ロータスside
準決勝2回戦は悟空がナムさんに勝った。天空×字拳…色々な意味ですごい技だったな……。
悟空「ロータス!クリリンの仇はをとってやるからな!」
ロータス「いやいや、クリリンさん死んでないし」
恰もわたしが殺したみたいになってるけど気絶しただけだからね。
アナウンサー「それでは決勝戦、始め!!」
悟空「てやーっ!」ブォッ
悟空が蹴りを仕掛けてくるがわたしは難なくかわす。
ロータス「よっ」ヒョイ
悟空「おりゃーっ」ブンッ
今度はパンチか…。
ロータス「ほいっ」ヒョイ
その後も悟空は攻撃を繰り返すが、全てかわした。
悟空「ぜ、全然あたんねぇ…!」
ロータス「どうしたの?もう終わり?」
悟空「まだまだっ!」
ロータス「そうこなくっちゃ!」
それからもわたしと悟空の激しい攻防は続いた。…とはいってもわたしは悟空と同じくらいの気まで抑えているけどね♪
ロータス「やぁっ!」ドガッ
悟空「ぐっ!」
だけどわたしが少しずつ押し始め、遂に悟空に押し勝った。
アナウンサー「孫選手ダウン!!カウントをとります!1、2…」
悟空「いよっと!」
ロータス「まだ立つんだ?」
わたしはクスリと笑い、挑発するように言う。
悟空「当たりめぇだっ!!」
ロータス「その闘争心、わたしは好きだよ」
悟空「今度はこっちの番だ!か~め………」
まさかかめはめ波?いつの間に悟空も使えるようになったんだろう……?
悟空「は~め~………!」クルッ
ん?後ろを向いた?何をする気だろう……。
悟空「波ーーーーーっ!!」ブォッ
かめはめ波を使ってこっちに飛び込んで来た!?面白いことをするね。
悟空「くらえっ!」
ロータス「そうはいかないよっ!」
わたしは向かってくる悟空の胴体を掴み……
ロータス「バニシング……ドロップ!!」
地面に投げつけた。
悟空「ぐえっ!!」ビタンッ
…なんか蛙みたいな声がでたけど大丈夫だよね?
悟空「いてててて…。おーいてぇ…!」
あっ、生きてた。攻撃したわたしが言うのもなんだけどすごく痛そうだね。
ロータス「まだまだいくよ。わたし、前の2試合では余り戦ってないからね」
悟空「こいっ!!」
元気があるのはいいことだね。ここからはわたしもたっぷりと攻撃するからね♪
ロータス「超、龍撃拳!!」ブォッ
悟空「ぐわっ!!」
わたしは悟空にすさまじいラッシュ(もちろん手加減してるよ♪)をぶつけた。
悟空「ぐっ…!ならこっちもジャン拳…!」
ジャンケン?
悟空「グー!」ブンッ
顔面パンチか…。
ロータス「ほっ!」パシッ
悟空「チョキッ!」ビュッ
今度は目潰し!?そんなのくらいたくないよ!
ロータス「ほいっ!」パシッ
悟空「パーッ!!」
最後は張り手……。顔面パンチ、目潰しときて止めは張り手で相手を攻撃する戦法…、これでジャンケンが成立するわけだ。ユニークだね。
ロータス「よいやさっ!」パシッ
悟空「お、オラのジャン拳が……」
ロータス「ふっふっふっ、残念だったね」
悟空「よーし…、なら!ジャン、拳…パーッ!!」
張り手?…いや、これは…フェイント!?
ロータス「よっ」パシッ
悟空「あちゃー…!引っ掛からなかったか」
ロータス「パーとか言いながらグーで攻撃しようとするなんて中々強かだね」
危うく釣られるところだったよ。
~そして~
…そろそろ月が出る時間か…。早目に決着をつけた方がよさそうだね。もう少し遊びたかったけど、今日は満月だからもし大猿に変身したら大騒ぎだもんね。
ロータス「そろそろ決着をつけるよ、悟空」
悟空「へへっ、そううまくはいかねぇぞ!」
わたしと悟空は互いに跳びあい、それぞれ蹴りをくらわせた。
わたしは空中で受け身をとり、悟空はダウンした。
アナウンサー「ダウンです!1、2、3…」
月が出る前に終わらせておきたいけど…。
アナウンサー「9、10!孫選手、10カウントでダウン!勝者はロータス選手!!優勝です!!!ロータス選手の優勝です!!!!」
なんとか間に合ったようだね。よかったよかった♪
ロータスsideout
ふぅ、なんとか月が出る前に決着がついたみたいだね。
それにしてもロータス、楽しそうだったな…。わたしも次の天下一武道会に出ようかな?…まぁもしロータスが次も出るんだったら、パワーバランスが崩壊するから出ないけどね。
さて、次はレッドリボンか……。どうなることやら。
はい、今回はここまでです。
賞金はロータスとベルがこれからのために貯金します。決して悟空の食欲を満たすためのお金ではありません。
次回のレッドリボン編ですが…。あんまり詳しく覚えてないので、覚えてる範囲で書きます。
では。