今後も更新していく予定ではありますが、基本的にはオリジナルの登場人物の設定しか書かれていません。艦娘たちの設定は基本的には、一般的な艦娘とほぼ同じですのでよろしくお願いします。
設定 登場人物
主人公:提督(中将) 身長:180cm 体重:78kg 黒髪短髪
本作の主人公。物語開始直後の年齢は20歳。日本皇国海軍中将。
異世界から転移させられた元高校生(当時18歳)だったが、転移後に軍人となった。士官教育・訓練等を受けることすらしていない軍人ではあるが、独学で戦術のみは学んでいる。
物静かな性格ではあるが、曲がったことが嫌いだったり変な信条を持ち合わせている。周囲からは歳不相応の階級であることは特に言われないが、面識のない人間からはよく思われることが少ない。
趣味は特にない。
艦載機による航空戦術を考えるのが好きで、よく赤城と議論しているところをよく目撃されたりする。その他にも読書も好み、時には運動もする。私用のスマートフォンでソーシャルゲームをしていたり、動画を観たりする。
特技は特にない。秀でて何かができることもないが、両親から一通りの家事を仕込まれていることや、ポーカーフェイスが得意ではある。
艦娘とは好意的な態度を取るが、一定距離以上は接近しようとはしない。それは紅の変な信条とも相まっているが、第一に無神経を演じることを重視していた。
艦娘たちの気持ちに気付いているからこそ、紅は終戦までの間をそうやって過ごしていくことを決めている。
本名は『
登場人物(随時更新予定)
天色 ましろ(特務大尉) 身長:157cm 体重:50kg ダークブラウン(ロング)
主人公の姉。物語開始直後の年齢は22歳。日本皇国海軍特務大尉。
異世界から転移させられたのかは不明だが、元は看護師。転移後、横須賀鎮守府に留まるために一度傭兵となり、その後任官する。
特務大尉ではあるが、そのものの立ち位置を表している他、特殊な権限が与えられている士官であることも表している。本来は『特別任務を遂行するために必要な特殊な権限を有する士官』を略して『特務』が使われている。ちなみに日本皇国内にはましろ以外にはいない。特別任務とは横須賀鎮守府と大本営、政府、皇室を繋ぐ役割や、日本皇国内に於いて超法規的措置を取る必要がある場合に、自らが判断を下して責任を取ることを指している。別名、提督代理とも言えるが、後者は提督自身が居ない場合にのみ有効となる。
割と騒がしい性格ではあるが、冷静に物事を判断したり、口がかなり達者ではある。その性格から周囲からは親しみを持たれているが、階級を忘れている者もいるのでその辺りはちゃんと注意する。ちなみにかなりのずぼらで私室は散らかっている。
趣味はなく、物欲もそこまでない。仕事一筋な面もあるが、読書だけは好む。
提督の部屋に居座ったりしていることもある。
特技はないが、交渉などを得意としている。
艦娘たちとも仲が良いが、時には叱っている姿などを目撃されている。全員が頭が上がらないように見えることから、鎮守府の裏のドンはましろではないかとも言われている。
弟の提督が一度ましろの目の前から失踪していることや、見つけるまでの賢明さ、近くにいるための必死さを見てきた周囲からは『ブラコン』と揶揄されているが、本人はまったく気にしていない。
横須賀鎮守府警備部部長。年齢は38歳。日本皇国海軍憲兵中佐。
横須賀鎮守府警備部の長を務めている、日本皇国海軍第一憲兵師団から長らく派遣されている憲兵。日本皇国軍では有名な憲兵で、逸話は数多く残っている(例:見かけた迷子を拾いながら巡回をする、居合わせた強盗を言葉で辞めさせた、取締の時に相手に小太刀で斬りつけられても物怖じせずに拘束した等)。
厳格な性格をしていて、更に上官の命令で正しいと思ったことには従い、間違っていると感じたら気に触れない程度にそれとなく伝える。部下への教育は熱心に行い、部下たちは武下を慕った。そして心優しい男ともいえる。
趣味は決まっているものはないが、色々なことをしている。身体を鍛えること、菜園、楽器等々。
特技も本人はないと言っているが、周囲はそうも考えていない。強靭な肉体を使って、普通ではできないことを平然とやり抜ける。
艦娘たちからも慕われており、父親役ともいえる立ち位置に立っている。妻子もいるため、そういう役は家でもしているので自然とこなしている。
時には頼られ、時には叱り、よき父を演じている。
提督のことは上官として付いて行くつもりであり、境遇をよく理解しているために味方であろうとする。また、多感な時期でもある提督の相談相手としても良く私的に話をすることがあるんだとか。
横須賀鎮守府警備部所属 諜報班班長。年齢は25歳。日本皇国海軍大尉。
横須賀鎮守府警備部の諜報班班長を務めている。原隊は日本皇国海軍部直轄情報偵察群。
一端の特殊部隊員。横須賀鎮守府に提督が着任する直前に配属。機密管理に努めていた。
その後、警備部諜報班に配属される。
クールな性格をしているが、気持ちを隠すのが下手。提督を好意的に見ているため、時々提督の前で恥ずかしい思いをしている。
趣味は写真。特殊部隊であるが故に、よくカメラを使う。趣味にもそれが反映されてしまっている。風景を撮るのが好き。
特技は特殊部隊員ならではの隠密行動や情報収集力、暗殺技術等々。国内で見ても、南風ほどの実力がある兵は今はいない。
仕事柄、艦娘たちとはほとんど顔を合わせることはないが、お互いの顔と名前は憶えている。
提督のことは好意的に見ており、男性として意識している節がある。
仕事終わりに執務室に寄ったりすることもあるが、提督に無神経に扱われていることには気づいている。
横須賀鎮守府警備部所属。年齢は22歳。日本皇国海軍伍長。
横須賀鎮守府警備部に務めている。日本皇国海軍第一憲兵師団から長らく派遣されている憲兵。特になにかあって軍人になった訳ではないが、何かを感じ取って勢いで志願した。
普段は立哨や巡回をしている。
元気な性格をしているが、暗い表情をすることがある。決まってどういうタイミングかは分からないが、ましろは良く一緒にいるためになんとなく察している。
趣味は食事。特に甘いものが好きで、給料の結構な割合を甘いものに充てているほど。私室の冷蔵庫に収まりきらないので、ましろの冷蔵庫も借りている。
特技は特にない。楽しいことが好きで、結構恥ずかしいことも平気でやってのけるところがある。
艦娘たちとも仲が良く、時々グラウンドで駆逐艦の艦娘と走り回っている姿が目撃されることもある。
提督のことは好意的に見ており、男性として意識している節がある。
ましろについて行ってよく提督の私室に居たり、個人的にも執務室を訪れることがある。本来はしてはならない階級にあるので、武下にばれた時には拳骨が脳天に堕ちてくることがある。
少し病的に提督のことを意識している面も持ち合わせており、酷くなるようだったら病院に入れることを武下が検討している。実家に帰ると両親から『いつ誰と結婚するのか』とよく聞かれているらしい。
横須賀鎮守府警備部所属。年齢は21歳。日本皇国海軍上等兵。
横須賀鎮守府警備部に務めている。日本皇国海軍第二憲兵師団から長らく派遣されている憲兵。元は電気工事の仕事をしていたが、深海棲艦との戦争で『工員なんてやってられるか!』と仕事を辞めて海軍に志願した。
普段は立哨や巡回をやっている。
歳と志願理由から警備部ではいじられたり、年長者からは可愛がられている。当の本人も嫌がっておらず、むしろその立場が美味しいとも感じている。裏表のない性格をしているが、かなり肝が据わっている。
趣味は機械弄りで、横須賀鎮守府が保有している軍用トラックやジープの整備を自主的に行っている。特技は前職の電気工事系。提督が鎮守府に着任したての頃、テレビの設置の際に工事を一任していた。
艦娘たちと仲が良く、よく相談相手をしているところを目撃されている。勉強は教えれないんだとか。
提督のことは上司部下の関係ではあるが、本人の希望で友人みたいに接している。買い物に付き合ったり、隊で行うカードゲーム大会に提督と出たりすることもある(ちなみに隊の他の人には心底驚かれた)。
ましろとも仲が良く、提督のことについて話していることがある。
横須賀鎮守府警備部所属。年齢は26歳。日本皇国陸軍二等軍曹。
横須賀鎮守府警備部に務めている。日本皇国陸軍第46機械化歩兵師団から長らく派遣されている兵。警備部の拡充の際、我こそはと名乗りを上げた陸軍の兵士。陸軍ではあるが、海軍に所属している横須賀鎮守府警備部では珍しくない兵の一人。色々と不明。素顔も普段から鼻の上までバラクラバで覆っており、BDUを脱いでいる姿を見た者は誰もいない。
趣味、特技も不明。
そのような容貌ではあるが、艦娘とは仲が良い。講師役をしており、時々艦娘対象の戦術以外の勉強(学問)の質問対応をしている。一応、全科目の知識は豊富であるみたいだ。
提督とは仲が良いのか分からないが、話をしている姿をよく見かけられている。
ましろとも同じく分からないが、講師役を一緒に行っている姿を見られる。
とにかく謎が多すぎる人物。
横須賀鎮守府警備部所属。年齢は37歳。日本皇国陸軍一等軍曹。
横須賀鎮守府警備部に努めている。日本皇国陸軍第三方面軍第一連隊から長らく派遣されている兵。警備部拡充の際、団体で派遣されてきた兵の一人。
原隊からではあるが、その格好(大男、髭面)や性格(豪快、おおらか、酒好き、肉好き)から『ヴァイキング』や『大熊』と呼ばれている。同じ分隊や小隊の兵からは『おっちゃん』『おっさん』『親父』と親しみを込められて呼ばれている。本人は気にしていない。警備部には少ない、提督に敬語を使わない兵の一人でもある。『
趣味は酒を飲むこと、食べること。特技はその体躯を生かして、重いものを運ぶこと。士官になる気が無いらしく、昇進の話も今までずっと蹴ってきている人。『軍曹が良いんだ』と言っているとかなんとか。
提督とは仲が良く、暇そうに散歩している提督を見かけると捕まえて話したり、小銃や鎮守府にある装備品の使い方を教えたりしている。
将来、一緒に酒が飲みたいんだとか。
日本皇国海軍長官。年齢は43歳。日本皇国海軍大将。
大本営海軍部の長官であり、日本皇国海軍の筆頭。軍には士官候補生として少尉から任官。その後、深海棲艦との戦争で昇進していき大将にまで上り詰めたエリート中のエリート。少し直情的ではあるが、気前が良く大胆な性格をしている。
提督がラ〇ボーだと思っていたことと、名前を知るまでそう心の中で呼んでいたことは知らない。
総督 身長:172cm 体重:67kg 白髪
日本皇国軍の頂点。年齢は60歳。
統帥権のある天皇の直下に籍を置く、謎に包まれた人物。
歳の割にかなり元気。
天皇陛下
日本皇国の頂点。皇帝ともいわれる。年齢は51歳。
日本皇国を統べる頂点に君臨している人物。だが、心優しく慈愛に満ちている。そして心労が絶えないんだとか。
アドレー・エンフィールド 身長:182cm 体重:88kg ブロンド
アメリカ合衆国大統領。年齢は52歳。
深海棲艦の発生により、世界各地から撤退を行ったアメリカ合衆国の現大統領。前任者が国内の治安維持に力を入れていたことから、アドレーは対外的行動を政策として進める。
封印されていた唯一戦前建造の原子力空母:ジョン・F・ケネディを失い、海上戦力の拡充を行っている最中。戦時体制に入っているアメリカの指導者。
軍内部に蔓延っているガンに常に悩まされており、度重なる命令違反、日本皇国軍への印象低下を懸念して胃を痛めている。そのため、常に胃薬を持ち歩ている。
アンガス・ホーキンズ(中将)身長:195m 体重:115kg 坊主頭
アメリカ海軍アルフォンシーノ要塞の指揮官。年齢は48歳。歴戦の将で、深海棲艦との戦闘経験が豊富。
天性の勘に恵まれており、嘗て指揮していた艦隊を作戦中に独断命令違反で撤退させたこともある。ちなみにその作戦は、ホーキンズ以外の艦隊は全滅している。
現在任されているアルフォンシーノ要塞に不満があり、できれば改装・できなければ別の任を負いたいと考えている。
提督と面識はないが、話したことのある唯一のアメリカ軍人。
――――――
天色 ましろの要請により、大本営が派遣した通訳。年齢は20歳。くりっとした紅い瞳の垂れ目で、容姿端麗。伊達メガネを掛けることがある。
マルチリンガルであり、大本営がわざわざ調べた上で派遣が決定された人材。家庭環境から様々な血筋を持っており、国内情勢的にはかなり稀だが他国民と話す機会が多いかった。英語やドイツ語、フランス語、中国語が扱える。容姿は瞳以外日本人。
更に外国語に興味を持ったのは外国の本を読むことに楽しさを覚え、外国の人の話を聞くことを夢想へと走らせていたから。
紅の元に赴任した最初の時は少し緊張していたが後に周りの空気を見てすぐ打ち解ける。紅には好意を寄せているようで……?
なお、家庭的に育っている。やはり日本人。なお、甘いものは大好き。
最終更新日:2019/01/03