気が付いたら女サイヤ人に転生していた件   作:銅英雄

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なんと!日間ランキング(加点式)で39位にランクインしてました!!評価してくださった皆さん、ありがとうございます!これからもベルの物語の応援を見守ってください!!

では、今回もよろしくです。


第26話 激戦!ラディッツ率いるZ戦士(っていうか悟空とラディッツ)VSサイヤ人(主にベジータ)。主人公はその間ナメック星へフェードアウトします

ロータス「ベル、ナメック星までどれくらいで着くの?」

 

ベル「大体2、3ヶ月ってところかな。その間にロータス、君を超サイヤ人にするつもりだよ」

 

この宇宙船…かなりエンジンが古いから飛ぶには飛ぶんだけど、かなり遅いんだよね……。下手したらブルマ達の方が早く着くんじゃないかと思っている。…まぁ、そのぶん修行に費やせると思えば+っていったら+だけどね。

 

ロータス「超サイヤ人…」

 

ベル「今度戦うかもしれない敵はそれくらい強くならなきゃ勝てない可能性が高いからね」

 

ロータス「そうなんだ。わかった!」

 

できればナメック星につく前にロータスが超サイヤ人になれるようにしたいところだね。それに潜在能力を開放してもらうとフリーザは倒せるだろう。

 

…そういえばそろそろ悟空やラディッツ達がベジータ達と戦ってる頃かな?

 

 

 

ラディッツside

 

ナッパ「よう、弱虫ラディッツじゃねぇか。地球人の雑魚共の仲間になったのか?弱虫のおまえにぴったりだぜ」

 

ラディッツ「………」

 

ナッパは俺を馬鹿にするように言ってくる。相変わらずムカつく野郎だが、挑発には乗らん。俺はベルに言われたことを思い出す。

 

 

 

~2日前~

 

ベル「私とロータスは明日他の星に用ができたからそっちに行くことになったんだ」

 

ラディッツ「なっ!一緒に戦ってくれるんじゃないのか!?」

 

ロータス「すみません。その星はナメック星って言うんですけど、行くのにかなり時間がかかるんです。だから早めに行かないと間に合わないかもしれないんです」

 

ベル「私は瞬間移動ができるからもしやばくなったらすぐさま駆けつけて君達を援護するつもりだよ。でも今の君ならベジータを倒せるかもしれない」

 

ラディッツ「ほ、本当か!?」

 

ベル「かも、だけどね。ベジータは私の予想より少し強くなってるけど、今の君とほぼ互角…気持ち君の方が強いくらいだね。工夫次第でベジータに勝てるかなって感じかな」

 

弱虫と言われた俺がベジータを倒せるかもというところまで強くなったことに喜びを感じる。

 

ベル「そこで1つ。君は感情的になりやすい…。それは悪いことではないけど、なりすぎるのは余りいいことじゃない。だから挑発には絶対に乗らないこと」

 

ラディッツ「挑発に…?」

 

ベル「そう、2人…特にナッパは君を必ずといっていいほど挑発するだろうね」

 

確かに…特にあいつは弱虫弱虫とうるさかったからな。

 

ベル「それに挑発に乗りやすいのは多分むこうも同じはず…。いっそのこと挑発しかえすのも悪くないかもね」

 

ナッパも頭に血がのぼりやすいからな…。

 

ベル「ベジータに関してだけど、悟空と共闘するのがベストだね。」

 

カカロットと共闘だと!?

 

ベル「悟空も君に負けないくらい強くなってると思うから、2人がかりでやれば必ず優位に立てるだろう」

 

ラディッツ「あのカカロットが…」

 

ベル「そして警戒しなきゃいけないのが明後日…ベジータ達が来る日が満月の日であることなんだけど…」

 

ラディッツ「大猿になるからか?だが大猿になるのは俺も同じだぞ」

 

ベル「ベジータのことだからそのあたりは考えているんじゃないかな。例えば君の尻尾を切るとかね」

 

なるほど…。

 

ベル「まぁそのあたりは君に任せるよ」

 

 

 

 

 

~そして現在~

 

ベジータ「おいナッパ、確か栽培マンがあと6粒ほどあっただろ出してやれ」

 

ナッパ「お遊びが好きだなベジータは」

 

おっと、思い出してる間に話が進んでいたようだ。ふふん、ここで1つ言ってやるかな。

 

ラディッツ「そんなことをしてる暇があるのか?」

 

ナッパ「なに……?」

 

ラディッツ「俺は強くなった。少なくともナッパ、あんたよりはな!」

 

ナッパ「なにぃ!?ベジータ!ラディッツの戦闘力はいくつなんだ!?」

 

ナッパがそう言うとベジータがスカウターで俺の戦闘力をはかる。そういえばこの星に来てからスカウターを使うことがなくなったな…。

 

ベジータ「…信じられん。戦闘力5000以上だ」

 

ナッパ「ご、5000以上だと!?」

 

5000か…。しかし戦闘力のコントロールを覚えたから最低ラインが5000ということだ。

 

…ベルとロータスは戦闘力をもっと下げることができるらしい。そうすることで警戒心を薄れさせることができるとか言ってたからな。

 

ラディッツ「俺が出せる力はまだまだこんなもんじゃないぞ!この星に来てから俺は戦闘力のコントロールを覚えたからな!!」

 

ナッパ「な、なんだとぉっ!?」

 

ラディッツ「それにカカロットも俺と同じくらい強くなってるだろうな!どうだナッパさんよぉ!下級戦士だと、格下だと思ってた奴に追い抜かれるってのは!!」

 

ベジータ「…ナッパ、お遊びはやめだ。ラディッツの戦闘力は5000を越えてるが、冷静になれば捉えられん相手ではないはずだ」

 

ナッパ「わかった…。おいラディッツ!!今から貴様をギタギタにしてやるから覚悟しておけ!!」

 

ナッパはそう言う。ふん、戦闘力5000じゃやはりその程度の認識か…。ならもっと戦闘力を上げて圧倒してやるぜ!

 

ベルとロータスとやった修行の成果を見せるときだぜ!

 

 

ラディッツsideout

 

 

 

~宇宙船の中~

 

ベル「じゃあ少し休憩しようか」

 

ロータス「うん!」

 

さて、ラディッツの方はどうなってるかな?気を探ってみよう……。

 

……おっ!どうやらもうナッパを退けたみたいだ。ナッパの気が消えたのは多分ベジータがやったのだろう。そしてこのタイミングで悟空到着…。そして悟空とラディッツ以外はその場を離れるみたいだ。

 

…っていうか誰も死んでないじゃん。栽培マン出なかったのかな?ヤ、ムチャしやがって…な展開にもなってないみたいで安心。

 

 

 




今回はここまでです。

色々考えましたが、ラディッツ以外はみんな空気な展開になりました。その結果誰も死なないという優しい世界の完成です。ピッコロは死亡確定(そうしないと悟飯やクリリンがナメック星に行くフラグがなくなるから)にしようと思いましたが、こんな展開もありかなと思いそうさせていただきました。もしかしたらベルとロータスでフリーザ達をお掃除することになるかも…。

次回は宇宙船でのベルとロータスの修行がメインになります。

ちなみに

ラディッツの戦闘力 5000~20000強(戦闘力のコントロールができるため)

ベジータの戦闘力 21000

になります。原作よりベジータが強くなっていますが、ラディッツと悟空が共闘しますので大丈夫でしょう。

では、次回もよろしくお願いします。

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