ISに転生したからって戦いに参戦するつもりなどない!!   作:銭湯妖精 島風

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野生のセシリアがバトルを仕掛けてきた

 

 

 

謎のセシリアの襲撃を凌ぎきりセシリアが自席に帰って直ぐに3限目の開始のチャイムが鳴り千冬さんと姉さんが入ってくる

 

「3限目を始める前に、2週間後に行われるクラス代表戦の為に、この1年1組のクラス代表を決める。クラス代表はクラス長として各行事や会議などに出て貰う事になる、1度決まれば余程でない限り変更はないので留意する様に。さて自薦他薦は問わんが、他薦する者は しっかり考えてから他薦する様にしろ」

 

教壇に立った千冬さんは、持っていたテキストを開かずに

教卓へ置き言う

 

ノリで一夏や僕を推薦しようと考えていたで有ろうクラスメイトの一部が千冬さんの先手で少し考え直しているのか、教室は未だ少し静かだ

 

「先生、織斑君を推薦します」

 

「私も、織斑君を推薦します」

 

どうやらタイミングを計っていただけだった様で、最初の1人を皮切りに一夏の名前が上がる

 

何故だか僕の名前は上がらない、まぁ僕は戦うつもりが無いから助かるけど

 

「他はいないか?このままでは織斑の無投票当選になるぞ?」

 

何故だか少しつまらなそうな表情で言う千冬さんを見て一夏は漸く状況が飲み込めたのか立ち上がり

 

「なっっ俺はやらなっ」

 

「勝手に立つな馬鹿者、座れ」

 

直ぐに千冬さんの拳骨を食らって強制着席させられる

 

うわー痛そう とか考えていると

 

「な、なら俺は高雄を推薦するぜ」

 

頭を押さえ一夏が僕を推薦してくれやがったので、ジト目で抗議していると背後で机を叩く音が聞こえ

 

「納得行きませんわ!!何故イギリス代表候補生である わたくし が推薦されず、その様な何処ぞの馬の骨とも分からない猿が推薦されるのでしょう!?推薦されるべきは此のセシリア・オルコットの他に有り得ないと思いませんの!!?」

 

僕には予想通りにセシリアが噛み付いて来たのだけど、僕的には平和的に解決したい所ではある

 

何せ僕は戦闘する気は無いし、そもそも自衛用の装備しか無いから試合した所で逃げ回るしかない

 

まぁ追加装備を造れば話は別ではあるけども

 

「だいたい此の様な文化的に後進的な国で生活するだけで苦痛を感じていますのに、これ以上の苦痛は幾ら わたくし が寛大とはいえ許容できませんわ」

 

なんとも理解しがたい超理論を展開してセシリアは演説に熱を入れていく

 

ついでに一夏も、そろそろ限界みたいだしヤバイかな?と思っていると一夏が机を叩き立ち上がり

 

「イギリスだってメシマズ覇者何回連覇してんだよ」

 

「なっ、貴方わたくし の祖国を馬鹿にしますの!?」

 

 

「まぁまぁ2人共、落ち着いて?ね?」

 

とりあえず今にも飛び掛かって取っ組み合いをしそうな2人の間に割って入り宥める

 

「決闘ですわ!!貴方達2人揃って、此のセシリア・オルコットが叩き潰して差し上げますわ!!」

 

「いいぜ、しのごの言うより分かりやすい」

 

「ちょっ一夏、そんな勝手に・・・はぁ」

 

完全に後に引けなくなった2人を見て僕は溜息をつき千冬さんの方を見ると僅かに笑んでいたので、多分狙い通りなのだろう

 

 

やれやれ実質6日で新装備を造って実装しなければならなくなったな・・・仕方ない、頑張ろう

 

 

 






なかなか進まず すみません

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