でもこの鎮守府探索ってタイトル段々意味なくなってません…?
あれから。
「ふぁぁ・・・」
戻ってきて普通に寝ましたとさ。
ご飯も食べたし、制服に着替えもしたけど・・・
眠い。
とにかく眠い。 あと五分だけ寝させてほしかったけど・・・
大鷹に叩き起こされました、ハイ。
それはまぁ置いておいて。
今日は潜水艦寮に行くことに。
潜水艦寮かぁ。 ・・・嫌な予感がするのは気のせいかな?
「さぁ、行くわよ? ・・・神鷹?」
「あ、あぁ。 うん、今行くよ!」
この鎮守府にいる潜水艦の子は・・・
あと誰がいたっけ?
「ねぇ大鷹、この鎮守府に潜水艦って何人いたっけ?」
「んー? そうねぇ・・・。 だいたい5人とか7人あたりじゃない?」
それぐらいはいるのかな・・・?
会えばわかるか・・・。
足取りが自然と軽くなる。
朝特有の爽快感と雑音を受けながら潜水艦寮に向かっていった・・・。
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さてさて、潜水艦寮に到着。
『潜水艦』というだけあって海に一番近い所にあるみたい。
とは言っても隣接って程でもないけどね。
「「失礼しまーす・・・。」」
さてさて、この寮はどんな感じかな・・・?
面倒ごとに絡まれたりとかしなければいいけど・・・。
「いらっしゃいなのね!」 「
「・・・え?」
まってましたといわんばかりのクラッカー。
「空母の新入りさんが来るってのを聞いてまってたのね!」
「大鷹さんもお久しぶりです。はっちゃん達も一緒に案内、しますね?」
「お、お手柔らかに・・・?」
うーん。 反応にこまる・・・ まぁまだまし、かな? 取り敢えずついていこう。
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うん。流石潜水艦。
たいしてなにもなく終わりそう。
というか案内されてて気づいたけど、他の寮とあまり変わらないのね。
・・・あれ? 絡まれなかったのって駆逐艦寮と潜水艦寮だけな気がする。
それでいいのか戦艦や空母たち・・・。 あ、でもそれだと私も入るのか。
じゃあ私以外の空母や戦艦たちと巡洋艦? まって、なんか多くね?
・・・大丈夫か。この鎮守府。
そんな心配をしつつ寮の廊下を見て回っているとふと、視界のすみっこで何かが通り過ぎた。
「・・・艦載機?」
「艦載機? もしかして水戦のこと? イクは知らないけど・・・」
「私も知りませんね・・・ どうせだからこのまま探してみましょうか。」
水戦・・・。 敵でないことを祈るばかりである。
だって私の装備未だに九六艦戦と九五爆雷だけなんだよ?
せめて艦爆なり爆戦なりくれてもいいと思うんだけどねぇ・・・。
「_で、ここが次に潜水艦が来た時のための空き部屋なの。 これでこの寮は終わりなのねー。」
「え、あ。うん。ありがとう。」
「なぁにー?その反応。さては聞いてなかったの?そんな子にはこうなのね!えいえいっ!」
「___!?」
脇に両手をつっこんでまさぐられる。
だが残念、私には効かない_ ・・・あ、これ無理だ。
「_っ!___ちょっ_やめ_あははははっ!」
・・・気が付いたら馬乗りの状態でお顔真っ赤にされてしばらくダウンしたのは伏せておく。
そのままようやく回復して起きたころにはイクがはっちゃんに説教されてた。
うん、前言撤回。ここも絡まれたわ。 話聞いてなかった私の自業自得だけど。
「・・・まったく。 _ごめんなさいね。この馬鹿にはちゃんと言っておきますから。」
「は、はい・・・。そ、それじゃあ大鷹?」
「えぇ、そうね。行きましょうか。」
うなだれるイクの肩に手を置いてそっと微笑む。
多分、悪気はない_というか天然みたいなものなんだろうね。
「・・・さて。行きますか!」
扉を勢いよく開けながら外に踊り出た。
実は意外とこんな生活もいいかもしれないね?
Q:なんで遅くなりましたか?
A:やる気が出なかったんです!許してくださいなんでm(砲撃音
ハイ。つまりそういう訳です。
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