……にしても相変わらずの低クオリティだなあ。
あれから数ヶ月が経ちました。
おばあちゃん、私はしっかりやれているでしょうか。
───羽入、あなたはしっかりやれていましたよ。
そうですか───ありがとう、なのですよ。
私も冒険家になったことですし、これから色々と頑張ってみようと思うのですよ。アキトくんのサポート……とか。
剣の腕もアキトくんの半分の実力を出せるくらい上がりましたしこれからは足を引っ張らないようにするのです。
「アイリス」
「あうっ!」
……やっぱり締まらないんですよね。知ってましたが。
「ここにいたか」
こことは星がよく見える建物の上の事です。
ここの景色を……みんなで見たかったものです。そう、カイルさんも一緒に。
「……カイルのことか?」
アキトくんは私の心象を理解したのか、声をかけます。エスパーですか。
「……俺がもう少し強ければな、助けられたかもしれない」
アキトくんは申し訳なさそうに呟く。
「貴方のせいではないわ……私が……もっと強ければ」
「……俺を超えない限りは無理だが」
「ここは同情してよ」
私がそう言うとお互いに苦笑し合う。
「……」
「……」
「……」
「……」
「……なんか喋ったら?」
しびれを切らしたのかアキトくんが言う。
「アキトは……あの島、好きだった?」
「……まあな。宛もない俺を匿ってくれたのはアイツらだし」
「島のみんな事も好きだった?」
「まあね……ってまだ死んでないだろ」
「あうっ」
頭に軽くチョップを入れられる。
いつもの殺気が篭ったものではなく、歪だが少し優しい感じがして私は思わず笑ってしまう。
「アキト……」
「今度は何?」
「好き」
「…………は?」
「………………………………へ?」
って私何言ってんですか!?
「あっ、あう!?」
「それはこっちのセリフだよ……」
み、ミスした……でももう流れに乗ってしまえ!ええい!
「アアアアキト!」
「……なんだ」
私は立ち上がってアキトくんに向き合う。相変わらず綺麗な碧眼だ。
「わ、私は……! アキトが……す、しゅきです! あぅぅ……!」
思いっきり噛んでしまう。
「……落ち着け。伝えたいことをゆっくりと話すんだ。俺はどこにも行かないから」
アキトくんは立ち上がって私を見る。やっぱり身長差がありますよね。私とアキトくんって。
「アアアアキト!」
「だから落ち着けって」
「好き!」
「率直だな」
アキトくんは苦笑しながら私の頭を撫でる。
「……あぅ?」
「ありがとう」
アキトくんがそう言うと私は思わず泣き出しそうになる。
「え、えっと……それって!」
「……だけどちゃんと段階は踏んでくれ……流石に恥ずかしい」
アキトくんは目をそらしながら言う。
「こ、答えは……イエス……?」
「…………まあ」
私は思わず
彼の唇を奪ったのだった。
ということでこれで一応完結………にしようかなあ。続けてほしいという意見があれば続けるかも。
新しいものの執筆もしたくてね?
それでまあいま考えているのは
牙狼(オリ主)×ミサキ(バトガ)
原作は牙狼。白銀の鎧を纏う青年とミサキのイチャイチャラブストーリーを書きたいという欲からこんな突拍子もない物が生まれた。
もしくは
闇の王子×ハイスクールDxD
か。
仮面ライダーでハイスクールDxDやろうと思ったのですがどうせなら白猫やってみようと。
やるなクソ野郎という人は感想で言ってくれれば。
ではさようなら。また逢う日まで