前回、1週間投稿と書きましたが。このままだとヒロインが出るのが1年後になりそうなので、1週間投稿は固定で、その間に不定期で投稿する事にします。たびたび申し訳ありません。
では、本編をどうぞ
転生からの生活
俺が転生してから早くも12年、俺が転生して生まれたのが、2008年11月6日、今は2020年、11月6日つまり原作開始の2年前だ。
この12年で目立った出来事といえば、俺の通っている小学校が、何と・・・・原作主人公のキリトこと桐ヶ谷 和人が通っている小学校だったのだ!!
いやぁー、最初は焦ったよ、まさか同じクラスの、しかもすぐ前の席に座っていた子が、自己紹介の時に「桐ヶ谷和人です、みなさんよろしくお願いします。」て言ったもんだから、思わず椅子から滑り落ちてクラスの注目を集めちまったよ。
まぁ、目立った出来事はこのくらいだな。え?今は桐ヶ谷和人と仲は良いのかだって?下手に原作前に接触して原作が崩れたら、取り返しがつかないから特になにもしてないぞ。
と、言うわけでまたまた時は流れて2021年4月、最初から4月にしろ的なことを言われそうだが、そこはご愛嬌ということで。無事に原作キャラと接触することなく迎えた中学校の入学式の朝
「・・・君、起きて、真君。」
「んぁ、あと、5分」
もう少しだけ眠っていたかったので、俺はそう答えた。
「そっか、なら朝ごはんと夕飯はいらないのね?」ニコニコ
「おはようございます、お母様」シュバッ!
俺は、その言葉を聞いた途端飛び起きた。朝食と夕食を抜かれるのはキツすぎる。俺を起こしたのは俺の母親の桐本 彩華、基本的に温厚で優しいのだが、怒ったりするとめちゃくちゃ怖いのだ。
「はい、おはよう真君」ニコニコ
それと、基本的にいつも微笑んでいる。
「じゃあ、朝ごはんできてるから早く降りてきてね」ニコニコ
「りょうかーい」
そして、母さんは下に降りていった。
「よしっ、着替えるか」
そして、着替えた後下に降りると
「ん?あぁ真也、おはよう、」
「あっ、おはよう父さん」
この人は、俺の父親の桐本 和明、少し口数が少なくていつも小難しい顔をしている。
「じゃあ、手を合わせて、いただきます」ニコニコ
「「いただきます」」
そして、朝食を食べ終わり迎えた入学式
「うわー、ほとんど顔見知りだな、まぁ当然か」
俺が通っていた小学校とこの中学校は場所も近く、ほとんどの人がこの中学校に入学していた。もちろん、キリトこと桐ヶ谷和人も同じだ。まぁ、原作開始まで絶対に接触したりしないがな。
と、そんな事を考えていた時
「真くーん!、こっち向いて〜!」ニコニコ
「なっ!?か、母さん!?お願いだから静かにしてくれ」
考えてみてほしい、入学式とは、当然他の子の親もたくさんいるわけだ、しかも、これから同じクラスになるであろう、人たちもいる。
そんな中、自分の母親が周りを気にせずそれなりに大きな声で自分の名前を呼んでいるのだ。恥ずかしいってもんじゃないぞ。
「あの人、誰のお母さんだろうね。」コソコソ
「真くーん、て言ってたし名前に真がつく人じゃない?」コソコソ
「真、か。そういえば桐本君も真って付かなかったっけ?」コソコソ
「確かに、真也で真って付くもんね。へー、桐本君のお母さんってあの人なんだー」コソコソ
・・・もうヤダ
まぁ、そんなこんなで、入学式(公開処刑)を乗り切った俺は、今は担任になった先生の話を聞いている。
「みんな、担任になった山田 太郎だ。これからよろしく!」
その名前よく聞くけど、まさか担任もこの名前とは。それはともかくこれから原作まで、静かに過ごせそうだ。
「よしっ、じゃあ、みんなも自己紹介だ。秋風から順番に名前、趣味、そして一言を言っていってくれ。」
「はいっ!!俺の名前は秋風 正晃だっ!!そして、趣味は野球、サッカー、バスケ、水泳、そしてぇーー!!生け花だ!!!みんなこれからよろしくー!!!」
秋風 正晃君は、カッターシャツに短パンという格好をしている。
「元気があってよろしい!趣味が多いんだね!次の人どうぞ!」
「我が名は意味不 明。この学校の頂点に立つ男よ。我が娯楽は貴様らには到底理解はできぬので言わないでおこう。最後に我が配下とならんと欲するものは闇に満ち草木の眠る頃に我の元へ来るがよい。」
意味不 明君は、右腕に包帯を巻いて眼帯に学ランの前を開けた格好をしている。
「厨二全開でキャラが濃いいね!よろしい!!」
・・・静かに過ごせなさそうだ。大丈夫か、この学校。
読んで頂きありがとうございます。
できる限り、皆様にご不快な駄文を読ますことにならないよう精進いたします、