気が付いたら女サイヤ人に転生していた件   作:銅英雄

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前半はセルsideになります。

では、今回もよろしくです。


第50話 空白の7年間② セルが過ごした3年間。そして惑星オーガへ…!改心?した彼は今こんな風に過ごしています

セルside

 

わたしはセル。宇宙一の究極生命体であり、宇宙一の戦士……だと思っていた…。わたしが提案したセルゲームによって宇宙一ではなくなってしまったのだ。

 

孫悟飯に1度敗れ復活したときもう誰にも負けない力を手に入れたと思ったのだが、ベルという女に負けてしまった。それも降参といった形でだ…!屈辱ではあるが、わたしでは奴に敵わないと本能で感じてしまったのだろう。たとえ不意討ちをしようとも奴は難なく対処してしまうこともわかってしまいわたしは降参した。

 

それからはベルのところで過ごしている。奴はどんな修行をしてきたのかわたしの遥か上をいっている。わたしは奴を越えることを目標に日々修行に明け暮れている。

 

始めは1人でやっていたのだが、ベルが「1人より2人でやる方がいいよ」と言っていたが、貴様が目標である以上は極力貴様の力は借りたくないとわたしが言ったら一緒にいたロータスがわたしに付き合ってくれることになった。……まぁ最終的にはベルとも修行することになったのだが。

 

そしてロータスの娘であるラムの修行にも付き合ってほしいと言っていて、わたしの鬼の力の参考になるかもとも言われたのでわたしは自分が持っている鬼の力を上手く使えるようラムの面倒を見つつ、ラムの父親であるレムと鬼の力について考察することがわたしのここ3年の出来事である。当時は消耗と激しかったこの力も今は大分余裕ができるようになっていた。鬼の力も超サイヤ人のように上があるのではないかとレムと話し合って最近は鬼の力を越えるように試行錯誤の日々である。……こんな毎日も悪くないと思っている自分がいた。

 

あと何故かラムがわたしに非常になついていた。ベルとロータスが微笑ましい目で見ていたのは生涯忘れることはなかろう…。

 

そしてまた今日という1日が始まる。それに今日は惑星オーガに行き、修行と鬼の力に上があるのか確かめるのだ…!

 

 

セルsideout

 

 

 

セルを家に住むようになってから3年。最初はセルに蟠りがあったみたいだけど、私……というよりロータスやレム、ラムのおかげで…。

 

ベル「おや…早いねセル、おはよう」

 

セル「おはよう、ベル。今日も清々しい朝だ…!」

 

こんな風に浄化した綺麗なセルの完成である。……まぁ悪役が言うことがないだろう(偏見)台詞を言うくらいだからね。

 

ベル「そういえば今日行くんだっけ?」

 

セル「ああ…。孫悟空達と惑星オーガへ修行に行く日だ」

 

ちなみに惑星オーガに行くのはセル、悟空、ベジータ、ラディッツ、あと案内役にレムの5人である。悟飯も行きたがってたが、チチに駄目だと言われたそうだ。

 

ベル「そっか…。頑張ってね」

 

セル「ああ…!必ず強くなって帰ってくるさ」

それにしても綺麗なセル……未だに違和感あるなぁ…。ラディッツのときより慣れないよ…。ブウ編に入る頃には私もすっかり慣れてるのだろうか……。

 

セル「じゃあ行ってくる……!」

 

ベル「うん、行ってらっしゃい」

 

セルは瞬間移動でレムのところへ行った。…さて、私もこれからのために頑張るとしようか。

 




今回はここまでです。

次回もよろしくお願いします。

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