旅の御伴は虎猫がいい   作:小竜

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受験生たちの娯楽

 

 

 この飛行船は大きな作りのようだった。

 三次試験会場までの移動について説明を受けた部屋、食堂やシャワー室といった具合に、私は見て回る。

 

 仮眠室もあった。一部屋にベッドがいくつも並んでおり、カーテンで仕切る程度の簡易なものだ。そこでトリニティ三姉妹をみかけた。というか、その3人しか仮眠室にいなかった。

 レノンとリズはベッドで寝ており、サクラはベッドに腰をかけていた。サクラの優しげな双眸が私を捉える。

 

 私の全身が総毛立つ。いつ仕掛けられてもいいように臨戦態勢をとる。

 

「そんなに慌てずとも良いではありませんか」涼やかな風のような声。「他にも寝具はたくさん用意されていますし、休んでいかれてはいかがです?」

「あんた、笑えない冗談はやめなさいよ」

 

 柔和な笑み浮かべたサクラは、雪のような白い肌に手を添えた。

 

「あら、わたくしは本気で申してますのに」

「命を狙ってくる相手と、同室なんてありえない。地面で寝たほうがマシよ」

 

 サクラの申し出を拒絶する。

 

「その点はご心配なさらずに。少なくとも飛行船の中では、敵対するつもりはありませんので」

「はあっ? あんた、私を殺しに来たんでしょ?」

「試験中以外で、リン様とゴン様を殺すことは、あの御方に禁じられていますので」

 

 笑み以外の表情を見せず、常に小奇麗な話し方をするサクラ。そんな彼女がわずかに言葉を弾ませている。

 

「あの御方?」私は眉根を寄せて尋ねる。「そいつに言われたら、なんでも従うっていうの?」

「ええ、もちろんですわ。わたくしにとって、あの御方の命令は絶対ですから」

「もしかして、あんたがいつも笑ってるのも命令とか言わないわよね?」

「あの御方がわたくしの笑顔を褒めてくださったのは事実です。喜んでいただけることを、命令でなくとも率先して行うのは、当然のことではありませんか?」

「じゃあ死ねって言われたら――」

「喜んで命を捧げましょう。この身も心も全てあの御方のものなのです」

 

 サクラは少し顔を上気させて、恍惚とした焦点が定まらない表情を浮かべていた。

 

 サクラは「あの御方」とやらに心酔しきってるようだ。これも愛の形の一つなのかな? レノンとリズも一緒にいるのは遠慮したい奴らだが、さすがその姉といったところか。

 

「なんにせよ、ここで寝るのはありえないから」

「そうですか。それではまたお会いしましょう」

 

 サクラがしずしずと頭を下げてくる。本当に攻撃してくる素振りもない。私は部屋を出た。

 

 

 

 しばらく歩いて、広いロビーのような空間に戻ってきた。受験生がちらほら見えるが、皆は静かなものである。

 受験生たちは、壁に背を預けて身体を休めていた。疲弊しているが眠れない者も多いようで。

 ぐっすり熟睡してるのは、サングラスの男と金髪の美少年ぐらいか。二人は毛布を身体にかけて寝入っていた。なんだか大物の予感がする二人だ。

 

 しかし、マイコーは本当にどこいったんだ?

 

 見つからない相棒に探して、廊下を曲がったところで、出くわしてしまう。

 地べたに座り込んだ変態(ヒソカ)の後ろ姿っ! まわれー右っ。気づかれる前に離れよう。抜き足、差し足、忍び足……。

 

「リンってば、つれないなあ ♥ ちょっとは相手してよ ♣」

 

 私は反射的に振り返った。相変わらずヒソカは背を向けている。

 

「うっ、なんで私だってわかったのよっ。背中に目でもついてんの?」

「リンの汗の匂いがしたもの ♦」

 

 獲物に大量にむらがるアリをみた時と似た気分になる。

 

「とりあえず飛行船の窓を突き破って、今すぐに飛び降りてこい」

 

 サクラといいヒソカといい、どうして今日は変態ばっかりと出会うんだろう。

 ヒソカは座り込んで何をやっているのか。

 横から覗いてみれば、ヒソカがトランプを組み合わせてタワーを作っていた。

 

 

 こんな隅っこで、座り込んで、孤独にトランプタワー。

 

 

「あんたってば遊んでくれる友達がいないのね……」

 

 私は思わず目元を抑えてしまった。お姉さんってば、なんだか泣けてきちゃったよ。

 ヒソカを見て、ふと思い出す。こいつ、念能力が使えたんだっけ。

 念能力。トリニティ3姉妹も使っていたが……。

 

「そういえば、念能力が使えるでしょ? ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

「念能力に興味があるのかい?」

「私が倒したい相手が、たぶん念能力者なのよ。対策をたてなきゃいけないんだけど、そもそも私ってば念能力のことあんまり知らないのよね」

「教えて欲しいのかい?」

 

 こくこく、と私は首を縦に振る。

 

「くっくっく、素直なキミは可愛いなあ ♥」ヒソカが口に手を添えて笑う。「でも、タダじゃつまらない ♣ ボクを楽しませてくれたら教えよう ♦」

「あんたを、楽しませる?」

 

 むむむっ、と考えに詰まってしまう。ヒソカと戦うのは死んでも嫌だし、下手したら殺されちゃうし。それ以外となると……。

 ヒソカのトランプが目に入った。

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

「むうう……」私はトランプを3枚手に取った。「こうやって、ゆっくりと、やれば……」

 

 私が一心に見つめるのは、そろそろ5段目が完成予定のトランプタワーだ。ぷるぷると震える私の腕。絶対に壊してなるものか……。全神経を集中し、トランプ3枚をうまーく乗せて、

 

「よし、5段目が完成ねっ」

 

 私はトランプから離れるように座り込んで、吐息と共に緊張を投げ捨てた。

 

「今度こそ完成できるかもねえ ♦ でも、そうしたらキミは相手にしてくれないからなあ ♥」

「わざと壊したら……、奥歯ガタガタいわせて泣かすわよ? ここまできたら、なにがなんでも完成させるんだからっ」

 

 鋭い眼光で牽制するも、ヒソカは涼やかな顔をして5枚のトランプを持ち、タワー6段目に着手していた。小憎たらしいことに、楽々とトランプを積み上げていく。

 

 ヒソカが楽しませろっていうから、文字通り遊んでいるのだ。

 まさかヒソカがこんな遊びで許してくれるとは、驚きである。でもトランプタワーを提案したところ、「じゃあ、それにしようか ♥」と即答だった。

 

「しっかし、こんなに難しいとは思わなかったわ……」

 

 最初は鼻で笑ったものだ。トランプを積み上げるだけなんて、楽勝だと。でも、意外に難しくて、私が何回か崩してしまった。

 ヒソカがトランプを数枚投げた。トランプタワーに向かって飛んでいき、6段目のところで綺麗にそろって積み上がる。しかもタワーは揺れもしない。

 

「えええっ、なにそれ、ずっるくない!? どうやってんのよ、私にも教えなさいよっ!」

「それは難しいねえ ♥ この方法は念によるものだよ。ボクにしか出来ないからさ ♣」

「反則っ! 反則っ!」

 

 私は両手をあげて、ぶーぶー文句を言う。

 

「ほらほら、キミの番だよ?」

 ヒソカが意地悪に急かしてくる。

「ああ、リンの真剣な表情……、勃っちゃうよ ♥」

「黙れ地獄の業火で焼かれろ」

 

 私は口で罵りながらも、念に関してこいつは凄いんだと、内心で感心していた。

 

 

 

 そしてようやく――。

 

 

 

「やったっ! できたっ!」

 自分でも驚くぐらいに声が弾んでいた。

 トランプタワーは、ついに最後の8段目まで完成したのである。

 

 思い返せばここまで来るのに、随分と長かった気がする。汗まみれの身体に鞭打って、ヒソカの相手をした私自身を褒めてあげたいっ! さあ、完成したトランプタワーを心に刻んで――「えいっ ♥」

 

 トランプタワーは悲しい音をたてて崩れ去った。私は冷水をぶっかけられたみたいに驚いて、徐々に身体の内に溶岩のような怒りがわき上がってきて、

 

「くくくっ、くくくくくっ! リンと一緒に作ったものを壊すこの快感……、たまらな――」「なにしとんじゃワレぇ!」

 

 私はヒソカへと飛びかかって、思いっきり殴っておいた。

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

「いやはや、うっかり殺しちゃうところだったわ」

 

 私は誰もいない廊下を一人歩いていた。頭をぽりぽりと掻きながら反省をした。

 マウントポジションでヒソカを20発も殴るのは、さすがにやりすぎだった。ヒソカじゃなきゃ、完全にあの世行きであろう。

 

 だが、殴り疲れて肩で息をする私に向かって、ヒソカは「いい気持ちだったから、このままボクは寝ちゃうね ♥」とかいう始末である。あのまま永眠してしまえばいいのに。

 

 

 まあ、寝る前にちゃんと念能力の話は聞き出したけどね。

 四大行である「纏」「絶」「練」「発」について。

 「発」は6つのタイプに大別されること。

 なるほど、話を聞いてから最近の過去を振り返ると、思い当たることがちらほらある。

 

 レノンの攻撃力、リズに触れられない状況、サクラの気配断ち。

 全て四大行によるものなのか? たとえばリズは「纏」、サクラは「絶」を使っているとか?

 いや……、それだけじゃない。「絶」「纏」だけでは説明がつかないことがある。

 つまりやつらは「発」――必殺技を使っているのだ。

 3姉妹がそれぞれ、能力は何なのか? 勝率を上げるためには考える必要がある。

 

 私はふわ~と大きなあくびをした。

 ……今日はもうダメだ。頭が回らない。

 

 そんな時、聞き覚えのある声が飛んできた。展望室あたりからだろうか?

 私の足は再び展望室へ向かう。

 そこにいたのはゴンとキルア、そしておじいちゃんだった。

 

「これではらちがあかんのー。2人いっぺんにかかってきても良いぞ」

 

 ほくそ笑むおじいちゃんを前に、キルアのこめかみは怒りで震えていた。

 おじいちゃんの足元にあるボール。

 キルアが上から飛びかかり、ゴンは足元へと突っ込んでいく。おじいちゃんはカメレオンみたく、両眼をギョロリと独立して左右に動かし、二人を視界に捉えた。キルアを左手であしらいながら、右足で跳躍してゴンをかわしている。

 

 滝のような汗を流すゴンとキルアだが、あれでは一年中追っかけても取れなさそうだ。もっとも、私も偉そうなことは言えないが。

 

「やーめた! ギブっ! オレの負けっ!」

 キルアが冷めた表情で敗北宣言をしていた。床に投げ捨てられた上着を持って、立ち去ろうとする。

 

「なんで? まだ時間はあるよ? 今のだってもう少しで取れそうだったしさ」

 ゴンはおじいちゃんを指差して、まだやろうよとキルアを誘う。

 

「ったく、何もわかってねーなお前は……。あのジイさんは左手と右足しか――」

「ゴン、誘ったって無駄よ」

 

 私はいち早くキルアの言葉を遮った。キルアはバツの悪そうな顔をして、頭を掻いた。

 意地の悪い笑みを浮かべて、キルアに歩み寄る。

 

 

 私は忘れていない。ババアと連呼されたあの日のことを……。

 

 

「こいつ、絶対に勝てないってわかったから、やる気がなくなったのよ」

 私はキルアの胸板を人差し指で二度つついてやる。

「うっせえなあ。やってもない奴が舐めたこと言ってんじゃねえぞ?」

「ふふん、私はさっきやったもの。どっかのキルアと違って、両手両足まではクリアしたからね」

「なっ! このババアが、そこまでっ?」

 

 私は胸を反らして鼻高々に自慢してみた。今はババアと言われても、子犬がきゃんきゃん吠えているようにしか聞こえない。

 キルアはネテロへと振り返り、真偽を確かめる視線を送る。ボールを床へ弾ませているネテロは、一度だけうなずいた。

 キルアは唖然として、その場に立ち尽くしていた。

 

「へ~、リンってばすごいんだねっ」

「す、すごくなんかないわよっ。普通よ、フツー」

 顔を輝かせたゴンの素直さに当てられて、私はそっぽを向いた。

 

「よーし、オレもどうにかして右手までは使わせてみせるぞっ。ネテロさん、早く続きやろうよっ!」

「ほっほっほ、若さゆえの勢いは、嫌いではないぞ」

「キルアっ! やっぱりもう少し一緒にやろうよー」

 

 ゴンがキルアにおいでおいでと手招きしている。

 キルアが私のいる方へバッと振り返ってきた。『ドヤァ』と自慢げな顔で私は応じる。

 

「ああ、やっぱ俺もやるわ。ギブは撤回な」

 キルアが上着を投げ捨てて、臨戦態勢に入った。

 

「ババア、見てろよ。オレも絶対に両手両足を使わせてやるからなっ」

「はいはい、せいぜい頑張んなさいよー」

 キルアにおざなりに手を振ってから、私はキルアとゴンのことを眺めていた。

 これは2人にとって、いい修行になりそうだと内心で思った。

 

 修行……、そういえば……。

 ハンター試験が始まってから、ゆっくりと絵を描く暇もなかった。

 好きな絵を描く。それは虹色芸術(ナナイロアート)を身につけてからも、継続していること。

 雪月花を両手で持って、目を閉じてゆるりと立つ。

 力を入れすぎてもいけない、気が抜きすぎてもいけない。

 雪月花を身体の一部として受け入れたままで、自然体となる。

 己の体内の感覚を研ぎ澄ます。身体全体に広がった光を、みぞおち辺りに集約するイメージ。

 やがて輝くものが点へと集約されていく。

 

 今日は何を描こうか?

 

 ふとよぎったのは、森や小鳥である。

 私は描きたい、私は描きたい、私は描きたい……

 そう思うだけで身体の内にある点が、形は変えずに力強さを増していく。

 やがて太陽を凝縮したような輝きとなっていく。

 点の位置を徐々に変えて、雪月花の先端へ。

 私は目を見開き、雪月花を大きく振るった。飛行船の壁に木と枝にとまる鳥を描きあげる。

 

「ふーむ、なかなかじゃ」

「うわっ! ビックリしたっ! おじいちゃんやめてよっ、寿命が縮まるじゃない!」

 

 ゴンとキルアを相手にしながら、おじいちゃんが私の絵を覗き見てくる。なんちゅう器用なボール遊びしてるんだ。っていうか、背後でキルアとゴンがめっちゃ攻めてるのに、全部見ないで避けてるぞ。

 

「これは良い修行じゃのう」

「あ、そう? でもまあ、そこそこって感じの絵だけど、ちょっと集中力がたらないかな。このあたりの線とか少し弱いし」

「いや、絵という意味では……」おじいちゃんが頭をぽりぽりと描く。「まあええわ。これはジンがやれと言ったのか?」

「私がやりたいから、描いてるだけよ」

「なるほどのう。独学でたとりつくのか。いやはや、赤ん坊は教えずとも身体の使い方を覚えていくが、まさにそれと同じじゃのう。お主を見てると、血が沸くわい」

 

 ひょっひょっひょと、老練な笑みを浮かべるおじいちゃん。

 

「どういうこと?」

「若者の成長を喜ぶジジイの独り言よ。気にするでないわ――、よっと!」

 

 おじいちゃんは旋風となって私から離れていく。汗まみれのゴンとキルアが必死の形相で後を追っていった。

 なんか良くわからなかったが、とりあえず私は絵を描き続けるとしよう。

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

「おっ、リン。こんなところにいたのか」

 

 30分ぐらい経った頃、マイコーがトコトコ歩いて近寄ってきた。

 

「そりゃ私の台詞よ」膝上に乗ってくるマイコーに向かって話す。「っていうか、ちょっとは元気になったの?」

「ああ、そうだなー。心配かけて悪かったなー」

「そっか。ならいいけど」

 

 私は雪月花を床へと置いた。マイコーの顎を優しく撫ぜる。マイコーが喉の奥でゴロゴロと気持ちよさそうな声を鳴らす。

 ゴンとキルアは、まだボール取りをしていた。

 ゴンがボールにいくと見せかけて、おじいちゃんのお腹へ頭から突っ込んだ! よほど硬かったのか、ゴンは頭を押さえている。だが、それも一瞬のこと。

 

「もういっちょ!」

 

 目尻にうっすら涙を浮かべたゴンは、それでも頭から突っ込んだ。おじいちゃんはわずかな逡巡のあと、ゴンの頭に右手を添えて飛び越えた。ゴンは勢い余って壁まで突進して、頭から激突する。

 

 空中を舞うおじいちゃんへ、キルアが肉薄する。狙いはおじいちゃんが左手で持つボールだ。だが、おじいちゃんは左足裏でキルアの肩を受け止めた。相手の勢いを利用して、おじいちゃんの身体は一回転。キレイに着地する。

 

 ゴンがくるりと身体を振り向かせた。キルアは小さくガッツポーズをとる。

 

「今、右手を使ったよね」

「あと、左足もだぜ」

「やったー!」

「オレたちも両手両足使わせてやったぜ! どうだ、みたかババアっ!」

 

 キルアの表情は疲労もあるが、それ以上の達成感で占められていた。

 

「なに言ってんのよ! 私だって2人なら、もっとおじいちゃんの本気を引き出せるわよっ」

 

 私は口を尖らせ、憮然とした声で抗議する。

 

「じゃあ、リン。オレと組んでやってみようよ!」

「おい、ゴンっ! お前は俺と組んでるんだからダメだろっ!」

 

 キルアが焦った様子でゴンの肩を掴んだ。お前はゴンのなんなのさ、と思っていると胸の内側から、だんだん笑いがせり上がってくる。

 私は不覚にも笑いがこぼれ落ちた。

 

 

「リン」マイコーの声が羽毛みたいに柔らかかった。「楽しそうでいいな」

「いやあ、本当にあの2人ってば楽しそうよね」

「そっちじゃなくて、オマエのことだよ」

 

 マイコーが見上げてくる。キリっとした瞳に、どこか温かい光があった。

 

「よしっ、じゃあオイラたちもやるとすっかっ!」

「やるって……、何をすんの?」

「リンの相棒といったらオイラだろ?」膝から飛び降りたマイコーが堂々と腕を組む。「一緒にじいちゃんから、ボールとってやろうじゃないか」

 

 予想外の申し出に私は耳を疑った。マイコーは普段、こういう遊びは乗ってこないのに。

 

「本気なの?」

「にゃんだよ、オイラじゃ不服っていうのか?」

「そんなわけないわよ! それじゃ、2人でおじいちゃんをビックリさせるわよっ!」

 

 

 私たちの夜はまだまだ長そうだった。

 

 

 

 

 




読んでくれた皆様、今日もありがとうございます。

それぞれのキャラとだいぶ絡みが増えてきた今日この頃。やはり原作キャラをオリキャラとどうやって触れ合うか考えるのは、二次創作の醍醐味なのでしょう。僕もワクワクします。

次回「ソルディック家の人々(仮題)」
キルア個人と二人での絡みですね。

また次回、お会いできたら嬉しく思います。
それでは(^^)/

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