ちなみに時系列は『ひだまりスケッチZ』の方はギャラクシーバトルアリーナ編で、当作品は魔人ブウ編の後になります。
魔人ブウを倒し平和になってから1ヶ月が過ぎたある日、ライがこちらに遊びに来ておりロータス、レム、ラムと一緒にお茶を飲んでいる。
ベル「ギャラクシーバトルアリーナ?」
ライ「そう、是非ベル達に出てほしいの」
そうライが口にする。全く聞いたことない名前なんだけど……。
ラム「一体どんなことをするんですか?」
私が……というより私達が気になっていることをラムが聞いてきた。
ライ「東西南北の銀河からの代表選手を数人集めて武道大会を行うらしいわ」
ベル「それってどこでやるの?」
ライ「異世界よ」
へぇ、異世界で……ってはいぃ?
ベル「異世界?異世界って言った?」
ライ「そうよ。異世界に行って大会に出てもらうわ」
ベル「何でわざわざ異世界に行ってまで……」
ライ「あの御方がベル達に出てほしいって言っていたわ。なんでも悟空や他のサイヤ人の遺伝子を持っている人間達がいるらしいの」
ああ…あの全王?のことか……。っていうか……。
ロータス「悟空達の遺伝子を持っているってどういうことですか?」
ライ「私も詳しくはわからないわ。だからその理由を調べてほしいそうよ」
ライ(まぁあの御方は全てわかってるんでしょうけど…)
ベル「まぁ何にせよそのギャラクシーバトルアリーナっていうのに行けばその理由がわかるってわけだね」
ライ「そういうことよ。……で、ここに大会の推薦状が4枚あるのだけれど」
レム「すみません……。僕は仕事が忙しくて出られません」
ロータス「わたしもレムのお手伝いをしなくてはいけませんので……」
レムとロータスは出場できないようだ。
ライ「それは残念ね。ラムはどう?」
ラム「私は出られるなら出てみたいです!」
ライ「それじゃあ大会の主催者であるレビテさんには2人出場するって伝えておくわ」
あれ……?何で私には聞かないのん?私が忙しかったらどうするのさ!とライに顔で訴えていると……。
ライ「あなたどうせ暇でしょう?」
ベル「失礼な。暇に決まってるじゃないか」
ライ「でしょうね」
ロータス「暇なんだね……」
何故かロータスが苦笑いをしている。だって暇なんだもん!私はフリーターだからね!……40歳だけど。
ライ「その人間達は北の銀河代表で出るらしいからあなた達は西の銀河代表として出てもらうわよ」
ベル「私達が北じゃないということはその人達はもしかしてその世界の地球出身ってこと?」
悟空達の遺伝子を持ってる人間ならその可能性は大いにあるだろう。
ライ「多分ね。じゃあ明日また迎えに来るから2人は準備しておいてね」
ラム「わかりました!」
ベル「了解」
私とラムは明日のために軽く組み手をして準備を整えてぐっすりと眠った。
~翌日~
ライ「お待たせ。じゃあ早速行くわよ」
ラム「はい!」
ベル「行くのはいいけどどうやって行くの?」
ライ「あら、あなたの部屋に異世界に行くためのゲートがあるじゃない」
ベル「あれだね。わかったよ」
~そして~
ロータス「ベルもラムも頑張ってね!」
ラム「うん!!」
ベル「ありがとうロータス」
レム「応援してます!」
ベル「レムもありがとね」
ライ「じゃあ2人共行くわよ」
私達はゲートを潜りギャラクシーバトルアリーナのある世界に足を入れた。
~そして~
ラム「ここが西の銀河……」
ライ「あとは迎えのロケットを待つだけよ。会場のギャラクシードームは地球にあるからね」
ロケットで行くのか……。現実では絶対にできない体験だよね。宇宙船に乗ったことがある時点で余り珍しく感じないけどそれがドラコンボールだからね。しょうがないね。っていうか開催場所地球にあるんだ……。
私達はロケットに乗ってギャラクシードームのある地球に向かった。
今回はここまでです。
これから数話はこのコラボ回を続けます。この話を読んでくださった方々には是非とも影山明先生の『ひだまりスケッチZ』を読んでみてください!!そうすると次の話に出てくるコイツら誰だよ?……という心配はありませんので。
次回は『ひだまりスケッチZ』の人達の登場です!