気が付いたら女サイヤ人に転生していた件   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第53話 第25回天下一武道会開幕!新ルール(私達にとっては)の予選で巻き起こる混沌。パンチングマシンは今大会も過労死のもよう

天下一武道会当日になり、私達は選手登録に行く途中にミスター・サタンとビーデルを見かけた。

 

テレビのアナウンサー「ミスター・サタン、今回の勝算はどうでしょうか?」

 

ミスター・サタン「はっはっはっ!ハッキリ言って勝率は120%くらいかな!」

 

いやいや…100%越えてるし…。しかもブウの復活阻止に介入しないと思われるレムとかがいるのにどこからそんな自信が出るのか…。まぁレムは無名だからしょうがないけど……。

 

テレビカメラマン「今回はお嬢様出場なさるそうですね!髪を切られたのは意気込みのあらわれでしょうか!?」

 

ビーデル「うるさいわね。ほっといてよ…!」

 

まぁ余り勘繰られたくないもんね…。なんか同情してしまう…。

 

ピッコロ「おい、早く受付をすませるぞ」

 

ベル「そうだね。早めに終わらせた方がいいよ」

 

私達は受付へ選手登録に向かった。

 

 

 

~そして~

 

次々と選手登録を終わらせて次は悟天とトランクスの番だ。

 

トランクス「えっ?少年の部?」

 

受付のおじさん「もちろんそうですよ」

 

ブルマ「今はそんなのがあるの?」

 

ロータス「最近できたそうですよ。多分前回からだと思いますけど…」

 

トランクス「おい悟天、15歳以下は大人と一緒にやらないんだってよ!」

 

悟天「え~…」

 

ラム「悟天もトランクスも知らなかったの?」

 

トランクス「うん…。ラムちゃんは知ってたのかよ」

 

ラム「私はベルさんからそう聞いたよ。もし出られるなら私だって出場してお母さんやベルさん達と戦いたいしね」

 

悟天「そんな~…」

 

ラム「まぁ頑張ってね、2人共」

 

トランクス「ちぇっ…」

 

ラムもすっかり2人のお姉さんだね。トランクスも悟天もラムの言うことは素直に聞いてるし、チビッ子達の仲は良好のようだ。

 

 

~そして~

 

パンチングマシンのおじさん(以下おじさん)「今回も例によってパンチングマシンを使用してもらいます。マシンの得点が高い15名が出場者になります」

 

場面変わって予選会場まで来た私達はパンチングマシンに並んでいる。昔のように戦って決めるわけではないから予選で身内が潰し合うことは今回ないようだ。

 

おじさん「では、見本のためにミスター・サタンにマシンを叩いてもらい、その数値を見せてもらいましょう。ミスター・サタン、お願いします」

 

ミスター・サタン「うおーーっ!わたしを越えるのは誰だーーーっ!!」

 

クリリン「やれやれ…おまえを越える奴はここにたくさんいらぁ…」

 

それは言わないであげてほしい…。彼の名誉のために。

 

悟飯「僕、ちょっと友達を探して来ます!」

 

悟空「え?ああ…」

 

悟飯はビーデルを探しに行ったのかな?そして今からサタンがパンチングマシンを叩くようだ。

 

ミスター・サタン「ひゅう~……ひゅう~……ひゅう~……」

 

おじさん「」ゴクッ

 

ミスター・サタン「せいやーーーーーっ!!!」ドカッ

 

マシン「137」ピピピッ

 

おじさん「で、出ました!137点です!!」

 

サタンが記録を出すと周りはかなり騒がしくなった。……もし私がなんの力もない地球人だったとしたらあんな風に盛り上がってたのかな…?

 

次々とパンチングマシンを叩き、私達のグループの1番最初にやる18号の番になった。

 

おじさん「次、84番」

 

クリリン「おい、あんまり力を入れすぎるな。マシンが壊れるぞ」

 

18号「わかってる」

 

おじさん「ではどうぞ」

 

18号「」ダンッ

 

マシン「774」ビビビッ

 

おじさん「な、なな…774!?」

 

惜しい、あとちょっとでスリーセブンだったのに…。

 

おじさん「すみません…機械が故障したようです…」

 

クリリン「だからやり過ぎるなって言ったのに…」

 

18号「うるさいなぁ…加減が難しいんだよ!」

 

おじさん「な、治ったようですのでもう1度お願いします」

 

18号「」タンッ

 

マシン「203」ピピピッ

 

おじさん「…203点…!?」

 

これからこの数値の前後は出るからいいリアクション期待してるよ。

 

クリリン「」ドンッ…チョン

 

マシン「192」ピピピッ

 

おじさん「……85番…192点…!?」

 

悟空「」ボスッ

 

マシン「186」ピピピッ

 

おじさん「86番…ひゃ、186点…!?」

 

ピッコロ「」ビンッ

 

マシン「210」ピピピッ

 

おじさん「…87番…に、210点……!?」

 

ラディッツ「」トンッ

 

マシン「205」ピピピッ

 

おじさん「……88番…205点…」

 

レム「」タンッ

 

マシン「198」ピピピッ

 

おじさん「………89番…198…点…」

 

ロータス「」トンッ

 

マシン「215」ピピピッ

 

おじさん「…………90番…215…点…」

 

次は私の番だけど…おじさん既に放心状態なんだけど大丈夫かな…?まぁいいや、さっさとやろう。

 

ベル「」トンッ

 

マシン「213」ピピピッ

 

おじさん「………………91番…213……点…」

 

う~ん、ロータスに点数で負けたか…。このへんのコントロールもロータスの方が上ってことか。

 

その後機械の故障だとおじさんが言って直後にベジータが原作通りにマシンをぶち壊した。

 

 

~そして~

 

くじによる抽選結果は次の通りになった。

 

第1試合 クリリンVSレム

 

第2試合 シン(界王神)VSマジュニア(ピッコロ)

 

第3試合 ロータスVSビーデル

 

第4試合 ベルVSマイティマスク(後に悟天とトランクスになると思われる)

 

第5試合 孫悟飯VSスポポビッチ

 

第6試合 ラディッツVSベジータ

 

第7試合 キビトVS孫悟空

 

第8試合 18号VSミスター・サタン

 

 

 

…………うん…まぁ…言いたいことはいっぱいあるけどとりあえず今は1つだけ…。

 

私の相手は多分あの2人になるだろうマイティマスクかよ…。…まぁこの後に行われる少年の部だけだと物足りないだろうと思うから少しだけ戦ってあげるけど、早めに正体をばらしておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

パンチングマシンの数値はこちらが考えたオリジナルです。オリキャラやラディッツのために数人は犠牲になりました……。南無南無。

では、次回もよろしくお願いします。

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