太陽の種と白猫の誓い   作:赤いUFO

38 / 122
36話:ドラゴンからのお褒め

 幾つもの炎弾を禁手に至った一誠へとぶつけるが、それが一向に効果を得られない。

 

(全身鎧になったことで今までみたいに意識しなくてもドラゴンのオーラが守ってやがる!鎧自体も相当に硬いのか!?)

 

 生半可な威力では足止めすら叶わない。その強固な装甲に舌を巻く。

 そして厄介なのは防御力だけではなかった。

 

「速っ!?」

 

「ウスノロ……」

 

 後ろにいた筈の一誠が、いつの間に一樹の横に並び、拳を振るってくる。

 掠っただけでも大ダメージは免れない。それを躱し、距離を取ろうとするが、そうはならなかった。

 躱せたのは一発だけ。二発目は反応すらできずに殴られ、一度腕を引っ張られると一誠の乱打が炸裂する。

 それは闘気を全力の防御に回さなければ殺されかねない攻撃だった。

 

「肘打ちぃ!裏拳!正拳!とりゃぁああっ!?」

 

 その猛攻に一樹は自分を巻き添えにする覚悟で炎の球を爆発させ、その爆風で距離を取る。

 しかし一樹が着地するより速く、一誠は後ろへと回り込んでいた。そのまま蹴りを叩き込まれてサッカーボールのように跳ばされる。

 

 ゴロゴロと転がりながら自身の状況を把握に努める。

 

(肋骨が何本かやられた。倍加を全部身体能力の強化に回してる影響で基礎能力の差がデカすぎる……!?)

 

 ぺっと血の混じった唾を吐き出しながらやや離れた位置にいる一誠を視界に入れる。

 

「勝てんぜ、お前は」

 

「禁手化したくらいでずいぶんと強気じゃねぇか、えぇおいっ!」

 

 強がって見せるがこのままでは勝ち目がないことは一樹が1番理解している。もっともそれを素直に諦めの良い性格はしてないが。少なくとも一誠相手に。

 アザゼルは一樹が最後に見た時は一誠の暴力的なオーラからアーシアを守っていた。もしかしたら一誠の覚醒した禁手の力を見るためにこの喧嘩の様子を見ているのかもしれない。

 見る者によっては見殺しに近い状況だが一樹はそれでよかったと思っている。

 これは日ノ宮一樹と兵藤一誠の喧嘩だった。

 どれだけ力の差が在ろうとこれは2人の喧嘩なのだ。

 だから、無用な横槍は遠慮願いたかった。

 

(もっともこの力の差は如何ともしがたいな……)

 

 槍を構えながら一樹はどうするかと考える。

 接近戦では圧倒的に向こうが上で勝ち目がない。

 かといって頼みの聖火もあの鎧の前では大きな成果は望めない。

 

(八方塞がりだな、こりゃあ……)

 

 折れた肋骨を押えていると一誠がドラゴンショットの構えを取った。

 

『おい相棒!いい加減にしろ!!そんなものを撃ったら本当に日ノ宮が消し飛ぶぞ!?』

 

「うるせぇドライグ!こいつはアーシアと朱乃さんの弁当を台無しにしやがったんだぞ!その罪をアイツの存在そのものから帳消しにしてやらぁ!!」

 

『落ち着けというのだ!?』

 

 ドライグがどうにか宥めようとするが、本人が聞く耳持たずだ。

 そんな中で一樹は自分が出来ることではなく出来そうなことを考える。

 

 ――――――ま――――えなら―――――。

 

「あぁ、今の俺なら、もう少しだけ―――――」

 

「なにぶつぶつ言ってやがる!このまま懺悔しながら消え失せろぉおおおおおっ!!」

 

 放たれたドラゴンショット。

 それに一樹は左手を前へと突き出した。

 ドラゴンショットの光が一樹を包み込む。

 それを見てドライグが殺ってしまったかと神器の中で頭を抱えたい気分だった。何よりこうなる前に止めなかったアザゼルに対して怒りを抱く。

 しかし、ドライグの予想は覆された。

 

 突き出していた左手より前に大きな黄金の盾のような物が赤い布か毛皮に見える何かが付着しており、それが宙に浮いて一樹を守っていた。

 

「なんだよそれ……!?」

 

 ようやく冷静さが戻ってきた一誠は一樹が突き出している盾の異常性に気付く。

 自分の最大倍加のドラゴンショットを防いだ浮遊する盾。一樹の右腕の手甲と同じ聖のオーラを放つソレ。

 一樹は無視して槍を構える。

 

「やったら、やり返される……だったら今度はこっちの番だよな?」

 

 矛に炎が噴き出した。

 

「でもお前の炎じゃ俺は傷つけられないぜ!」

 

 左右の籠手を交差させて防御の構えを取る。

 

(ただ撃つだけじゃ足りねぇな。同じ力でももっと効率良く力を使わないと……もっと鋭く薄く圧縮。イメージは刃のように。撃つんじゃなくて、斬るイメージで飛ばす!!)

 

 イメージを固定化してそれを槍の矛を触媒に炎が形作られ、斜めに振るった。

 炎の斬撃と呼ぶべき刃は禁手化した一誠の反応を超えて発射された。一誠の右の腕と腹の部分の鎧を斬り裂いて生身まで届かせた。

 

『まさか……』

 

「ごふ……っ!?」

 

 ドライグの信じられないという驚きの呟きと同時に一誠が吐血し、膝をついた。

 例え覚醒したばかりとはいえ、禁手化した自分の鎧が破られるとは夢にも思わなかったのだ。

 

「そう簡単にワンサイドゲームになんてさせるかよ……これで、わからなくなっただろ?」

 

 以前レーティングゲームでライザーに腹を貫かれながらも自身の炎を喰らわせた時と同様の表情を作って槍を支えに立っている。

 一誠の方も鎧の中に聖火を通したことで傷だけでなく、体の中に聖の力が入り込んだことで傷とは別に痛みが走る。

 

 しかし、そこで十二の黒い翼を生やしたアザゼルがアーシアを抱えて降りて来た。

 

「そこまでだ!これ以上問題を起こす気なら俺がお前らを黙らせるぜ?」

 

「よく言いますよ。兵藤が禁手化したから性能を見るために静観決めてたでしょう?」

 

「それについちゃ悪かったよ。イッセーがガチでお前を殺そうとするとは思わなくってな」

 

 言われて一誠がバツの悪そうに顔を顰める。

 アーシアも今回の件は怒っているらしく、涙目で訴えてくる。

 

「もうイッセーさん!お弁当のことを怒ってくれるのは嬉しいですけど今回はやり過ぎです!一樹さんが死んでしまったらどうするつもりだったんですか!」

 

「ご、ゴメンアーシア……」

 

 聖母の微笑みを使用して傷を癒しながら怒るアーシアに一誠は禁手を解いて頭を下げた。

 次に一樹の方へと顔を向ける。

 

「一樹さんもですよ!せっかく私と朱乃さんが頑張って作ったのに!」

 

「その件に関してはホント申し訳ない」

 

 両手を合わせ、頭を下げて謝罪する一樹。

 その姿を見てアザゼルが苦笑した。

 

「とりあえず、お前らはタンニーンの背に乗ってアーシアの治療を受けろ。一旦、グレモリー邸に戻るように言われててな。急がねぇと」

 

 アザゼルの言葉に一樹と一誠は目を丸くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「というわけで、お2人にはダンスのレッスンを受けてもらいます」

 

 リアスの母、ヴェネラナに告げられた一誠は驚いた表情。一樹はあからさまに嫌そうな顔をした。

 グレモリー邸の別館に着いた2人は風呂に入ってボロボロのジャージは捨て、用意された衣服に着替えた後にグレイフィアにヴェネラナの居る部屋に通された。

 そこで言われたのがこれである。

 

「レーティングゲームを開始前日にグレモリー家主催のパーティーを行うのです。その際に最低限の作法を身につけて頂かなければなりません。お2人ともダンスの経験は?」

 

「盆踊りなら任せてください」

 

 ガッツポーズを取って阿呆な発言をする一樹にヴェネラナの眼が細まる。

 

「すいませんでした……」

 

 その鋭利な視線に耐えきれなくなり、一樹は即座にテーブルに手と額を押し付けて謝罪した。その顔には冷や汗が伝っている。

 

「お前よくここでそんな馬鹿な発言できたな……」

 

「うるせぇ……どうにか免除できないかと考えた結果がこれだよ。クソ!」

 

「コホン。とにかくお2人には今からダンスのレッスンを受けてもらいます。一誠さんは私と。日ノ宮さんはグレイフィアと。お願いね、グレイフィア」

 

 後ろに控えていたグレイフィアに指示すると彼女は頭を下げる。

 

「かしこまりました奥さま。では日ノ宮さまこちらへ」

 

「お手数をおかけします」

 

 こんなことなら冥界に来る前にダンスも教えて貰えばよかったと後悔しながらグレイフィアに案内された。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここで歩幅を合わせてください。手はこうして」

 

 グレイフィアの指導を受けながらも正直一樹は慣れないダンスに辟易していた。

 これなら、タンニーンのところで修業していた方がマシだと思える程に。

 必死に生き残るために山を駆けずり回る方がダンスのレッスンより楽だと感じる自分はおかしいのだろうか?と真剣に悩んでしまう。

 

 2時間のレッスンを終えて休憩に入るとグレイフィアに差し出された水を礼を言って受け取った。

 

「筋は良いと思いますが、嫌々やってますという感情がダンスに表れてますよ」

 

 グレイフィアの指摘に一樹は視線を背ける。

 

「すみません。でもどうしても急にダンスの練習と言われても慣れなくて……」

 

 だが、付き合ってくれているグレイフィアに対して失礼だったかと思い、謝罪した。

 そんな一樹にグレイフィアは息を吐いた。

 

「それは仕方がありませんね。ですが、日ノ宮さまもグレモリー家の客人であり、リアスが懇意している人間である以上、それなりの礼節は身につけて頂きます。それに下手に無作法を見せるとアザゼルさまの印象も下がるかと」

 

「……わかりました。俺個人なら最悪嗤われようとかまいませんが、恩人である先生にまで迷惑をかけるのは気が引けるので」

 

 そこで思い出したことがあり、グレイフィアに訊いてみる。

 

「そういえば、アーシアやゼノヴィアは?彼女たちは踊れるんですか?」

 

「彼女たちはお2人が山に行っている間に最低限の作法は身につけてもらいましたが?知ってると思いますが猫上黒歌さまと白音さまは既にこうした作法は身につけているようですよ。リアスお嬢さまの眷属に教授したのは彼女たちですから」

 

「あ、そうですか」

 

 どうやら、アーシアたちは既に習得済みらしい。というか白音たちも踊れるんだ、とちょっと意外に思った。

 

「失礼ですが、私からもご質問してもよろしいですか?」

 

「え?まぁ。俺に答えられることなら……」

 

「この冥界に来て、悪魔のことをどう思いましたか?何分、冥界に人間が訪れるのは稀ですので」

 

 グレイフィアの質問に一樹はうーんと考える。

 きっとグレイフィアが言ってほしいのは美麗賛歌な感想ではなく、本当に一樹が思ったことなのだろう。だから一樹は正直に答えることにした。

 

「人間と、そんなに変わらないなって感じました」

 

 観光に出かけた時に屋台などの店を回り、話をして思ったのはそれだった。

 そしてソーナの夢を笑った古参の悪魔たちの話を聞いてさらにその考えは強まる。

 

 喜怒哀楽があり、多様の考えを持つ。衝突することもあれば避けることもあり、手をつなぐこともある。

 一樹は悪魔という存在にそこまで自分との差異は感じなかった。

 もちろん、悪魔や人外の寿命についてのアレコレは聞いてるが、そんなものは一樹にとって想像の外のことだ。

 

 それを聞いたグレイフィアは気のせいかと思うほどの一瞬だけ優しげに笑う。

 

「貴方のような人が、リアスの傍に居てくれて良かった」

 

「……?」

 

「さ、では続きを始めましょう。先ほどの復習を」

 

「……わかりました」

 

 

 そうして一樹はグレイフィアの手を取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一誠はヴェネラナとのダンスの練習を終えた後に朱乃の元に訪れていた。

 

「朱乃さん。弁当、ありがとうございました。ちゃんと面を向かってお礼を言いたくて」

 

 ちなみにアーシアには既に礼を言っている。

 

「あらあら。喜んでくれたようで何よりですわ」

 

 微笑を浮かべて答える朱乃。しかし、その顔には隠し切れない疲労の色があり、目にはうっすらと隈が見えた。

 

「朱乃さん……ちゃんと休んでますか?俺から見ても顔色がひどいですよ」

 

「ふふふ。殿方にこんな姿を見せてしまうなんて、恥ずかしいですわね」

 

「朱乃さん」

 

 どこか笑って誤魔化そうとする朱乃に一誠は少し強めの口調で名を呼ぶ。それに朱乃は笑みを崩さずに肩を竦めた。

 

「休憩のことなら心配ありませんわ。というより休むようにリアスに怒られてしまいましたから。顔色が戻るまで訓練は禁止だそうです」

 

 レーティングゲームまで日がない。そんな中で訓練を禁止されたことに朱乃は当初反発した。

 それから口論に発展し、目に涙を溜めながら自分の頬を張ったリアスを見て居たたまれない気持ちになり、渋々承諾したのだ。

 

「あ、なら俺も長居しない方がいいですかね?休む邪魔になっちゃいますし」

 

「そんなことはありませんわ。むしろ―――――。少し、中で話していきません?」

 

 部屋に通された室内は一誠に用意された部屋と代わり映えしない内装だった。敢えて違いを言うなら、朱乃の私物とおぼしき小物がテーブルに置かれているくらいだ。

 

「タンニーンさまの特訓はどうでしたか?大変だったのでしょう?」

 

「……毎日死ぬかと思いました。あ、でも禁手にはどうにか至れましたよ!まだ色々と制限があるみたいですけど」

 

 嬉しそうに照れた表情を見せる一誠とは逆に朱乃の表情は僅かな曇りを見せる。

 

「そうですか……イッセーくんは順調に成長しているのですわね……」

 

「朱乃さん?」

 

「せっかくの機会なのに、私は何の成果も出せていない。リアスやアーシアちゃん。それに他の子たちも着実に力を付けているのに。アザゼル先生が言うように、私だけが停滞している」

 

 俯いて唇を噛む朱乃に一誠はしまったと内心で自分の無配慮を呪った。

 朱乃が自分の成長に疑問を感じているのはわかっていた筈だった。禁手に至った興奮で思わず口が滑ってしまった。

 

「朱乃さんは、堕天使の血が嫌いですか?」

 

「……えぇ、嫌いよ。一度この血を全て抜いて新しい別の血を入れ替えられたらって何度も思ったわ」

 

 ぎゅっと自分の腕を掴む朱乃。その立てられた爪で本当に自分を傷つけてしまいそうだった。

 朱乃が自分の父を嫌っている。そのことに関して今の一誠には言えることはきっとない。

 それでも伝えられることは――――。

 

「だけど、その人のおかげで朱乃さんはここにいます」

 

 それでも、伝えられることはある。

 

「俺、朱乃さんのお父さんがどんな人か知りませんけど、その人のおかげで朱乃さんと出会えました。それだけは、感謝してます」

 

 それだけ言うとイッセーは立ち上がって扉に向かう

 

「イッセーくん?」

 

「俺、弱くてドライグくらいしか見れるところのない悪魔ですけど。そんな俺でも禁手に至れました。だから、俺よりすごい朱乃さんだって壁を越えられるって信じてます!」

 

 そのまま朱乃の返事を聞かずに扉を出る。

 もしかしたら朱乃に無用なプレッシャーを与えてしまったかもしれないという思いはあるが、今のは一誠の本心だった。

 朱乃なら壁を越えられる。仲間を信じてる。

 

「俺もまだまだ強くならねぇと」

 

 壁を越えれば朱乃はあっさりと一誠を越えて行くだろう。だからまだまだ強くならなければならない。

 そう思って一誠はタンニーンの下へ急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一旦グレモリー邸に戻って再び修業を再開した後、一誠と一樹は別人のように協力してタンニーンと相対していた。

 そして今日はその修行の最終日だった。

 

「さっさと禁手化しろよ!役に立たねぇな!!」

 

「仕方ねぇだろ!禁手化するためにに2分間無防備になるなんて即座に克服できねぇよ!」

 

 まぁ口喧嘩は相変わらずなわけだが。

 一樹は一誠を担ぎながらタンニーンの攻撃を全力で躱し続けている。

 

 アレからわかったことだが一誠の禁手には多くの欠陥を抱えていた。

 先ず禁手に至るために2分間完璧に無防備になり、この間は通常状態の神器すら使えない。

 禁手の維持は30分で1日1度。それも制限時間より速く禁手を解いても丸1日は使用不可。

 特に2分間神器が使えないのが痛い。

 その間の負担は一樹がすべて賄うことになっている。

 

 降りそそぐ火炎球の雨あられ。しかし以前は逃げるだけだったが今は違う。

 

「オラァ!」

 

 一樹は槍を振るって前に一誠に放った炎の刃を飛ばして大きな炎球を相殺する。

 僅かに時間を必要としたこの技も一度使えればすぐに馴染み、溜めの時間はそれほど要しなくなったのだ。

 新しく出た浮遊する盾も手伝ってタンニーンの攻撃を防げるようになっている。

 

 そうして逃げ回っている間に一誠の禁手化は完了した。

 

「よっしゃぁっ!行くぜおっさん!」

 

「来い、小僧!」

 

 一樹から降りると一誠は跳躍し、タンニーンへと向かって行く。

 ヴァーリと戦った時ほどのパワーは出ていないらしいが、それでも禁手化した一誠の力は凄まじいものがある。

 手加減しているとはいえ、最上級悪魔であり、攻撃力だけなら魔王級とされているタンニーンと戦闘になっている。

 

 最後に放ったドラゴンショットはタンニーンを僅かに後ろへと追いやるほどの威力を見せていた。

 

「いい一撃だ。禁手化したことで火力だけなら最上級悪魔に手が届くほどか。それに日ノ宮一樹も単純なパワーでは見劣りするが炎のコントロールと体術の成長は異常と言える程だった。これなら俺も胸を張ってお前たちをリアス殿の所へ送り届けられる」

 

 褒められてこそばゆい思いを抱く2人。

 何せ修業が始まってから褒められるなど初めてのことだったからだ。

 

 日ノ宮一樹と兵藤一誠は互いに大きく力を上げてグレモリー邸へと再度帰還することになった。

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。