言わせてください。
こっちに関しては年始にもう書き上げたんです。(ある意味今も年始? そんなバカな)
それに少し時間もできたのでこうして投稿させていただきました。
はっきり言って今回は誤算でした。思ったよりすごい長くなりました。
本当は一話でまとめたかったのにまとめられずに今回と次回の二話に分けることになってしまいました。やっぱり言葉のぜい肉の付けすぎか。
ちなみに内容としてはフラグビンビンです。
では、どうぞ。
「あんたさ、オレの『顔』に見覚えがあんだって? そのことについて……詳しく聞かせてもらいたいんだケド」
そう言って刻は咥えた煙草に火を点けた。それとほぼ同時に、今まで刻たちを鉄骨の上から見下ろしていた男が刻の前に飛び降りてきた。
つい先ほどまで、遊騎とリリィが激闘を繰り広げていた研究所の一室。大神たちと合流して安堵したのも束の間、今度は刻による戦いが始まろうとしていた。その相手である男は、刻より一回り体が大きく、帽子とサングラスで顔を隠している。すると、男はポツリと口を開いた。
「……弱き者に語る言葉など無い」
「ッ──!」
男の言葉を聞いた瞬間、刻の表情が険しく歪んだ。そして、彼は動いた。
「な……! と、刻君!?」
突然、先ほど落下してきた鉄骨が男に向かっていった。桜は驚きながらもそれにより起こった衝撃から自分の身を護った。
「…………」
それを行った者……刻は静かにその場に立っていた。片手をポケットに突っ込み、もう片方の手を前に出している。その姿こそ、彼が『磁力』で鉄骨を男に向かって飛ばしたことの証拠だった。そして、刻は前に出していた手もポケットに入れ男を潰したであろう鉄骨を睨みつけた。
「悪いけどサ、オレはその“弱き者”とかって言葉が嫌いなんだヨ。ホントはいろいろ聞きたかったケド……まあ、いいや。オレに舐めた口を利いたこと、あの世で後悔しろヨ。……ん?」
冷たく言い捨てる刻。だが、彼は見逃さなかった。男に向かっていった鉄骨。その中に、一つの人影が立っていることに。
「そのような攻撃……この
そこに立っていたのは巨大な体格に似合わぬサイズのパーカーを着た強面の男。パーカーのサイズが小さいため腹筋、胸筋といった部分が露出しているが、鍛えているということが一目でわかるほどのものだった。強面の顔に鍛え抜かれた筋肉。この二つだけで彼がかなりの実力者だとわかる。
「へぇ~、傷一つつかないとはネ。カッチカチな異能ってワケ? まあ、どんな異能にしろオレの敵じゃあ──」
「『
刻の言葉を遮り、仙堂がそう呟いた瞬間──仙堂が消えた。
「は? あいつどこに──」
刻が状況を理解しようとし、一瞬だけ無防備となった。その時──
「ガハッ!?」
突然、刻が殴られたかのように身を怯ませ、口から血を流した。
「な、なんだよ、コレ!? クソ! 出てこ──ぐはっ!」
「刻君! 一体どうなっているのだ!?」
消えた仙堂に見えないところからの攻撃。対抗策が浮かばない刻はただ謎の攻撃を受け続けた。そうしてどんどん傷ついていく刻を見て、桜は慌てて彼が傷つく理由を探ろうとする。しかし、どんなに考えてもさっぱりわからない。
「そうだ! みんなで一緒に刻君を助ける方法を考えるのだ!」
考えた挙句、彼女が出した答えは協力して刻を助けるという実に彼女らしい答えだった。
「大神! 平家先輩! 夜原先輩! 何とかして刻君を──」
ロストしている遊騎を除いた面々の間を呼ぶ桜。しかし、そこで彼女が見たのは予想だにしない光景だった。
「やはり平家さんの淹れる紅茶は絶品です」
「おや、優君。嬉しいですねぇ。大神君はどうですか? たまには紅茶もいいでしょう」
「そうですね。いつもはコーヒーなので新鮮です」
「なぬ!?」
そこで彼女が見たのは、平家のテーブルでティータイムを楽しむ大神たちの姿だった。
「あのー……おくつろぎのところ申し訳ないのですが、刻君が……」
「『コード:ブレイカー』たるもの、安易に他人に助けを求めてはいけません。それに、刻君が受けている攻撃の謎もすでに見当はついています」
「なんと!」
桜の意見も疑問も一気に解消するような平家の言葉。彼の言葉を聞き、桜は大袈裟なポーズで驚いた。そんな桜とは対照的に、平家は冷静に自分の考えを述べた。
「おそらくあれは仙堂の異能でしょう。わかりやすく言うなら……『
「……あいつは自分の異能を過信するあまり相手をナメてかかる癖がある。この程度の相手にやられるのなら、あいつもその程度の男だったということです」
「心配せんでも、よんばんがやられたらオレがあいつ斃したるし」
「頼もしいな、遊騎」
冷静に仙堂の異能を分析する平家に刻を冷たく言い捨てる大神。遊騎と優は呑気に雑談染みた話をしていた。そんな彼らの姿を見て、桜は不満げな顔をした。仮にも同じ『コード:ブレイカー』という同じ境遇の人間がピンチなのだ。助けるのが普通……それが桜の考えだった。だが、『コード:ブレイカー』である彼らにしてみればそれは甘い考えでしかないのだろう。死は自己責任……それが彼らの世界なのだ。
「クソが!」
「……当たらんな」
「ガッ!」
ちょうどその時も刻は変わらず仙堂の攻撃を受けていた。『暗転』により刻の後ろを取り、力の差を見せつけるかのように仙堂はわざわざ姿を見せてから刻を殴り飛ばした。仙堂の攻撃をまともに受け、刻は体を床に擦らせる。力無く地面に倒れる刻。仙堂はそんな彼を冷たく見下ろした。
「他愛もない……。『コード:ブレイカー』とはこの程度のものか」
その時、彼の後ろから声がした。ひどく弱々しい、乞うような声が。
「……せ、仙堂」
「……リリィか」
首だけを動かして声の出元を確認した仙堂の目に映ったのは、倒れた状態で彼に助けを乞わんと手を伸ばすリリィの姿だった。彼女は過去に刻まれた傷を露わにしたままだった。普段やっていると言った皮膚を保護する分泌液すら『分泌』できないほど弱っているのだろう。
「手を……手を貸しておくれよ。リリィはまだ頑張れる……。『捜シ者』が褒めてくれたリリィの『分泌』は誰よりも役に立つ……」
彼女の状態を見ると、その言葉は嘘だろう。今の彼女に戦う力が残っているはずもない。それでも、彼女は戦いたかったのだ。それだけ彼女にとって『捜シ者』という存在は大木のだろう。やっと巡り会えた自分を認めてくれる存在。それが彼女にとっての『捜シ者』なのだ。だからこそ、彼女はどんなになっても『捜シ者』のために戦おうとしている。
「……リリィ」
その気持ちを感じたのか、仙堂はゆっくりとリリィに近づいていった。そして、そのまま彼女の手を取ろうと──
「その汚い手をこっちに向けるな」
「……え?」
仙堂の口から出た言葉……それはあまりにも冷たい言葉だった。リリィは彼の言葉をすぐに理解できず固まる。そして、仙堂はリリィをさらに追い詰めるかのように冷たい行動に出る。
「手を向けるなと言っている、この虫ケラが」
「ああっ!」
『捜シ者』のために戦いたい……そう願って伸ばしたリリィの手を仙堂は容赦なく踏んだ。そのまま彼女を見下ろし、さらに冷たい言葉をかける。彼女の手を踏む足に力を込めながら。
「貴様の『分泌』など『捜シ者』は時間稼ぎ程度にしか思っていない。お前の処遇は『捜シ者』から一任されているが……」
次の瞬間、仙堂はリリィにとって信じられない……いや、信じたくない言葉を口にした。
「『捜シ者』が言う通り、所詮はただの『毒女』か。死んでも困らんな」
その時、リリィの頭の中で過去の記憶がフラッシュバックした。「毒女」と罵られ、傷つけられてきた日々というマイナスの記憶。そして、『捜シ者』からかけられた優しい言葉。だが、そんなプラスの記憶が仙堂の言葉により次々とマイナスに変わっていく。
「う……嘘だ。『捜シ者』が……
プラスの記憶がマイナスと変わっていく中、藁にも縋る思いで自らの希望を口にするリリィ。しかし、それはすぐに切り捨てられることとなった。
「貴様はもはや弱くて汚い『毒女』! 生きている価値も無い貴様など、この仙堂が駆除してやる! せめてもの慈悲! 鉄より硬く硬化させたこの拳で、醜い死に顔が残らんようにしてやる!」
仙堂から浴びせられ続ける冷たい言葉。さらに止めと言わんばかりに、彼は鉄のように光を反射する拳をリリィに向けた。そして、彼はその拳を容赦なくリリィに向かって振りかぶった。
(……ああ)
仙堂の拳が自分を殴る寸前。その一瞬であるはずの時間が、リリィにはひどく長く感じた。その間、彼女の心はある感情に支配されかけていた。
(やっぱり……私は……)
“哀しみ”……という名の感情に──
(いらない人間……なん……だ…………)
「リリィ──!」
刹那、リリィは自分を呼ぶ声を聞いた気がした。
────それは一瞬だった。しかし、その者の動きは決して速いものではない。ましてや、その者の近くにいた彼らならば簡単に気付き、止めることができるだろう。しかし、彼らがそれをできなかったのは目の前で起こっているやり取りに意識を奪われていたから。彼らなりに思うところ、感じたところがあったのかもしれない。
しかし、彼は違った。彼は気付いた。そして察した。その者がしようとしている行為を。それがどれだけ無謀な行為かを。彼は立場上、それを止めなくてはならなかった。止めるだけなら簡単だ。その者を止めればいい。腕の一つでも掴めばいい。
だが、彼の選択は違っていた。
「はあ!」
仙堂がリリィに向けて拳を振り下ろされた瞬間、周囲に鉄で鉄を殴ったような轟音が響いた。その威力がよほど凄まじかったのか、彼が殴った場所の床が大きくへこんだ。今まで床の一部となっていた鉄が仙堂の拳により粉末と化し辺りに舞い上がった。それにより彼の周りの景色が隠れる。だが、それは決して長い時間ではなかった。少しずつ明らかになっていく景色。そして、そこには仙堂の拳によって討たれたリリィの姿が──
「…………」
「あ、あんた……!?」
少しずつ露わになっていく景色の中、リリィの前に座り込む一人の人間がいた。その者を見て、大神は驚きに目を見開きながら、その人物の名を呼んだ。
「桜小路さん……!?」
リリィの目の前にいる人物……それは桜だった。まるでリリィを庇うかのようにその場に座り込んでいる。大神の声でそれが桜だと気付いた
「一体どういうつもりよ! なんでリリィを!」
リリィが桜を怒鳴り散らす。彼女としても助けられる筋合いが無いのだろう。自分は桜にとって敵……憎まれて当然の存在。そんな自分を助けるなど、桜の意図がわからなかった。
「…………」
だが、何かがおかしかった。桜がリリィを庇ったということは、リリィを狙った仙堂の拳は桜が受けているはず。しかし、桜は身構えてもいないし怪我もしていない。ただその場に座り込んでいるだけだ。仙堂とリリィの距離から攻撃が外れたということは無いだろう。そうなると、何があったのかますますわからない。
「あ……あ……」
すると、桜は途切れ途切れに口を開いた。目を見開き、目の前の光景が信じられないかのように。それと同時、今まで周囲を覆っていた粉末が完全に無くなり周囲の光景が鮮明となった。そこでようやく映った
「…………」
リリィを庇う桜の前に彼はいた。衝撃を防ぐかのように構えた両腕は皮膚のほとんどが裂けて血を流しており、彼が受けた衝撃の強さを表している。
「や……夜原先輩!」
やっと発する言葉がまとまったかのように、桜は自分とリリィを護った彼……夜原 優の名を呼んだ。
「ななばん!」
遊騎が思わず駆け寄ろうとする。しかし、大神がそれを止めた。ロストしている状態であの場に行けば無事では済まないからだ。だが、彼自身もそれが精一杯だった。
「先輩! 夜原先輩! なぜ……なぜ先輩が!」
ようやく頭が正常に働きだし、桜は見るからに重症の優の横に移動した。当の優は傷を負った両腕を下げ、荒い息でその痛みに耐えている。しかし、桜に気付くと不機嫌そうな視線を彼女に向けた。
「……お前がリリィを助けに行こうとしているのが見えたからな。大体、異能を使う人間相手に無作為に突っ込むな。それにこいつらはオレたちの敵だ。その内輪もめに関わる理由なんてないんだ。この馬鹿が」
「ぬう!」
優の言葉がストレートに胸に刺さる桜。思わず胸を押さえて俯いた。しかし、そうした時間は短く、彼女はすぐに顔を上げた。……満面の笑顔で。
「……でも、夜原先輩が助けてくれました。私も……リリィも。本当にありがとうございます」
「……ふん」
桜から視線を外し、優は下を向いた。相変わらずな桜に愛想を尽かしたのか照れ臭く感じたのか。それはわからないが、お互いに無事だということが確認できた。
しかし、忘れてはいけない。彼らがいるのは敵の目の前だということに。
「ぐあ!」
「ッ! 桜小路!」
「桜小路さん!」
「にゃんまる!」
突然、桜が横に吹っ飛んだ。優が彼女の名を呼んだ時には、すでに彼女の体は床に体を擦らせていた。すぐに大神たちが桜の下に向かう。それを行ったのは言うまでもない。仙堂だ。
「『コード:ブレイカー』が助け合いをするとはな。しかもそんな『毒女』を助けるとはまさに愚の骨頂。愚かな『コード:ブレイカー』もいたものだ」
「……桜小路に死なれたら迷惑がかかる。だから桜小路を護った。それだけだ。その女は偶然助けた結果になっただけだ」
桜を殴り飛ばし自分を見下ろす仙堂を、優は不敵な笑みを浮かべながら見上げた。すると、仙堂はニヤリと笑い、再び硬化させた拳を構えた。
「まあいい。お前の屁理屈に付き合う気はない。お前ごと後ろの『毒女』を始末すればいいだけ。役立たずと『コード:ブレイカー』を同時に始末できるなら願ってもないことだ」
「チッ……」
仙堂の言葉に優は小さく舌打ちをした。それは、次の仙堂の攻撃を防ぐ術がないからだ。だが、避けることはできるだろう。両腕はボロボロだが脚はまだ無傷だ。しかし、彼がそれを行おうとはしない。その理由は不明だが、とにかく彼の中には「避ける」という選択肢はないようだった。
「…………」
その様子を煙草を吸いながら横から見ていた刻。彼は今、とある光景が頭に浮かんでいた。それは彼の過去。彼が仙堂と戦おうとした理由。……彼が『捜シ者』が関わる今回の件に自ら関わった理由。
それは、まだ刻が幼い子供だったころ。場所はどこかの廃墟。そこにいるのは自分ともう一人。自分と似た顔、似た髪型をした一人の少女。彼女は何かから刻を護るかのように両腕を広げ、刻を見下ろしている。まるで見守っているかのように。彼女をただただ見上げる刻。そんな刻の頬に、赤い液体がぽたぽたと滴る。それは血。目の前にいる彼女から流れる血。彼女の胸を貫く刃物から滴る……彼女の命。
──見捨てることなんてできない……
──自分を大事にして……
それは彼女からかけられた言葉。彼女の口から発せられた最後の言葉。そして、その先の光景が頭に広がろうとした。しかし……
「──な……」
「ドコ見てやがる。テメーの相手はオレだろーがよ」
仙堂の前に立ち、拳を構えた彼の顔に刻は両手をポケットに突っ込んだままその足をつけた。つまり、彼の顔を踏むように蹴った。突然のことに仙堂は効果も解いてたじろぐ。刻は不敵な笑みを浮かべ、仙堂の前に立ちはだかる。
そして、彼はニヤリと口角を上げた。
「ギャハハハ! んだよ、この茶番はサ! 桜チャンはともかく優のアホは何やってんだっつの! 自分で勝手に割って入っといて勝手に怪我するとか、ホンットにバカだナ! しかも桜チャンと一緒に敵も助けるとか、そんなんだからテメーは下っ端の『コード:07』なんだヨ! 桜チャンもマジになり過ぎ! ホントにバッカじゃねーの!?」
「な……!」
しかし、刻の大笑いはそれで終わった。間を置くかのように刻は息を吸い、呟くように言った。
「……ケド、バカもここまで来ると上等だナ」
「……え?」
刻から出た自分を認めるかのような言葉を聞き、桜は思わず呆然とする。すると、刻はポケットに突っ込んでいた手をゆっくりと出した。よく見ると、その手には何かの液体が入った携帯サイズの酒入れのような透明のケースが握られていた。
「だからヨ、仙堂……」
刻はそれを仙堂に見せつけるかのように前に出した。そして……
「テメェはそろそろ沈みなヨ?」
その両の眼に闘志を込め、刻はケースを握力のみで割った。
「『
桜の手当てをしながら平家が呟いた。大神は腕を組みながらその様子をジッと見る。平家が『汞』と呼んだケースに入っていた液体。それはケースの残骸と共に床に落ちていた。すると、刻が自らの手をゆっくりと近づけ、その手から『磁力』を発した。瞬間、『汞』が宙に浮いた。刻の手の上を、まるで無重力状態のように浮いていた。
「
CODE:NOTE
Page:11 天宝院 遊騎
現役『コード:ブレイカー』の『コード:03』を務める少年。年齢は大神や刻よりも若く、自由奔放な性格をしている。キャラクターの「にゃんまる」をこよなく愛しており、UFOキャッチャーで「にゃんまる」のぬいぐるみがあれば手持ちの金が無くなるか全ての「にゃんまる」を救出(取る)までやり続ける。しかし、そのぬいぐるみ自体はもらわない(あくまで救出が目的らしい)。そんな変わっている遊騎は人の呼び方も変わっている。他の『コード:ブレイカー』のことは名前ではなく番号で呼ぶ。また、正義感のある桜の言葉が絵本で見た「にゃんまる」の台詞と重なったことから桜を「にゃんまる」と呼ぶようになる。普段はただ奔放に動いているが、一度キレると手が付けられないほど狂暴になる。その時は敵味方問わず襲ってくるため大神曰く最凶の『コード:ブレイカー』。
異能は『音』。音速で移動したり口から音波を出した遠距離攻撃が可能。また、聴覚が常人よりはるかに発達しており、彼が耳を澄ませば誰がどこにいるかが大体わかる。さらに、音速移動で残像を作り残像と共に繰り出す一斉攻撃が可能。しかし、これを行うと衝撃で服が破ける。そして、彼が本気になると全身が赫くなり周囲の一切を寄せ付けないほどの怒気を発するが、この技に関してはまだ謎が多い。
モットーは……いずれ本編で。
※作者の主観による簡略化
癒し系キャラ。でもカッコいいんだな、これが。