双主革新奇聞ディストリズム   作:マッキー&仮面兵

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『そろそろ攻撃手段を持ってもいい頃だと考えた。一方的に避け続けるってのはぶっちゃけ飽きてくるんだよ……目指せ華麗なクロスカウンター!!』――貫井川蓮

『相変わらず愛隷がシリアスですねぇ……だがそんなの知ったこっちゃねえ!ギャグ要素マシマシで行きましょうや!』――マッキー


変態の章

「おやおやおやぁ?これはこれは先日お外でやらかして、外出許可証の無期限停止食らったノ~~~ムラ君じゃないですか!!」

 

「ぐっ……事実だけに言い返せねぇ――」

 

「ここにありまするはぁ、新品の外出許可証!キミの許可証は絶版だが、代わりに俺と祈願が貰っちゃって悪いねぇ~!悔しいでしょう!悔しいに決まってるかぁ!」

 

「この野郎……!!全快して出てきた途端にとんだご挨拶じゃねぇかぁ!?いい加減にしねーとぶっ飛ばすぞ!」

 

「なに、嫉妬?嫉妬してるの?やだねぇ、男にされると見苦しいだけだぜ。もちろん月夜ちゃんくらいの子にされるなら大歓迎だけど」

 

「自分が最近失くした大事なものと同じものを自慢されて、それでも冷静に対応できるヤツなんているか!大抵の人間は嫉妬と殺意が湧くに決まってんだろうが!!おたくも分かっててやってんだろ!?」

 

 

何を言い出すかと思えば、”分かっててやってるだろ”だと?そんなの……

 

 

「は?当たり前じゃん何言ってんの」

 

「……オーケー、何か言い残すことはあるかぁ?」

 

「『俺は月夜ちゃん一筋だ、愛してる』とでも伝えておいてくれ」

 

「一言一句違わずに伝えといてやる。とりあえずぶん殴る、覚悟しやがれ」

 

「はっ、俺を殴りたければ『雲耀』でも持ってくるんだな。タダで当たってやる気はねぇぞ?」

 

 

そう言ってお互いに右手を大きく後ろに引く。1歩踏み込めば届く距離だ、ここまで近いと拳が相手にたどり着く早さはあまり変わらない。さらに俺も不道も目の良さには自信がある、この攻撃が当たるとは思わないがそれでいい。

 

鏡のように同じタイミングで右手を突き出す。2つの拳が交叉する――

 

 

――ガシィ!

 

 

固く握っていた手は解けていた。示し合わせていたように握手を交わしていたのである。

 

ていうか、もとより殴り合いをする気は全くなかったんだよなぁ。なんというか……悪ノリ?この学校に来てからこんなことするのは少なかったからな、バカに飢えていたのかもしれん。

 

 

「いや~、こんなやり取り久しぶりだわ!月夜ちゃんと過ごすのもいいんだが、こんな風に何も考えずノリで会話するのはやっぱイイな!」

 

「同感だぁ、ここの野郎どもは揃いも揃って女に成りきってやがる。こっちはもっとフランクに行きたいのにねぇ」

 

「それが共生学園の特色だから仕方ないだろ。そうじゃなかったら今頃ここは不良の溜まり場、そこらじゅうで喧嘩が起こって秩序も何もないカオスな校風になってただろうよ」

 

「そんな生活も刺激的で中々に魅力があるなぁ……なにより、誰にも縛られない自由がある。まぁ今も結構自由を享受できてるとは思うが」

 

「そりゃあお前さんが強かったからだ、天下五剣を下せる程にな。そこらにいるようなただの不良クラスだったら女装まっしぐらだよ。その点では鬼瓦と亀鶴城に気に入られてよかったな」

 

 

不道の外出許可証が無期限停止になったのは、授業の時間帯にも関わらずに女帝を追いかけて空港に行って出先で喧嘩したからだ。原則として許可証を使った校外への外出には五剣、それも2人以上の付き添いが必要であり不道の外出に鬼と亀が付き合った。

 

この事実だけで不道が気に入られていると判断するのは簡単だろ?わざわざ矯正対象に手を貸すんだから。ちなみに鬼亀の2人は喧嘩の際に抜刀し怪我人を出したことで、現在女子寮で奉仕活動中である。ざまぁねえな!

 

 

「実際あいつらがいて助かったぜぇ、1人であの数を相手するのは手間だったからなぁ」

 

「だいぶ派手にやったらしいな?学園長がボヤいてたぞ、処理が面倒だって」

 

「そりゃあ悪いことした、かつての母校でテンション上がってたってことで許してくれねぇかなぁ?」

 

「それで許されてたら無期限停止はねぇよ」

 

「違いねぇ」

 

 

なんていって笑い合う、あぁこんな会話したかった!外聞気にせず言いたい放題!異性の前では遠慮するような汚い話題でも、男同士なら問題ない!軽い会話サイコー!

 

……さて、そろそろ現実を見ようか。今俺の視界には2()()の人間が映っている。1人はもちろん不道、ではあと1人は?

 

 

「ところで不道、話は突然変わるんだが」

 

「あん?」

 

「お前が異性2人と待ち合わせしていていたとする」

 

「はぁ?急にどうしたぁ?」

 

「いいから聞け。とにかく女2人と待ち合わせしていた、しかもその女たちは普段あまり関わることがないヤツらだ。それで時間通りに待ち合わせ場所に向かうと、その2人が楽しそうに会話していたんだ」

 

 

まぁよくあるとは思う。だがここで重要なのは『あまり知らないヤツらが楽しそうに会話している』ってところだ。しかも話題が自分に合わないものであれば尚更である。

 

 

「お前、そこに割って入れるか?女2人、それも両方あまり知らないヤツの会話に」

 

「……そこまでの度胸は持ち合わせてねえなぁ」

 

「よほどのコミュ力がないと無理な話だ、少なくともこの学園にはいないと思う。さて、この話を踏まえて後ろを向いてほしい。それでお前もなんでこんなこと言うのか察するだろう」

 

 

怪訝な表情で振り向く不道、そして小さく「あぁ……」と呟いた。

 

 

 

そこには男同士の会話に割って入れず、何をするでもなくただ立ち尽くして途方に暮れる月夜ちゃんの姿が!涙目でとっても可愛い!目ぇ見開いてるけど、見開いてるけど!!

 

普段閉じられている月夜ちゃんの瞳は、怒りのボルテージを表している。すなわち全開の今は完全にプッツンしてるということだ!自分で言ってて怖くなってきた!

 

 

「あー、わがし?放置してたのは謝るから刀から手を放して――」

 

――ゴッ!

 

「のぉぉぉおおおぅ…………」

 

「おぉ不道よ、しんでしまうとはなさけない……俺は許してくれるよね?」

 

――ゴッ!

 

返事は抜刀術でした。頭が割れるように痛い!!

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

しばらく俺と不道は頭のてっぺん押さえて転げまわってたよ。わざわざ”抜き”で殴ることはないと思わない?絶対に技術のムダづかいだろ。

 

 

「痛そうですね、我が弟子」

 

「……おかげさんでなぁ、わがし」

 

「それじゃ『和菓子』じゃね?アクセントはお前が最も大事にするもんじゃないのか?」

 

「そうです、アクセントはお尻に」

 

「ハイハイわぁーったよ」

 

 

『我が弟子・我が師』と呼び合っていることから分かるが、納村不道は因幡月夜に弟子入りすることを決めたようだ。今まで人の下につくことや他人の束縛を嫌っていたハズだが、それを曲げるほどの変化があったのだろう。

 

 

「2人はしばらく謹慎らしいですね」

 

「あぁ。当のオレがこうやって自由に動けるのに、あいつらには付き合わせて悪いことをしたぜ」

 

「授業のサボり、さらには他校生との諍いを起こした上に抜刀したのはまずかったですね。今回の件では事後処理に学園長(ユキノ)も大分骨を折ったようです」

 

「う……おたくもしかして怒ってるのかぁ?」

 

「いいえ?マッタクです。むしろ寮母(エヴァ)は労働力が増えて喜んでるくらいですから」

 

「不道はダメダメだな~。月夜ちゃんが怒ってるかぐらいはパッと見て分かるようにならないと、弟子として失格じゃないのか~?ただでさえ表情出ないんだから、察せるようにならんとこれからしんどいぞ~?」

 

 

月夜ちゃんのデフォは無表情、そこから崩れることはないとは言えないが少ない。ただまぁ最近は友達が増えて嬉しいのか口元が緩むことが多くなってる気がする。良いことだよ。

 

 

「蓮さんうるさいですよ、今は我が弟子と話しているんですから入ってこないでください」

 

「……ほーん?それはあれかな、『初めてできた弟子との会話が嬉しいから邪魔者は入って来るな』っていう感じのやつ?ジェラシーなんだね月夜ちゃん!」

 

――ブゥン

 

「えぇい無言で抜くんじゃないよ!あとちょっと遅かったら当たってたじゃんか!」

 

「当てる気なんですから避けないでください」

 

「……おたくらいつもこんな感じかぁ?」

 

「まぁな、これも修行の一環だ。やり続けたら”忽”見切れるようになるぞ?それまでは痛い思いし続けるが」

 

「マジか!?」

 

「適当言わないでください……と言いたいところですが、蓮さんは本当に避けられるようになってしまいました。剣士として色々とガッカリです」

 

 

毎日のように見ていたことや鍛えた目の良さがあってか、気がついたら条件反射的に避けられるようになってたんだよなぁ。不意にやられると、刀が見えてても身体がついてこないこと多いけど。

 

目の良さに関してはフリーラン・パルクール由来だ。あれは走って跳んで回って落ちるモンだからな、空中とかでも地面や壁見失わないように意識してたら自然と動体視力は上がった。てか、これがなけりゃ女帝と戦った時に死んでる。

 

 

「それよりここへ来たということは、私に弟子入りする決心が付いたと判断して良いのですか?」

 

「……オレが学園外の良い病院にかかれるように、許可証に判付いて学園長にも掛け合ってくれたんだろぉ?ここまでやってもらっちゃあな……」

 

「あれ、月夜ちゃんそんなことしてたんだね?不道とは友達になってなかったんじゃないの?」

 

「貴方に言われてから私も変わっているんです。目の前の人を助けただけですよ」

 

「渾身のドヤ顔ありがとう!」

 

 

うーんドヤってる月夜ちゃんもかわいい、かわいいんだが……話が進まねぇ。かわいいから仕方なし!

 

 

 

「……コホン。それで我が弟子、理由はそれだけですか?」

 

「――あの時耳打ちされた『天羽に無防備に突っ込め』ってのともうひとつ、『魔弾を撃つ際は後ろ足の接地を大事にしろ』。意識してみたら今までにない手応えを感じたんでね、興味がわいたのさ」

 

「女帝さんが貴方に付き合って自動防御(オートカウンター)を抑えてなかったら、実質負けてましたからね」

 

「ぐ……」

 

 

耳打ちというのは、不道が肌を晒して女帝に突っ込んで隙を作ったのがひとつ。もうひとつは、その後に凄まじい威力を見せつけた"魔弾"のことだろう。アドバイスひとつであれだけ変わるとは。

 

なんでも女帝は人の肌を斬るのに抵抗があるとかなんとか。斬られた胸の傷もそんなに出血が酷くなかったことからも、なるほど的確だと思う。魔弾はよく分からん、専門じゃなけりゃ同門でもないし。

 

 

「でも、そう……動機付け、大事ですよ。あとは敬意ですかね……」

 

「自由を愛する不道に、敬意やら尊師やらは縁遠いと思うけどねぇ」

 

「そこ、うるさいですよ。どうやら貴方は人に教えを受けることに抵抗があるようです。余程酷い人の下についたようですね。けれど安心して下さい、少なくとも私――」

 

 

そう言って座っていた噴水の縁から飛び降り、右足を踏み込むところまでははっきりと見えた。右手がブレたと思ったら月夜ちゃんが不道を腹パンしてたでござる。どういうことなの……。

 

 

「ガ……!!」

 

「自分で出来もしないことをわめくのは指導と呼びません。まず師たるを見せることで、尊敬も生まれるというものです」

 

「魔弾の……改良型……!!」

 

「どうですか?加減しましたし、どうせ私の体重では威力なんて高が知れてますが……目は覚めたでしょう?我が弟子」

 

「ああ……おかげさんでなぁ、我が師……!」

 

 

どうやら月夜ちゃんは魔弾、それも不道のヤツの改良型を撃ち込んだらしい。まぁ女帝も吹っ飛んでたし、改良ってなら小さい月夜ちゃんがデカい不道ぶっ飛ばしてもおかしくない……のか?

 

 

「いやはや、盛大にぶっ飛んだな。地球の重力に打ち勝った感想はあるか?」

 

「腹の衝撃とちょっとした窒息でそれどころじゃなかった」

 

「お前はそれを今まで人に撃ってきたんだからな?因果応報ってやつだろ」

 

「うっせぇ言ってろ」

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

あ、そうそう忘れてた。

 

 

「あぁそうだ、2人に聞きたいことがあったんだった。ちょっといいか?」

 

「あん?どうしたぁ?」

 

「いやさ……自分で言っちゃうけど、俺ってば攻撃を避けることは超一流じゃん?」

 

「確かにそうですね、避けること"だけ"は一人前だと思います」

 

「なーんか強調されたが気にしてると進まんからスルーな。それでだ、いい加減ちょっとした攻撃手段を持たないとな~って考えた。それも『必殺技』って感じのヤツ」

 

 

なんで必殺技なのかって?かっこいいからに決まってんだろ!男って生き物は、いくつになっても『必殺』って言葉に胸が躍るんだよ!!

 

 

「攻撃手段なぁ……だがおたくはオレと同じく徒手だろぉ?得物相手にすると圧倒的にリーチ足んねぇぞ?オレぁ踏み込みで距離潰せるからいいけどよぉ……」

 

「それは攻撃避けながら接近すれば解決するし、俺にはそれが出来る……雲耀とか飛んでこなければな。あれはダメだ、全く見えん」

 

「まぁリーチ云々は置いておくにしても、徒手空拳で決定打を与えるとなると少し……というか、かなり難しいのでは?我が弟子には『魔弾』がありますが、蓮さんには何もないでしょう?」

 

「そこなんだよねぇ月夜ちゃん。何もないところから、有用なものを生み出すために聞きたいことがあったんだ。――2人は雲耀や魔弾を使う時に、腰から生み出したエネルギーを腕や足に伝達するだろ?あれのコツを聞きたいんだ」

 

「は?」「はい?」

 

 

揃って「何言ってんだコイツ」みたいな目を向けるなよ。月夜ちゃんはともかく野郎に見られても嬉しくない。

 

だが聞かなきゃならないのは事実、これを聞きだすまで帰らねぇからな。

 

 

「だーかーらー、体内での力の伝達について教えて欲しいの!」

 

「……あー、なんでそんなこと聞きたいんだぁ?」

 

「俺が実現させようとしてるモノと雲耀、ひいては魔弾の原理――生み出した力を他の所へ持っていくっていうのが似てるんだよ。なもんで専門家に聞いてんのさ、オーケー?」

 

「……理屈は分かりましたが、その技は危険がないんですか?私たちの技に似ているということは、結構身体に負荷がかかるはずです。それに速度域も通常の戦闘と変わってきますし」

 

「負荷はかかるだろうし、速さも尋常じゃないだろうね。なにせ理論上は音速超えるし、繰り出してる俺でも見えない攻撃になると思う。これぞまさに『"誰にも"見えない不可視の一撃』ってわけだ」

 

 

まぁ実際に出すとなれば速くて亜音速、普通は雲耀以下のスピードになるだろう。そこまで身体丈夫じゃないし、生まれたエネルギーをロスなく伝えるのは難しいだろうから。

 

 

「音速だぁ!?」

 

「あくまで理論上、だ。仮に音超えたら俺の腕はソニックウェーブでズタズタになっちまうし。まぁ超えない程度に抑えても、当てた側の俺の拳やらが無事である保証もない。だから必殺技なんだよ、そんなにポンポン出せないって意味でな」

 

「……それは十分キケンじゃねえのかぁ?」

 

「お前の魔弾と似たようなもんさ。不道が撃って問題ないなら大丈夫だ、なんかあったら責任取らせるから覚悟しとけ?」

 

「なんつぅ理不尽ッ!」

 

 

身体の鍛え具合に差があるとはいえ、俺と不道はそこまで背格好に違いはない。だったらワンチャンあるって!

つまりそういうことだ。

 

 

 

「……蓮さんは、どうして攻撃手段を持とうと思ったんですか?」

 

「なんでって、強いて言うなら『備えあれば憂いなし』だな。これから先何があるか分からからなぁ……こないだの女帝の乱みたいな事件があるかもしれないだろ?だったら自衛くらい出来ないとカッコ悪いじゃん?」

 

「自衛、とは今の回避術だけじゃ足りないんですか?」

 

「当たらなくても、当てられないんじゃあ千日手だ。確かに攻撃されなきゃ負けることはないが、相手を打倒しなきゃいかん場合もある。誰かを助けに行くとかね」

 

 

一刻も早く駆けつけたいのに、目の前の敵が邪魔してくるなんてシチュエーションは容易に想像できる。だからこそ一撃必倒の攻撃、つまりは初見殺し・不可視の一撃!

 

 

「俺は俺でちゃんと考えてるのよ?もちろん無茶はしないと約束する。だから――」

 

 

 

「俺を鍛えてくれ!!!」

 

 

 

そう言って頭を下げる。不道が月夜ちゃんに弟子入りしたように、俺も2人に弟子入りしようと考えた。身近にスペシャリストがいるなら、頭下げてでも教えを乞うべきだろ?

 

 

「――オレぁ構わねーぜぇ?誰かに教えられながら、誰かを教えるってのはいい息抜きになりそうだからなぁ」

 

「すまんな不道、恩に着るぜ。まぁ月夜ちゃんは嫌ならそれでいいよ、教える人数増えたら大変だろう「そんなことないです!」……っとぉ?」

 

「我が弟子だけだと悪ノリで無茶しそうです」

 

「おい言われてんぞ不道よぅ」

 

「おたくもだよ!」

 

「2人だけじゃ心配ですから、私が監視役として蓮さんも面倒見ましょう」

 

 

(実年齢)小学生に心配される男子高校生たちの図。

 

なんて信用がないんだ……お兄さんは悲しいぞ!でも恐らくその予想は当たってるから何にも言えない!絶対悪ノリするし!

 

 

「酷い言われようだ……だがまぁ、これからはよろしくな。先生として頼りにしてるから!」





今回のヒントだけで蓮の必殺技(展望)が予測できた読者の皆さんはあの作品(マキャヴェリズムではない)を読み込んでいることでしょう……



次回八節――公開時期未定、こうご期待

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