気がついたらSNGK 作:まうす
黒の騎士団戦はアニメ見直してから書きます(多分)
「俺はフィフスセクターに対抗はできない。神童、キャプテンを任せるぞ」
どうもSNGKです。雷門に入ってからのサッカーは作業ゲーといってもおかしくないぐらいにつまらなかった。試合勝利を管理して何が平等にサッカーなのか全くわからないがあまりにも暇すぎたので皆に必殺技を覚えさせたりと魔改造雷門にキャプテンという地位を使って育て上げた。具体的にいうなら神童が皇帝ペンギン2号が使えたり倉間にグラディウスアーチといった過去作でも中々に使い勝手のよかった技を覚えさせたことによって支配された試合だとしてもボールの支配率は雷門が70パーを占めることが多かったのは悪くないと思うのだ。というより、実際にSNGKになってわかったのはマジでバーニングキャッチが使えないということだ。雷門のメンバーは俺がバーニングキャッチとかいうクソザコ技しかないと思ってるが、絶ゴッドハンドXやタマシイ・ザ・ハンドG4といったロココの使ってた技をマスターしているしXブラストのようなシュート技までばっちりと習得してる、マジで転生特典に感謝である。とか言いつつSNGKは原作でもやり方教わって特訓しただけで真ゴッドハンドXを身につけているあたりセンスはあったんだろう。ただ化身とかいうインフレとピカチュウの所為でキーパーの座を取られてしまっただけなのだ。そして皆も知っているだろうがゴッドハンドXは2の終盤に出てくるキャラの化身シュート程度は止めてしまうのだ。こんなことしたらフィフスセクターから目をつけられそうなので俺は今まで使わなかったというわけだ。
ちなみにだが、顧問の音無先生や監督の久遠さんからは時たま変な視線を感じたが知らぬが仏というので気にしなかった。最近の悩みはそこらへんのシュート技は本気を出す(バーニングキャッチを使わない)と片手でキャッチできるという所だろう。SNGKはバーニングキャッチを使うと弱体化補正が物語的にかかるようだ。このままだと無頼ハンドとかフェンス・オブ・ガイアでもかかってしまうなと思うあたりアウト・オブ・眼中な技になってしまいそうだ。だが、物語的に皆には成長してもらいたいので俺は頑張ります。
「三国、ちょっとこい」
長々とこの世界であったことを振り返っていると久遠監督から声がかかる。
「はい、監督。なんでしょうか」
「お前は何で本気を出さない」
まさかこのタイミングで切り出されるとは思ってなかった。隣にいる音無先生は驚いていないがマネージャーたちは驚いてるようだ。
「まだその時じゃないからですよ。
俺が少し挑戦的な笑みを浮かべながら久遠監督に向かっていうと向こうも何を考えているのかわかったらしく笑ってくれる。
「わかった。是非三国のいう革命の風に期待しよう」
そんなやりとりをした数ヶ月後、松風天馬という革命の風、剣城京介というシードが俺たちの目の前に現れるのだった。
(久遠side)
三国太一。奴は円堂達が世界一になってから10年ちょい経った世代の雷門の守護神としてプレイしている男だが一年の頃からずっと強さが変わらないのだ。
まるで最初から手を抜いているのではないかと言わんばかり……
奴のプレイを見ているとFFI決勝戦のGKであるロココ・ウルパを凌駕するセンスを感じるのだがどうなのだろうか。故に奴に聞いて見たら案の定本気は出していないというではないか。確かにこのような管理サッカーでは本気が出せないのかもしれないが本気を出せばバーニングキャッチなどというクソザコ技しか覚えていないという醜態は晒さないだろうにと俺は思うのだが……彼の本気というやつを是非見てみたいと楽しみにしよう。……そうだな、今日の晩飯はブロッコリーサラダを出そう。他意はないぞ。うん。
SNGK先輩の必殺技は絶ゴッドハンドX、タマシイ・ザ・ハンドG4、XブラストV3、ゴッドハンド改、ボルケイノカット、バーニングキャッチです。
この後にフェンス・オブ・ガイアに無頼ハンドを習得します。無頼ハンド以外はキャッチやパンチングの方が強いので使用回数は片手で数えられると思います。
セーブ率は原作円堂を超えないために確率として52パーセントあたりを目指します。そうでないと完封試合まみれになってしまうのでw