はいはーい小町ですよ~。比企谷小町、最近のブームは我がごみいちゃんこと比企谷八幡のお嫁さん、つまり私のお姉ちゃん候補探し!こっそり雪乃さんと結衣さんといろはさんから聞いた情報によると、お兄ちゃんが増えた理由は七夕に原因があるとか⁉ななななんと、お兄ちゃんに告白したいという願望がお兄ちゃんを増やしたとからしいですっ!これは小町的に相当ポイント高いですよっ♪
で、今日も今日とてお姉ちゃん候補の一人、いろはさん率いる生徒会にお邪魔させて貰ってるんですが…。
「先輩が~、先輩で~、先輩だから~。」
いろはさんお兄ちゃんの話ばっかりで仕事してない(笑)副会長さんと書記さんもラブラブイチャイチャしながら 仕事してますが、正直大変過ぎますね~(笑)で、いろはさんから色々聞いたところ、お姉ちゃん候補は今5人、大志くんのお姉さんこと川崎沙希さんと、文化祭でお兄ちゃんと一悶着あったらしい相模南さんって人らしいですよ。
「小町ちゃんはわたしの味方してくれるの?」
「え~と小町はお兄ちゃんの味方なのですよ~。なので、いろはさんの味方というよりはお姉ちゃん候補のみなさんの味方です。」
「そうなんだ~。小町ちゃんが味方だったらやりやすいんだけどな~。」
いや~、しかしあのごみいちゃんにこんなにお嫁さん候補が出来るなんてびっくりだな~。あ、勿論嬉しいびっくりだけどっ。
「いえいえ、いろはさんが必要な時は協力しますよ~。それもお兄ちゃんのためです。」
「お~。ありがと~小町ちゃん♪」
それにしてもお姉ちゃん候補は綺麗な人ばっかりでお兄ちゃん目移り沢山しそうですね!いろはさんも凄くモテるのに、お兄ちゃん以外には結構キツい事言うしね。戸部さんとか(笑)噂をすれば戸部さん登場!
「ちょ、いろはす~、俺に仕事任せて自分は話しまくりとかずるくね?」
「わたしか弱いんで~、力仕事とか戸部先輩の体力作りの為にもなるのでいいじゃないですか?」
「いろはすっべえわー、俺泣きそうだわ~。」
「あ、もう仕事無いんで、戸部先輩帰っていいですよ~。」
「っべえわー。いろはすひどすぎっしょ~。」
この戸部さんの人の良さ(笑)これでモテないとか可哀相ですね~。ま、しゃべり方がちょっとウザいのでしょうがないかも?
「あ、戸部先輩、ついでに先輩呼んで来てくださいお願いします。」
いろはさんがひどすぎる!
「マジか~、ヒキタニくんのとこ遠すぎっべ、妹ちゃんもいるんだから携帯で…」
「お願いしますねっ♪」
「…。っべえわー…。」
うわぁ…もう可哀相過ぎて見てられないっ。
「で、何の用だ一色。」
我がお兄ちゃんの登場だよ!相変わらず目が腐ってるけどお兄ちゃんはこれが一番だし小町は好きだよ!あ、今の小町的にポイント高い♪
「せんぱーい、これなんですけどぉ~。」
戸部さんの時とは全然違ういろはさん。うーん、甘えまくりだな~。お兄ちゃんもなんだかんだでちゃんと聞いてるし。お兄ちゃんはお兄ちゃんだから、年下に甘いんだよね。あ、お姉ちゃん候補みんなに甘かったのかな?そうだとしたらお兄ちゃんなかなかのやり手!
「あ~、わあったわあった。俺がやっとくからお前はそっちちゃんとやれ。小町、一色はちゃんと仕事してるのか?心配なんだけど。」
「してるよ~。お兄ちゃんについて色々話しながら♪」
「なんだよ、俺の悪口で盛り上がってんの?小町、お兄ちゃん泣いちゃうよ?」
「うわぁ…お兄ちゃん気持ち悪いよ…。」
どうしてお兄ちゃんはすぐネガティブに考えちゃうかな~。
「小町ちゃん辛辣ぅ~。さって、泣きたくなるから仕事に没頭しますかね…。」
「せんぱーい一緒に仕事しましょうよ~。」
「あ~くっつくな!一人もしくは小町とやれ!」
「も~、先輩のくせに~!」
ぷく~っとほっぺを膨らますいろはさん。いろはさんが散々アピってるのに気づかない唐変木なごみいちゃん。うーん、雪乃さんや結衣さんもいいけど、いろはさんもなかなかですね~。迷うな~。お兄ちゃんは誰を選ぶのかな?あ、戸塚さんとか言ったら殴ろう。
「お兄ちゃんお兄ちゃん、お姉ちゃん候補は今誰が一番?」
「何言ってんだお前は。そんなのぼっちの俺にいるわけねえだろ。むしろ将来すらぼっちの可能性まである。強いて言うならとつ…」
ボカッ。
「いてっ!何すんだ小町!」
「お兄ちゃん、戸塚さんは可愛いけど男の人だよ…。」
「ばっか、戸塚は天使だから性別とか…」
ボカッ。
「うおっ。一色まで何すんだ!」
「先輩キモいです!」
「お兄ちゃん小町的にポイント低いよ…。」
全くこのごみいちゃんは…。素直じゃないんだから。ま、小町はそんなお兄ちゃんで良かったけどね。願いごと叶うといいなぁ。
お兄ちゃんに素敵な彼女が出来ますように。お兄ちゃんが幸せになれますように。
七夕の短冊、小町的にポイント高い♪
小町視点のお話でした。時系列では、ゆきのんとガハマさんがルミルミに会いに行ってる日です。