では、今回もよろしくです。
ラディッツside
ラディッツ「ここは……?」
俺は確かカカロットとナメック星人と戦っていたはず…。
ベル「目が覚めたようだね」
そうだ!この女に殴られ気絶していたんだ!!なんと情けない…。
ベル「私はベル、君と同じサイヤ人だよ」
ラディッツ「サイヤ人だと…!?」
バカな!サイヤ人は俺とベジータとナッパの3人だけのはずだ!!ましてや女のサイヤ人など……。
ベル「いるわけがない…と思っているなら大間違いだよ。その証拠に尻尾もあるしね。…面識もあるはずだけど、まぁ20年以上会ってないから覚えてなくても無理はないけどね」
こいつ…!俺の心を読んだだと!?奴は尻尾を見せる。…確かにサイヤ人の尻尾だった。俺達の他にもいたとはな…。……いや待てよ…?
ラディッツ「思い出したぜ…。あのときの生意気な女サイヤ人だ!」
ベル「その覚え方は如何なものかと…。それに私と一緒に過ごしていたサイヤ人がもう1人。…まぁ3年前から別行動だけどね。その子も同じように尻尾が生えてるよ。あとは君も知ってると思うけど悟空…つまりカカロットとその息子……。君達の他にこれだけのサイヤ人がこの星で生活してるんだ」
ラディッツ「……それで俺をどうするつもりだ…?」
ベル「約1年後にベジータとナッパがこの星に来るからそれに備えて君をサンドバッ…鍛えようと思ってね」
ラディッツ「おい、今サンドバッグって言わなかったか!?」
ベル「気のせいだよ♪」
それにベジータとナッパがこの星に来る……。ならあいつらに助けてもらって……
ベル「助けてもらおうなんて考えてるようだけど…本当にそれでいいの?」
ラディッツ「どういう意味だ…?」
ベル「君はナッパやベジータから弱虫ラディッツなどと呼ばれてるようだけど、その汚名を返上しようとは思わないの?」
ラディッツ「!!」
ベル「ベジータとナッパを見返してやろうとは思わないの?それとも一生2人に勝てなくて馬鹿にされ続けて生きていく?そんな選択したら君は永久に弱虫ラディッツだよ」
くそ!こいつまで馬鹿にしやがって!!
ラディッツ「やってやる…!」
ベル「うん?」
ラディッツ「俺はあいつらを見返してやる!!もう弱虫なんて呼ばれるのはごめんだっ!!!」
ベル「…その言葉を待ってたよ。私が君を2人より強くしてあげる」
ラディッツ「ああ、よろしく頼む!!」
見てろよ!ベジータにナッパ!!俺は必ずおまえらを越えてやる!!
ラディッツsideout
ラディッツ「ああ、よろしく頼む!!」
はい、ラディッツ陥落完了。彼にもサイヤ人としてのプライドはあるようだね。
ベル「じゃあ始めようか」
~そして~
ラディッツ「はあっ…はあっ……!」
流石サイヤ人、いい感じに私のサンドバ…訓練の相手になるよ。
今頃は他のみんなも修行してるかな?サイヤ人が1年後に来ることも話したし、悟空、悟飯、ピッコロを除く人達はみんな神様のところで修行することになったみたいだし。
サイヤ人が来るまであと300日
短いですが今回はここまでです。
ベジータ達が来る前にもう1話書こうと思います。
では、次回もよろしくお願いします。