気が付いたら女サイヤ人に転生していた件   作:銅英雄

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星10の評価をくださった室伏周平さん、ありがとうございます!

では、今回もよろしくです。


第29話 宇宙の帝王と遭遇。しばらく悟空達は空気です

私達はツーノさんのところに行き、ドラゴンボールをもらうために早速挨拶をした。

 

ベル「こんにちは、ツーノさん」

 

ツーノ「おお、お主は…あのときナメック語を教わりに来た者か」

 

ベル「はい」

 

ツーノ「それで今回はどんな用件かな?」

 

ベル「近々こちらに邪悪な存在が来ます。その者はドラゴンボールを目的としていて、願いを悪用します。それを阻止するために私がドラゴンボールを預かろうと思い、ここへ来ました」

 

ツーノ「なるほど…。話はわかった。よかろう、持っていってくれ」

 

ツーノさんが私にドラゴンボールを差し出す。

 

ベル「ありがとうございます。…もし邪悪な者が来てドラゴンボールのことを聞かれたらベルに渡したと言っておいてください」

 

ツーノ「わかった」

 

ベル「では失礼します」

 

私達はツーノさんのところを出て次のドラゴンボールを探すんだけど…。私達のドラゴンボールは宇宙船のを会わせて2つ…。フリーザ達が4つ…多分5つ目のドラゴンボールを見つけていてもおかしくないな……。私はドラゴンレーダーを起動すると4つあるドラゴンボールが1つあるところへ向かっている。多分ムーリさんのところだろうね。

 

ベル「ロータス、私達も飛んでいくよ」

 

ロータス「でも気でフリーザってのにバレるんじゃないの?」

 

ベル「フリーザ達はスカウターでこちらの気を探れるからね。気を消しながら飛ぶよ」

 

ロータス「わかった!」

 

ムーリさんのところまではそう遠くないから、30分もかからないだろう。

 

 

 

 

~そして~

 

ムーリさんのところに着いたんだけど…。

 

ムーリ「ナメック星人の誇りを見せてくれるっ!!」

 

既にお若い3人は死んでしまってるようだ…。ん?ということは…やっぱりフリーザがデスビームを放ち、ナメック星人の子供カルゴに当たって死んでしまった。このままだとムーリさんとデンデがドドリアに殺されてしまうから助けに行こう。

 

ベル「ロータス、あの2人を助けるよ」

 

ロータス「了解!」

 

私とロータスはフリーザ達の前に降り立った。

 

ベル「こんにちは」

 

ドドリア「なんだてめぇは…?何が目的だ?」

 

ベル「そこにいるナメック星人の2人を助けに来た…と言えばいいかな?」

 

ロータス「それでいいと思うよ」

 

ベル「ついでに君達が持っているドラゴンボールを私達に渡してくれたりしないかな?」

 

フリーザ「あなたもドラゴンボールが目的でしたか」

 

ベル「まぁ手元に1つあるしね。それで、どうする?ドラゴンボールくれる?」

 

フリーザ「ほっほっほっ、面白いジョークですね。もちろんわたし達があなたの持っているドラゴンボールを奪うということになります」

 

ベル「だよね。じゃあここは撤退かな」

 

フリーザ「逃がすとでも?」

 

ベル「別にここで君達と一戦交えるのもいいけど、今戦う意味がないからね。私達はあくまでこの星の最長老様が寿命でもうすぐ死んでしまうからドラゴンボールの死守が目的だからね。そのあとならいくらでも相手をしてあげるよ、フリーザ」

 

フリーザ「わたしのことを知ってるようですが、このわたしに勝てるとでもいうんですか?」

 

ベル「もちろん、本気出したら君程度なら瞬殺だろうね。なにせ宇宙は広いから君はもちろん私よりも強いなんて者はいっぱいいるよ」

 

実際どれくらいいるかはわからないけどね。

 

ベル「長く喋りすぎたね。じゃあそろそろ行くよ。ロータス、あと2人も私に捕まって」

 

ロータス「うん!」

 

ムーリ「わ、わかった」

 

デンデ「は、はい!」

 

私は3人が私に捕まったのを確認して、悟空達の気を探り、見つけた。

 

ベル「じゃあね。バイバイ」

 

シュン!

 

ドドリア「き、消えた!?」

 

フリーザ「探しなさい、ドドリアさん!絶対に捕まえるのですよ!!」

 

なんて今頃やりとりしてそうだけど、スカウターは既に壊れてるみたいだからまだこちらに気付かないだろう。

 

ベル「さて、ここまで来たらもう安心ですよ」

 

ムーリ「ありがとうございます。おかげで助かりました」

 

デンデ「ありがとうございます!!」

 

ベル「先程のフリーザとのやりとりがあった通り最長老様の寿命が尽きかけています。最長老様のところへ連れて行きますので、そばにいてほしいんです」

 

ムーリ「最長老様が…わかりました…」

 

ベル「じゃあ2人共捕まってください」

 

私はムーリさんとデンデを最長老様のところへ送り、ロータス達のところへ戻ろうかなと思ったら1つの気がこちらに近付いてくる。この気は…。

 

ベジータ「よう」

 

やっぱりベジータか……。ということはドドリアを倒して、ツーノさんのところへ行ったのかな?ドドリアの気が消えてるし、ツーノさん達は生きてるみたいだし。

 

ベル「なんの用かな?ベジータ」

 

ベジータ「とぼけるなっ!貴様が持っているドラゴンボールのことだっ!!」

 

ベル「元気いいなぁ…。何かいいことでもあったのかい?」

 

ベジータ「ムカつく奴だぜ…!なら吐かせてやる!」

 

ベル「実力行使か…。まぁいいよ、そこへ降りようか」

 

私は近くに降りてベジータと戦うことになった。…一応主要キャラだし強引に味方にしようかな?今の時点でおそらく悟空達とかなり差がついてると思うし…。

 

 

 

 




はい、今回はここまでです。ベジータの運命は如何に!?

次回もよろしくお願いします。


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