気が付いたら女サイヤ人に転生していた件   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第76話 地球は終わり!?ブウに吸収されたベルタス。←もちろんそんなことはさせません

ドラゴンボールZの中で最も鮮明に覚えているのがブウ編で、特にゴテンクスのくだり以降はかなり覚えている。残された魔人ブウの手段はあと2つ…。次の一手は……。

 

魔人ブウ「おい、コーヒーキャンディは好きか…?」

 

やっぱり私を飴玉に変えるつもりのようだ。

 

ベルタス「え?まぁ…好きか嫌いかで言えば……」

 

魔人ブウ「」ビビビッ

 

ベルタス「!!」

 

人の話を最後まで聞けよ!親に習わなかったの?吸収して知識をつけたんだったら話を聞けよ!!

 

なんて私の言葉を聞かずに飴玉に変えられてしまった。

 

魔人ブウ「はっはっーーー!!ざまぁみろーー!!!ヘイヘイヘーーーイッ!!!不用意に近付くからだくそったれーーーっ!!!!」

 

うるさいな……。なんでそんなに元気がいいの?何かいいことでもあったの?

 

魔人ブウ「情けないな!飴玉ではまさに手も足も出ないだろう!!…まぁそう悲観するな。すぐにでも食ってやるさ!!!」

 

ベルタス「そぉいっ!!」ガンッ

 

魔人ブウ「おぐっ…!」

 

あ…。動けた。人間諦めなければ何でもできるもんだね。今私飴玉だけど……。

 

ベルタス「どうやら飴玉でも強さは変わらないようだね。どうするの?君の相手は宇宙一強い(と思われる)飴玉だよ。それにこんなに小さいんじゃ今まで以上に攻撃が当たらないよ」

 

魔人ブウ「ぐっ…!」

 

ベルタス「それっ!!」ドスッ

 

魔人ブウ「がっ…!」

 

ベルタス「ほいっ!」ガッ

 

魔人ブウ「ちぃっ!」ブンッ

 

ベルタス「おっと!」ヒョイッ

 

魔人ブウ「チョロチョロと……!いい加減食べられろ!!」

 

えぇ……。しょうがないなぁ…。1回だけだよ?

 

ベルタス「あらよっと…!」ズボッ

 

魔人ブウ「がはっ…!」

 

ベルタス「おやおや、食べさせてあげようと思ってたけど突き抜けてしまったよ。勢いが強すぎたかな……?」

 

魔人ブウ「うぐぐっ…!」

 

今の私の攻撃で魔人ブウの触角を千切ったので向こうの次の…もとい最後の手は恐らく……。

 

ベルタス「さて、どうする?もっとやってもいいけど?」

 

魔人ブウ「くっ…!も、元に…戻れ…!!」ビビビッ

 

おっ…戻った戻った。

 

ベルタス「飴玉はおしまいのようだね。ここまでやったけどやっぱり無駄だったね」

 

魔人ブウ「ぐっ…!」

 

ベルタス「ふぅ…。もう飽きてきたしそろそろ終わりにしようかな?10秒数える間に次の手を考えるんだね。10秒経っても何も浮かばないようなら……そのまま殺す…!死にたくなければ命乞いでもすれば?それで私が許すかどうかは君次第だけどね」

 

さぁ、最後の悪足掻きを見せてみなよ!

 

ベルタス「1、2、3……」

 

魔人ブウ(こうなったらあいつを吸収するしかない…!だがどうやって……そうだ…!さっきあいつに千切られた………あった!これで……)

 

ベルタス「4、5、6、7……」

 

ベルタス(気が付いたようだね。そのために態々触手を千切ったんだよ)

 

追い詰められた魔人ブウの最後の手は私を吸収すること。

 

魔人ブウ(よし!奴は油断している…!)

 

ベルタス「8、9………10!!」

 

カウントを終えると同時にピンクの何かが私を覆った。

 

ベルタス(ほい、バリアっと……)

 

魔人ブウ「はあっ!」

 

そして魔人ブウは私を吸収?した。

 

魔人ブウ「やった…やったぞ…!やってやったぞ!調子に乗るからそうなるんだバーーカ!!これでもう終わりだくそったれーーーっ!!!!」

 

 

~界王神界~

 

界王神「な、なんてことだ…吸収されてしまった…」

 

悟空「ベル…ロータス…!」

 

ラディッツ「…ちょっと変じゃないか?」

 

界王神「え…?」

 

ラディッツ「魔人ブウは吸収されて姿を変えるのだろう?なのに今回は変化なしだ…」

 

ベジータ「成程な…」

 

悟空「ベジータは何かわかったんか?」

 

ベジータ「まぁ黙って見てろ」

 

 

~地上~

 

魔人ブウ「変化がない…何故だ…?……まぁいい。どのみちあいつはオレに吸収され、間違いなくオレは最強の魔人になったのだ。これからは生きているものの死と苦しみを思う存分楽しんでやる!はっーーーはっはっはっ!!!」

 

 

 

 

~魔人ブウの体内~

 

『はっーーーはっはっはっ!!!』

 

ベルタス「うるさいな…。もう少し声のボリュームを落とせないの?」

 

それにしてもバリアがうまくいって何より。さて、バリアを解いてラム達を探すとしよう。

 

 

 

~界王神界~

 

老界王神「なるほどのぅ…。あやつはわざとブウに吸収されたんじゃ」

 

界王神「それでいつでもブウを倒せるように挑発したんですね!」

 

悟空「すげぇ…!」

 

ベジータ「ふん、だから言っただろう。あいつらは馬鹿じゃないってな」

 

 

~魔人ブウの体内~

 

バリアを解いた瞬間私とロータスは分裂した。

 

ロータス「えっ…?どういうこと?ポタラって2度と戻れないんじゃなかったの?」

 

ベル「どうやらこの空間がポタラの合体を拒否してるようだね」

 

魔人ブウの体内ってどんなメカニズムなんだろう。フュージョンの合体はよくてポタラが駄目って……。

 

ベル「まぁでもこれでよかったと思うよ」

 

ロータス「どういうこと?」

 

ベル「これから魔人ブウに吸収されたみんなを助けるためには1人より2人の方が効率いいし、そもそも私達サイヤ人にはこういう合体ってむいてないと思うんだよね」

 

ロータス「何となくわかる気がする。確かにポタラによる合体はとても強いけど、やっぱり個人で戦った方が楽しいから……」

 

ベル「まぁそういうことだね」

 

それに…もしこのままだったら私が消える(かもしれない)ときにロータスを巻き込んでしまうかもだからね……。

 

 

どくんっ…!どくんっ…!どくんっ…!

 

 

あとどれくらい私はこの世界に留まることができるだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

次回は吸収された者達の救出に向かうベルとロータス。そこで……?

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