気がついたらSNGK   作:まうす

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ドラクエ11面白いですね!どハマりしてしまってやばいですw
急ごしらえで作り上げたので些か無理が生じてるかもですが温かい目で見てくださると嬉しいです


牙を剥くSNGK。壊れたのは原作でした。

どうもSNGKです(気さくな挨拶)

サンドバックの練習をしていたら剣城がやってきました。一体どうしたのだろうと思っているとこちらに向かってデスソードを打ち込んでくる。

 

「デス……ソードォ!」

 

1カメ!2カメ!3カメ!という文字が頭の中によぎるが俺はここでフライング技を使おうと企んでしまう。

 

「三国先輩!」

 

松風が危ないと言わんばかりにこちらに言ってくるが俺はただ単純に首をそらしてシュートをゴールインさせる。まさにアニメにてENDUがやってみせた技だ。昔からこんなことがやってみたかったので夢が一つ叶ったまである。

 

「なっ!」

 

個人的なイメージとしてクールな剣城がやけにイラついてこちらに入ってくるとこちらの前に立って一言いってくる。

 

「貴様、なんで俺のデスソードを必殺技もなしで止められた。今のだって軌道を見切っていただろう」

 

いや、あれは事故なんです。なんてふざけた発言をしたら周りからクソザコブロッコリーの名称をつけられてしまうだろうと考えた俺はせっかくだという事で剣城も魔改造することにした。

 

「打ってこいよ剣城。お前の全力ってやつを見せてみな」

 

そう言って俺は剣城の足元にボールを渡す。周りが三国には止められないドとか無理だとか囁かれているがそんなこと知らない。最悪アームドからのバイシクルソードでもデビルバーストでもなんでもこいや!と思っていたら完全にロストエンジェルの構えです。あまりにも挑発しすぎたようです。

 

 

「ロストエンジェル!」

 

剣聖ランスロッドの剣から黒いレーザーみたいなのが飛んで来る。いや、ここで使っちゃうのかよ化身シュート……ここは特訓の成果を見せるタイミングだ!

 

「これが俺の本当の必殺技だ!無頼ハンド!」

 

俺はこれからのインフレに対抗するために既に最強の無頼ハンドを身につけたのだ。え?ゴッドハンドXがあるだろって?はっはっはー知らんな。

周りからは三国防いだ!と騒がれた。まぁ、バーニングキャッチとか言うクソザコ技しか今まで使って来てなかったから仕方ないのかもしれないがこの反応色々とくるものがある。

 

「剣城、お前のサッカーは分かった。だがな……お前が本当に望んだサッカーを俺にぶつけない限り俺は負けてやるほどあまちゃんではない!」

 

え?お前最初破られてるじゃんとか言わないで。あれは演出上仕方ないからね。うん。そしてさりげなく優一さんのことをほのめかす。奴がうまく変わってくれるといいのだが……

 

「お前に何がわかる!」

 

「わからねえよ。分かりたくもないね」

 

 

俺は諭すように剣城に話しかける。原作崩壊なんて知りません。と言うより剣城のような人外サッカーをやるプレイヤーの本気を見てみたいが故に俺は油を注ぐ。

 

 

「お前のやってることは本当に相手が望んでいるのか?そのために手を汚してでも勝ち取ってほしいと頼まれたのか?思い上がるのもいい加減にしろよ」

 

俺がそう煽ると怒りの力が増してデスソードが進化したシュートを俺に向かって放とうとボールを回転させながら踵で上に蹴り、オーバーヘッドキックをかましてくる。

 

「うおおおおおお!デス……ドロップ!!」

 

「ここでしっかりと止めなきゃ漢じゃないよな!」

 

そう言って俺は伝説のキーパー技を出す構えをする。Xを身につける時の副産物だが俺の今のステータスなら今の剣城は止められるはずだ。え?アウト・オブ・眼中?俺はソニックショット以外には使わないよ?

 

「ゴッドハンド改!」

 

「くそおおお!」

 

そう言って俺は赤いゴッドハンドを繰り出す。そのオーラなどに周りは更にざわめく。音無先生に関しては驚きすぎて口が開いている。綺麗な顔が台無であると一つ心の中でボケる。一方でがっちりとシュートを止められた剣城は悔しそうな表情をしながら立ち去っていく。……これではやくこちら側に来てくれるかな?と淡い期待を少し込めていると歓声が上がる。

 

 

「三国凄いド!」

「三国、あんな技持ってたんですね」

「三国先輩!あれは伝説のゴッドハンドじゃないですか!」

 

AMGや霧野、松風などがワイワイと近寄って来て質問責めにされた。個人的にエルドラドチームにてSNGKキーパーの時にフェイが裏切って云々の時でも負けないみたいな展開にしたい。なんなら2人が親子だって言うフラグを早くから知らせたいまである。

 

「実はひっそり特訓してたんだ。凄いだろー」

 

とりあえず今だけは調子に乗っておく。側から見たらお前は剣城の何を知っているんだとか周りから目をつけられそうで怖いので適当に振舞ったとさ。ちゃんちゃん。

 

 

 

††††††

 

 

「君が三国太一君だね」

 

「お前は……g……イシド聖帝」

 

なんと表面上のラスボスが革命前にも関わらず俺に接触して来ました。俺が帰宅するのを狙っての襲撃だろう。

 

「我々フィフスセクターが君のような才能と実力を持っている人間を見逃していたとは実に惜しいことをした」

 

暗に人事部仕事しろやと文句を言っているのだろうか。と言うより豪炎寺さんマジ見た目ホスト過ぎて。あの髪型にするのにどれだけのワックスを使っていたのか気になるものだ。

 

「それで、聖帝は何の用で?」

 

「三国太一君。フィフスセクターに付かないか?」

 

まさかラスボスが直々に勧誘してくるとは嬉しいのか嬉しくないのかわからないものがある。

 

「つまり俺にシードとして雷門に居ろと。剣城がいるにも関わらず」

 

「ああ。彼のお兄さんが我らの管理サッカーを望んではいないのでな。どうせ直に離れるだろう」

 

なんだかんだで結構周りを見てるのな、豪炎寺。と言うよりもフィフスセクターの黒幕は千宮路であり、豪炎寺はなんだかんだでみんなのために内部調査を行なっていたりと白だ。

 

「そうですね。豪炎寺さん直々のお誘いですし乗らせていただきます。豪炎寺さんからシュートやドリブルといったフィールドプレイヤー、ストライカーというものも教わりたいですし」

 

「……俺はイシドシュウジだ」

 

「バレバレですよ。前イナズマジャパンの人達がフィフスセクターに反旗を翻しているのに貴方が悪にいるのは明らかにおかしいですから」

 

「豪炎寺さん。大人しく話すのが良いかと思いますよ」

 

まさかのくぎゅうまで登場である。というか原作崩壊甚だしいなこれ!

そうしてフィフスセクターの云々を説明してもらった。勿論オフレコだというのを前提に俺はちょくちょくとフィールドプレイヤーとしての実力も上げていくのだった。

あ、シードとしての仕事は雷門が今どんな状況かを伝える仕事でした。状況次第で対戦校を変えるためらしいですが内心では順番を知っているのでデメリット無しでSNGKが進化するという展開になるのでした。




無茶苦茶ですがSNGK先輩をこうでもしないと本気でコールドゲーム続出にしてしまうのでちょくちょく失点命令が飛んできます。

おめでとうバーニングキャッチ!君はクビじゃないよ!

(寝不足なんでテンションがおかしいです。色々と変なとこあったら教えてください)

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