太陽の種と白猫の誓い   作:赤いUFO

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40話:向けられたモノは

 一樹が名前を呼んだかつての級友であるアムリタ・ズィンタの名を呼ぶと彼女はどこか探る様に一樹を見ていた。

 訳が分からなかった。

 見た感じ、アムリタは人間のように感じる。

 黒歌や白音のような妖怪。リアスたちのような悪魔と関わってからそういう感覚に敏感になっていた一樹の勘では目に映る級友が人間だと感じた。

 転生悪魔でもないと思う

 なのに何故、冥界にいるのか。

 頭を振って一樹はアムリタに近づこうとした。

 

 だが、アムリタが弓を構えているのを見て、思考が真っ白になった。

 弓を射ると同時に完全に反射で体が勝手に動き、矢の射線から外れる。

 一樹の後ろの壁に刺さった矢に注目せずに驚きからアムリタを睨む。

 

「い、いきなりなにしやがる!?」

 

 突如やられた暴挙に肩で息をしながら詰め寄ろうとするが、相手は何も答えずに再び弓を構えた。

 

「ちっ!?」

 

 一樹も腕輪を槍変化させてアムリタが放った矢を打ち落としにかかる。

 一射目は槍を振り下ろして弾き、二射目も想像より遥かに速く射られたがなんとか柄で防いだ。

 三射目は防ぐことは難しいと判断し、本能の命じるままに避ける。しかし、横に避けた筈の矢はカーブして一樹の右の二の腕を射抜いた。

 

「ぐ、つあ!?」

 

 突き刺さった痛みから呻き声を上げるとアムリタはん、と小さく声を漏らす。

 

「この程度デスカ。ナルホド。こちら側に関わったバカリというのは本当のようデスネ」

 

 どこか落胆したような声は痛みで上手く聞き取れず、アムリタの弓を射る能力を考察する。

 

(ライフルみたいな速度で連射してきやがる!それにさっき曲がったのはあの弓の効果か?追尾みたいな能力が)

 

「違いマス」

 

 こちらの考えを読んだようにアムリタは一樹の疑問に答える。

 

「今のはただ曲がるように射ったダケ。それくらいのことは造作もありマセン」

 

「わざわざ説明どうも……じゃねぇよっ!殺す気かテメェは!ホントにどういうつもりだよ!事と次第によっちゃ、お前でも容赦しねぇぞ!」

 

 突き刺さった矢を痛みで顔を歪めながら引き抜いて投げ捨てる。

 一樹の睨みを利かせるがアムリタは相変わらずの無表情。なぜ冥界にいるのか。どういうつもりで攻撃してきたのか。わからないことだらけで頭が混乱している。

 

 利き腕が使えなくなり、左手で槍を構える。

 

「ハッ!お前が気にしてるからどんな奴かと思えば、大したことねぇじゃねぇか!」

 

「そうね。ちょっとお姉さんも期待外れだったかな。アルジュナちゃん」

 

 何処からともなく現れたのは巨漢の男と金髪の20歳前後程の女。

 アムリタはふう、と息を吐く。

 

「私をアルジュナと呼ぶのは止めて欲しいのデスガ。その名は、まだ私には相応しクナイので。ジャンヌさん。ヘラクレスさん」

 

「あら。でも貴女がアルジュナの子孫であることには違いないでしょう?」

 

 何を言っても無駄と悟ったのか。アムリタは再び息を吐く。

 相手が敵なのかどうかさえ判断出来ず、一樹の混乱はさらに深まる。

 

「イツキ。イマ私は禍の団にある派閥のひとつである、英雄派に所属してイマス」

 

 アムリタの告白に一樹の目が見開く。

 

「つまり、三勢力に身を置くアナタの、敵です」

 

 再び、アムリタは矢を番えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 祐斗は魔剣の二刀流でシトリー眷属の3人と戦っていた。

 薙刀を振るう椿姫と巴柄2人が左右から襲い掛かり、隙間を縫うように無手の翼紗が戦車の怪力を向けてきていた。

 

(一朝一夕で出来るコンビネーションじゃないね。それに先程から由良さんの行動にも違和感を覚える。なにか狙ってるのかな?)

 

 さっき翼紗は祐斗の魔剣を掴もうとする動作が嫌に引っかかった。何らかの作戦と見るべきだと判断し、彼女に魔剣を触らせないように気をつける。

 

 幾度の攻防をくり返し、裕斗が後方に跳んで距離を取ると小休止に入った。

 

「上手く捌きますね。巴柄の刀だけでなく私の薙刀も。よほど長物の相手に慣れて―――――あぁ、彼ですか」

 

 椿姫の頭にリアスの眷属ではないオカルト研究部の部員である少年の顔が浮かんだ。

 

「えぇ。昨日も彼と模擬戦をしました。動きはだいぶ違いますが、長物の相手にする経験は積めましたよ」

 

 実際、修業により一樹の槍を扱う技術はだいぶ向上していた。椿姫とは動きが違うが参考にできる点は幾つもあった。

 

「とはいえやはり3人相手は辛い。今にも倒されてしまいそうですよ」

 

「良く言えますね。余力を残している状態で」

 

 聖魔剣さえ出させず自分たちをあしらえる技量に椿姫はプライドが傷つけられた気分だった。

 祐斗が現在魔剣しか使わない状況は自分たちにとって喜ばしくチャンスなのだが、それ以上にこちらの動きの観察眼が鋭く、思うように事を運ばせてくれない。

 

 再び4人は交戦を再開した。

 最初に刃を交えたのは祐斗と椿姫だった。後ろから巴柄が斬りかかってくるのを裕斗は左の魔剣を逆手に持ち替えて受け止める。

 両手が塞がった状態の祐斗に翼紗が襲いかかった。

 前後の刃を滑らせるようにして受け流すと同時に祐斗は体を沈ませて足払いをかけた。

 

「なっ!?」

 

 突然の足技に翼紗は対処しきれずにバランスを崩し倒れ込むとすれ違い様に後ろを取った祐斗が容赦なく逆手に持っていた魔剣を背中に突き刺す。そしてそのまま魔剣を放棄して距離を取った

 

「翼紗!?」

 

 巴柄が叫ぶが彼女は最後、口から血を吐いて悔しそうに表情を歪め、ゲームから敗退した。

 

「まずはひとり。何かを狙っていたようなので1番に倒させてもらいました。ついでにここで貴女たちも倒して数の不利を解消させてもらいますよ」

 

「随分と足癖が悪いのですね」

 

「なにぶん師匠が師匠でして。あの人の昔の上司曰く、目潰し金的足払いがないのは実戦じゃないそうです」

 

 肩を竦める祐斗。

 勝つためならそれらを駆使する剣士から剣を習った祐斗ももちろんそうした行動に出ることはできる。今まで見せる機会がなかっただけ。

 椿姫たちの中で祐斗への評価をさらに上へと修正して刃の宴は再開された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゼノヴィアは相手の兵士である仁村留流子と対峙していた。

 アスカロンに纏わせたデュランダルのオーラはゼノヴィアの予想以上に今回のゲームに適している。

 

(それに、イリナとの模擬戦も良い経験になった)

 

 自分とは対極に位置する剣士。

 周りを気にしなくていい戦場ならゼノヴィアが勝てるだろうが、今回のようなフィールドではイリナの方が上手に戦えるだろう。

 模擬戦の最中も彼女の技巧に何度も足元を掬われた。

 だが、その動きを参考にすることでゼノヴィアもこうした閉鎖された戦場で戦う術を身につけることが出来た。もっとも付け焼刃なのは本人も自覚しているが。

 それよりも目の前の兵士を見る。

 下級生でありながら良い動きをする少女。

 特に思い切りが良い。僅かに隙を見せれば構わずに突っ込んでくる。逆に言えば向こう見ずな訳だが。

 だけど。

 

「甘いよ!」

 

「あうっ!?」

 

 体勢を僅かに崩させ棒立ちになった相手にゼノヴィアはアスカロンを振るって相手の腹を斬る。

 

「意気は良し。だけど経験が致命的に足りなかったね」

 

 それで終わりと留流子はそのままリタイアした。

 

「さて。少し離れてしまったが向こうはどうなったかな?」

 

 倒した相手のことを意識から追い出して、戦闘音の中心へと足を向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一誠と匙の闘いはあまりにも一方的な展開だった。

 神器のラインを使って無理矢理生命力を魔力へと変換し、拳に纏わせたり、弾を作って投射する攻撃はどれも禁手の鎧を突破することは叶わない。

 山籠もりの修業中に一樹の聖火の影響を抑えるためにドラゴンのオーラを纏う術を編み出したことも鎧の防御力を底上げしていることに一役買っていた。

 これは一誠自身には自覚のないことだが、彼の鎧は並の上級悪魔でも破壊が難しい強度を誇っている。

 それこそリアスの滅びの魔力や以前戦ったライザーの炎でもその防御を突破することは難しい。

 

 最初に接続されたラインだけは今も繋がれているが、そのラインは遠くの場所へと続いていてどこに繋がっているのかはわからない。

 残ったラインを防御に回したりしながらなんとか持ちこたえているが、その顔は腫れており、口から血を垂らして歯は真っ赤に染まっている。鎧を殴った拳は逆に潰れて血だらけになっていた。

 

「俺は勝つんだ……勝って、夢の一歩を踏むんだよ……!」

 

 それでも匙は向かってくるのを止めなかった。

 限界なのは一誠も理解している。

 だが鬼気迫る匙の表情に息を呑んだ。

 

 突き出した拳が鎧の胸の部位に当たる。しかしその音はコンクリートさえ打ち抜く程の威力を見せた拳とは思えない程に弱弱しい音だった。

 

「……俺は、お前が羨ましかった」

 

 ポツリと独り言のように匙は呟く。

 

「伝説の赤龍帝を宿して。辛勝とはいえあのライザー・フェニックスを倒して。三勢力の会談で白龍皇を退けたお前が……」

 

 目の前のボロボロの男がそんな風に自分を見ていたなんて知らなかった。一誠は鎧の奥にある目を大きく開く。

 

「なのに俺にはなんにもなかった……胸を張れる功績なんてなにも。だから、今日お前に勝って自信を手に入れるんだ……!そして、会長の夢がただの妄想じゃないって証明すんだよ!!」

 

 ラインを伸ばして大型家電を引っ張ってぶつけてくる。

 それを最小のドラゴンショットで迎撃するが、すぐに別方向から箪笥が激突してきた。

 ダメージ自体は無いに等しいが、衝撃で体勢が崩れるのはまずかった。

 

「会長の、俺たちの夢は誰にも笑わせない。俺たちは笑われるために、潰えるために夢を掲げたわけじゃねぇんだ……!だから―――――!」

 

 匙はさっきから指が動いていない、拳の形に固定された手に魔力を込める。

 

「今日俺はぁ……!お前を超えていくっ!!」

 

 その拳を見て一誠は修業中にタンニーンに言われたこもった一撃のことを思い出していた。

 夢や欲望。願いを拳に込めて放たれた拳は一発で戦況を変えることがあると。

 それを放てる相手はどんなに格下であっても油断するなと教わった。

 

 言われた時に一誠はその言葉を実感できなかった。だが匙を見てなんとなくであるが理解する。

 その全身から発せられる圧を感じてヤバいと直感した。

 

『相棒。奴が放てるのはあと一度だけだ。それに全てをぶつけてくるだろう。気を抜くな』

 

「あぁ。わかってるさ、ドライグ」

 

 ボロボロになりながらも前進することしかできない愚直さ。

 自分の全部を賭けることで勝利を引き出せようとする覚悟。

 それがひしひしと伝わってくる。

 

「これで最後だ……行くぜ匙ぃいいいいいいいっ!!」

 

 一誠は手加減無しで突進し、拳を振るった。

 トラックの突進に等しい龍の鎧の一撃。

 匙は意識があるのかはっきりしない目で見据えながらも龍の拳を避けた。

 

(マズイ!一撃がくる!?)

 

 カウンターとして放たれた拳は一誠の胸に打ち込まれた。

 その時、一誠は違和感を覚えた。

 

(身体が、動かねぇ……!?)

 

 匙のカウンターを決められた一誠はその場で時が止まったかのように動きを止めた。

 

 心臓打ち、という技がある。

 格闘技などで胸の心臓の位置を正確に強力な一撃を打ち込むことで一瞬だけ相手の動きを止める技。

 カウンターという形で放たれた拳の衝撃は本人の意図しない形で赤龍帝の鎧の奥にある生身に衝撃を伝え、技を成功させていた。

 

 次の攻撃を覚悟した一誠だったが、それより先にドサッという音が耳に届いた。

 匙は一誠に一撃を放った瞬間に意識を失い、今膝を折って倒れた。

 

「匙……お前……」

 

 タンニーンから教わったこもった一撃。それを以てしても一誠の動きを一瞬だけ止めるのが精一杯だったのだ。

 匙はそのままこのゲームから脱却した。

 

「匙、お前はすごい奴だよ……」

 

 心の底から一誠は匙元士郎という友人の在り方を称賛した。

 

「イッセー!」

 

 あの場からそれなりに距離が出来ていたのだろう。

 ゼノヴィアが近づいてきた。

 

「やったのか?」

 

「あぁ、なんとかな。そっちは?」

 

「倒したさ。中々に将来性のある後輩だった」

 

「そっか」

 

「イッセー?」

 

 棒立ちになっている一誠にゼノヴィアが訝しむように名を呼んだ。

 

「あんな風にさ……ダチをブッ飛ばしたの初めてだったんだ」

 

 修業中に一樹とは何度も喧嘩したが、こんな風に全てを賭けてきた相手を踏み潰すように殴ったのは一誠にとって初めての経験だった。

 

「わかってたし、覚悟してたつもりだったけど……クソッ!」

 

 それでも実際経験してみればこの後味の悪さは。

 一誠はゼノヴィアの手を握った。

 

「少ししたらちゃんと頭を切り替える。だからもう少しだけこのまま握らせてくれ」

 

「……うん」

 

 鎧の中で震えているだろう手をゼノヴィアは握り返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハハハッ!!やっぱ大したことねぇな!」

 

「うぜぇな!邪魔なんだよ!」

 

 右手に手甲を着けた一樹が左手に槍を持って巨漢の男と相対していた。

 先程の一射からアムリタはこちらを何か見定めるような眼で見てくる。

 

(手甲は着けたけど右腕が動かねぇから防御として意味がねぇ)

 

 射抜かれた右腕は当然動かずに慣れない左腕だけで槍を振るうが相手が思った以上に頑強だった。

 相手の放つ拳を避け切れないと判断し、腹に力を込める。

 しかし、その瞬間にありえないことが起こった。

 

「ゴッ!?」

 

 殴られた腹が爆発し、一樹は大きく後方に吹き飛ばされ、壁に激突する。

 立ち上がると巨漢の男は感心したように口笛を吹いた。

 

「俺の神器、【巨人の悪戯(バリアント・デトネイション)】を喰らって死なねぇとは大したもんだ!」

 

(今の爆発は神器のモノか。能力は触れると爆発するってところか?)

 

 相手の能力を考察し、どうするか思考する。

 

「だが、曹操の奴も気にかけてるからどんな奴かと思えばこの程度じゃ、仲間にする価値も無さそうだぜ!」

 

 近付いてくる巨漢の男。まだ一樹は爆発のダメージで動く事が出来ない。

 

「まぁ、でも曹操が連れて来いって言ってたからな。このまま動けねぇようにして運んでやるよ」

 

 悪意の手が一樹に迫る。

 その手を睨みつけるように見ているとその腕に細い幾重もの糸が絡みついてきた。

 それと同時に誰かが一樹を抱えて巨漢の男と距離を離す。

 

「大丈夫!いっくん!?」

 

「急いで来てみればどうゆう状況かな、コレは?」

 

 現れたのは白音とイリナだった。

 イリナが擬態の聖剣で男の腕を拘束し、その隙に白音が一樹を抱えた。

 一樹を助けたことでイリナは男から聖剣の糸を離して一樹の横に立つ。

 

「2人とも、どうして……」

 

「会場の至る所で変な霧が発生してて。一樹くんも戻ってこないから白音さんと黒歌さんとで探したのよ」

 

「姉さんも?」

 

「その霧が結界の役割を持ってたらしくて入れなかったんだけど、黒歌さんが侵入できるようにしてくれたの。今はその逃げ道を維持してくれてるわ。他にも悪魔の人たちが事態の収拾に動いてる」

 

 イリナが説明すると一樹はそうか、と短く答える。

 そこで白音が驚いたようにアムリタの顔を凝視している。

 

「アムリタ、先輩?」

 

「え?知り合い?」

 

「俺の、中学時代のダチだよ。今は禍の団の英雄派ってところに所属してるらしい」

 

「!?」

 

 一樹の言葉に白音が驚きの表情をする。

 イリナも驚いてはいたがすぐに思考を切り替える。

 

「禍の団ってことはテロリストってことね!とりあえずここで捕縛しましょう。話はそれからでもできるでしょう?」

 

 イリナの提案に一樹は押し黙ったままアムリタだけを見据える。

 

「白音、イリナ。お前らは邪魔な2人を頼む。俺はアムリタの奴と話がしたい」

 

「え!?ちょっと!!」

 

「ここで捕えても後で話せるか判んねぇし……頼むよ」

 

 真剣な表情で頼む一樹にイリナはどうすべきか迷うが白音が前に出た。

 

「いっくんの好きにすればいいよ。私は、それを全力で支持するから」

 

 見ると仙術を使用して猫の耳と尻尾を露にする白音。

 イリナは仕方ないわねと嘆息した。

 

「2人がそういうんじゃ私も賛成するしかないじゃない……」

 

「悪い。ありがとな」

 

 そして一樹は()()()()()()()()()()()()()()

 自分の右腕が動くことを自覚して手を開いたり閉じたり、肩を回したりした。

 痛みは完全に引いていないが動かすに申し分がないくらいには治癒していることに気付く。

 

「どうしたの、いっくん?」

 

「いや、なんでもねぇ」

 

 不可解な現象ではあったが一樹は今考えることを放棄した。

 この場で考えて解ることでもないし、あとでアザゼルに調べて貰えばいい。

 そんなことよりも今やるべきことは―――――。

 

 かつての友人に視線を向け、槍を構える。

 一樹にはどこか彼女が笑っているような気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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