気が付いたら女サイヤ人に転生していた件   作:銅英雄

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前後編にすると言ったな。あれは嘘だ。では、今回もよろしくです。


もしもベルとロータスがベジータ達の襲来時に地球に残っていたら 中編

ベジータ「ナッパ、あの雑魚達を片付けろ」

 

ナッパ「ああ。ひっひっひっ…楽しませてくれよ」ゴッ

 

今のを見てまだ私を雑魚扱いするか……。まぁ別にいいけどね。さっき私が言ったことをもう忘れているのかと不安になるよ。

 

ピッコロ「くっ…!」

 

天津飯「な、なんて気だ!」

 

餃子「天さん!ボクの超能力が効かない!!」

 

などとピッコロ達が言ってるけど私、ロータス、ラディッツからしたら大したことはない。

 

ベル「ラディッツ、修行の成果をこの戦いで見せてもらうよ」

 

だからここはラディッツに任せよう。

 

ラディッツ「任せろ!!」

 

ロータス「ラディッツさん!頑張ってください!!」

 

ラディッツ「ああ!!」

 

ナッパ「なんだぁ?弱虫ラディッツが出てくるのか!?貴様ら全員で来てもいいんだぜ?」

 

どこからそんな自信が出るのか……。まぁ確かにラディッツは今気を抑えてるけどさ。

 

ベル「さて……」

 

ロータス「スカウターつけてどうするの?」

 

ベル「ラディッツがどこまで強くなったかを改めて数値で見ようと思ってね。」

 

私はスカウターをつけてラディッツの戦いを見ることにした。

 

ラディッツ「さて、悪いがさっさと片付けさせてもらうぞ」

 

ナッパ「ラディッツごときが随分言うようになったじゃねぇか…!」

 

ラディッツ「まぁ少なくともあんたには負けねぇよ」

 

ナッパ「何だと!?ベジータ!ラディッツの戦闘力はいくつだ!?」

 

ベジータはラディッツの方を見て戦闘力をはかった。

 

ベジータ「……信じられん。5000以上だ」

 

ナッパ「ご、5000だと!?」

 

ラディッツ「狼狽えているようだな……。だが俺が出せる力はまだまだこんなものじゃないぞ!!」

 

そう言ってラディッツは気を溜め始めた。

 

ナッパ「ベ、ベジータ!!ラディッツの戦闘力はいくつになった!?」

 

ベジータ「8000以上だ…!」グシャ

 

スカウターを握り潰してベジータは言った。勿体ないな……。

 

ナッパ「8000だと!?そりゃあ間違いだぜ!機械の故障だ!!」

 

ベル「故障じゃないよ。私の使っているスカウターは最新型だから旧式みたいな数値の故障は絶対に起こさない。だからラディッツのその数値は本物さ」

 

ラディッツ「言っておくがこれでもまだ戦闘力を抑えている方だぞ」

 

ナッパ「ラディッツのくせに生意気だ!ギタギタにしてやるぜ!!」ドンッ

 

ラディッツに攻撃しようとナッパは動くがそれをラディッツは軽くあしらった。

 

ナッパ「ちくしょう…!」

 

ラディッツ「くっくっく…!その程度か?ナッパさんよぉ!!」

 

ナッパ「この野郎!!」

 

なんかジャイアンとドラえもんの道具を得たのび太みたいな構図だな……。まぁ今の時点でラディッツはナッパの倍以上の実力差があるからこうなるのは予想できるけどさ。

 

それからもラディッツはナッパを圧倒して倒れたナッパはベジータに助けを要求した。

 

ナッパ「ベジータ…!た、助けてくれ……」

 

ベジータ「………」スタスタ

 

ベジータはナッパのところへ行ってナッパの手をとった。

 

ナッパ「す、済まねぇ…」

 

ベジータ「なぁに…」ニヤリ

 

するとベジータはナッパを上に投げた。

 

ナッパ「な、何を…!?」

 

ベジータ「動けないサイヤ人など必要ない!ましてやラディッツにやられるようではな!!」

 

ベジータは気を溜めてナッパを原作通りに消そうとしていた。

 

ベジータ「死ね…!」ボウッ

 

ナッパ「ベ、ベジータ!?」

 

まぁ私が見ている以上同胞は殺させないけどね。それがどんな悪人だろうと……。

 

ベル「はあっ!」ボウッ

 

私はベジータの攻撃を自分の気功波で相殺した。

 

ベジータ「貴様……なんのつもりだ…!」

 

ベル「私は自分の目の前で同胞が死ぬのを見たくなくてね。これからのためにもサイヤ人の戦力は必要なのさ。それに怪我は治せるから動けない…などという心配もすることもない」

 

これからのこと……。具体的にはフリーザとかセルとか魔人ブウとか破壊神ビルスとか……。劇場版とかもあるだろうから挙げていったらキリがない。

 

ベル「ベジータもラディッツにやらせようと思ったけど予定変更だ。私が相手をしよう。ロータスとラディッツは動けないナッパさんの面倒を見てて。それ以外は巻き添えにならないように離れていて」

 

ラディッツ「わかった!」

 

ロータス「任せておいて!」

 

私はロータスとラディッツ以外をここから避難させた。

 

ベル「さて、遊んであげよう」

 

ベジータ「ふん、今のでいい気になってるんじゃないだろうな?オレ様はエリートなんだぞ。貴様ごとき下級戦士に負けるはずがなかろう!」

 

ベル「生まれはそうでも修行次第でそんなものはどうにでもなるさ」

 

ベジータ「戯れ言を……!いいだろう。このエリートが直々に叩き潰してくれる!!」

 

エリートエリートうるさいな…。ボコボコにしてあげるよ。“下級戦士”の私がね…!

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。前後編にすると言ったな?あれは嘘だ(2回目)。キリがいいからこれで終わっただけですすいません。

今度こそ次回でサイヤ人編は終わりの予定(予定は未定)です!

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