第40話 セルゲームまであと1週間!戦力増強の時間。セルの相手は孫親子に任せる予定(予定は未定)
あれから3日…。私達は無事地球に到着した。
ベル「とりあえず私は悟空達に挨拶してくるから2人はラムを連れて先に帰ってて」
ロータス「わかった!」
レム「悟空君達によろしくって言っておいてください」
ベル「わかった、言っておく」
私は悟空の気を探り、瞬間移動した。
~そして~
私は悟空達のところへ到着した。悟空に悟飯、ラディッツにベジータに未来クスにピッコロと勢揃いだね。
ベル「やあ、久しぶりみんな」
悟空「ベル!久しぶりだなぁ~!」
ラディッツ「ベ、ベルなのか!?しばらく見ないうちに随分雰囲気が変わったな…」
ベル「…そう?」
ロータスにも言われたけどそこまでかな?
ベル「事情はブルマから大体聞いてるけど、武道大会があるんだって?私とロータスも参加するかもだからよろしくね」
ラディッツ「セルには勝てそうなのか?カカロットでもまず勝てないだろうと言ってたが…」
ふむ、この中では現時点では悟空が1番強いのか…。
ベル「はっきりセルはかなり強いね。それでも断言するよ。私とロータスはまずセルに負けることはない…とね」
ベジータ「な、なんだと!?」
ベル「随分驚いてるね。修行したのは君達だけじゃない、私達も死に物狂いでやってるんだ。それに新たな力も身に付けたしね」
トランクス「あ、新たな力…ですか?」
ベル「君はそういえば初めましてだったね。私はベル、サイヤ人の1人だよ。ブルマから聞いてるよ。未来から来たんだって?」
トランクス「は、はい…。トランクスです」
ベル「話を戻すよ。私はある方と修行して超サイヤ人の遥か彼方の次元に到達した」
悟空「超サイヤ人の…」
ラディッツ「遥か彼方の次元…だと!?」
ベル「そう、訳ありでその力は見せられないけど超サイヤ人になってみるからそれでわかる人にはわかると思うよ。私も力を身に付けたということを」
悟飯「」ゴクリ
ベル「…はぁぁぁぁっ…!」ボウッ
私は超サイヤ人になってブルーになる手前まで気を溜め続けた。
ベル「…ふぅ、こんな感じかな?」
悟空「す、すげぇ…!」
ラディッツ「これならセルなんか瞬殺だろうな…」
ベジータ「くっ…!」
ベル「まぁ流石にいきなりこんな全開では戦わないよ。それだと痛ぶりがいがないからね」
悟空「うわぁ…」
悟空にうわぁとか言われた。なんか屈辱である。
ベル「それに悟空もセルと戦いたいでしょ?」
悟空「まぁな!」
ベル「まぁ危なくなったら私がセルを倒すから、それまでは存分に修行の成果を発揮してみたらどうかな?」
悟空「オラと悟飯はそうするつもりだぞ!!」
悟飯「は、はい!」
孫親子はやる気満々って感じか…。
ベジータ「セルの野郎は殺さんと気がすまんからな」
ああ…。セルに笑えよベジータをされてしまったんだろうね。
ベル「それで…これからどうするの?精神と時の部屋で修行でもするつもり?」
ピッコロ「ああ…。今ラディッツが終わったから次は俺が入る」
ベジータ「好きにしろ…!残りの6日間は全部俺がもらうぞ!!」
ピッコロ「残念だが精神と時の部屋は生涯で48時間しか入っていられないのだ」
生涯って言ってたけど、1度死んでまた生き返ったら入れる時間はリセットされるのかな?
ベジータ「なんだと!?48時間を越えてしまったらどうなるんだ!?」
ピッコロ「出口が消えて2度と出てこれなくなる」
ベジータ「ちっ…!」
トランクス「でも俺達まだ20時間以上は使えますよ」
ピッコロ「とりあえずこの後は俺が入り、次はベジータが1人で入るらしい…。その後はトランクスとラディッツが入ってそれからまた悟空達にするつもりだ」
ラディッツとトランクスが一緒に…。このペアは誰が予想しただろうか…?
悟空「いや、オラと悟飯は外界で修行することにした。7日間もあればなんとかなるさ」
ピッコロ「なに…!?精神と時の部屋にはもう入らないということか!?」
悟空「ああ、そうだ」
ベル「悟空達がそれでいいならいいんじゃないかな?」
悟空「じゃあお互い頑張ろうな!武道大会でまた会おう!行こう悟飯」
悟飯「は、はい!」
そう言って悟空達は神殿を降りていった。
ベル「そういえばブルマから聞いたけど、ピッコロは神様と合体したんだよね?」
ピッコロ「ああ。それがどうした?」
ベル「神様とピッコロが合体したことによってドラゴンボールが消えてしまったからなんとか復活させたいけどピッコロは前みたいに2人に戻れない?」
ピッコロ「そいつは無理だ…。1度合体してしまうともう2人には戻れんのだ」
ベル「成程ね…。やっぱりナメック星に行く必要があるみたいだね」
ピッコロ「ナメック星に…!?」
ベル「そう、ナメック星の誰かがずっと地球にいてもいいってことになれば新しい神様もできるし、ドラゴンボールも復活する」
ピッコロ「成程な…。しかしどうやって行くつもりだ?」
ベル「ピッコロは知らなかったっけ?私は悟空と同じ瞬間移動ができるからそれで行くつもりだよ」
ラディッツ「今から行くのか?」
ベル「善は急げというからね。なるべく早い方がいいだろうし」
さて、ナメック星人の気は……あった。
ベル「じゃあ早速行ってくるよ」
シュン。
~ナメック星~
ふぅ…。到着っと。
ベル「こんにちは」
ムーリ「おおっ!ベルさん!本日はどのようなご用で?」
ベル「お久しぶりです、ムーリさん。実は…」
私はナメック星に来た理由をムーリさん達に話した。
ベル「…ということで誰か地球に来て神様になってもらおうとお願いに来ました」
ムーリ「そういうことならうってつけの人物がおりますぞ」
ベル「いいんですか?」
ムーリ「はい、その人物もあなた様にお世話になりましたから是非会いたいと言っておられました」
ベル「ありがとうございます」
ムーリ「デンデ、こっちへきなさい」
デンデ「は、はい」
どうやら原作通りデンデが神様になるようだ。
ベル「久しぶりだねデンデ」
デンデ「ベルさんもお久しぶりです!もう1度会いたいと思ってました!」
そこまで言われると少し照れるね…。
ムーリ「デンデはとても優秀な龍族できっといい神様になれるでしょう」
やっぱりデンデってすごいんだね。
ベル「これからもよろしくね、デンデ」
デンデ「はい!よろしくお願いします!」
ベル「デンデのことは私達に任せてください」
ムーリ「地球の平和を祈ってますぞ」
ベル「では、みなさんまた機会がありましたらお会いしましょう」
私はデンデを連れて神殿に戻った。
それから石になっているドラゴンボールをあっという間に元の状態へ復活させた。本当に優秀な力を持ってるな…。
ベル「じゃあ私はドラゴンボールを集めてくるよ。悟空達によろしくって言っといて」
ピッコロ「わかった」
さて、セルゲームまでに全部集めますか。
今回はここまでです。
展開が強引な気がしますが、この作品のオリジナルということで1つ…。
また次回もよろしくお願いします。