気が付いたら女サイヤ人に転生していた件   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第34話 決着!宇宙の帝王(爆)の最後。手伝いのつもりが修行ばかりになってしまった悟空達

フリーザが最後の変身を終え、なんかツルツルになった。

 

フリーザ「しゃあっ!!」

 

ベル「おっと!」

 

私とフリーザは攻防を続けるが、流石に少し押され始めてるな…。…もう少しギアを上げるか!

 

ベル「はあっ!!」ドガッ

 

フリーザ「ぐっ!」

 

フリーザに蹴りをいれる。

 

ベル「超龍撃拳!!」

 

その勢いでラッシュを決め、吹き飛ばす。

 

フリーザ「やるね、今度はこちらからいくよ。デスウェーブ!!」バシュッ

 

ベル「…ダブルバスター!!」ボウッ

 

2つの技がぶつかり相殺する。

 

フリーザ「本当にやるね。僕の下で働く気はないかい?」

 

ベル「サイヤ人は誰かの下につくことは好まない、それは私も同じだからね。なのでそのお誘いは断らせてもらうよ」

 

フリーザ「ならキミは死ぬしかない。とはいえキミはかなりの力を残しているだろう?」

 

ベル「そうだね」

 

フリーザ「そいつを計算に入れても…70%の力でキミを宇宙の塵にすることができるんだ」

 

70%…。超サイヤ人にならないとそんなものなのかな?

 

ベル「それがハッタリであることを願うよ」

 

スパイロボはいないと思うけど、セルが出てくるまでは極力力を温存しておきたいからね。

 

フリーザ「ここまで戦いを楽しめたのは初めてだ。本当に楽しかった…」

 

静寂が続く…。

 

フリーザ「はあっ!」バキッ

 

ベル「ぐっ…!」

 

私はフリーザの一撃をくらう。痛た…。ダメージを受けるのも久々だよ。

 

それからも応戦するが、こちらが押され気味になる。本当に70%くらいしか力を出してないみたいだし。……ちくせう、こっちはろくに攻撃できないよ…。

 

ベル「ふぅ…」

 

フリーザ「僕を相手にして死なないだけでもすごいことだよ」

 

ベル「…………」

 

フリーザ「おや、声をあげることすらできないのかい?」

 

ベル「…やっぱりこのままだと勝てないみたいだね。少し本気を出すことにしたよ」

 

フリーザ「面白いジョークだね。なら見せてもらいましょうか」

 

ベル「いいよ…。はぁぁぁぁっ…!」ゴゴゴゴゴ

 

私は気を溜めて超サイヤ人になる。なるのはロータスとの修行以来かな。

 

フリーザ「な、なんだあの変化は…!サイヤ人は大猿にしか変化しないはず…!」

 

フリーザの余裕な表情が消えてるね。

 

ベル「これは穏やかで純粋なサイヤ人が激しい怒りによって新たな覚醒をしたもの…超サイヤ人だよ」

 

フリーザ「馬鹿な…!あれはただの言い伝えのはず…」

 

ベル「さて、第2ラウンドといこうじゃないか」

 

戦いはこれからだよ。

 

フリーザ「きえええっ!!」ブンッ

 

ベル「おっと!」パシッ

 

フリーザ「なっ!?」

 

ベル「そぉいっ!」

 

私はフリーザの攻撃を受けとめ、そのまま投げ飛ばした。

 

ベル「まだまだいくよ。超龍撃拳!!」

 

フリーザ「がはっ…!」

 

ラッシュをくらいフリーザは既にボロボロになっていた。

 

ベル「少し本気を出せばこんなものなんだね。……もうやめにしない?」

 

フリーザ「どういうつもりだ!?」

 

ベル「無駄な殺生は余り好きじゃないんだよね。だから今回は降参してくれないかな」

 

フリーザ「ふざけるなっ!!オレは宇宙一なんだ!こんなところで負けてたまるか!!」

 

なんでこんなにプライド高いかなぁ…。ゴールデンフリーザっていう成長フラグがあるんだから真面目に修行すればいいのに。

 

フリーザ「このフリーザの100%…フルパワーを見せてやる!!」

 

ベル「やめといた方がいい。今の君じゃ負担が大きすぎる」

 

私はフリーザが100%の力を出させないように行動するが、

 

フリーザ「ばっ!!」

 

ベル「ちっ…!」

 

フリーザの気効波によって阻止された。

 

フリーザ「今のはまだ100%ではない!80%ぐらいだ!!」

 

原作読んで思ったけど、何故フリーザはリスクを考えないのか?死んでしまったらそれで終わりなのに…。追い詰められてなりふりかまってられないから?

 

フリーザ「…そしてこれが100%だ…!」

 

ベル「…なら私もギアを上げるよ」

 

私はさらに気を溜め、フリーザを迎え撃つ。

 

ベル「はっ!」ドガッ

 

フリーザ「あぐっ…!」

 

ベル「…これでとどめだよ。……バスターキャノン!」

 

私は気効波を放ち、フリーザを消し飛ばす。

 

フリーザ「ちっ…!くしょーーっ!!」

 

原作で悟空がやった通りに攻撃したから多分メカフリーザになって復活するはず。その時は未来クス或いは悟空がなんとかするだろう…。

 

ベル「ふぅ…」

 

私は超サイヤ人を解き、元の状態に戻った。

 

ベル「さて、ドラゴンボールを持ってロータス達のところに戻ろうかな」

 

フリーザが乗っていたやつからドラゴンボールを取りだし…やっぱりこれごと持っていくことにして瞬間移動でロータスのところへ戻った。

 

 

 

 

 

~そして~

 

ベル「ただいま」

 

ロータス「おかえり、ベル!」

 

ベル「悟空達はどうなった?」

 

ロータス「うん、悟空もラディッツさんも超サイヤ人になれるようになったよ。それで悟飯とベジータさんも超サイヤ人になれるように今修行してるところだよ」

 

成程ね…。もしかしたら悟飯とベジータは原作より早く超サイヤ人になるかも。そうしたら早い段階で人造人間より強くなるだろう。

 

ロータス「あっ!そういえばレムから電話があったよ!後で連絡がほしいって言ってたよ」

 

レムから…?なんの用だろう。

 

ラディッツ「おおっ!ベル!!ドラゴンボールは、フリーザはどうなったんだ!?」

 

ラディッツがトレーニングルームから出てきた。悟空も一緒のようだ。

 

ベル「ドラゴンボールは7個揃ったよ。フリーザは…うん…まぁ…」

 

悟空「どうしたんだベル。なんか言いにくそうにしてっけど…」

 

ベル「一応宇宙空間まで消し飛ばしたと思うんだけど、もしかしたらまだ生きてるかもね」

 

ラディッツ「なっ!」

 

ベル「もし生きていたら地球に来るかもね…。そうなった場合悟空かラディッツが倒してほしいんだ」

 

ラディッツ「……わかった。理由は聞かん方がいいんだろう?」

 

ベル「ありがとうラディッツ…。じゃあ私はレムに連絡するよう言われてるからこれで失礼するよ。2人はまだ修行するつもり?」

 

ラディッツ「ああ!さらなる敵が来たときに備えてやるつもりだ!」

 

悟空「オラもやるぞ!兄ちゃん達には負けねえぞ!!」

 

ベル「そう…。頑張ってね」

 

私はそう言いレムに連絡をするために電話のあるところへ向かった。

 

 

 

 




今回はここまでです。

次回でフリーザ編は終わり、新展開に移ります。

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