気が付いたら女サイヤ人に転生していた件   作:銅英雄

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今回から3話程はブウ編に入るまでの間の出来事…短編集になります。なので短めです。

では、今回もよろしくです。


第49話 空白の7年間① ベルとラムの修行。最近の子供はとても元気だと思う

セルゲームから3年の月日が流れた。

 

…とはいってもセルに関する記憶そのものが私達以外…つまりサタン信者の連中になる人達の記憶がなくなり、セルの存在自体がなかったことになっている。

 

まぁそんなことはおいといて私は今ラムに修行をつけてほしいとロータスとレムに言われてラムと修行をしている。

 

ベル「じゃあ少し休憩にしようか」

 

ラム「はい!」

 

 

 

~そして~

 

ベル「ラムもかなり強くなったよね。もうレムを遥かに越えてるよ」

 

ラム「ありがとうございます!……そういえばベルさんは誰に修行をつけてもらったんですか?」

 

ラムは私にそう尋ねる。ふむ…。

 

ベル「3歳の頃に半年だけだけど私はターレスっていう人が修行をつけてくれたんだ」

 

ラム「そのターレスさんはどんな人だったんですか?」

 

ベル「たったの半年だし幼い子供だったからよくわからないっていうのが正直な感想だけど、厳しくて、不器用でも私に優しくしてくれた…。私にとってはその時の両親よりも親みたいな存在……って感じかな。今は何をしてるかわからないけどね」

 

私はターレスがどんな人かラムに話した。……少し恥ずかしいかも…。

 

今ターレスは何をしてるんだろうか…?というか生きてるのかな?私の知らないところで死んでるかもしれない。もし既に死んでいたら私はどう思うのだろうか…。それに生きていたとして悟空達の敵として現れたら私はどうするんだろう…?悟空達と敵対?……考えても仕方がないか。

 

ベル「半年後、他の星に行くって言って私にプレゼントをくれたんだ。……それからまだ会ってないけどね」

 

ラム「私もターレスさんって人に会ってみたいです!」

 

ベル「まぁ私も30年以上会ってないからね…」

 

会えるなら私も会いたいかな。…会えるかわからないけど……。

 

ベル「さて、修行を再開するよ」

 

ラム「わかりました!」

 

 

 

~そして~

 

ラム「ブラスターシェル!」ボウッ

 

ベル「ライオットジャベリン!」ボウッ

 

ドオンッ!

 

ベル「大分技の威力も上がってきたね」

 

これならブウ編の主戦力の1人としても戦えるだろう…。ブウは相手を吸収するから1人でもブウに対抗できる者が多い方がいい。フリーザやセルのように私が戦えるかわからないからね。ロータスやレムにセル、悟空達はもちろん、悟飯も最近は勉強の合間に修行をするようになった。……チチは反対してたけど…。

 

ラム「ありがとうございます!」

 

ベル「続けようか。今度は物理も鍛えるよ」

 

ラム「はいっ!」

 

それからも私はラムとの修行を続けた。

 

ロータス「ベル、ラムの調子はどんな感じ?」

 

ベル「いい感じだよ。うかうかしてると私達もいずれ追い抜かれるかもね」

 

鬼の力も使いこなしてるし、それに時々セルも修行に付き合ってくれるしね。セルは自分の鬼の力を慣らしておくためでもあると言っていた。セルはどうやら鬼の力メインに戦うことにするそうだ。

 

ロータス「そうなんだ!わたしも負けてられないね!」

 

ベル「そういえばレムは?」

 

ロータス「仕事が終わるのが遅くなりそうだってさっき連絡があったよ。だからわたしが様子を見に来たの」

 

ラム「お母さん!一緒に修行しよっ!!」

 

ロータス「うん!お母さんも負けないよっ!!」

 

ベル「じゃあ私が代わるよ」

 

セル編から3年。ラムが5歳になってからはこんな毎日を私は過ごしている。

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

次回もよろしくお願いします。

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