ベル「やあ」
ロータス「ベル!」
ベル「調子はどう?」
ロータス「それが…」
ロータスは事情を話した。悟空とピッコロがバビディに狙われていること、出てこなかったら地球人が次々に犠牲になること、そしてバビディと魔人ブウの次の狙いは西の都にあることを……。
ベル「成程ね…。それで?」
悟空「トランクスにドラゴンレーダーを取りに行かせようと思ってる」
ロータス「それで…その間はわたしがバビディ達を足止めしようと思うんだけど……」
一応私もドラゴンレーダーを持ってるけど、1つでも多く持っていた方がいいだろう。あとトランクスと悟天には1秒でもはやくフュージョンを覚えてほしい。そのためには……。
ベル「ふむ、……足止めの役は私がやるよ」
ロータス「ベル…でも……」
ベル「それとドラゴンレーダーはラムに取ってきてもらう。ロータスと悟空は悟天とトランクスのフュージョンをメインに教えておいて。ラムは西の都にあるブルマの家はわかるね?」
ラム「はい!何度も行きましたので大丈夫です!」
ベル「多分研究所の方にあると思うからわからなかったらブルマのお父さんかお母さんに聞いたらいいよ」
ラム「わかりました!」
ベル「よし、じゃあ行ってくるよ」
ロータス「ベル!」
ベル「ロータス…?」
ロータス「絶対に……絶対に死なないでね?」
ベル「もちろん。私は死なないようにできてるからね」
というか私の場合は死んだらドラゴンボールで生き返れない可能性が高いから死ぬわけにはいかないんだよね。
じゃあ行きますか!
~そして~
ベル「やあ」
バビディ「おまえは…ベジータに殺されたと思ってたがまだ生きてたのか」
ベル「残念だけどベジータに私は殺せないよ。確かに強くなってたけど、私だって死に物狂いで強さを得たからね」
バビディ「ふん、実力に自信があるようだけど魔人ブウには勝てっこないよ。それともあの2人の居場所を教えにきてくれたのかな?」
ベル「冗談を。仲間を売るような真似はしないさ。それにあの2人は君達を倒す特訓をしてるからね」
まぁ嘘は吐いてない。実際原作で魔人ブウを倒すのは悟空だし、ピッコロはチビッ子達に付き添ってるからね。
バビディ「ボク達を倒す特訓だって…?あっはっはっ…!そんなのは無理さ。何千年特訓したってね」
ブウ「カカカ…!」
ベル「そうかな?数日あれば確実に倒せると思うけどね。だからそれまで待っててくれると助かるんだけど」
多分ブウ編自体そんなに年月経ってないと思うんだけど……。それこそ数日くらいのような気がする。
バビディ「そんなの待ってやるもんか。すぐにここに連れてくるんだね」
ベル「やっぱり無理か…。しょうがない、私も少し抵抗するとしますか」
バビディ「おもしろい!おまえの恐ろしさを見せてやるんだ魔人ブウ!ベジータのように殺してやれ!!」
ブウ「ピ~ピピピ~ピ~♪」
バビディ「おい!魔人ブウ!なにやってるんだ!さっさと殺してしまえ!!」
魔人ブウはバビディの命令を聞いていない。バッジが足りないんじゃないの?バビディさんよぅ。
ブウ「わかったわかった」
ベル「君はどうしてバビディなんかの言いなりになってるの?」
バビディ「こらっ!余計なことを言うんじゃない!!魔人ブウはボクの家来なんだから言うことを聞いて当たり前なんだよ!!」
余計もなにも事実を聞いただけだからね。本来なら復活した瞬間にバビディを殺してもおかしくないと思ってるからね。もう2度と封印されないために…。
ブウ「…………」
バビディ「な、なんだよ…!再び呪文によって封じ込められたいのか……!?」
ブウ「オレを封じ込めたらオマエ、あいつに殺されるぞ」
まぁもし魔人ブウを封印してくれるんなら封印後にバビディを殺して魔人ブウ編終了ってなるけどね。
ブウ「でもあいつ殺してやる。よい子みたいでキライだもーん」
バビディ「ほっ…」
まぁそうなるよね…。というかよい子みたいって……。おまえの名前魔人ブウ(善)だから完全にブーメランになってるからね?
ブウ「どうやって殺そっかなー」
バビディ「よく見ておけよ地球人共!ボク達に逆らったらどうなるのかを…!」
さて、いっちょやりますか。
今回はここまでです。
次回はベルVS魔人ブウ!……といってもただの足止めですが…。
では、次回もよろしくお願いします。