されている。

危険な任務ではあるが、今までは損傷艦や脱落艦が出たことはない。

 




最終更新日:2017/08/08

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