太陽の種と白猫の誓い   作:赤いUFO

112 / 122
間に合った!


98話:それぞれの次へ

 京都の町を離れた人が通らない山道を貫鬼は走っていた。

 

「父上が、殺られるなど……!!」

 

 例え自分たちが全滅しても、父である桜鬼だけは倒される事はないと思っていた。

 どうして、自分を置いて逝ってしまったのか。

 失った右腕などどうでも良くなるほどに貫鬼は憔悴していた。

 木を背にして座り込む。

 常に指針を示してくれた父はもういない。なら自分はこれからどうすれば良いのか? 

 もはや思考することも億劫になりかけている貴鬼に近づく影があった。

 

「貴方は────」

 

「お久しぶりですね」

 

 見ていて胡散臭い笑みを張り付かせた男だった。

 顔に火傷がある、悪魔。

 

「ギニア・ノウマン」

 

「はい。お迎えに上がりましたよ、貴鬼どの」

 

「……今更私になんの用だ、父上は、グレモリーの悪魔たちに倒された。もはや、九尾たちに反逆した時に、手を貸してもらった礼を期待されても私には何もない」

 

 貴鬼の言葉にノウマンは首を横に振った。

 

「むしろ、貴方だからこそ、これから私の研究に協力してほしいのですよ。今までは独学でどうにか完成させようと思ってましたが、やはり、知っている者の知識は欲しい。それにこれは貴方にとっても決して悪い話ではありません」

 

「なんの、ことだ」

 

「貴方がた妖怪が禁忌とした外法の術。それの再現であり、完成が当面の目標でして。是非ご指導いただきたいのです。そう、あの穢土転生の術を」

 

 そう言ってノウマンはゆっくりと貴鬼に手を差しだした。

 その手に、貴鬼は────。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エネルギーとされていた京都の妖怪たちを解放し、奪われていた霊脈は再び八坂の姫の管理下へと戻った。

 しかし、今回のように他者に奪われる事態を考慮し、正常な流れに戻るまでの間、三大勢力の戦力を間借りする形になった。

 ちなみに、九重をあっさりと敵の手に落としてしまったアザゼルには突入班からそれはもう、白い眼と嫌味のオンパレードを叩きつけられた。

 解放された妖怪たちは皆疲弊していたが、この短い期間に二度も救われ、何のもてなしもないままに帰せば末代までの恥になると表側で経営されている人間の旅館を貸切って宴会を準備してくれた。

 京都の妖怪の疲弊も凄まじいため、接待は比較的に余力のある者たちで行っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イッセーさん! これ、美味しいんです! 食べてみてください!」

 

「イッセーくん。お飲み物の追加はどうですか?」

 

「イッセーさま。こちらのお魚はどうでしょうか? 取って欲しいお料理があればお申し付けください」

 

「赤龍帝! ここの茸料理は絶品だぞ」

 

「え? あ? いや! そんなに一気になんでもかんでも出されても食えないって────」

 

『ん?』

 

「いやー全部うまそうだなー!」

 

 4人の声が笑顔と共にハモると一誠が体を小さくして勧められる食事を口に運んでいた。

 九重の頬には張られた痕が残っている。

 意識を完全に取り戻した九重に待っていたのは母親からの平手打ちだった。

 それからこの場に現れるギリギリまでお説教タイムだった訳である。

 しかし、母親助けた九重の顔は疲労の色は有れど晴れ晴れとしていた。

 

 

 

 

 

 

「ゼノヴィア、くっ付いた体は大丈夫?」

 

「あぁ。まだ、痛みはあるが、問題はない。流石に今回は死んだと思ったさ……」

 

「ほんとうよ。アーシアさんに感謝しないとね! 私もゼノヴィア程じゃないけど、今回は重症だったし」

 

 イリナとゼノヴィアは治してもらった体に触れながら、食事を摂っていた。ゼノヴィアは大量の血液も失っているためにいつもより多く食べている。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやーこれすごく良いお酒だわ~。ロスヴァイセー飲んでるー?」

 

「く、黒歌さん! 勝手に注がないでください! 溢れます!」

 

「いいからいいから!! 今回、私たち、おもてなしされてるんだから! 好きなだけ飲み食いしないとね~!」

 

 高級日本酒を飲みながらロスヴァイセのコップにも別のお酒を注ぎ込む黒歌。

 この数十分後、酔ったロスヴァイセに盛大に絡まれ、攻守が逆転するのだが自業自得である。

 

 

 

 

 

 

 

「僕、途中から全然意識がなくて……情けないですぅ!」

 

「そんなことないよ。ギャスパーくん、大活躍だったんだから」

 

 途中から敵の手中に収まり、気が付いたら事件が解決していたギャスパーは盛大に落ち込んでおり、祐斗がフォロー入れながらも料理に舌鼓を打っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リアスとアザゼルはこの場には居らず、八坂の姫を交えた京妖怪の首脳陣と今回の件で色々と話があるらしく、別室に案内されていった。

 

 そんな中で一樹は1人、窓際に座りながら、徳利に入った日本酒をお猪口に注いで呷る。

 

「うめぇ……」

 

 満足げに大きく息を吐く。

 再び酒を注ぐと一誠と目が合う。

 つい先程、共闘したからなのか、互いの視線が交わるだけで意思疏通が図れる。

 

(おい日ノ宮! この状況何とかするのに手を貸してくれ! めちゃくちゃ居ずらい!)

 

(は? 嫌に決まってんだろめんどくさい。大体女の子よりチヤホヤされて嬉しいだろハーレム王)

 

(嬉しい! 確かに嬉しいけど4人ともなんか火花散らしてるから緊張して料理の味が全然わっかんねぇんだよ!!)

 

(知るか。慣れろ。俺に頼んな、酒飲む邪魔すんな)

 

(この薄情者のアル中がっ!!)

 

 それから一誠から視線を外し、お猪口に注いだ日本酒を楽しんでいた。

 すると、自分に近づいてくる気配を感じた。

 

「美味そうに飲むの。人の世では、酒を嗜むのはもう少し先だった筈じゃが……」

 

 一樹に話しかけてきたのは八坂だった。

 

「カタいこと言わないでください。酒が不味くなるんで」

 

 一樹の言葉に八坂は確かに、と苦笑した。

 リアスやアザゼルとの話し合いが終わったのか、2人もこの場に現れていた。

 アザゼルは黒歌とロスヴァイセに絡んで、酌をさせており、リアスは一誠に群がっている4人に手を叩いて程々にするよう窘めている。

 

 というか、八坂が自分になんの用なのか分からずに首を傾げていると、向こうのほうから話題を振ってきた。

 

「1つ、謝罪をしておこうと思ってな」

 

「謝罪、ですか?」

 

「お主が禍の団に攫われた時のことを……」

 

 八坂の言葉を聞いて一樹はあぁ、と声が漏れる。

 

「龍神恐さに見放し、捜索もろくに加わらなかったにも拘らず、今回、裏京都を救うために尽力してくれた。感謝の言葉も────」

 

「やめてくださいよ」

 

 八坂の言葉が居た堪れなくなって一樹は言葉を遮った。

 その手には次の徳利を持っている。

 

「俺だってあの時に、貴女を助ける作戦を辞退してましたし。今回だって、部長たちの意見に従っただけで、俺自身京都を救いたいと思ったわけじゃないし。あ~。だから、そんな神妙な顔で謝罪を口にされても困ると言いますか……」

 

 本当に困ったように一樹は視線を逸らす。

 酒が入ってるせいか余計なことも口走ったことを自覚した。

 

「まぁ、今回の件でこっちは色々とお礼をして貰ってる訳だし、それでいいんじゃないですか?」

 

 そう締め括ると、八坂はそうか……とだけ微笑んだ。

 

「この宴くらいは楽しんで行ってくれ。今、妾たちが出来るのはこれくらいだ」

 

 それだけ言うと立ち上がり、九重の傍に寄った。

 九重も母が来ると体を擦り寄らせる。そんな微笑ましい母娘の光景があった。

 

「飲んでるね、いっくん」

 

「まぁな~」

 

 近づいて来た白音に一樹は適当な返事を返す。

 その返事が気に入らなかったのか、軽く小突かれた。

 

「その着物、今回の貰いモンか? 似合ってるぞ」

 

「褒めるの遅い……それも適当過ぎ」

 

「すみませんねー」

 

 今回の件で送られたお礼で女性陣は高級な着物を頂いていた。実際、女性陣は皆、その着物を着てこの場に居る。

 白音は橙色を基調とした生地に、白い帯。彩取り取りの花が描かれた着物で、髪を纏めて簪を刺していた。

 一樹の反応が不服だったのか不満そうにジト目を向けてくる。

 それに肩を竦めた一樹は一度酒をテーブルに置き、白音の髪に触れ、顔を近づける。

 

「似合ってると思ったのは本心だ。綺麗だよ、とっても……」

 

 囁かれたその言葉に白音は頬を染めて顔を背ける。

 それで終わりとばかりにテーブルに置いていた徳利とお猪口を手にしようとすると、徳利の方を白音が手にする。

 

「白音も飲むのか? 珍しいな」

 

「違う。お猪口、こっち」

 

 言われて、一樹はお猪口を白音に差し出す。

 慣れない手つきで白音が酌をしてもらうと、それを一気に煽った。

 その味はさっきよりも断然────。

 

「美味いな」

 

 目を細め、満足そうに微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「会って行かなくて良いのか?」

 

「マダ、時期ではありまセンので」

 

「今回、手を出す気はなさそうだったに、結局最後は手を貸しちまったなぁ、アムリタ」

 

 帝釈天の言葉にアムリタは申し訳ありまセンと頭を垂れた。

 

「別に、謝ることはねぇさ。それで、あのガキの方はどう思った?」

 

「力不足を否めまセンが、確実に、力を付けてイマス。彼と全力で闘えルのも、そう遠くナイかと」

 

「そうかい。それは楽しみだZE! ま、お前さんらのペースでやんな! 邪魔は、俺が刺せねぇからよ!!」

 

「ありがトウございマス」

 

 会話はそれだけ。

 アムリタと帝釈天はその後、京都の町を一瞥することなくその場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは────―」

 

 ライザー・フェニックスはシャルバ・ベルゼブブに案内されて見せられた()()に口元を覆った。

 

「どうだね、素晴らしいだろう。まだ未完成だが、これが完成した暁には、偽りの政権を打倒するのも夢ではない」

 

 やや興奮気味に話すシャルバにライザーは顔を顰めた。

 彼は旧魔王派に近づきながら情報の収集。必要であれば、フェニックス家は現政権を切り、旧魔王派を本格支援するか見定めるためにシャルバに接触していた。

 しかし、今見せられた光景にライザーは驚愕の表情をする。

 もしこんなものが冥界に放たれれば、現政権の打倒どころではなく、一般市民。そして、悪魔という種そのものが滅亡しかねない。

 

 それでも、まさか本当に? という疑問からライザーは質問した。

 

「本気で、こんなものを冥界で使うおつもりですか? そんなことをすれば我々悪魔は────」

 

「構わんさ」

 

 取るに足らないとばかりにシャルバは即答した。

 

「偽りの魔王に尻尾を振る愚民どもなど不要だ。我々、真なる魔王が生きてさえいれば問題はない」

 

 冗談ではなく、シャルバは本気で現政権を打倒するなら悪魔社会が崩壊しても構わないと思っている。

 自分たちが要ればいくらでもやり直せると信じ切っている。

 その狂気染みた思考に後退ると、シャルバが残念そうに息を吐いた。

 

「やはり君も理解せんか。残念だよ。君と悪魔の未来を語らうのは、存外に楽しかったのだがね。結局君は、偽りの魔王(むこう)側だったという訳だ」

 

 シャルバから放たれる殺気。

 今目にしたことをフェニックス家。そして上層部に報告しなければこの場から逃げるように動く。

 

 しかし────。

 

「甘いな」

 

 魔力の檻に一瞬で閉じ込められた。

 

不死鳥(フェニックス)とは厄介なモノだよ。口封じに殺そうにも、その再生能力。消滅させようとすれば施設を破壊してしまう。それに君にはまだ利用価値がある。しばらく大人しくしていたまえ」

 

 シャルバの言葉にライザーは己の無力に唇を噛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気持ちわりぃ……!」

 

「慣れない酒なんて飲むからだろ……」

 

「なんでお前は平気なんだよ! あんなガブガブ飲んでたくせに……」

 

「だから慣れだよ」

 

「それ高校生が言っていいことじゃ────うっ!!」

 

 白音が一樹に酌をしているのを見て、一誠の周りの女性陣が真似しだし、一誠のコップに酒を注ぎ始めた。

 最終的にはリアスがストップをかけたが慣れない酒ですっかり一誠は二日酔いだった。

 

「赤龍帝に皆の者。今回も本当に世話になった! 心から感謝する!」

 

 見送りに来ていた九重が再度礼を言うと、リアスが微笑んだ。

 

「こちらも今回は良い経験をさせてもらったわ。今度は今回のような騒動じゃなく、駒王町に遊びにきて。待ってるわ」

 

「うむ! その時はよろしく頼む!」

 

 リアスと九重が悪手を交わすと丁度新幹線の搭乗時間だった。

 一誠たちを見送り終えると九重が傍に居た八坂の裾を握った。

 

「母上。私は今回、赤龍帝たちに迷惑ばかりかけてしまった。自分が情けない」

 

 握り拳を作り、ジッと見つめる。

 

「だから、これからはもっと色々なことを教えて欲しい。今度は私が赤龍帝たちを助けられるように」

 

 今回の事件で九重にどんな影響があったのかその答えが現実として影響するのはまだ先の話。

 ただ、誰かの力になりたいと意志を強く持つ娘に八坂は無言で頭を撫でた。

 

「私は、もっと強くなる。そして色々なことを出来るようになり、胸もおっきくなって将来────赤龍帝の正妻の座を手に入れるのじゃ!!」

 

 夢を大きく。宣言するように狐の少女は拳を大きく振り上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴァーリさま! お怪我はございませんか!」

 

「問題ない。使えそうなものは粗方持ってきた。解析を頼む」

 

「はい! 直ちに!」

 

「おーいメディア―。俺たちもいるんだぜぃ?」

 

「あーはいはい。傷は自分で何とかなさい」

 

「こいつは……」

 

 彼らの中で恒例のやり取りをして一息吐く。

 ヴァーリたちは世界を巡り、伝説の存在に戦いを挑んだり、今は滅んだ。あるいは何らかの理由で放置されている異界に隠れた遺跡などを探索していた。

 今回は後者で、偶然見つけた異界の神殿を探索し、中に棲みついていた魔獣などを蹴散らしたりして貴重品をかっぱらっていた。

 

 この場に居る全員が緊張の糸を緩めていると、不意に声が聞こえた。

 

「んー。可愛い孫が仲間たちと世界を冒険! 青春してんじゃない! 僕ちん感激!」

 

 その声を聴き、全員が声の方を振り返る。

 立っていたのは銀髪の中年男性。

 彼を見るなら、ヴァーリが絞り出すようにその男の名を呼んだ。

 

「リゼヴィム・リヴァン・ルシファー……っ!!」

 

「おいおい! お爺ちゃんを呼び捨てか? 殺気なんて撒き散らして物騒だねー。おじいちゃーんって僕ちんの胸に飛び込んで来てもいいんだゼェ? あひゃひゃひゃひゃ!!」

 

 人を逆撫でするような笑い声をあげるリゼヴィム。

 アーサーがヴァーリに質問する。

 

「ヴァーリ、この方は……」

 

「そうだ。前ルシファーの息子であり、俺の祖父だ」

 

 その事実を消し去りたいとばかりにヴァーリは吐き捨てるように告げた。

 その射殺すような視線を気にする様子もなく話始めた。

 

「ちょいと俺も今、忙しくなぁ。使える手駒も限られてるし、おじいちゃんのお願い聞いてくれるぅ?」

 

「誰がっ!!」

 

 今にも襲いかからんばかりの殺気を振りまくヴァーリにリゼヴィムは明後日の方向に視線を向けた。

 

「そういやぁ、つい最近、俺の義娘ちゃんを見かけたぜぇ。お前のママンだよ、ママン!」

 

 ヴァーリの動きが止まった。

 

「新しい男とガキをこさえて幸せそうにしてたなぁ! いやぁ、嬉しいねぇ! もう縁が切れたとはいえカワイイ義娘が幸せそうに暮らしてる姿を見ておじいちゃん目尻に涙が浮かんじゃったよ!」

 

 目尻に涙を浮かべるリゼヴィム。

 そして、わざとらしく不安そうな顔をした。

 

「でも、心配だよなぁ。せっかく幸せになったのに、運悪くはぐれ悪魔に捕まって、一家ともども、なんて起きたら、おじいちゃん悲し過ぎてどうにかなっちゃう~」

 

 ヘラヘラと笑いながら言うリゼヴィムにヴァーリは歯をギリッと鳴らした。

 

「あの人と家族には手を出すな────殺すぞっ!!」

 

 かつて、一誠の力を引き出すために家族を殺すと脅したことのあるヴァーリ。

 まさかそれが自分に降りかかるとは思ってもみなかった。

 

「勘違いすんなよヴぁーりちゅわぁん! 可能性の話をしてるだけなんだから。ま、今はそんなことはいいんだよ! それで、僕ちんのお願い、聞いてくれる?」

 

「────何をさせるつもりだ?」

 

 ヴァーリの言葉にリゼヴィムは口元を吊り上げた。

 

「決まってんでしょ? お間抜けなオーフィスちゃんが取り逃がしちゃった太陽を、俺たちが取り戻すんだよ」

 

 

 

 所々で、悪意が牙を研ぎ、喰らい付こうと動き始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次からは原作14巻に入ります。

でもしばらくは他作品を中心に活動するかも。別作品も完結させたり切りの良いところまで進めたり、新作も書きたかったりするのでいつになるかは不明です。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。