絶剣を愛する転生者の物語   作:小木 琉山

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どうも、小木 琉山です。

初投稿でつたない部分が目立つとは思いますがよろしくお願いいたします。

あらすじにも書いてあるよう、ユウキが出てくるのは大分後になると思います。


0章 プロローグ
プロローグ


 

「あれ?ここ何処だ?」

 

気がつけば、俺は、真っ白な空間に座っていた

それも・・・・なんか輝いてる爺さんの前に!?

 

「いやいや、あんた誰だよ!?」

 

「ズズッ、む?ワシか?ワシはただのジジイじゃよ」

 

「嘘つけ!!ただのジジイがそんなに輝いてるわけねーだろ!」

 

輝いてる爺さんは、お茶を飲みながら答えた。

 

が、どう考えても、輝いてる爺さんが普通の爺さんに思えなかったので思わずツッコンでしまった。

 

「うむ、その通りワシはただのジジイではない。神じゃ。ここで働いておる」

 

「か、神!?」

 

俺は、いきなり現実離れした回答に驚いたが、とりあえず自分が何処にいるかわからないので、聞いてみることにした。

 

「じ、じゃあ、ここは何処だ?」

 

「ここは、天界の転生局の建物の中じゃ。そして、お主は既に死んでおるのじゃよ。」

 

「えっ、お、俺が、死んでる?・・な、何で」

 

俺が、いきなり告げられた自分の死に混乱している中、神は続けた。

 

「お主は、車に撥ねられそうになっていた子供を助けようと、その子供を庇って死んだんじゃ。」

 

それを聞いた途端、俺は、ここに来る以前のことを思い出した。

 

 

ーーーーー回想ーーーーーー

 

 

「さぁーて、学校も終わったし、ラノベ買いに行くか!」

 

その日は、俺の通っていた高校の終業式で、俺は、明日から春休みということもあり、有頂天で本屋に向かっていた

 

(あー、SAOの新刊出てるかなー?)

 

ちなみに俺は、SAOが大好きでその中でも特に、ユウキがお気に入りだった。ユウキの最期のシーンは、何度見ても大号泣してしまう。

 

俺が、そんなことを考えながら歩いていると、すぐそこの公園からボールが転がって、それを取りに来たと思われる子供が道路に出て行くのを見つけた。

 

(おいおい、左右の確認くらいしろよ。危なっかしい)

 

その時、子供のいる道路の向こう側から、猛スピードで走ってくる車に気づいた。その車は運転手が子供に気づいていないらしく、スピードを落とさないまま、子供に迫っていた。

 

「なっ!?やばい、間に合え!!」

 

このままでは、子供が轢かれる、と思ったその瞬間、頭の中が真っ白になり気づけば俺は全力で走っていた。

 

「うぉらーーー!!」

 

咄嗟のところで、子供を安全な場所に突き飛ばしてほっとしたのもつかの間、激しい衝撃を感じると共に、俺の意識は暗闇に落ちた。

 

 

ーーーーー回想終了ーーーーー

 

 

「あぁ、そうか。俺はあの子供を庇って・・・あの子供は!?」

 

「お主が助けた子供は生きておるよ、お主の葬式にも来てお礼を言っておった」

 

「・・・そうか、よかった」

 

俺が、ちゃんと子どもを助けれた事に安堵していると神が

 

「安堵しとるところ悪いが、これからの説明をさせてもらう。まずは、お主に選択してもらわねばならん」

 

「何をだ?」

 

「お主の行き先じゃ。さて、まず一つ目が、天国に行く、二つ目が天界で天使となり働く、まぁ、この二つは基本的に前世で悪事を働かなかった者に限るが、お主は大丈夫じゃ。そして最後に、お主の望む世界に転生する、じゃ」

 

「最後のでお願いします!!」

 

俺は即答した、さすがに神も即答するとは思っていなかったのか少し目を見開いていた

 

「そ、そうか。では、転生する世界と、あと転生特典というものがあっての、それも、三つ程決めてほしい」

 

転生特典か、転生する世界はもちろんSAOの世界だが、、そうだ!!

 

「じゃあ、転生する世界はSAOの世界で、転生特典は、一つ目は、SAOのβテストに当選する事、二つ目は、転生する前に剣の修行をつけてもらう事、目安としては原作のヒースクリフと余裕で打ち合えるくらいになるまで、そして最後は、○○○○○○○能力」

 

「うむ、わかった。では、最後に、年齢等に関して希望はあるか?」

 

「うーん・・・じゃあ、年齢はキリトと同じで!」

 

「うむ、これで終わりじゃ。では、早速修行にはいるか?」

 

「あぁ!もちろんだ!!てか、あんたが修行をつけてくれるのか!?」

 

いきなり神が、ジャージ姿になったのに驚きつつ、仕事は良いのか?と聞いたら

 

「仕事に関しては、後任の者に既に言ってあるから問題なしじゃ」

 

こうして、俺と神との修行が始まった

 





ここまで読んでいただきありがとうございます。


投稿は1週間に1話、というペースにするつもりです。


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