気が付いたら女サイヤ人に転生していた件   作:銅英雄

48 / 117
今回もよろしくです。


第47話ベルVSセル。地球上最大の大決戦!そして予想外な結末が………

辺りを見渡すといつの間にかサタン達がいなくなっていた。これで思いっきり戦えるって感じだね。

 

ベル「いつでもいいよ。……かかっておいで」

 

セル「わたしもなめられたものだ…。超サイヤ人にすらならないとはな」

 

やっぱり私がサイヤ人ってことは知ってるみたいだね。

 

ベル「まぁウォーミングアップってことで」

 

クリリン「な、なぁ…ロータス、ベルさんは大丈夫なんだよな…!?」

 

ロータス「心配ありませんよ。確かにセルはとてつもなく強くなりましたが、それでもベルの敵じゃありません。本気を出せばあっという間に倒せるでしょう…。それでもベルは簡単には倒さないでしょうね」

 

ヤムチャ「な、何でだ!?」

 

ロータス「ベルにも考えがあるんでしょう…。わたしはそれを信じるだけです。ベルは決して間違ったことはしないと…」

 

ロータスがなんか嬉しいことを言ってくれている…。なんかやる気が出てくるね…!

 

セル「ふん、そのまま死ぬことを後悔するなよ…!しゃあっ!!」ブンッ

 

ベル「ほっ!」ヒョイ

 

私が攻撃を避けるとセルは上空に上がった。

 

セル「一気にいかせてもらうぞ…!か…め…は…め……波っ!!」ボウッ

 

ピッコロ「で、でかいっ!!」

 

ラディッツ「セルめ!この星を壊す気か!?」

 

ロータス(大丈夫…。ベルがそんなことをさせない…!きっと対抗してくる)

 

ベル「……ライオット……ジャベリン!!」ボウッ

 

セル「ぐぐぐ…!」

 

ベル「はあっ!」

 

セル「しまっ……!ごあっ!!」

 

セルは私の攻撃で体が吹き飛んだ。

 

ベル「どうしたの…?まだウォーミングアップだよ。これで終わりとは言わないよね?」

 

セル「ぐぬぬ…!はあっ!」

 

セルは失った手足を再生し、私を見て何か納得したようだ。

 

セル「………成程、どうやら貴様はこの中で1番強いようだな…!」

 

ベル「少なくとも今はそうだろうね」

 

セルは冷静のようだ。…これは思ったより戦いを楽しめそうだね。

 

セル「わたしもフルパワーでいかねばならないようだ」

 

トランクス「なっ!あれでまだ本気じゃないのか!?」

 

悟飯「みたいですね…!」

 

セル「かぁぁぁぁぁっ…!」ゴゴゴゴゴ

 

セルが気を最大まで溜めると鬼の力を表す赤の気と超サイヤ人が出すであろう黄色の気が入り雑じった。

 

セル「ふぅ…」シュゥゥゥ

 

ベル「じゃあ私も少し本気でいこうかな…。はぁぁぁぁ…!」ゴゴゴゴゴ

 

私も気を溜め、超サイヤ人になった。

 

ベル「お待たせ」シュゥゥゥ

 

セル「……これは…更に面白くなりそうだ…!」

 

ベル「面白く…?」

 

セル「わたしの中のサイヤ人の細胞がそうさせてるのだろうか…。純粋にこの戦いを楽しみたいと思っているのだ」

 

ベル「成程ね、私ももっともっとこの戦いを楽しみたい。だからやろう…!」

 

セル「もちろんだ」

 

ベル「今度はこっちからいくよ」

 

セル「来い!」

 

ベル「はあっ!」ドガッ

 

セル「ぐっ……!だっ!!」ブンッ

 

セルは攻撃をくらい反撃をしようとするが…。

 

ベル「よっ!」バシィッ

 

セル「なにっ!?」

 

ベル「そりゃっ!」

 

私はそれを受け止め、セルを投げ飛ばす。

 

セル「くっ!」

 

ベル「ほらほら!もっとギアを上げるよ!この程度で参ってたら私に勝つのは到底無理だよっ!!」

 

セル「ちぃっ!!」

 

悟飯「な、なんだか…」

 

ラディッツ「ああ…。ベルもセルの野郎も」

 

ベジータ「楽しそうに戦ってやがる…!」

 

悟空「だな。オラもあの中に混ざって戦いてぇくらいだ…!」

 

ロータス「悟空もそう思うんだね…。わたしもそう思ってるよ」

 

ヤムチャ「おいおい…。地球が危ないってのに何を考えてるんだよ」

 

ピッコロ「ふん!サイヤ人だからこそわかるのかもな……!」

 

天津飯「そうだな…。俺にはそんなこと感じる余裕がない」

 

……何か私が戦ってるときにみんな(というかサイヤ人達)が戦いたそうにウズウズしてる。ベジータまでもがそんな態度丸出しになってるし…。

 

まぁ楽しいのは否定しないけどね。だからこそ私はセルと賭けをしたのかもね…!

 

セル「ふんっ!」ブンッ

 

ベル「おっと!」バシィッ

 

いつの間にかセルが瞬間移動を使って攻撃してくるようになった。戦いながら成長してるよこの緑の蝉擬き。

 

セル「はぁぁっ!」

 

しかも右手が鬼の手になってるし…!

 

悟空「なぁロータス、セルの右手がなんか変形してっけど、あれも鬼の力っちゅうやつなんか!?」

 

ロータス「うん、あれはレムが使う技だね」

 

クリリン「レ、レムは地球人じゃないってのか…?」

 

ロータス「はい、レムは惑星オーガという星の住民です。あそこに住んでる大人の人(鬼)達はみんな強いですよ。悟空達が超サイヤ人にならないと勝てないかもしれないくらいに…」

 

悟飯「そ、そんなにですか!?」

 

ラディッツ「そいつはすごいな…!」

 

悟空「ああ!オラその惑星オーガっちゅうところに行ってみたくなったぞ!!それにレムとも戦いたくなってきた!」

 

ロータス「まぁそれも含めてこの戦いが終わってからだね」

 

私が戦ってる横で楽しそうに話をしてるな…。悟空なんか惑星オーガに行ってみたいとかレムと戦いたいとか言ってるし、私も話に交ぜろぉっ!!

 

セル「だあっ!!」ブンッ

 

ベル「はっ!」ブンッドガッ

 

セル「がっ…!」

 

セルのパンチに対して私はカウンターでパンチをセルの腹にくらわせた。

 

ベル「せいっ!」バキッ

 

私はそのままセルを地面に突き落とした。

 

セル「ぐっ…!はあっ…!はあっ…!はあっ…!」

 

大分セルの気が落ちてきたね。………そういえば鬼の力はかなり力を消耗するってレムが言ってたね。パワーはセルが上だけど力の使い方はやっぱりレムを始めとする惑星オーガの人達の方が扱い方に長けてるってことか。

 

…そう考えるとレム達って本当にすごいと思う。ラムも鬼の力を段々使えてきてるし。……まだ2歳だというのに。セルはまだ力を手に入れたばかりっぽいからなんだろうけど…。

 

セル「」スゥッ

 

……ん?セルが気を収めた。

 

セル「……降参だ…」

 

そうセルは弱々しく言った。

 

 

 




今回はここまでです。

まさかの展開に誰が予想できたでしょうか?作者も書いていてビックリなのです!そしてなんか矛盾が生じてるやうな…。

次回はベルがセルとの賭けでセル何を言うのかさせるのか?

では次回もよろしくお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。