気がついたらSNGK 作:まうす
そしたら遅れました。許してくだsincostan
どうも、SNGKです。
黒の騎士団との試合がこれから始まります。これからZARUを演じて松風天馬を引っ張り出して化身覚醒まで持って行かなくてはいけないのがとても辛いです。デスソードぐらい素手で取れるわ!とか思いながら俺はゴールキーパーの位置に着くとフォーメーションを確認する
雷門
FW 南沢 倉間
MF 神童 浜野 速水 水森
DF 天城 車田 霧野 小坂
GK SNGK
黒の騎士団
FW 剣城 稲葉 貴崎
MF 天野 伊勢屋 三定
DF 森川 牛島 大門 柳
GK 鉄雄田
といったフォーメーションだ。今回も俺はバーニングキャッチ以外は使わないと決めているがどう転ぶかなぁと少し不安である。
そして試合が始まると黒の騎士団が空中でダイレクトパスを繰り返す。
「なっ!?こいつら!」
南沢達が驚くと貴崎がゴール前にてボールを受け取る。
「オラァ!」
ここで三国なら油断したと言ってゴールを許すのだろう。流石にハエの止まりそうなモブのシュートで点をやるわけにはいかないのでパンチングをして跳ね返す。
「へぇ、ちょっとはマシなゴールキーパーだな」
そう言ってシードの剣城はこぼれ球を拾う。と言うかDFさんがカバー入らないのは有名な話だったがここまで露骨にキーパーがサンドバックになるのは辛いものがある。おい、KRMD。シュポシュポ言ってるだけしかできないんだからそのぐらい働いてくれ。
「ふっ、デスソード!」
剣城はそのままデスソードを放ってくる。アニメ一期最強のデスドロップと違ってデスソード程度ならキャッチで抑えられるのだが、そろそろお約束の展開を見せたいと思う。
「点はやるか!バーニングキャッ……ぐああああああ」
いくらバーニングキャッチにマイナス補正がかかるとはいえキーパーとしての能力は原作三国の3倍はある。しかし、バーニングキャッチは俺自身の能力に0.2を掛けた数値が能力となる。単純にキャッチなら100出せる状態だとしてもバーニングキャッチを使うと20しか出せないのだ。実にかませである。
「あのSNGK先輩が簡単に破られるなんて!」
チーム内で俺が失点したことによって動揺が走る。側から見たらSNGKが力負けしたように見えるからだ。無論、ストーリー補正というものがあって本来の実力の何倍も出るようなパターンもあるがそれは基本主人公たちが進化してそれに比例して周りが進化する時のみだ。さらに言うならアニメなどで初登場の技は基本セーブ可能だ。世界編での怒りの鉄槌は本来ならカオスブレイクを止められないがアニメだったりゲームで初めて打つときは止めているようなのが所謂補正という奴だ。そんなジンクスを破ったとして有名なのが俺なわけだが気にしてはいけない。
その後も剣城のデスソードをバーニングキャッチと舐めプを重ねて7点ほど失点すると監督が南沢を交代させて松風を入れる。ここから時代が動くんだなぁと思って感動してると剣城がデスソードを放つ。
「三国!」「三国先輩!」
感動してたあまりバーニングキャッチの発動が間に合わない!と焦ったあまり手を前に出したらデスソードを片手で止めてしまった。
「あ」「は?」「えぇ!?」
俺が素っ頓狂な声を上げると同時にありえないという顔で剣城が、周りはバーニングキャッチじゃ止められないのに素手なら止められるのかと驚きである。
「松風!お前にボールを託すぞ!」
俺は何事もなかったかのように松風にボールを渡すと試合は規定路線に戻り、見事神童がマエストロを出して試合が終わった。
「なんとか助かったのか?」
誰かのその発言でなんとかその場は終わったが、そんなことより剣城のシュートがあまりにも弱すぎてリアクションに困ってしまった。このままだとロストエンジェルすらゴッドハンド改で止められそうなレベルだ。後は演出的な面を考えて2つ以外の技も欲しいしなんとなくだけれど最終奥義みたいな技も欲しい。
……久遠監督に頼んで旧イナズマジャパンのメンバーにアポを取ってもらって修行でもしようかなぁ……
(おまけ)
「ブロッコリーサラダ!」
「!?神童、寝てなきゃダメだ!」
「ブロッコリーサラダが食べたい。と言うか食べなくては行けないんだ!」
「と言う夢を見てな。霧野」
「神童……」
orz状態の霧野と変な夢を見たせいで疲れた神童がいたとかいないとか
SNGKの力の原因は過去の記憶とイナズマジャパンの戦いをまとめたビデオとジャッキーと言った面白映画です