『四凶と仕事』
「なぁ。お前らの金の出所どこからなの?」
そう大広間にいるコントン、トウテツ、トウコツの三人に聞いたのは、キュウキだった。
「どうした?薮から棒に?お前が金の事を気にするなんて珍しいな。」
「いやな、これから家計簿をしっかりつけて置こうと思ってさ。でもお前らが何で金稼いでるか知らないでつけるのも怖いからな。」
ちなみにキュウキは裏山でとれるタケノコを売って金を得ている。
「何故知る必要がある?金が入ればそれでいいではないか。」
「まぁそうなんだけどさ、コントンやトウテツが何してるのかなーって。」
「ナゼ、キニナル?」
「私~?」
「仕事出来なさそうだから。特にコントンが。まぁトウコツの仕事も気にならなくはないけどさ(笑)。」
「私は仕事してないぞ。」
「ん!?ならどうやって金稼いで来てるんだ?」
「家にある物を売って金を得ている。」
「「「…………」」」
「なるほど、道理で俺のズボンがちょくちょく紛失するわけか。」
「私のぬいぐるみがある日突然姿を消したのも~?」
「オレ、ツノ、ナクナッタ、コトアル。ゲイイン、ワカッタ。」
「…………しまった。」
~トウコツ制裁中~
「ズミマゼンデジダ」←(ボッコボコのトウコツ)
「どうする~?トウコツちゃんの中身全部出して綿詰めて新しいぬいぐるみにする~?」
「コンド、オレガ、アタラシイノ、カッテヤル。ダカラ、ヤメテヤレ。」
「は~い。」
「ろくなもんじゃ無かったな…。そういえばトウテツお前はどうなんだ?」
「オレハ、ゴミカイシュウノ、シゴト、シテイル。」
「え…、まさかゴミを食って回収「シテナイ。チャント、ゴミカイシュウノ、クルマツカッテル。」ですよねー。」
「……ウマクナイカラナ。」ボソッ
「え?」
「ナンデモナイ。」
「あ、あぁ。じゃあ、最後はコントンだな。コントンはいったい何してるんだ?地味に一番稼いで来てるだけ疑問なんだけとさ。」
「私~?私はなんか読者モデル?っていうのやってるよ~。」
「…………え?マジ?」
「ナンダ。キュウキ、シラナカッタノカ?」
「まぁ、キュウキは家で一番そういった流行などに興味が無いからな。知らなくても変ではない。」←(いつの間にか復活しているトウコツ)
「いや、だとしても何で誰も言わない?コントンが読モしてるって。」
「「本人から聞いてると思ってたから。」」
「キュウキ君なら知ってるかな~って。」
「………。」
「なんか~読んでた雑誌で募集してたから~なんとなく応募して~オーディション?ってのいったら採用されちゃたみたい~。」
「…………トウコツ。」
「…………なんだ?」
「お前恥ずかしくねぇのか?」
「……キュウキそろそろ飯にしないか?」
「………だな。」
四凶目 終
すっごいぐだぐだ。