東京喰種|3人のストーリー   作:金無し

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今まで見てくださっている方はお久しぶりです、初めましての方は初めまして金無しと申します、以後お見知りおきを、それではつべこべ言うのも何ですから短いですが本編どうぞ


3人の物語
♯零 始動


此処は東京、社畜達の居るビルの灯りが美しさと共に幻想的な景色を作り出している、、、そんな中でも異色の存在がいた、、

 

( )ぁ はぁ、や、止めてくれ」

 

「ウフフフフ、、美味しそうなお肉、、特に此の良く鍛えられてて柔らかそうな太ももとか、」

 

そう言いつつ此の眼鏡をした紫色の髪の女性は舌舐めずりをした

 

「確かに旨そうだな」

 

「ヒッ、新しい喰種ッ!!」

 

「まあ、そう驚くなや遅かれ早かれ君は喰われていたのだから、、」

 

そう言いつつ、白いスーツを着た大柄な男性が乱入してきた、人差し指を親指で押さえ、独特な音の出しかたをして、音を出している

 

「ジェイソンどういうつもり?貴方知っているでしょう、私は食事の邪魔をされるのが一番嫌いなの」

 

「嗚呼、勿論分かっているさ」

 

「なら、さっさと失せて」

 

「それは出来ない話だな其処の男に用が有ってな」

 

そう言われ大柄な白スーツの男に指を指された

 

「ふぅん、どんな用?」

 

「それは此方の都合で言えないな」

 

「あらそう、、、、なら喰うわ」

 

そう女性が言うと、それが開戦のゴングかの様に思える程に、二人の間の空気が代わった、

 

「此処で決着着けるか?」

 

「良いの?味方が居なくても貴方一人じゃ、なーにも出来ない癖に」

 

「おい女口には気を付けろよ」

 

そう言いつつ指をまた鳴らした…そしてお互いに腰から赤黒い触手の様な物が出てきた、連日ニュースでしている『喰種《グール》』とやらの闘いだろうか、となると此れは赫子《かぐね》とやら物か?今はそれよりも二人が闘いに集中している間に逃げるしかない、

 

「アイツは何処行ったっ!?」

 

「それよりも私今とてつもなくイラついてるの、ヤりましょう」

 

「糞ッ、お前と闘う時間等無い、、、、本当に何処に行きやがった」

 

 

 

 

「はぁ はぁ  此処が最寄りの…」

 

先程死ぬ思いをして喰種から逃げてきた此の青年は、今目の前にある建物の中に入ろうとしていた、

 

「助けてくださいっ!!」

 

「どうされましたか?」

 

「喰種に、、喰種に殺られかけました」

 

そう言った瞬間場の空気が一瞬で代わった、

 

「奥の部屋で詳しくお聞かせください」

 

そう言われ此の青年は、空港に有るような金属探知機風のゲートを通った

 

「此方の部屋です」

 

その部屋のプレートには取調室01との印字がしてあった

 

「はい、、それと出来れば今日1日保護をしてくれませんか?」

 

「わかりました、そう手続きしておきます」

 

そう言い、ショートカットの軽くブロンドがかった髪の女性は別の部屋に入った

 

「し、失礼します」

 

「いらっしゃい、怖かったですよね、取り合えずコーヒーでもいかがですか?」

 

そう言いつつ青年に席を進めた大柄の男性、

 

「まだ名乗ってなかったね、僕は篠原幸紀《しのはらゆきのり》、君は?」

 

「僕は……」

 

 

 

 

 

またそれと同時刻東京19区カフェ

 

「お待たせしましたアメリカンです」

 

「有り難う御座います」

 

そう言い高校生位だろうか、確実に成人には達していないで有ろう青年が、本を片手に珈琲を嗜んでいるのだ

 

「何時もご贔屓にしてくださいますよね、何か気に入る所など有りましたか?」

 

「ええ、美味しい珈琲に静かで過ごしやすい雰囲気、本を読むのに最適な環境ですので」

 

「そうですか、、、いえ特にこれといった理由は無いのですが、お客さまが何時もご来店して下さりますし、何か有るのか聞いてみたくなったもので」

 

「そうですか」

 

「えぇ、それでは失礼しました御ゆっくり」

 

その後、彼は頭でこう思ったのだ

(さて、今日は誰を喰おうか?と、、、)

 

 

 

 

またまた所変わって都内某所ジム

 

「97.98.99.100、、、フゥ」

肩から息をしている此の青年、まだ酒を呑んだら駄目な年齢の青年だ、そして此の青年は誰もが羨むであろう、しなやかな美しい筋肉を駆使する仕事に着いているのだ、

 

「三等仕事だ」

 

「了解です先輩」

彼の着いている仕事そう、

 

「今日はどう言った"喰種"ですか?先輩」

 

「今日はな……」

 

それは、、喰種捜査官だ


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