気がついたらSNGK 作:まうす
テスト期間なので更新遅いですがよろしくです。
どうもSNGKです
これから練習です。え?剣城?昨日無理やり入部してたしサッカーが悲しむ発言もこなしたよ?剣城君からは睨まれましたが何かよくないことをした訳ではない……はずだ。今日は松風君達のテストなんですがそんな中、俺はサクッと特別メニューをこなすことにした。
「んじゃ、俺専用のメニューこなしてくるわ」
「は、はい。今日は何分ぐらいですかね」
「大体30分だと思う。その後になったらシュート練を受けよう」
事の発端はこうだ。
あれ、雷門の練習緩くね?と思った俺はただひたすらに全力で走り続けひたすらに筋トレをして武術を身につけるというトレーニングだ。
やはり物理法則が息していないこの世界でも基礎能力は大切で、身体能力が高ければ高いほど世の理を破壊できることを俺は知っている。ちなみに武術といったが、後に見せる機会があると思うのでその時に解説しようと思う。どうせこの後鬼道が現れてずっと基礎練習しかしないんだしその時に楽ができたらいいな程度で思っていたのでまさかの展開である。と言うか雷門のメンバー、ボールを使わずに基礎練習だけになった途端つまらないとか言うのはどうなのか?いくら超次元サッカーとはいえ基礎をおろそかにして勝てるほどこの世界は甘くないだろう。え?化身やアームド、ミキシマックスにソウルといったスーパーパワーはSNGKを名乗るにあたってそこら辺の事は一切考えなかった。必殺技の練習よりセカンドボールの処理とかそういった地味だけど超絶大事な事をしてください。マジでパンチングでのボール処理ができなくなります。
セカンドチームにいたのは短く、割とすぐにファーストに上がったこともありキャプテンを務めたこともある。しかし、俺はENDUではなくSNGKというコンプレックスからとりま改革できねえから神童キャプテンよろ!みたいな感覚で投げた。後は……ブロッコリーなのに学生生活では比較的女に囲まれることが多いという事だろうか。転生前はこれでも国公立の大学に行くぐらいには勉強をしてたサッカー雑魚だった。
中学生なんてサッカーができて頭良ければとりあえずモテるらしい。残念ながら彼女いない歴=年齢にはその感情はわからないワケダが。
時たま『三国不正だー!』という声が聞こえるがシュートは防いでもテストは不正でない。
いつもの通り誰に説明してるのかわからない回想をしながら体を動かしていると帰宅部だったり文化部の人たちが声をかけてくる。実に人気者になった気分でトップカーストの人間とはこんな感じだったのかとしみじみと感じる。
(今日はブロッコリー食べよう)
(く○寿司行こうぜ!)
SNGKの影響でブロッコリーやく○寿司の売り上げが跳ね上がっていることを彼は知らない……
「ん、合格者は松風とピカ……西園か」
「はい、三国先輩。よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします!」
松風とピカチュウが挨拶してくる。
それにしてもピカチュウがとまっちゃんとかマジ違和感しかない。いくえさんだろ!と心の中で半ギレしながら2人の育成方針を考える。
「よろしくな。2人とも期待してるぞ」
そう言うと2人は笑顔になる。ここからが革命の時間だ!!
やはりピカチュウにはボルテッカーやエレキボール。アイアンテールや10万ボルトといったサトピカイメージなのだが対戦環境的な意味で使うならめざ氷だろう。
「とりあえず西園はエタブリを覚えるところから始めよう」
西園は山属性だからとりあえず電気タイプみたいな技をよく覚える気がする(ゴッドハンドなどを見て)
「エタブリ……ですか?」
「ああ、吹雪士郎さんの使える必殺技のエターナルブリザードだ」
個人的にボルテッカーとかそういった技を覚えさせたい。え?ぶっとびジャンプ?かっとびディフェンス?知らない子ですねぇ。勝手に特訓して習得してください(投げやり)
「はい!僕、頑張ります!」
とりまめざパ氷から教えます。天馬は放置しても強くなってくれるのである程度強くなってからテコ入れとも考えたけれど主人公補正があるので喝を入れるのはキャプテンに彼がなってからにしようと決意しました。
因みにですが、シュート練を受けていたら剣城が乱入してきました。なんでやねん。こんな展開はなかったやろ!
クソザコピカチュウはけっきょくクソザコピカチュウです。残念ながら……
さて、剣城くんはなぜ乱入したのでしょうか……