インフィニット・ストラトス ~最強の妖精~   作:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス

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 どうも、おはこんばんにちは。

 本作はパッと思い付いたからパッと書いて、どうだろうかと思って投稿しただけの短編です。別作品のリハビリもちょっと兼ねていたり。

 前半SAO死亡シーンでのユウキ回想、後半転生後のユウキ視点です。

 結構適当感あるので酷評は避けて頂ければ幸いです。ユウキだけがISに関わる作品ってあんまり無いなと思ったが故の愚行です。

 ではどうぞ。



~輪廻転生:新たなる始まり~

 

 

 

 ――――ボク、頑張って生きたよ

 

 

 

 薄れる意識の中、朦朧とする思考の中でもそれだけはハッキリと胸中で紡ぐ。

 生まれた時から背負っていた不治の病による死の定め。ひょっとしたらもっと長く生きられたかもしれないけれど、ある時を契機に発病してしまって、死はとても身近なものとなってしまった。

 自分を生んでくれた両親も、そして共に生まれた双子の姉も、もうこの世にはいない。自分だけ置いて先に旅立ってしまっているからだ。

 置いて行かれた、とも思った。

 後を託された、とも思った。

 ボクを生かしてくれた、とも思った。

 一人ぼっちになってしまった、とも思った。

 寂しくなかったと言えば嘘になる。哀しくなかったと言えば嘘になる。けれどボクは立ち止まっては居られなかった、何れ必ず死が訪れるのなら、それが近いのなら、今この時を全力で生きるべきだと思ったから。せめてそうする事が生き残ったボクに出来る事であり、それしか出来ない事なのだと理解していた。

 現実では、自分の体は既に無菌室の中でしか生きられない程に免疫系が弱っていて、無菌室で生活している状態でも病状は徐々に悪化の一途を辿っていた。通常なら、精一杯生きると言っても碌な事は出来ない状態だ。

 だが現代科学の進歩によって、ポリゴンデータによって構成された仮想世界があったお陰で、少なくともボクはある程度満たされた。

 ゲーム世界を画面越しに眺める従来のテレビゲームではなく、脳波を読み取り、神経を走る電気信号を読み取って《ゲームアバター》に反映する事で、ゲーム世界の中で意のままに活動する事が出来るゲーム。フルダイブ型ゲームを、人はVRゲームと呼んだ。

 何十年も前から存在したインターネット上での多人数型RPGと、VR技術とが融合した新たなジャンル《VRMMORPG》。

 無菌室に入ったボクの現実はそれ以降VR技術によって形成された仮想世界となった。現実の肉体はもう動かなくなっても生きている限り脳は動き続けているから、仮想世界のアバターを動かすにあたって何ら不都合は無くて、むしろ殆ど一日中ダイブし続けている事で他の人よりも滑らかな動作が出来るようになっていた。

 慣れていない人達は《フルダイブ酔い》という、重力面の技術が遅れている事による弊害を来す事がある。それはダイブ時間を重ねていく事で起こりにくくなっていく。自分は毎日ずっとダイブしているものだから他の人より慣れは早かった。

 無菌室に入ってから三年。色々な事があった。

 世界初のVRMMORPGタイトルがデスゲームとなってしまって閉じ込められた。

 命からがら生還してみれば両親も姉も亡くなってしまっていた。

 悲嘆に暮れながら北欧神話を基に妖精郷を舞台にしたゲームをしていたらかつての仲間達と再会した。

 それからも色んな冒険を繰り返した。何れ来る死に怯えながらも、それを悟られないよう必死に抑えながら皆と共に歩んできた。全く同じ病気では無いが、それでも終末期医療を受けている仲間とギルドを組んで、色んな世界を回ったりもした。

 ――――そして、とうとう死に追い付かれてしまった。

 心残りが無いと言えば嘘になる。本音を言えばもっと生きたかった、もっと《普通》の事をしたかった、仲間達のように生きたかった。

 けれど、もうそれは叶わない。死が追い付いてしまったのだから死ぬしかない。

 でも、心残りはあるが、悔い自体は無い。自分は出来る限り全力で生き抜いて来た。死が訪れるその瞬間まで、全力で、自分の心に正直になって生きて来た。障害が立ちはだかればそれにも立ち向かった。

 そして、《ボク》がいた足跡を仲間達と共に残す事が出来た。

 もう悔いは無い。

 だから再度紡ごう。

 お父さん。

 お母さん。

 姉ちゃん。

 死に瀕したボクを見送る為にやって来てくれた多くの仲間達、あるいは見知らぬ大勢の妖精達。

 最大の親友。

 そして、親友の恋人で、最後まで想いを伝えられなかったとある男の子。拘り抜いた黒尽くめで、時折予想をぶっちぎる事をしでかすとんでもない人で、自分と唯一互角に戦えた、憧れでもある剣士。

 

 

 

 ――――生きた……ボク、ここで、頑張って生きたよ……!

 

 

 

 もう口も動かせない。だから言の葉に乗せて伝える事は叶わず、伝わる筈も無くて。

 けれど、ボクを抱き留めてくれている親友は、見送ってくれている人達は、一様に笑みを浮かべ、頷いてくれた。

 伝わったのだと分かって、安堵したボクは徐々に襲って来た眠気に意識を委ねた。瞼を徐々に閉じて行った。

 完全に閉じ切る寸前に見えた親友の顔が、大好きだった双子の姉の顔と被って見えた。更に向こう側には肩を並べて両親も立っていた。

 

 

 

 ――――おとーさん、おかーさん……ねーちゃん……

 

 

 

 ――――ボク…………一人でも、頑張ったよ……

 

 

 

 会いたかった家族の顔を見て、途切れ途切れの言葉を紡ぐ。

 それが聞こえたのか三人は微笑み、頷いてくれた。

 

 

 

 ――――…………よかった……

 

 

 

 それを見て、心の底から安堵して。

 ボクの意識は、漸く沈んだ。

 

 *

 

 

 

 ――――あったかい

 

 

 

 ――――もう少し、こうしていたいな……

 

 

 

 全身を包む暖かな感触と微睡みに浸りながら、何とはなしに無意識にそう思った。僅かに意識が鮮明になり始めた思考と知覚は、しかしもっと寝たいという欲により、もう一度微睡みへと浸る事で鈍り始めた。

 そのまま深い眠りへもう一度入ろうとして……

 

 

 

 ジリリリリリリリリリリッ!!!!!!

 

 

 

 耳を劈く不快な音が響き渡った。

 

「うぅ……うるさいぃ……」

 

 心地よい微睡に浸っていたところで邪魔された為に若干不機嫌になりつつ、音の発信源へと手を伸ばす。左右に揺れて音を響かせている物体を掴んだあと、裏側にある小さな出っ張りを横に引っ張り、音が鳴らないようにする。

 それからもぞりと頭を持ち上げ、掴んでいる物体――千円ちょっとする目覚まし時計――が指す時刻を見る。

 寝る前に設定した通り、時計の針は六時半を指し示していた。当然ながら午前だ。

 

「ふわぁ…………ねむ……」

 

 寝坊しなかった事に安堵の息を吐こうとしたところで欠伸が出た。大きく両腕を上に上げて伸びをしつつ欠伸をして、滲んで来た涙を指で拭う。

 それからベッドから降りた。

 

「……懐かしい夢を見たなぁ……」

 

 軽く体の節々を伸ばしながら、先ほど見ていた夢を思い返し、感慨深く呟く。

 先ほど見ていた夢は、所謂《前世》というもの。つまり自分は所謂《転生者》というやつになってしまったのだ。

 前世も今世も家の宗教はカトリック系ではあるが、生まれも育ちも日本人である事から仏教の輪廻転生くらいは知っている。死した後、生前犯した罪によって相応の呵責をされ、罪を償った後に魂の浄化を行って転生するという事割を、仏教では《輪廻転生》と言うと聞いた事がある。

 前世ではこれといって罪を犯してはいないが、かと言って別に徳を積んだ訳でも無い。いや、デスゲームで色々としてきたのでそれらは善行と言えるかもしれないが、記憶を引き継いだまま転生出来る程かと問われると微妙と言わざるを得ない。何しろ簡単な人助けをこなしていただけなのだから。

 自分は前世も今世も敬虔なカトリック信者だし、神様に祈ってはいるが、正直なところ神様が存在しているとはあまり思っていなかった。耐えられない試練をお与えにならないと言うなら、あれだけ苦しみ、生きたいと願っていても死んでしまった自分達は一体何だったというのかと思うのだ。信じる者は救われるのなら、あれだけ敬虔な信者として毎日祈っていた両親と姉は生き延びても良い筈だった。

 とは言え、こうして転生を経験してしまった以上、もしかして本当に居るのかもと思っていたりもする。転生する際に会った訳では無いが、科学的でない不可思議な事象が自分の身に起こってしまったのだからそう思ってしまうのも仕方が無い。

 まぁ、転生に神様が関わっているとしても、今世でどのように生きるかまでは多分関与していないと思うけど。というかそう思いたい。

 

「……お腹空いた」

 

 きゅぅ、と朝の空腹を知らせるようにお腹が鳴ったので、手早く着替え、食卓に向かう。

 前世で大勢の妖精達――勿論ゲームアバターとしてなのでリアルは人間――に見送られた後、自分は前世と同じ《紺野木綿季》として生を受けた。

 いや、この言い方は正確では無い。《別世界の紺野木綿季》に憑依した、と言うべきだ。

 本来の転生なら赤子として生まれ、成長していくのが正しいだろう。しかし自分の場合、気付けば肉体は小学一年生のものになっていた。何故一年生と分かったかと言えば、転生――あるいは憑依――した日が小学校の入学式だったからである。

 そして何故《別世界》と断定出来たかと言えば、単純な話、《無かったもの》があるからだ。

 《無かったもの》、それはオーバーテクノロジーとしか言えない代物だった。

 《インフィニット・ストラトス》。略してISと言われるもので、人間単体で宇宙の航空を可能とする事をコンセプトとしたマルチフォーム・スーツ。物質の粒子化によりデータとして様々な装備を格納出来て、アニメなどによくある巨大なロボットとしてではなく、それよりも遥かにコンパクトなサイズとなっている機械。

 それが転生した日の一年前に世に出されていたというのだ。

 幸い今世での生年月日は前世と変わらなかったので、誕生日は《2011年5月26日》。

 小学校に入学する年はそれから七年後なので、つまりISが世に出たのは2017年という事になる。

 前世ではその年にISなるものが登場した記録は無い。何しろ宇宙を個人で航空可能とする程のオーバーテクノロジーだ、世の中に出ていたら自分でも聞いた事くらいはある筈だった。

 それに、そのISによって世の中は前世と大きく違うものとなっている。

 単独での宇宙航空を可能とする程の性能を有すると謳われているISは、その性能をフル活用すれば現代兵器の悉くを一掃可能らしい。通常であれば持ち運ぶ武器が増えれば重量も比例して増大するが、ISの場合はデータとして登録した武装を量子変換する事で嵩張る事が無く、容量がある限り幾らでも武器を持てる。更に機械なので、単純に生身の人間と馬力が異なる。空も飛べるので圧倒的だ。

 しかし、ISには最大の欠点があり、それが世の中を前世と今世で異ならせていた。

 それが、ISは女性にしか扱えない、という制約である。

 何故男性には扱えないのか不明だ。ISは外形含めての総称、それを動かすコンピューターたるコアを起動するには何故か女性でなければならないという不可思議な制約になっているのだ。

 それが世の中を、かつての男尊女卑のように、女尊男卑へと変えてしまった。前述したようにISの性能はとんでもなく、それを動かせる女性は偉く強いのだという認識が広まってしまったが故に、男性は不当な扱いを受ける事になった。

 無論、自分はそれを馬鹿馬鹿しいと思っている。

 確かにISを扱える事は大きなアドバンテージになるだろう。しかし生身の状態で男性に勝てるかと問われれば、答えは否だ。勝てる筈が無い。ISがあれば勝てるというだけ、それはつまり、武器があるから勝てるというだけなのだ。女性という種が男性という種に勝っていると言うには、あまりにも脆弱過ぎる論である。

 それでも一度凝り固まった観念が簡単に覆る筈も無く、世の中は女尊男卑の世の中となった。

 これが《別世界》と断じた最大の理由だ。

 まぁ、他にも理由はある。例えば、自分を含めた紺野一家が全員健康である、とか。

 

「おはよう」

「あら、おはよう木綿季」

「おはよう」

 

 自室がある二階から一階に降りて、朝の挨拶をしながら食卓の扉を開ければ、朝食を作っている女性と椅子に座って新聞を読んでいる男性がそれぞれ挨拶を返してきた。女性が母親の紺野怜那、男性が父親の紺野颯真だ。

 ちなみに双子の姉は紺野藍子という。前世でやっていたゲームでは《ラン》というプレイヤーネームを使っていた、凄腕の剣士だ。まぁ、今世ではVRMMORPGは無く、文学部という生粋の文科系女子になっているが。

 その姉を探して部屋をキョロキョロと見回すが、姉の姿は見当たらなかった。

 

「姉ちゃんは?」

「藍子なら顔を洗いに行くと言ってたぞ」

「あ、ボクも洗いに行って来る」

 

 お父さんから教えてもらって、そういえばまだ顔を洗っていなかった事を思い出したので、すぐ洗面台があるお風呂の脱衣所へと足を向ける。

 脱衣所に入ると、同い年くらいの女子が丁度顔を拭き終えたところだった。

 

「姉ちゃん、おはよ」

「ええ、おはよう木綿季」

 

 軽く手を上げて挨拶をすれば、姉ちゃんは小さく微笑んで挨拶を返してくれた。

 

「顔を洗いに来たの?」

「うん。姉ちゃんが洗いに行ったっていうのを聞いてね」

「そう」

 

 ここに来た目的について簡単に答え、姉ちゃんと入れ替わりに洗面台の前に立って顔を洗う。両手で水を掬い、ぱしゃっと顔に当てて濡らし、その後タオルで顔を拭く。それでまだ少しだけ残っていた眠気がきっぱりと晴れた気がした。

 顔をしっかり拭いて、洗面台の鑑で寝ぐせが無いかしっかり確認した後、脱衣所を出ようと振り返る。

 

「あれ、姉ちゃんまだ居たの?」

 

 意外な事に、既に用事は済ませた筈の姉ちゃんがまだ居た。鑑に映っていなかったのは微妙に位置を調節していたかららしい。

 どうかしたのだろうかと首を傾げて疑問を呈すると、彼女は仄かに苦笑を浮かべた。

 

「まだ居たのって、それはちょっと素気無さ過ぎない? 今日から居なくなっちゃうんだから良いじゃない」

 

 ――――既に転生してから七年もの時が過ぎ、中学二年生となっている現在、夏休みに入った今日からボクは暫く家を空ける事になっている。

 理由は合宿だ。それもただの合宿では無い、国家代表候補生――この場合は日本国籍――育成のための強化合宿だ。

 何故ボクがIS操縦者、その中でもエリートと言われる国家代表候補生になっているかと言えば、実のところボク自身が希望しての事では無い。

 現在、ISは宇宙開発方面では無く、どちらかと言えば剣道といったスポーツ系のものとして流用されている。ISが世に出された年に制定された《アラスカ条約》によってそのISの危険性を危惧した為に軍事利用及び宇宙開発目的の研究や製作が禁じられた為だ。

 とは言え、スポーツ目的で作られたISをお下がりにして国防の為に使っている辺り、大人って汚いなぁと思う。

 それはともかく、IS操縦者の質がイコール国防の力に直結する以上、ISを上手く使える者は何が何でも確保しておきたいというのが政府の意向。そのため、IS適正と呼ばれるISコアとの親和性を簡単に測る検査が小学校や中学校単位で無料で行われている。ちなみに小学校は任意だが、中学校では強制だ。

 IS適正のランクは全てで四つ。Cが最低で、次にB、A、Sという順に高くなっていく。

 平均としてはBが多く、Aともなれば代表候補生の中でもトップクラスに入る。Sは世界最強のIS操縦者のランクで、他にも国家代表操縦者にチラホラといるレベルらしい。

 つまり適正を指標とするなら、政府としてはAとSランクの適正保持者は何が何でも押さえておきたいという訳だ。

 そして少し前に行われた適性検査にて、姉は平均のBランクだったが、自分はSランクを叩き出してしまった。そのため代表候補生育成強化合宿への参加を余儀なくされてしまったという訳である。

 本音を言えば行きたくないのだが、流石に政府を敵に回せる筈が無く、唯々諾々と従うしかない。

 一応女子限定――というか女子にしか意味が無いのだが――ISの基礎知識といったものは小学校低学年の頃から少しずつ教わってきているし、今世は健康体である事が嬉しくて運動部に入ってよく体を鍛えているから体力には自信があるのだが、ISの操縦ともなれば話は違う。

 試合という戦闘面では一応前世で取った杵柄があるが、ISを碌に操縦した事が無い以上は万全の状態になる筈も無い。

 まぁ、事前に聞いた話では、強化合宿の殆どは体力測定や持久力を付ける為の簡単な軍事訓練と聞いているが……それはそれで不安である。

 ともあれ、そういう事情があって今日からおよそ一ヶ月――七月終わりから八月終わりまで――の間ずっと合宿で居なくなるため、姉は寂しく思って名残惜しく思っているらしい。拒否権無く行かなければならない事に対して憤慨していたので、まだそれを引き摺っているようだ。

 まぁ、夏休みの殆ど全部を訓練に費やさなければならないのだから、ボクとしても結構嫌なのだが、もう事ここに至っては仕方が無いので腹を括っている。今まで運動部――ちなみに陸上競技部――で鍛えて来た体力でどこまで通じるかが不安だが。

 

「まぁ、一ヶ月も訓練漬けになるからねぇ……多分疲れ切って電話もあまり出来ないだろうし」

「無理し過ぎないようにね。なりたいって志願して代表候補生になった他の人達と違って、あなたは半ば強制されているだけなんだから」

「うん、無茶はしないようにするよ」

 

 まぁ、政府相手に『無理です』と言って通じる筈も無いのだが。何しろあちらは家族を人質に取れる、だからボクは政府に逆らわないよう動かなければならないのだ。

 多分分かっていないんだろうなぁと思いつつ、当たり障りの無いよう姉ちゃんの言葉に応じておく。この辺の思考はデスゲームでの過酷な生存競争を生き抜いた経験があるから出来る事で、多分姉ちゃんの方が普通なのだと思う。平和な日々だけ送っていればこんな危惧は浮かばないだろう。

 出来る事なら、姉ちゃんにも、当然両親にも平穏な日々を送り続けて欲しい。

 そう願いながら、姉と共に食卓へと戻り、朝食にありついたのだった。

 

 

 

 これが、《別世界》で生きる事になった《紺野木綿季》――――【絶剣】ユウキの、新たな始まりである。

 

 

 





 はい、如何だったでしょうか。

 色々と雑なところは突っ込まないで(汗) 思い付いたから書いただけなんで(汗)

 ちなみにこの後の展開は文章にしていないのですが、IS原作に日本代表候補ないし代表になったユウキが関わって引っ掻き回す感じで考えました。その為の合宿フラグ。実際ユウキならIS適正Sランク出しても違和感無さそうな気がする……原作の強キャラの貫禄ですな(笑)

 で、色々と騒動の中心に居る一夏の手助けをしていく内に、一夏に惚れられちゃって……という所で行き詰まった。多分カップリングするならユウキと全力で戦える熱い男化するんだろうなぁと思ったり。

 気が向いて書いただけなので、あんまり細かな設定にはなってないですがお楽しみ頂けたなら幸いです。

 では。

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