課題などでいっぱいいっぱいですが気力が湧いたので。
皆様も熱中症や脱水には注意してくださいね…?
月と星が窓から見えて、鎮守府を隠すように囲む森を月明かりが照らす頃。
薄めた甘酸っぱいりんご酢を二人で飲みながら互いに好きな事をしている。
私はゲームを、大鷹は本を。 ・・・あ、ちなみにRPGです。
「・・・! あ、hage…。」
「・・・(ペラッ」
まさか
ちなみにその後、何度か雑魚敵に死んだり乱入されたりしたもののボスを倒せましたとさ。
あのゲーム雑魚敵が異様に強かったりするからな・・・。 恐ろしや。
まぁそろそろ寝るのだけどね。明日もあるし。
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何処かで音がする。
誰かの声が聞こえる。
けれど、霞んで何も見えない。
俺は、私は、僕は。
遥か先の
望んでいた気がした。
いつからこうなったのだろうか。
この姿になる前の自分が、
どういう場所で、
どういう人と、
どういう風に過ごしていたかは覚えていたけど。
何故か自分の事だけは綺麗さっぱり忘れていて。
何故か
・・・声が聞こえる。
だんだんと声の意味がわかってくる。
「あなたは何になりたいの?」
わからない。
「あなたはどうやって生きていきたいの?」
・・・わからない。
「・・・あなたって_」
うそつきね
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「_____っ!?」
布団を跳ね飛ばして起きる。
鳥肌が立つ。
汗が止まらない。
目眩がする。
心臓の音が聞こえる。
思わず体を両腕で抱きしめる。
・・・柔肌を包み込む感覚の中、しばらくするにつれて落ち着いてくる。
何か、
思い出そうにも思い出せない、もやもやする感覚がくるだけ。
しかし、最後のあの一言だけがやけに胸に残る。
「・・・」
水を飲みながら覚えている事を思い出す。
そう、あの一言。
うそつきね
あれの意味が分からないのだ。
・・・そして、あれを思い出すたびに私の胸を締め付けるような衝動と共に涙が出そうに_
「・・・やめよう、かな。」
駄目だ、今の私は女の子というのもあって涙腺が脆い。
というか少し息が荒くなってきた。
目元が熱くなってくる。
抑えなくては。
大鷹に知られるわけにはいかない。
「・・・んっ。」
水を一気に飲み干してそのまま寝床に戻る。
布団に包まってなるべく何も考えないようにする。
さっき時計を見た分には、このまま寝ても恐らく熟睡する前に朝になるはず。
ゆっくりと、そうして眠りに入っていったのだった。
今回は鎮守府の話というよりも神鷹の話ですね。
最初のゲームは分かる人にはわかる・・・はず。
別に感想とか評価くれても…いいのよ?(チラッチラッ