ニンジャスレイヤー・バーサス・マジカルガールハンター   作:ヘッズ

19 / 83
第五話キャット・リペイズ・ヒズ・カインドネス♯5

「生後半年経つとこのスペースで飼育されます」強化アクリル板によって囲われたスペースに多くのネコが走り回り遊具を使って遊んでいる。品種も様々で最近の流行のネコもいれば絶滅危惧種のような珍しい品種もいた。「そして照明により太陽と浴びるのと同じ効果を得られます。さらに太陽による有害な成分は含まれていません」「なるほど」

 

スーツを着た広報担当社員が饒舌に喋り、コーカソイドのレポーターが興味深そうに頷く。その胸は豊満だった。「そして我が社のブリーダーによって調教されます。どんな気性が荒いネコ、シシマイ社の遺伝子欠陥ネコでも従順に調教できますよ!と言っても我が社のネコに遺伝子欠陥はありませんがね」広報担当は高笑いし、レポーターもつられるように笑う。

 

その様子をハンチング帽を被ったカメラマンがベテランの職人めいた厳しい表情で撮影していた。「マルノミ社の業績向上の要因はCEOのジンスケ=サンの活動、それにこの育成環境の質の高さなのですね」「はい、そうです」レポーターは満面の笑みをカメラマンに向ける。数秒後カメラマンが合図を送るとレポーターは笑みを解いた。

 

「これで撮影は終了です。ありがとうございました」「すばらしい特集になっていることを期待しています」広報担当社員はレポーターのお辞儀に尊大な態度で応じる。「では私たちはもう少し取材させていただきます」「わかりました。こちらを出る際には映像データは確認させてもらいますよ」「もちろんです」

 

広報担当社員はIRC通信機で忙しそうに指示を送りながらレポーターとカメラマンの元から去っていく。「さて本当の仕事に取り掛かろうかしら。ニンジャスレイヤー=サン」視界から消えるのを確認するとレポーター、ナンシー・リーはカメラマンに向かって喋りかけた。カメラマン改めニンジャスレイヤーは無言で頷いた。

 

ニンジャスレイヤーは何気なく読んだ日刊コレワの記事の一つに目が留まった。飼い猫による連続傷害事件、普通の者が読めば日刊コレワの陰謀論めいた低俗な記事だと思うだろう。だがニンジャスレイヤーは違っていた。荒唐無稽な話にニンジャ案件は潜んでいる。それが今までの体験で得た教訓だった。

 

それから現地に赴くなどして独自に調査を行っていくうちに事は思わぬ方向に進んでいく。マルノミ社CEOカキフラヤ・ジンスケがTV出演し、ドキュメンタリー映像とネコを救う為に利益を度外視した博愛精神が話題を呼び、各業界の著名人がこぞって彼を賞賛し一躍時の人となった。

 

その直後にネオサイタマブッディスト界に多大な影響があるタダオ僧侶がジンスケの博愛精神に感銘を受け、彼を第三級聖人の称号を与える。ネコは高貴な生物であり保護し庇護することで現世のカルマが浄化されニルヴァーナに行く為の徳が高まる、逆にネコを飼わないものはカルマが高まると説法を説いた。

 

カチグミのペット購入が増えて売上が上がり、ペットによる傷害事件の影響で落ち込んだ株価は上昇した。さらに著名な脳科学者がペットを育てることによるヒーリング効果とメンタルヘルスの向上という論文を発表し、ネオサイタマ政府は国民の健康のためにとペットを買い育てる為の助成金を与えた。

 

一方同業種でマルノミ社に次ぐ売上を誇るシシマイ社であるが、その生産するバイオペットに重大な遺伝子的欠陥があることが判明し、一連の傷害事件はすべてシシマイ社が生産したペットによるものと分かり、シシマイ社の株価は暴落した。結果業界のシェアはマルノミ社が独占し、株価は一連の事件が起こる前の数十倍に跳ね上がっていた。

 

あまりにも出来すぎている。それがニンジャスレイヤーの抱いた印象だった。この一連の出来事には必ず裏がある、ニンジャスレイヤーは情報収集に長け相棒的な存在であるナンシー・リーに調査依頼を頼もうとするが、偶然にもナンシーも一連の事件を調べていた。ナンシーも作為の臭いを感じていたのだ。

 

ナンシーはハッキングにより脳科学者の論文は何の根拠も無く、シシマイ社のペットの遺伝子的欠陥は捏造であることを知る。ニンジャスレイヤーは聞き込みによりペットによる傷害事件はニンジャのジツによる仕業であることを調べ上げ、情報を交換した。

 

ナンシーはマルノミ社が詳細は分からないが何か怪しいプロジェクトを進めていることを知る。詳細な情報を知る為には遠隔ハッキングではなく、本社の物理サーバー室に乗り込み直接ハッキングしなければならない。だが守りが強固でニンジャの力が必要だった。そこでニンジャスレイヤーに協力を依頼した。

 

ニンジャスレイヤーはそれに応じ二人はTV取材班として身分を偽りマルノミ社に乗り込んだのだった。「この後は?」「サーバー室に乗り込むわ。ただ調べたところサーバー室は妙に広くそこには恐らく武装したクローンヤクザやモーターヤブが警備に当たっている。その時はよろしくお願いね」「了解した」

 

「ドーモ、ジャーナリストの方ですか」二人は振り向くとそこには白衣を身に着けた痩せこけた男性が立っていた。「私はカスミ・シンゾウと申します」「ドーモ、ヒガノボル社報道部カメラマン、モリタ・イチローです」ニンジャスレイヤーはカスミの前に立ち片手で名刺を受け取り、もう片方の手で自分の名刺を渡した。

 

ナンシーもニンジャスレイヤーに倣い名刺交換を行う。「あなた方に我が社の重大な秘密をお伝えしたいのです」カスミの放った言葉とその緊迫したアトモスフィアに二人の緊張感が増す。「重大な秘密とは?」ナンシーの言葉にカスミは静かに首を振った。「ここでは言えません。敷地内は誰に監視されているか分からない」

 

するとカスミは握手するようにナンシーの手をとりメモ紙のようなものを握らせる。「今夜そこで待っています」メモ紙を渡すと足早に去っていった。「何を渡された?」「メモ紙で住所が書かれている。場所はオオアライ・ベイエリア。結構遠いわね」オオアライ・ベイエリアはネオサイタマ北部の中国地方にある漁港都市だ。

 

「こんな僻地に呼び出すなんてIRC監視を恐れているのか、それとも囲んで棒で叩いた後の処分がやりやすいからか、どう思うニンジャスレイヤー=サン?」「そこに行ってみるべきだ」ニンジャスレイヤーはニンジャ観察力でカスミにこちらを騙す意図はないと判断した。

 

「そうね。襲われたとしてもそれが知られてはならない秘密があるという確固たる証拠になるわね。それに頼れるパートナーがいるから襲われても安心」「善処しよう」ナンシーはおどけた口調で言うがニンジャスレイヤーはそっけなく答える。「これからどうするのだナンシー=サン?調査は中止か」

 

「一旦中止でカスミ=サンの話を聞いてから再アタック。でも次のために色々と細工させてもらうけど」ナンシーはハッキングの準備を開始した。

 

 

ーーーー

アスファルトは長年雨風に晒され、長年補修されておらずひび割れが多数生じていた。そのせいでバイクは常に揺れ操縦者に不快な感覚をもたらす。ネオサイタマの公道ならばメガコーポを潤す為の不必要なまでの公共事業工事で快適な運転になるが、ネオサイタマから離れたこの道ではその恩恵に預かることはない。

 

「この先、オオアライ・ベイエリア」「行けばタノシイ」看板標識の文字は滲み掠れ、辛うじて読める程度だ。オオアライ・ベイエリアは中国地方の付近にある小さな街で、海で取れるバイオアンコウが主な産業であり、珍味としてカチグミに需要が有る。だがマグロと同程度の獰猛さでそのチョウチンで火炙りめいて漁師を殺害する危険な生物だ

 

 

空を見上げると重金属成分を含んだ雲が月を覆い隠し、唯でさえ薄暗い道をさらに暗くする。その大きな雲はネオサイタマの都市部でバベルの塔めいて建つ高層ビルがないせいでよく見えた。

 

「住所からしてここのようだけど」ナンシーとニンジャスレイヤーは目の前の住居を見つめる。木造建築の一軒家でカチグミの別荘めいており、道中で見た地域の寂れ具合からして異質だった。「別宅にしてはアクセスが悪いし、調べたパーソナリティからして個人的な研究所かもしれない」

 

ナンシーの言葉にニンジャスレイヤーも同意する。カスミ・シンゾウ。マルノミ社バイオペット研究科チーフ、素行など不振な点は無し。カスミはサブチーフだったが、チーフが死亡したことでチーフに昇格。チーフはツタヤ・カツベイ。ハックアンドスラッシュにあいカツベイと妻は死亡。一人息子は奇跡的に一命を取りとめ祖父母に引き取られた。

 

これらがナンシーの調べた情報だ。「そしてすでに来ているようだ」ニンジャスレイヤーは近くに止めてある乗用車に目を向ける。普通の乗用車だが比較的に新しく廃車ではない。こんな僻地に車があるということはカスミが来ていると判断するが妥当だろう。もしくは自分たちを始末しようとする人物か。

 

「オーガが出るか、スネークが出るか」ナンシーも緊張した面持ちで護身用ピストルを取り出しニンジャスレイヤーの後をついていく。「ドーモ、ヒガノボル社のモリタです」ニンジャスレイヤーは扉を二回ノックする。だが数十秒経っても返事は無い。そしてドアノブに回すと楽な手ごたえで回った。鍵はかかっていない。

 

ニンジャスレイヤーはニンジャ感覚を研ぎ澄まし中にエントリーする。室内は電気がついておらず暗闇に包まれていた。モータルなら中の様子を見ることは不可能だが、ニンジャ暗視力ならばある程度は見える。ニンジャスレイヤーは中に誰かが居るのを発見していた。

 

「ドーモ、ヒガノボル社のエレクトリア=サン、モリタ・イチロー=サン」声とともに室内に明かりが灯る。部屋の中心には男が立っていた。上下黒のジャージで襟を立て口元までジッパーを上げていた。「ドーモ、カスミ=サンはどちらに?」ナンシーは男が発するオーラに気圧されながらも不敵に喋る。

 

「カスミ=サン?それならここだ」男はナンシーの足元に何かを投げつける。ナムサン!これはカスミの頭部だ!ナンシーは悲鳴を出すまいと口に手を当て、ニンジャスレイヤーは目を細めた。「こいつは下らない正義感と博愛精神で我が社に不利益をもたらそうとした最低のクズだ!」

 

男はカスミの頭部に唾を吐きかけ侮蔑的に言い放つ。「お前らはカスミ=サンから何を聞いた。まあ聞いていようが聞いていまいがどのみち殺すがな」男から一気にキリングオーラが増す。そのオーラはモータルなら恐怖で失禁してしまうほどだ!だがナンシーは不敵に笑った。「それはどうかしら?」

 

「ドーモ、初めましてニンジャスレイヤーです」ニンジャスレイヤーはアイサツする。トレンチコートを脱ぎ捨てると下には赤黒のシノビ装束を身にまとっていた「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。バランサーです。貴様ニンジャだったのか!?」「イヤーッ!」「グワーッ!」

 

バランサーのアイサツからコンマ三秒後、ニンジャスレイヤーは電撃的に間合いを詰めケリキックを放つ。それに反応できなかったバランサーはワイヤーアクションめいて後方に吹き飛び、窓ガラスを粉砕しながら野外に飛び出した。ニンジャスレイヤーはナンシーを一瞥するとバランサーを追い破壊された窓から室内から出て行く。

 

「カスミ=サンは下らない正義感で死んだか。ではオヌシは下らない愛社精神のせいで私に殺されるのだ」ニンジャスレイヤーは憤怒の意志を言葉に込めながらツカツカと間合いを詰める。「下らない愛社精神だと!?イヤーッ!」バランサーがその場で手を振り抜く。

 

シュリケン?いやそれはシュリケンとは異なる不規則な軌道を描きニンジャスレイヤーに襲いかかる!謎の攻撃に対し回避行動をとるが被弾し、太腿から何かで切り裂かれたような痛みが伝わってくる。ニンジャスレイヤーはバランサーの手元を凝視する。その右手には鞭のような物が三本ぶら下がっていた。

 

これはウルミと呼ばれる刀剣の一種であり、特殊な柔らかい鉄を用い、鞭のようにしなり剣のような刃を持つ。インドのカヤリパットカラテの使い手が使用する武器で、かつてイギリスの侵略に対しニンジャが使用するウルミで多くのイギリス兵士を惨殺し、ガンジス川を鮮血で染め上げたダークサイドヒストリーが存在する。

 

「これがカヤリパットカラテのウルミだ!長年の修練で会得したこの技を避け切れまい!イヤーッ!」バランサーの右手がしなり三本のウルミが襲いかかる!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーはバク転回避!側転回避!次々に襲いかかるウルミに対し回避行動を強いられる。

 

ウルミの性質はかつて戦ったニーズヘグのヘビケンに似ていた。その不規則な曲線的軌道で相手を切り刻み回避は困難を極めた、そしてバランサーが使用するウルミは三本!三本になることで、指数関数的に回避の難易度が跳ね上がる!

 

「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」バランサーのウルミが縦横無尽駆け巡り、ニンジャスレイヤーの体を切りつける!ナムサン!このままカヤリパヤットカラテの絶技によりニンジャスレイヤーの体は削り取られてしまうのか!?

 

「これで死ねニンジャスレイヤー=サン!イヤーッ!」バランサーは渾身の力でウルミを振るう!刃は首元、腎臓、右足首に向かっていく!この三ヶ所同時攻撃を回避することは不可能!何たるニンジャ器用さか!

 

「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは回避行動を取らずチョップを地面に振り下ろす!その振り下ろした手には三本のウルミが!「バカなーッ!」バランサーは驚愕の悲鳴をあげる。ニンジャスレイヤーは回避が困難と判断すると三本のウルミの軌道が重なる一瞬を察知し、チョップで叩き落としたのだ!ワザマエ!

 

バランサーはウルミを引き抜こうとするが、ニンジャスレイヤーの右足が踏みしめ引き抜けない!ニンジャスレイヤーは右足を離し、左足でウルミを踏みしめる。右足、左足、右足、左足、ウルミを踏みしめながら一歩ずつ確実に近づいてくる!

 

「来るな!ニンジャスエイヤー=サン!」バランサーは左手でチャカガンを引き抜き発砲!BLAM!BLAM!BLAM!ニンジャスレイヤーはスリケンで弾丸を叩き落とし、ワンインチの距離まで近づいた。

 

「モスキートを駆除するのに丁度良い玩具だったなバランサー=サン。イヤーッ!」ニンジャスレイヤーのボトルネックカットチョップがバランサーの首を切断。「サヨナラ!」バランサーは爆発四散。ニンジャスレイヤーは爆発を確認するとナンシーの元へ踵を返した。

 

「こちらは片付いた」「こちらも収穫有り」別荘に戻るとナンシーはUNIXを操作していた。「UNIXは奇跡的に無事で、ロックのパスも住所が書かれていた紙に書かれていた」パスを書いていたということは、殺される事を予期していたのかもしれない。その覚悟で彼はパスワードを伝えた。ナンシーの心に義憤が宿る。

 

「ロックが解除できたわ。『ショウジに目有りカベに耳有り計画』これを伝えたかったのかしら?」画面にはミンチョウフォントで『ショウジに目有りカベに耳有り計画』というタイトルのフォルダをクリックする。そこには計画の詳細が書かれていた、

 

第一段階。ヨロシサンの協力の元に人に愛され、自制心を弱くさせるフェロモンを持てるようになる薬物を開発し、バイオネコに投与、そのネコにオナタカミが開発した特殊録画録音装置を搭載させると記されていた。「ヨロシサンにオナタカミ、アマクダリとの結びつきが強いメガコーポ。怪しいわ」ナンシーは第二段階と書かれているフォルダをクリックする

 

第二段階。アマクダリの協力の元、シシマイ社のペットをニンジャの力によって操り障害事件を発生させ、カチグミの全てが我が社の特殊バイオネコを飼うように世論操作。さらに回収したネコに薬物を投与し録画装置をつけて飼い主に返却バイオネコから送られる映像と音声でカチグミを監視し弱みを握ると書かれていた。

 

これがカベに耳有りショウジに目有り計画の全貌である。「恐ろしい計画ね」ナンシーは深く息を吐いた。「アマクダリのIRCチャット等の監視体制は強い。けどオフラインの監視体制は弱い。それをこのバイオネコで補う。そして秘密を持っている人間は常に話したい衝動かられている。そういう人間はペットのネコなら話しても大丈夫だろうと話してしまう。録音されていると知らずに」

 

「これで最近の世間の動きに納得がいく」ニンジャスレイヤーの言葉にナンシーは頷く。「アマクダリの世論操作にシシマイ社のバイオペットの遺伝子欠陥発覚。全てはこのバイオネコを飼わせる為、バイオネコを飼うように説法を説いたタダオ僧侶もアマクダリの可能性が高くなってきた」

 

そしてこの計画通りカチグミのバイオネコ所有率は高まってきている。それはアマクダリによる管理社会をさらに強固にする。「けれどメガコーポであるビッグヤード社のCEOナシタニ=サンは生粋のシシマイ社で作られたバイオネコの愛好家。ナシタニ=サンの影響は大きく親交のあるメガコーボCEOは買い替えを控えている」

 

「もしナシタニ=サンが飼うネコがニンジャのジツによって、ナシタニ=サンが重傷、もしくは死亡したら」ニンジャスレイヤーに一言でナンシーは目を見開く。そうすればナシタニはバイオネコを殺処分するだろう。そして他のCEOも世論に従いマルノミ社のバイオネコを飼い、アマクダリの計画は完成を早める。

 

「行くぞナンシー=サン。ナシタニ=サンを守り、ネコを操るジツを使うニンジャを探し出して殺す」「ええ、行きましょう」アマクダリの陰謀が発覚した、ならば防ぐのみ。ナンシーはデータのバックアップを取ろうと操作する際に残りのフォルダを見つける。それには「懺悔」と書かれていた。

 

 

この計画で多くのバイオペットが犠牲になった。私は心を痛めたが生活の為に黙っていた。だが前チーフのカツベイ=サンは上層部に非人道的行為とこの計画を糾弾した結果降級。そしてハックアンドスラッシュによって家族もろとも死んだ。だがあれはハックアンドスラッシュではなく、口封じとして殺されたはずだ。

 

恐らく計画にあったニンジャのジツで飼い猫が操られ、殺された。これを見た貴方に頼みがある。どうかこの計画の阻止とカツベイ=サンの無念を晴らしてくれ。メッセージを見たニンジャスレイヤーに憎悪の炎が宿った


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。