一応見ましたが、毎度のことで、誤字報告あったらお願いします
「休み?」
「そ、エミヤはだいぶ古参だからって、立香がね」
「そうか、……しかしいきなり休みと言われても」
私はエミヤ。しがない弓兵と言ったところか、私が召喚されたのは第一特異点の前だ。特異点Fの事はあまり覚えてないが
『このエロゲー主人公目を覚ませ!』
と殴られたのは鮮明に覚えている。まったく、どこに居ても変わらないな、あいつは…
「休み!だからね。食堂には食べにきてもいいけど、厨房には入っちゃダメだよ?立香の部屋の掃除も、バーサーカーの部屋の掃除も」
「やれやれ、信用がないな私は」
「違うよ!信用してるから言っているの」
ここまでブーティカに言われたんじゃあ仕方がない
「わかった。なら俺も信用して、任せよう」
「マルタも居るし、困ったらロビンに頼るからさ」
まぁメンバーに絶対の安心感があるな。私はブーティカと別れた後、とりあえず自分の部屋に帰った。考えてみたが、…………趣味が無い!
「いや待て!趣味が無いとか、俺はどんだけつまらない男なんだ⁈」
待てよ。確かレオナルド・ダ・ヴィンチがテレビを全部屋に置いたとか
「サーヴァントが個性豊かに番組を作っていると、アホが言っていたが………、リモコンは………あった」
ポチ
『ザ・ショッピング!』
「ショッピング番組か」
『やあやあマーリンお兄さんだよ』
『助手のセイバー・リリィです。よろしくお願いします!さてマーリンさん。今回はどんな商品が出るんですか?』
『ふふふ、相変わらず可愛いアルトリアは癖になるね。今回はコレだ。セクエンス』
『わー!確かそれは、サクソン岩の戦いで使用された剣ですよね』
『そうだよ。将来君も使っちゃうかもよ?これはキャメロットの宝物庫にあったから勿体無いと思ってね。さぁ早い者勝ちだよ電話番号はこちら』
『皆さん。私達の下のあたりですよ〜!』
ピッ
ふー、頭痛がする。あればダメだ。確実に彼女は怒る。まぁ知らんがな、気を取り直して
ピッ
『朱槍ランサー!YARIOは無事に影の国を開拓できるか⁈』
やるとは思っていたが……、まぁなんだ?やる事は分かっているから安心感はあるな。ここは大丈夫か
ピッ
『どうも、ファラオニュースの時間です。キャスターはキャスターのニトクリスがお送りします』ドヤァ
渾身のギャグだったのだな、あれ
『先日、とあるバーサーカーがケーキ屋を開店したのですが、2日で潰れました。バイトの従業員に聞くと……』
『ん?テレビ?あー、なんつーの俺こう言うの苦手なんですが……、店が潰れた理由?………店長の職場放棄ですよ。いやマジで』
『との事です。店長さんにもインタビューに成功したようです』
『なんじゃボケカス!何写しとんじゃ!店が潰れた理由?お前に答える義理はない帰れ。お客さんは楽しみにしている?……………無理なんですよ。趣味以外でケーキ作りとか……、すいません。嫁が帰って来たので失礼します』
『ありがとうございます。その後、店長さんが入られた家から、何かが壊れるような音がしましたが……、まぁ関係ないですね。次です』
ッ!胃が………!胃薬あったけ?
『殺人未遂か?2日前、男性が男性に突然弓を放ったようです。被害者の男性は…』
『生憎、俺は被害者だ。奴とは目が合った瞬間コレだ。裁判では勝つつもりだ。これを見ている弁護士。すまないが助けてほしい。具体的にはオールバックでツンツンヘアーのなるほど、と納得のいく事を言う弁護士が強いらしい。ジナコが言っていたのだが間違っているか?』
『被害者の男性には同情を禁じ得ません。……どうやら、……加害者の男性の、映像が撮れた⁈すぐに準備を!VTR出ませい!』
いやカルナが被害者の時点でわかるだろ……
『なんだ⁉︎離せ!このアル〔ピー〕が、マスターの最も優秀なサーヴァントである私が…⁈おのれカルナ!』
『………先ほどの映像で、被害者の名前が出ていました。大変失礼しました』
加害者男性はルチャ・リブレを刑務所で習うんだな
『それでは天気予報の時間です。みんなでお天気お兄さんを呼びましょう。せーの、マッシュさーん!』
『はーい!マッシュお兄さん事、ガウェインでーす。今日の天気は晴れ!晴れてなければ意味がありませんからね。皆さんお洗濯物にガラティーンですよ』
『はい。ありがとうございます。続いてメフィストの悪魔占いのコーナー』
ピッ
お洗濯物にガラティーン?………ダメだわからない。
そう言えば…、テレビならCMがあるのではないか?
ピッ
『僕にもってこいの舞台じゃないか…!』
静かに移りゆく〜♪
ピッ
………………はぁ、ロード・エルメロイⅡ世。何をしている?
………………ZeroのCMやってるんだ
「まともなやつがいないな。それにしても、店を出したのか…」
ピンポーン
「ん?誰だ」
私が休みなのは皆知っているから、まぁ部屋に来るのは当たり前か
「アーチャー。あんた暇なんだって?私の部屋でお茶しない?」
「イシュタル。君もアーチャーだろう?それに私は暇ではない。私は忙しいのでね」
「あんたが?忙しい?趣味もないあんたが?」
この邪神……、私の気にしていることを
「どうせ動いてないと落ち着かないんでしょ?ほらほら」
「わかったわかった。で二人きりではないのだろう?」
「なーに?二人きりが良かった?ふふ。とりあえず適当に女性は、アルトリアと、BB、ジャガーマン、イリヤ位かしら」
無意識なんだろう。この女神には無意識に集めたのだろうが、まったく敵わない
「と言う事で、任せたわよ。エミヤ君」
「………わかったよ。俺に任せろ」
エミヤ
休日なのに、結局バトラー。知った面子なのに、アルトリア以外ほぼ別人。それでも別に構わなかった。あんまり記憶ないし
YARIO
現在、石橋作り中
バーサーカー
職場放棄して、嫁と娘に死ぬ一歩手前まで追い込まれる。この恐怖はビースト並みと彼は語った
バイト
緑のあの人。店長から絶対の信頼がある
ニトクリス
キャスターのキャスター、コレが言いたいだけ
この話はほぼifストーリーである